「中途採用で、京急電鉄に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、京浜急行電鉄(京急電鉄)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、京急電鉄への転職についてご紹介します。
- まとめ|京急電鉄の特徴と転職のポイント
- 京急電鉄の企業情報
- 京急電鉄の採用情報
- 京急電鉄の求人情報
- 京急電鉄に関する口コミまとめ
- 京急電鉄への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 京急電鉄転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが京急電鉄へ転職すべきか判断できるとともに、京急電鉄への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|京急電鉄の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「京急電鉄に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
京急電鉄の特徴
- 京浜地区や三浦半島が基盤の大手私鉄の1つで、京急本線など5路線を運営
- 営業利益の内訳は「交通」「流通」がそれぞれ約3割で、バランスの良い経営をしている
- 保守的で堅実な風土という声や、縦割り組織で風通しはあまりよくないという声が多い
- 同業の中では平均年齢が若いため平均年収653万円だが、40代前半では700万円以上が目安
- 平均残業時間は20〜30時間と同業の中で標準的だが、部署によってはほぼ残業がないことも
- まだまだ女性は少ないが、産休育休は取得しやすく復職して続ける女性も多い
京急電鉄への転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 「事務系」「技術系」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. 京急電鉄の企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都港区高輪二丁目20番20号 |
代表者 | 取締役社長 原田一之 |
設立 | 1948年6月1日(1898年 大師電気鉄道) |
資本金 | 437億円 |
売上 | 連結3177億円、単独1328億円(2015年3月期) |
従業員 | 連結8,885人 単体1,485人(2015年3月31日現在) |
事業内容 | 旅客鉄道事業など |
2-1. 事業内容
京急電鉄は1898年に創業された大手私鉄の1つで、京浜地区や三浦半島を基盤として京急本線、空港線など5路線を運営しています。
品川駅、羽田空港ターミナル駅を拠点として、鉄道事業を核として沿線価値の向上に取り組んでいます。
鉄道事業も含めて以下の通り下記5つの事業領域において、多岐にわたるビジネスを展開しています。
事業領域 | 主なポイント |
交通 | 鉄道事業、バス事業、タクシー事業 |
流通 | 百貨店、スーパーマーケット、ショッピングセンターなど |
不動産 | 都市開発、マンション分譲、オフィスビル賃貸など |
レジャー・サービス | ホテル、飲食業、広告業、レジャー施設など |
その他 | 建設、土木、電気設備など |
ちなみに、直近の業績は2017年3月期に過去最高益を更新するなど堅調です。特に営業利益は主力の「交通事業」と「流通事業」はそれぞれ約3割でバランスの良い経営をしていると言えます。
※なお、現在品川周辺に点在するグループ会社の本社機能を、2019年に横浜・みなとみらい21地区の本社ビルに集約予定。それにより、グループの結束力を高めるとともに経営の効率化を目指しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
京急電鉄は、2035年度に目指す将来像として『品川・羽田を玄関口として、国内外の多くの人が集う、豊かな沿線を実現する』と掲げています。
具体的にはエリアと事業の2つを軸として、以下を重点項目と定めて推進しています。
主なポイント | |
エリア戦略 |
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事業戦略 |
|
以上のように、これまで以上に魅力ある街づくりに取り組むと共に、不動産事業の拡大による成長を目指しています。
2-3. グローバル展開
京急電鉄は、海外事業としては主に「訪日観光客の取り込み」や「海外不動産事業の拡大」に取り組んでいます。
近年は、訪日観光客の多い台湾・タイ・シンガポールに拠点を開設して、現地の旅行代理店との提携や各種イベントへの出展などに取り組んでいます。
また、海外不動産事業については、2016年にインドネシアにおいて他日系企業と連携して大規模な複合開発事業(住宅1000戸と商業施設)を推進しています。
※ジャカルタ郊外で急速に開発が進んでいる地区にあり、現地でも特に注目されているプロジェクトの1つです。
以上のように、近年海外事業を加速させているため、海外志向の人も他社と比較しながら前向きに検討することをおすすめします。
京急電鉄企業HP:https://www.keikyu.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像、業務内容」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 京急電鉄の採用情報
私鉄中堅の鉄道事業者なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、京急電鉄の採用情報についてお伝えします。
3-1. 京急電鉄の採用職種
京急電鉄の採用HPでは現在、中途採用は募集していないため、ご参考までに、ここでは新卒採用で募集している職種をご紹介します。
職種 | 主な業務 | |
総合職 | 事務系 |
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技術系 | 鉄道以外も含めた建築・ 土木・電気・車両などの設計・工事・保守など | |
鉄道現業職 | 運輸系 | 駅係員、乗務員など |
鉄道技術系 | 鉄道に関する建築・ 土木・電気・車両などの設計・工事・保守など |
新卒採用は年間15〜20名程度と少ないため、中途採用の募集も少ない傾向があります。
そのため、もし転職を検討している場合は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 550〜650万円
社員の平均年収 : 653万円(平均年齢37.9歳)
京急電鉄の平気年収は653万円です。以下の通り、平均年齢が若いため競合と比べる一見見劣りしますが、実際は40代前半で700万円以上が目安なので特に悪くはないと言えます。
平均年収 | 平均年齢 | |
東京メトロ | 766万円 | 42.3歳 |
東急電鉄 | 750万円 | 40.3歳 |
京成電鉄 | 741万円 | 42.0歳 |
小田急 | 740万円 | 39.8歳 |
京王電鉄 | 724万円 | 40.3歳 |
西武鉄道 | 721万円 | 41.4歳 |
JR東日本 | 710万円 | 40.5歳 |
東部鉄道 | 696万円 | 46.2歳 |
京浜急行電鉄 | 653万円 | 37.9歳 |
