日本取引所グループに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

転職 日本取引所グループ

「中途採用で、日本取引所グループに転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、日本取引所グループへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、日本取引所グループへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|日本取引所グループの特徴と転職のポイント
  2. 日本取引所グループの企業情報
  3. 日本取引所グループの採用情報
  4. 日本取引所グループの求人情報
  5. 日本取引所グループに関する口コミまとめ
  6. 日本取引所グループへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. 日本取引所グループ転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが日本取引所グループへ転職すべきか判断できるとともに、日本取引所グループへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|日本取引所グループの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「日本取引所グループに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

日本取引所グループのレーダーチャート

日本取引所グループの特徴

  • 東京証券取引所などを傘下に持つ持株会社
  • 業務はミスしないことが大切で”堅実な風土”という声も目立つ
  • 社員は真面目な人も多数で、やりがいも実感されている
  • 給与は年功序列で満足している人が大多数(平均年収1,023万円/口コミベース)
  • 働き方は職種・部署によっても大きく異なる(残業は月平均30時間)
  • 男女関係なく活躍できる環境/産休育休をとって続ける女性も増加傾向

日本取引所グループへの転職のポイント

  • 現状、採用HPでは中途の募集は見当たらない
  • おすすめ大手転職サイト(公開求人)の中途の募集も限られる
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. 日本取引所グループの企業情報

  概要
本社所在地 東京都中央区日本橋兜町2-1
代表者 取締役社長 兼 代表執行役グループCEO 清田 瞭
設立 2013年
資本金 115億円
売上 連結1,211億円(2019年3月期)
従業員 連結1,110名、単体189名(平均年齢42.8歳/2019年3月)
事業内容 金融商品取引所持株会社グループの経営管理など

日本取引所グループの概要

同グループは傘下に「東京証券取引所、大阪取引所、日本証券クリアリング機構、東京商品取引所」などを有しています。

日本取引所グループの事業概要

2-1. 事業内容

日本取引所グループは、東京証券取引所グループと大阪証券取引所が統合して誕生しました。(2013年設立)

同グループの事業は、主に”日本経済のインフラ”として取引を行う場を提供することです。(マーケット運営に係る制度の企画、上場商品や 取引システムの開発、上場を希望する会社や公正な取引を確保するための審査などを行なっています。)

日本取引所グループの本社

ちなみに、東京証券取引所は世界三大市場の1つに挙げられ、現物株市場では国内の売買代金シェアの約9割を占め、時価総額450兆円以上もの規模を誇ります。

2-2. トップメッセージと事業計画

日本取引所グループのトップメッセージ

日本取引所グループ企業HPより

日本取引所グループは、「第三次中期経営計画においても、安心かつ信頼して使っていただける安定的な市場を提供するという本来的な使命を追求し、『市場への責任』を果たし続けていきます。」とメッセージしています。(同グループの経営理念は以下参照)

日本取引所グループの経営理念

ちなみに、第三次中期経営計画では、以下4つの重点戦略のもと事業を積極的に推進中です。

日本取引所グループの中期経営計画

2-3. グローバル展開

日本取引所グループの海外事業

日本取引所グループ企業HPより

日本取引所グループは、ニューヨーク・ロンドン証券取引所と並び「世界有数の証券取引所であり続けること」を目指しています。

また、海外拠点をニューヨーク・ロンドン・シンガポール・北京・香港などに有しており、海外出張・出向をはじめ、国際会議などに参加するチャンスもあります。

例えば国内勤務でも英語を使う機会もある他、世界の動きを日々リアルタイムに実感できる環境です。

日本取引所グループ企業HP:https://www.jpx.co.jp/corporate/

見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 日本取引所グループの採用情報

東京証券取引所などを運営しているのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、日本取引所グループの採用情報についてお伝えします。

日本取引所グループの採用トップ

3-1. 日本取引所グループの採用職種

現在、同社の採用HPでは中途の募集は見当たらないため、参考までに組織図によれば主な部署は以下の通りです。

主な部署
  • 総合企画部、フィンテック推進室、秘書室、内部監査室
  • グローバル戦略室、ヤンゴン証券取引所支援室
  • 管理スタッフ系職種(総務部、人事部、財務部、IT企画部など)

今後、中途の求人が出る可能性もゼロではないため、もし転職を検討している場合は採用HPだけでなく、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 600~700万円

社員の平均年収 : 1,023万円(平均年齢42.8歳)

会社四季報より

日本取引所グループの平均年収は1,023万円で以下の通り、例えば日本証券金融株式会社(平均年収936万円/平均年齢42.8歳)などと比べて高めです。

給与は年功序列で、昇給のチャンスは年1回(4月)、賞与は年2回(6月, 12月)支給される他、残業代もしっかり支給されるようです。

また、福利厚生は一般企業と比べて充実しており独身寮の他に、厚生年金、慶弔金制度、各種社会保険などもあります。

(転職時の平均年収は若手も多いため、社員平均と比べて低めです。)

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:30時間

日本取引所グループの平均残業時間は【月30時間程度】で、例えば世間の一般企業と比べても同程度です。フレックスタイム制(コアタイム 9:45~14:45)も採用しています。

