
「中途採用で、監査法人トーマツに転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、監査法人トーマツ(トーマツ)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、トーマツへの転職についてご紹介します。
- まとめ|トーマツの特徴と転職のポイント
- トーマツの企業情報
- トーマツの採用情報
- トーマツの求人情報
- トーマツに関する口コミまとめ
- トーマツへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- トーマツ転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがトーマツへ転職すべきか判断できるとともに、トーマツへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
<2021年4月:転職の最新情報>
コロナ禍による不況で、有効求人倍率は低下し続けており、転職の難易度は日を追うごとに高まっています。
特に好条件の求人であるほど競争が激しくなるので、ライバルに差をつけるためにも、転職のプロの力を借りて、しっかりと対策を行いましょう。
- このページを見ながら、複数の転職サイト(『リクルートエージェント』『doda』など)に登録する
- それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
- 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける
未だかつて誰も経験したことのない事態だからこそ、周囲よりもいち早く行動を開始し、戦略的に転職活動を行っていくことが重要です。
1. まとめ|トーマツの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「トーマツに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
トーマツの特徴
- 4大国際監査法人の1つであるデロイト・トウシュ・トーマツグループの一員
- 若手のうちから自主性が尊重され挑戦させてもらえる風土もあり、自己成長を実感している人も多数
- 風通しも良いと好評で、ロジックさえ通っていれば上司にも意見しやすい雰囲気
- 平均年収は755万円(口コミベース)と同業大手と比べて同程度で、満足している人も多数
- 基本的に残業は多め(月平均40~50時間)だが、部署によっては繁忙期と閑散期の差も激しい
- 男女関係なく活躍できる環境で、産休育休・時短勤務をとって長く続ける女性も目立つ
トーマツへの転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 「監査、リスクアドバイザリー、コーポレート職」など専門職ポジションでの採用がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. トーマツの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都港区港南二丁目15番3号 品川インターシティC棟 |
代表者 | 包括代表 国井泰成 |
設立 | 1968年5月(等松・青木監査法人として) |
資本金 | 10億円 |
売上 | 1,047億円(2018年5月期) |
従業員 | 6,787名(2018年2月) |
事業内容 | 会計監査、コンサルティングなど |
2-1. 事業内容
トーマツは日本の大手監査法人で、4大国際監査法人に挙げられるデロイト・トウシュ・トーマツグループの主要ファームの1つです。
大手総合商社を始め、日本トップクラスの大企業にもサービスを提供しており、特に金融、情報通信、卸売・小売分野が強みです。
トーマツは以下の通り、「監査・保証業務」はもちろん、株式公開支援やリスクアドバイザリーまで幅広いサービスを提供しています。
ちなみに、デロイトグループの事業領域とグループ会社をまとめたものが以下です。
2-2. トップメッセージと事業計画
トーマツは、『Quality first』のスローガンのもと、監査・保証業務とリスクアドバイザリーのプロフェッショナルが価値あるサービスを提供していくとメッセージしています。
もともと1968年に誕生した日本初の全国規模の監査法人(等松・青木監査法人)で、デロイトグループへの参加・複数の会計事務所との合併を経て、現在では監査関与会社は3000社以上にもおよびます。
近年急速にニーズが高まっているサイバーセキュリティ分野はもちろん、データ分析を活用したコンサルティングなどについても、高度な専門性を強みとして事業を推進しています。
2-3. グローバル展開
トーマツは、150ヶ国に展開するデロイトグループの主要ファームの1つで、業界有数の海外ネットワークを持っています。
事業は国内メインですが、日本企業の海外進出に伴う海外出張などもある他、世界80都市にある海外拠点とも連携しており、国内勤務でも英語を使う機会も多いです。
また、海外派遣プログラムを通じて、ニューヨークやロンドンなど約50都市に常時120人以上の駐在員を派遣するなど、グローバル人材の育成にも力を入れています。
そのため、海外志向の人も、他社と比較しながら前向きに検討しても良いでしょう。
トーマツ企業HP:https://www2.deloitte.com
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. トーマツの採用情報
