「中途採用で、ホンダエンジニアリングに転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、ホンダエンジニアリングへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、ホンダエンジニアリングへの転職についてご紹介します。
- まとめ|ホンダエンジニアリングの特徴と転職のポイント
- ホンダエンジニアリングの企業情報
- ホンダエンジニアリングの採用情報
- ホンダエンジニアリングの求人情報
- ホンダエンジニアリングに関する口コミまとめ
- ホンダエンジニアリングへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- ホンダエンジニアリング転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがホンダエンジニアリングへ転職すべきか判断できるとともに、ホンダエンジニアリングへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|ホンダエンジニアリングの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「ホンダエンジニアリングに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
ホンダエンジニアリングの特徴
- Hondaグループの中核企業の1つとして生産技術開発を担う
- 海外事業メインでやりがいや自己成長も実感されている
- 自主性が尊重される風土/社員は優秀な人、個性的な人も多数
- 給与(年功序列的)は競合と比べて高め(平均年収750万円/口コミベース)
- 全体的にワークライフバランスは調整しやすいと好評(残業は月平均25時間)
- 業界的にもまだまだ女性は少なめ/産休育休から復職して続ける女性も目立つ
ホンダエンジニアリングへの転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 採用HP・おすすめ大手転職サイト(公開求人)ともに、様々な「技術系職種」で中途の募集あり
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. ホンダエンジニアリングの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台6番地1 |
代表者 | 代表取締役社長 神阪 知己 |
設立 | 1974年 |
資本金 | 36億円(本田技研工業100%出資) |
売上 | 連結698億円(2019年3月期) |
従業員 | 連結2,800名(2019年3月末) |
事業内容 | 輸送用機器の生産技術開発、設備の製造 |
2-1. 事業内容
ホンダエンジニアリングは、1974年に本田技研工業の”生産技術研究・開発部門”が分離・独立して誕生しました。
ホンダグループは以下の通り、タイムリーに製品を提供するためにSales(販売)、Engineering(生産・生産技術)、Development(商品開発)の機能毎に分社化し、役割を分担して事業を展開しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
ホンダエンジニアリングは、「創業以来、自立・平等・信頼を柱とする『人間尊重』と、買う喜び・売る喜び・創る喜びの『三つの喜び』を基本理念として、時代に先駆けた価値創造に挑戦し続けてまいりました。」とメッセージしています。
また、2017年にホンダグループが策定した”2030年ビジョン“では「すべての人に『生活の可能性が拡がる喜び』を提供する」と掲げ、”量”から”質” へと大きく舵をきり、質の追求(提供価値の質/取り組みの質)によ る成長を目指しています。
2-3. グローバル展開
ホンダエンジニアリングは、アジア/欧米に海外拠点8ヶ所を有しています。
海外売上比率は8割弱にまで伸びており、海外駐在や海外出張のチャンスも十分ある他、国内勤務の場合でも語学力(英語力)を活かして活躍できます。
さらに、海外で活躍できる人材を育成するための制度(語学研修, 異文化対応など)も充実しているため、海外志向の人もおすすめします。
ホンダエンジニアリング企業HP:https://www.honda.co.jp/EG/
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. ホンダエンジニアリングの採用情報
ホンダグループの中核企業の1つなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、ホンダエンジニアリングの採用情報についてお伝えします。
3-1. ホンダエンジニアリングの採用職種
現在、同社の中途採用ページでは以下の通り、様々な「技術系職種」で中途の募集があります。
- 生産技術(四輪の車体組み立て、プレス加工)
- IT企画(次世代IoT生産ライン、工場システム開発)
- デジタル技術開発(生産技術領域)
- 生産技術開発(リチウムイオン電池・全固体電離)
- 設備設計(溶接・組立設備など)
- 設備制御設計・組み立て
- 施設管理(電気設備、工場建屋など)
その他の職種でも今後募集される可能性はあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。(参考までに採用HPによれば、主な職種は以下の通りです)
主な職種 |
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3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 600~750万円
社員の平均年収 : 750万円(平均年齢39.5歳/※非上場企業のため、口コミによる参考値)
ホンダエンジニアリングの平均年収は750万円(口コミベース)で、競合と比べて高めという声もあります。
給与は年功序列で、昇給のチャンスは年1回、賞与は年2回支給される他、残業代もしっかり支給されるホワイト企業です。
また、福利厚生は一般の大企業並みに充実しており、社宅・独身寮・住宅手当の他に、家族手当、財形貯蓄、互助会、住宅共済会、退職金制度、厚生年金基金、保養所などもあります。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:25時間
ホンダエンジニアリングの平均残業時間は【月25時間程度】で、例えば東芝プラントシステム(同 50時間程度)などと比べて少なめです。
近年は働き方改革も積極的に推進中で、例えば残業削減(月30時間以内が目標)はもちろん、ノー残業デーは週2回設定されています。
ただし労働環境(残業時間など)は部署・職種によっても大きく異なるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは中途向けに、「これまで世界になかったものを、Hondaをメーカーたらしめるモノづくりの舞台を生み出す、一手一手に真っ直ぐな〈意志〉を込めて」とメッセージしています。