近年は働き方改革も積極的に推進中(残業削減, PCログイン時間による勤怠管理など)で、「全体としてワークライフバランスは調整しやすい」という声も目立ちます。(ただしIT関連職種などでは残業が慢性的に多いケースもあるようです)

このように働き方は部署・職種によっても大きく異なるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

日本取引所グループの採用メッセージ

日本取引所グループ採用HPより(人事部長メッセージ)

採用HPでは中途向けメッセージは見当たりませんが、新卒向けには『FRONTIER / 日本の市場を世界の至上へ。未来は冒険の先にある。』と掲げ、「アジアで最も選ばれる取引所へ」ともメッセージしています。

また、同社の「求める人物像」は以下の通りです。

  1. 新規領域を開拓し、牽引していく力・タフさを有する人材
  2. 多様なステークホルダーの結束点となる意識を有する人材
  3. 現場に満足せず、より高い次元を目指す意識を有する人材

日本取引所グループ採用HPより(一部抜粋)

中途採用でも、これらはもちろん、同社の目指す方向性(=中期経営計画, 新規領域等)も踏まえて自己PRを組み立てるのも良さそうです。

※日本取引所グループの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. 日本取引所グループの求人情報

日本取引所グループへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

おすすめ大手転職サイト『リクルートエージェント』の公開求人では、「システム開発担当者」で中途の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。

ちなみに、傘下の(株)東京証券取引所でも中途の募集がありましたので、この後すぐ参考までに紹介します。

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。

さらに、日本取引所グループの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

4-1. “システム担当者”で中途の求人あり

日本取引所グループの中途採用の求人

リクルートエージェントでは、同グループ全体の各種システム(株式等の売買システム、株価情報の配信システムなど)に携わる「システム開発担当者」で募集があります。

具体的には、主にユーザー要件定義などの上流工程業務、PM/PL 業務、ベンダーコントロールを担当するやりがいのある仕事です。”総合職”としての募集なので将来的に異動の可能性もあります。

ちなみに、必須要件は「SIer等での金融系システム開発経験」あるいは「金融機関のシステム部門での開発経験」です。【年収500~950万円】

5. 日本取引所グループに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、日本取引所グループの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

日本取引所グループに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

日本取引所グループのレーダーチャート

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 給与は年功序列で、満足している人が大多数
  • 福利厚生は一般企業と比べて充実
仕事のやりがい・成長
  • 若手にも一定の裁量を与えて任せる風土もあり
  • やりがいや自己成長を実感している人も多数
人間関係・社員の雰囲気
  • 堅実な風土・公務員のような雰囲気という声も目立つ
  • グループ全体としての社風も醸成されつつある
その他
  • 男女関係なく活躍できる環境
  • 産休育休などをとって続ける女性も増えつつある

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与(年功序列)は一般企業と比べて高めで、年収に満足している人が大多数です。

残業代はきっちり支給されるため、年収は残業代によっても大きく左右されるようです。(残業が多い部署であれば職種次第では30歳前後で1,000万円に届くという声もありました)

また、福利厚生は一般企業と比べて充実しているため、福利厚生についての大きな不満の声は特に見当たりませんでした。

5-2. 仕事のやりがい・成長

日本の証券市場に貢献しているというやりがいも得やすい他、若手も責任ある仕事に携わる機会も多いため、やりがいや自己成長も実感されています。

研修制度は目的別・役職別に充実している他、各種サポート制度(英会話スクール, eラーニング等)もあることも好評です。

ただし、昇格も年功序列で、頑張って結果を出しても一定の年次までは昇格・賞与にほとんど差はつかないため、優秀な人ほどモチベーションを維持しづらいようです。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

証券取引所の運営に際してミスしないことが特に重視されるため、「堅実な風土」「まるで公務員のような雰囲気」という声もあります。社員についても真面目な人・穏やかな人も多数です。

2013年に設立された日本取引所グループですが、近年はグループ間の人材交流も促進されるなど、グループ全体としての社風や一体感も醸成されつつあるようです

ちなみに、男女関係なく活躍できる環境で、例えば近年は女性管理職も徐々に増えつつある他、管理スタッフ職(人事, 経理など)を中心に産休育休をとる女性も増えているようです。

※日本取引所グループを志望する人におすすめな他の企業は?

日本取引所グループが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 株式会社東京証券取引所
  • 日本証券金融株式会社
  • 株式会社証券保管振替機構
  • 株式会社日本政策投資銀行
  • 日本証券業協会

6. 日本取引所グループへの転職を成功に導くたった1つのコツ

日本取引所グループに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

日本取引所グループへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、日本取引所グループの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 日本取引所グループ転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

日本取引所グループへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

日本取引所グループ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • 日本取引所グループに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • 日本取引所グループ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

  登録必須度 特徴
リクルートエージェント すべての方に◎ 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
doda すべての方に◎ 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア 初めて転職は◎ サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント 外資・技術系は◎ スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

日本取引所グループへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:http://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

JACリクルートメント

JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

日本取引所グループでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

日本取引所グループへの転職は待遇・やりがい・自己成長などの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。

ポイントは日本取引所グループの社風や求める人物像を理解する日本取引所グループ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

日本取引所グループ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。