栄光に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、栄光に転職しようかな」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、栄光への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、栄光への転職についてご紹介します。

  1. まとめ|栄光の特徴と転職のポイント
  2. 栄光の企業情報
  3. 栄光の採用情報
  4. 栄光の求人情報
  5. 栄光に関する口コミまとめ
  6. 栄光への転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. 栄光転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが栄光へ転職すべきか判断できるとともに、栄光への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|栄光の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「栄光に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

栄光の特徴

  • 業界大手の学習塾運営企業で、Z会HLDの子会社。首都圏を中心に約450教室展開
  • ベトナム・ハノイやオーストラリアなどに学習塾を設立
  • 平均年収は30歳で約400万円と、大手同業他社よりはやや低い水準
  • 企業風土は保守的で変化を嫌うが、現場社員は教育への思いは熱い

栄光への転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. 栄光の企業情報

 社名 株式会社栄光
 本社所在地東京都千代田区富士見二丁目11番11号
 代表者代表取締役社長 山本 博之
 設立1980年(昭和55年) 7月
 資本金1億円
 売上684億円(2018年3月期、グループ総売上高)
 従業員1,380名
 事業内容学習塾の経営、専門教育の提供等

2-1. 事業内容

1980年に東京都にて設立された栄光は、学習塾等を経営する企業です。

首都圏を中心に約730の教室を経営しており、学習塾売上高ランキングでは常に上位の企業です。

2015年には、あのZ会を運営する増進会出版社の完全子会社となっており、学習塾と通信教育双方の市場でトップ企業となっています。

2-2. トップメッセージと事業計画

引用:栄光企業HP

栄光では、「『栄光に通って良かった、栄光にわが子を預けて良かった』と、全てのお客様に思っていただけるように、今後とも私たちはお客様の夢の実現のために、期待に全力で応えることのできる学習塾であり続けたい」とメッセージしています。

2020年の教育改革に向けて、学びの効率を高めるためのICTの活用、英語4技能をバランスよく高める小学英語など、他塾に先駆けて新たな学びを開発しています。今後も業界をリードする事業を続々と展開していく方針です。

2-3. グローバル展開

栄光では、展開する栄光ゼミナールのベトナム・ハノイ校を2011年に設立、またオーストラリアでは幼児教育の「栄光ゼミナールオーストラリア」を展開する形で、海外展開を進めています。

現地での日本語やベトナム語教育はもちろん、学校の授業をサポートする形での学習塾としても運営しています。今後、日本人の海外赴任等もますます増える中で、国内でのブランド力を生かした海外展開は、予備校・学習塾等でますます増えていくようです。

栄光企業HP:https://www.eikoh.co.jp/index.html

 見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 栄光の採用情報

業界大手の教育関連企業なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、栄光の採用情報についてお伝えします。

3-1. 栄光の採用職種

引用:栄光採用HP

栄光では正社員として、「教室長候補職」で中途採用を募集しています。

実際の授業担当から、スタッフフォロー、生徒・保護者対応、売上管理と幅広い業務を担当します。

応募要件や待遇の詳細は採用HPより確認することが出来ます。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 約350万~600万円

社員の平均年収 : 392万円(平均年齢30.5歳)

(※非上場企業のため、口コミ等による参考値)

栄光の給与は湘南ゼミナールや河合塾といった競合他社と比較して、やや給与水準は低いと言えます。

管理職以降は、業界でも高水準で満足度も高いようですが、一般社員のうちは昇給の遅さや、給与の不安定さに不満を持つ社員もいるようです。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:30〜40時間

栄光の平均残業時間は【30〜40時間程度】です。同業界の湘南ゼミナールや河合塾などと比較して平均的な水準だと言えます。

学習塾ということでどうしても勤務時間は遅くなり、休日も確保できない場合もあるなど安定した勤務時間帯で仕事をしたい人にはやや厳しい環境でしょう。

ただし、出勤時間が遅い、また他スタッフとの連携で休暇申請も可能という場合もあり、自身のマネジメント次第では状況を活かしてプライベートと両立させている社員もいるようです。

3-4. 社員メッセージ

引用:栄光採用HP

栄光採用HPでは、栄光に中途入社した社員のインタビューを見ることが出来ます。

採用HPで紹介されている社員は、企業を代表していますので、求められている人材と言い換えることも出来ます。

採用HPでのインタビューなのでプラス面に偏ってはいますが、入社動機、キャリアパス、現職の業務内容、前職内容など、企業研究はもちろん実際の面接等でも役に立つ情報が得られるでしょう。

