「中途採用で、カカクコムに転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、カカクコムへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、カカクコムへの転職についてご紹介します。
- まとめ|カカクコムの特徴と転職のポイント
- カカクコムの企業情報
- カカクコムの採用情報
- カカクコムの求人情報
- カカクコムに関する口コミまとめ
- カカクコムへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- カカクコム転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがカカクコムへ転職すべきか判断できるとともに、カカクコムへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|カカクコムの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「カカクコムに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
カカクコムの特徴
- 国内大手インターネット企業で、「価格.com」「食べログ」等を運営
- 近年海外進出を進めており、アジア地域を中心に計画中
- 平均年収は600万円、残業時間も30~40時間とIT企業の中でもホワイト企業
- ベンチャーらしい風土は薄れつつあり、意外と堅い雰囲気との口コミも複数あり
カカクコムへの転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. カカクコムの企業情報
社名 | 株式会社カカクコム |
本社所在地 | 東京t渋谷区恵比寿南3丁目5番7号 恵比寿アイマークゲート |
代表者 | 代表取締役社長 畑 彰之介 |
設立 | 1997年12月 |
資本金 | 9億1598万4千円(2016年3月31日現在) |
売上 | 連結:412億75百万円(2016年3月) |
従業員 | 連結:708人(2016年3月31日現在) |
事業内容 | インターネットメディア事業、ファイナンス事業 |
2-1. 事業内容
1997年に設立されたカカクコムは、国内大手のインターネット関連サービス企業です。
AV機器・電化製品を中心とする製品価格比較サイトの「価格.com」やレストラン検索・予約サイトの「食べログ」をはじめ、人気Webメディアを多数運営しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
カカクコムでは、『ユーザー本位の価値あるサービスを創出しつづける』という企業理念を掲げ、ショッピングやグルメ、旅行、映画、不動産などさまざまなジャンルへ事業展開しています。
「価格.com」や「食べログ」といった人気サイトはもちろん、今後も生活者の多様なニーズに応えられる事業を新規拡大していく方針です。
また、これまで日本国内で培ったノウハウを糧として、今後は海外展開にも注力していきたいとしており、特に経済成長著しい東南アジアへの進出を足掛かりとしていく計画です。
2-3. グローバル展開
カカクコムは、現在は日本国内を中心に事業展開しており、事業拠点も東京の他、関西に支社を設立しているのみです。
ただし、今後は日本国内で培ったノウハウを持って海外展開を進める計画を打ち出していて、経済成長の見込めるアジア地域を皮切りに海外進出を進める方針です。実際に、シンガポールで個人向け金融サービス比較サイトを提供している企業への出資も行っています。
これまでの経験を生かして、グローバル展開の初期段階から携わりたいという人には今後チャンスが広がっていくでしょう。
カカクコム企業HP:https://corporate.kakaku.com/
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. カカクコムの採用情報
業界大手のインターネット関連企業なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、カカクコムの採用情報についてお伝えします。
3-1. カカクコムの採用職種
カカクコムでは、事務系・技術系ともに多くの職種で中途採用を実施しています。
「価格.com」といった担当サイト別に募集しているものなど様々ですが、求人の詳細はキャリア採用HPから確認することが出来ます。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 約400万~900万円
社員の平均年収 : 683万円(平均年齢34.8歳)
カカクコムの給与は、同業界のLINEやクックパッド等と比較すると、平均的な水準だと言えます。
満足度の高さは、インターネット関連企業の中でも、グーグルなど巨大外資系企業を除けばトップクラスの満足度の高さとなっています。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:30〜40時間
カカクコムの平均残業時間は【30〜40時間程度】です。同業界のLINEやクックパッド等と比較しても、インターネット関連業界にしては残業時間は少ない企業です。
残業代も全額支払われ、会社全体としてWLBは取りやすいという口コミも多くあるため、待遇面ではホワイト企業だと言えるでしょう。
3-4. 中途採用メッセージ
カカクコムでは、「世の中の『変化』を先取りし、新たな成長の種を発芽させ、企業として次のステージへ向け『進化』を遂げる段階において、自らのキャリアをかけてみようという高い志のある方を採用したい」とメッセージしています。
収益性の高い優良サイトを複数運営し、業績を順調に伸ばしている同社ですが、変化の激しい業界において、常に新規性のある事業を生み出していく必要があります。
既存事業、新規事業のどちらにおいても中途採用を積極的に採用している企業ですが、自らの経験・スキルを生かして共に企業を成長させていきたいという熱意を実際の面接等では伝えることが重要になるでしょう。
※カカクコムの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:カカクコム・募集職種・カカクコムの採用メッセージ
4. カカクコムの求人情報
カカクコムへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、カカクコムの求人情報をご紹介します。大手転職エージェント『doda』『リクルートエージェント』を使って調べると以下のような特徴が分かりました。