また、同社が大切にしている価値観を理解するためには、ホンダフィロソフィー(ホンダグループが大切にしている価値観)も参考になるでしょう。
【ホンダフィロソフィー】
- 常に夢と若さを保つこと
- 理論とアイディアと時間を尊重すること
- 仕事を愛しコミュニケーションを大切にすること
- 調和のとれた仕事の流れを作り上げること
- 不断の研究と努力を忘れないこと
中途採用でも、経営理念への共感はもちろん、これらも踏まえて自己PRを組み立てるのも良さそうです。
※ホンダエンジニアリングの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:中途採用、職種一覧、ホンダフィロソフィー
- グループ会社:Hondaグループの中途採用、グループ会社一覧
4. ホンダエンジニアリングの求人情報
ホンダエンジニアリングへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「生産技術職」「設計職」などで中途の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、ホンダエンジニアリングの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. “生産技術職”で中途の求人あり
dodaでは、プレス加工や車体組立(四輪)をはじめ、リチウムイオン電池・全固体電池などの「生産技術職」の中途の求人があります。
いずれの職種も先端技術に触れる機会も多く、ホンダグループにおける研究開発または新機種量産に向けた生産体制の仕様構想などを担当するやりがいのある仕事です。
必須要件は主に「応募職種に関する経験(経験年数は不問)」で、想定年収は400~750万円です。
4-2. “設備設計職”でも中途の求人あり
dodaでは「設備設計職」でも求人があり、経験に応じて、①車体生産設備(主に溶接ライン) あるいは ②パワーユニット(ハイブリッド用モータや燃料電池)生産設備の設計を担当します。
どちらの職種も海外出張(米国, 中国, タイ)の可能性も十分ある他、将来的には海外の現地製作所に駐在のチャンスもあるため、海外志向の人にもおすすめします。
ちなみに、必須要件は「生産設備の機械設計(業界不問)」あるいは「自動車部品、産業機械、重機等の機構設計」です。【年収400~750万円】
5. ホンダエンジニアリングに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、ホンダエンジニアリングの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
ホンダエンジニアリングに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与(年功序列的)は”競合と比べて高め”という声もあり、年収に満足している人が大多数です。残業代はしっかり支給されるため、年収は残業代によっても大きく左右されます。
例えば年収は30代(主任~係長クラス)で750万円前後、40代(課長クラス)で1,000万円前後が目安で、賞与(業績連動/年2回)は年間約5ヵ月分が目安です。
また、Hondaグループの中核企業として福利厚生も一般の大企業並みに手厚いさと好評です。
5-2. 仕事のやりがい・成長
海外事業に携わる機会も多い他、Hondaの生産技術部門として高い技術力を有しているため、やりがいや自己成長を実感している人が多数です。(自身が携わった製品を搭載した車種を見かける機会も多いこともやりがいに繋がっているようです)
技術を重視する風土もある他、主体的に行動することも強く求められるため、若手もやる気さえあれば新しいことにも挑戦しやすいようです。
ただし、昇格も年功序列で、頑張って結果を出しても一定の年次までは昇格・賞与にほとんど差はつかないため、優秀な人ほどモチベーションを維持しづらいようです。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
社風についてもHondaグループらしく、「自由闊達な雰囲気」「ボトムアップを重視する風土」という声も目立ちます。
社員については優秀な人、個性の強い人も多数で、日々良い刺激もあるため、成長環境を求める人にもおすすめします。(競合と比べても「中途採用者が活躍している」という声が多数です)
ちなみに、業種的にも女性はまだまだ少なめ(全体の1~2割)ですが、周囲から一定の配慮もあるため女性も働きやすいと好評です。
※ホンダエンジニアリングを志望する人におすすめな他の企業は?
ホンダエンジニアリングが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 本田技研工業株式会社
- 株式会社本田技術研究所
- 株式会社SUBARU
- 自動車部品工業株式会社
- 株式会社いすゞ中央研究所
6. ホンダエンジニアリングへの転職を成功に導くたった1つのコツ
ホンダエンジニアリングに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
ホンダエンジニアリングへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、ホンダエンジニアリングの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. ホンダエンジニアリング転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
ホンダエンジニアリングへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
ホンダエンジニアリング志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- ホンダエンジニアリングに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- ホンダエンジニアリング以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
ホンダエンジニアリングへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
ホンダエンジニアリングでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ホンダエンジニアリングへの転職は待遇・やりがい・風通しの良さなどの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはホンダエンジニアリングの社風や求める人物像を理解する・ホンダエンジニアリング転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
ホンダエンジニアリング転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。