※栄光の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. 栄光の求人情報

栄光への転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、栄光の求人情報をご紹介します。大手転職エージェントの『DODA』『リクルートエージェント』で調べると、以下のような特徴があることが分かりました。

4-1. 教室長候補、講師等の求人複数あり

DODAリクルートエージェントで調べると、教室長や専門型教室の講師など、直接教室の運営や授業に携わることの出来る職種での求人が複数見つかりました。

総合職や教室長候補としての募集では、まずはいずれかの教室に配属になり、じっくりと講師としての仕事や教室運営の経験を積む形になります。

エリアマネージャーについては同業務経験者向けの求人ですが、教室長を経たのちキャリアアップとしてエリアマネージャーになるのが社内での一般的なキャリアパスです。

また、ロボット教室などの専門教室での講師職も複数求人が出ています。

想定年収は約350万~600万円となっています。

やはり昇格と昇給がしっかり連動しているので、キャリアパスをしっかり描いた上で転職することをおすすめします。

4-2.本部職での求人あり

DODAで調べると、一部ですが本部職の求人も見つかりました。

今回はWebマーケティング職と社内システム部での求人が出ています。

社員の大半は何らかの形で教室運営に携わりますが、前職までの経験をしっかりと活かしながら新たに教育業界で仕事をしたい、または条件面などでぜひ栄光に入社したいという人には本部職に求人は非常におすすめです。

ただし、当然採用数は少なく、採用が出ること自体も珍しいため、採用HPの他、エージェントなども上手く活用し、数少ないチャンスをしっかりとものにしましょう。

5. 栄光に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、栄光の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

栄光に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

 コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 管理職までの昇給スピードが遅い
  • 業績次第で減給、降格あり
  • 各種手当は充実
仕事のやりがい・成長
  • 生徒の成長を感じられる点
  • 入塾数などの営業数字達成もやりがいになる
  • 他業界への転職に役立つスキル習得は難しい
人間関係・社員の雰囲気
  • 保守的で旧体質な面も多々あり
  • 指導にこだわりはあるが、経営面は苦手な社員が多い
  • 業務効率よりも長時間労働でカバーすることが多い
その他
  • 女性が活躍出来る業種だが、夜が遅い点はネック

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与への満足度は、福利厚生についてはまずまずの評価ですが、待遇面全体への評価は芳しくありません。

給与水準については、一部業界内では良い方という意見があるものの、特に管理職以前の給与水準について、不満意見が複数ありました。

昇給スピードが遅いという意見が特に目立ちます。

また賞与についても業績により減給となる場合も少なくないため、そういった点で給与の安定性が低いという意見もあります。

福利厚生については、大手企業らしく、同業他社と比較しても充実しているという口コミが多くありました。

自分の子供が入塾した場合の割引制度など、企業ならではのサービスも提供されているようです。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長についてはまずまずの高評価で、同業他社と比較しても高水準だと言えるでしょう。

やりがいについては、やはり生徒の成長を近くで見ることができ、また大手予備校よりも少人数制なので距離も近い点がやりがいに繋がっているようです。

また、入塾数といった営業目標達成をモチベーションにしているという意見も複数あります。

成長環境としては、社内の研修は一定期間ごとにあるものの、授業そのもののスキルアップよりも営業面での研修が多いようです。

また、塾講師から他業界への転職を望む場合、あまりアピール出来る材料がないという意見が複数ありました。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気についてもまずまずの評価で、同業界の中では平均的な評価でしょう。

企業風土としては、保守的で縦割り、変化を嫌うという意見が多くありました。

経営陣には創業メンバーも多く、はみ出たことをする社員はあまり歓迎されないようです。

現場の雰囲気としては、教育に熱心な社員は多いものの、教室運営といった経営面についてはあまり秀でた社員がいないという意見が複数ありました。

また、子供を相手とするサービスで、母親への対応が多いため女性がやりがいを持って働ける場面は多々あるようです。

ただし休日出勤や夜遅くまで業務があるため、プライベートとの両立は難しいという意見も多くあります。

※栄光を志望する人におすすめな他の企業は?

栄光が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 株式会社湘南ゼミナール
  • 学校法人河合塾
  • 学校法人大原学園
  • 株式会社Z会

6. 栄光への転職を成功に導くたった1つのコツ

栄光に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

栄光への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。

転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、栄光の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。

なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 栄光転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

栄光への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

栄光志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • 栄光に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • 栄光以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

栄光へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

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JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。

担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。

担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。

エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

栄光での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

栄光への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る栄光転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。

これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

栄光転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。