4-1. 事務系職種では編集、マーケティング関連業務での募集あり
doda・リクルートエージェントで検索すると、事務系職種では、編集業務、またマーケティング関連業務での求人が多く見つかりました。
編集業務では、金融商品など専門分野での求人が目立ちます。編集スキルのみでなく、特定の分野への知見を生かした業務となるため、やりがいもあり比較的高年収の求人となっています。また、多数のユーザー情報を生かしたビッグデータ分析や企業へのデータ活用提案分野で事業拡大しており、データアナリスト等、分析スキルを生かすことの出来るマーケティング関連職種も複数求人があります。
想定年収は約400万~900万円と広く設定されているため、自信のスキル等をしっかりとアピールし、年収アップの交渉を行うことをおすすめします。
4-2.技術系職種ではWebエンジニア職の募集多数
doda・リクルートエージェントで検索すると、技術系職種では、Webエンジニア職の求人が多く見つかりました。
各サイト別、また複数のサイトに携わる職種など様々な求人が出ています。「食べログ」などの人気サイトでのシステム開発や負荷対策を担当する業務や、現在事業拡大中の新規サイトにおいて、初期立ち上げ段階から携わることの出来る業務まで、エンジニア職の中でも多様な業務で募集があります。
想定年収は約400万~800万円と事務系同様に幅広く設定されているため、転職エージェントなどプロの力も活用して、ぜひ年収アップでの転職を目指しましょう。
5. カカクコムに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、カカクコムの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
カカクコムに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は、同規模のインターネット関連企業と比較すると、まずまずの高評価となっています。
給与水準がずば抜けて高いというわけではないようですが、半期ごとに目標を達成すると順調に昇給していく点、管理職までは1分単位で残業代が支給される点が給与面で高く評価されています。ただし残業については月30時間を超えると人事からのアラートが来るなどかなり厳しく設定されているため、他企業ほど残業代で稼ぐことは出来ないようです。
福利厚生については、職場環境は良好で外部福利厚生サービスにも加入していますが、住宅手当等はなく、やはり日系大手企業と比較すると劣るようです。業界としては平均的という意見が多くありました。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長については企業全体で見ると高評価ですが、業界内では平均的な評価となっています。
やりがいについては、業界トップのサービスを提供しているため、事業インパクトも大きくやりがいにつながるという意見が多くありました。評価制度については、目標達成時の昇給等は明確で満足しているという意見がある一方、目標設定自体が上司の匙加減で決まってしまうため公平性に欠けるというネガティブな口コミも一定数見られます。
成長環境としては、特にエンジニアとしてスキルを磨くには好環境という意見が複数みられます。ただし、ワークライフバランスを重視していることもあり、自分から仕事を取りに行かなければ成長機会がないまま在籍し続けることも出来るため、自己管理が重要なようです。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気については、企業全体ではまずまずの評価ですが、企業風土への満足度が高いインターネット関連企業としてはあまり良い評価ではありません。
口コミとして多いのは、ベンチャー気質の会社だと思い入社したが、意外と堅い考え方で、意思決定スピードが遅いという意見でした。また、事業部ごとに風土が大きく異なるようで、「食べログ」運営の事業部は先進的で組織もフラットという口コミが多く、「価格.com」運営の事業部は縦割りの風土で、組織が硬直しているという口コミが多くなっています。
社員同士は仲が良く、長くまったりと働きたい人にもおすすめの環境のようですが、ITベンチャーへの一般的なイメージで入社せず、所属部署の風土等についてしっかりヒアリングしてから転職を検討した方がよさそうです。
※カカクコムを志望する人におすすめな他の企業は?
カカクコムが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- クックパッド株式会社
- ヤフー株式会社
- グーグル合同会社
- 株式会社リクルートホールディングス
6. カカクコムへの転職を成功に導くたった1つのコツ
カカクコムに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
カカクコムへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、カカクコムの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. カカクコム転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
カカクコムへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
カカクコム志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- カカクコムに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- カカクコム以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
カカクコムへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
カカクコムでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
カカクコムへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・カカクコム転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
カカクコム転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。