また、残業代はしっかり支給され、福利厚生も十分に完備されているホワイト企業です。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:20〜30時間
京急電鉄の平均残業時間は【20~30時間程度】です。同業の中ではほぼ標準的と言えます。
ただし、本社や現場などによっても残業時間は大きく異なるため、転職を検討する際にはコンサルタント等にしっかりと確認することをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
京急電鉄の採用ページでは中途採用向けのメッセージは見当たりませんでしたが、ご参考までに、新卒採用HPでは「世界で、ここだけの場所に。」とメッセージしています。
また、求める人物像として、新卒では京急沿線をさらに魅力ある街にしていきたい人材が求められていますが、特に中途においては前職の経験やスキルを活かして「魅力ある街づくりを体現できる人材」が求められています。
京急電鉄は沿線価値の向上に取り組んでいるため、選考においては「京急沿線にどんな魅力と可能性を感じているか?」「その中で何を実現したいのか?」を深掘りして考えておくことが重要となります。
※京急電鉄の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. 京急電鉄の求人情報
京急電鉄への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
現状、おすすめ大手転職サイトの公開求人はなく、京急電鉄の採用HPでも募集はありませんでした。
数少ない求人を得るために
京急電鉄は中途採用を積極的には行なっていない印象でしたが、実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため、数少ない京急電鉄の求人を得られる可能性が増えます。
さらに、京急電鉄の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
参考:グループ会社では、営業、IT、バス運転士などの募集あり
社名 | 職種 |
京急不動産 | 不動産仲介営業 |
京急リブコ | マンション管理業・リフォーム業 |
京急ビルマネジメント | 技術コンサルティング業務 |
京急システム | IT関連技術職 |
京浜急行バス | バス運転士 |
京急電鉄グループの採用ページでは、上記のように「不動産関連の営業・マンション管理・技術コンサルティング」に加えて、「IT関連技術職」や「バス運転士」の募集がありました。
グループ会社から京急電鉄への異動はほぼありませんが、京急電鉄のグループ会社としての安定性を求める人は検討してもよいでしょう。
具体的な年収が記載されていたのは「不動産仲介営業」(月給18万円以上+各種手当)のみで、いずれも同業の実務経験者や有資格者が優遇されます。ただし、上記の「技術コンサルティング業務」は1級建築士などの資格が必須条件とされています。
ちなみに、グループ会社の求人も随時更新されるため、転職候補先を効率的に見つけるためには大手転職エージェントに登録することをおすすめします。また、登録しておけば、条件に合う求人があれば連絡してもらうことができます。
5. 京急電鉄に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、京急電鉄の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
京急電鉄に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
同業他社と比べて、平均年収は見劣りせず、また福利厚生も充実しているため待遇への満足度は高くなっています。
20代で約330〜450万円、30代で約600〜700万円で、その後昇進するかによって差がつき始め40代課長で1000万円を超えてきます。
賞与は年間約5ヶ月分でほぼ安定している他、資格取得を促す報奨金制度もあります。
また、福利厚生は一般の大企業並みに充実しており、独身寮・社宅に加えて、財形貯蓄や社内診療所もあるのが好評です。
5-2. 仕事のやりがい・成長
地域社会に貢献しているという実感や、乗客の命を預かるという責任の大きさがやりがいに繋がっているという人が多数でした。
一方で、業務はルーティンワークも多くミスしないことが重要なので、仕事を通じた成長は実感しにくいという声が目立ちました。
また、研修は目的別・階層別に充実していますが、特に鉄道部門で身につく知識は鉄道の専門性が高く、異業種への転職には不利なので留意しましょう。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気については、非常に保守的な風土という声や、縦割り組織で風通しはよくないという声が目立ちました。
特に現場では上下関係に厳しい体育会系のような雰囲気があるため、特に若手のうちは率先して雑用などをこなすと人間関係がスムーズにいきやすくなります。
また、人事制度への不満の声(評価基準が曖昧、上司によって大きく左右される、異動の希望が通らないなど)も目立ち、職場の士気を下げる原因の1つとなっているようでした。
※京急電鉄を志望する人におすすめな他の企業は?
京急電鉄が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 京王電鉄株式会社
- 東京急行電鉄株式会社
- 西武鉄道株式会社
- 東日本旅客株式会社(JR東日本)
- 東京地下鉄株式会社(東京メトロ)
- 首都高速道路株式会社
6. 京急電鉄への転職を成功に導くたった1つのコツ
京急電鉄に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
京急電鉄への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、京急電鉄の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 京急電鉄転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
京急電鉄への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
京急電鉄志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 京急電鉄に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 京急電鉄以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
京急電鉄へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
京急電鉄での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
京急電鉄への転職は安定性・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントは京急電鉄の社風や求める人物像を理解する・京急電鉄転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
京急電鉄転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。