世界4大監査法人の1つなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、トーマツの採用情報についてお伝えします。
3-1. トーマツの採用職種
現在、トーマツの中途採用HPでは以下の通り、様々な職種で募集があります。
事業本部別 | 区分 | 募集中の職種 |
監査 | 監査分野 |
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コンサルティング分野 |
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リスクアドバイザリー | 機能・分野別 |
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業種別 |
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地域別 |
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コーポレート | IT系 |
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その他 |
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(※なお、中途採用ページでは国内外の地域別に検索することもできます。)
上のように、様々な求人がありますが、その他の職種でも今後募集される可能性も十分にあります。
そのため、転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。
※ちなみに、日本の公認会計士の有資格者向けに、転職などについての個別相談も実施しているため、直接問い合わせたい人はぜひ参考にしてみてください。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 700~800万円
社員の平均年収 : 755万円(平均年齢33.4歳/※非上場企業のため、口コミによる参考値)
トーマツの平均年収は755万円(口コミベース)で、業界大手の中では同程度と言えます。
また、トーマツの監査やアドバイザリー業務における役職は以下の通りで、基本的に同一ランクは同一給与とされています。
また、残業代はしっかり支給され、福利厚生も一般の大企業並みに完備されています。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:40~50時間
トーマツの平均残業時間は【40~50時間程度】で、同業大手と比較しても同程度と言えます。
残業時間は会社が正しくつけるように求めていることもあり、サービス残業を強いられることはほとんどないようです。
また、「ダイバーシティの推進」に重点を置いていて、国籍・性別・年齢等に関係なく様々な立場の人が活躍できる会社を目指しています。女性の活躍しやすい環境づくりも推進しており、産休育休はもちろん、時短勤務中もとりやすい風土もあるようです。
ただし、職種や時期などによって残業時間などは大きく異なるため、もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは中途向けメッセージは見当たりませんが、新卒向けには『あなたの才能が開花することで、クライアントの未来が、日本社会が、世界が変わります』とメッセージしています。
また、求める人物像について、例えばリスクアドバイザリー人事・タレント部長は以下の通り、「高い専門性と経営理念に共感できる人」を挙げています。
- 「高い専門性」・・現時点で専門性を持っているのと同時に、常に知識をアップデートして、新しい領域にチャレンジするという意欲も持っていること
- 「経営理念への共感」・・経営理念の第一に掲げている「経済社会の公正を守り、率先してその発展に貢献する」ことに共感できること
中途採用においては、高い専門性と経営理念への共感を兼ね備えた人材であることを、前職までの経験も交えてしっかりアピールすることも意識すると良さそうです。
※トーマツの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. トーマツの求人情報
トーマツへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、トーマツの求人情報をご紹介します。おすすめ大手転職サイト『doda』を使って調べると、「監査、リスクアドバイアリー、地域別」の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、トーマツの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. 監査は「会計監査、システム監査、各種コンサルティング業務」の中途の求人あり
『doda』では監査事業本部としては、「会計監査、システム監査、各種コンサルティング業務」などの中途の募集がありました。
いずれの職種も一流企業を担当する可能性のあるやりがいのある募集で、顧客と長期的な関係があるケースも多く、中途採用でも各案件に参加しやすいと言えます。
必須要件は「公認会計士 または 会計士補」あるいは「システム監査の経験など」に加えて、各種コンサルティングの場合は「コンサルファームでの経験 または 応募業界での実務経験など」です。
年収の目安は450~750万円前後なので、条件に合う人は一度検討してみても良いでしょう。
4-2. リスクアドバイザリーは「金融機関、IT、医療・製薬など」の様々な業種で中途の求人あり
『doda』ではリスクアドバイザリー事業本部として、上記はほんの一例ですが、「金融機関、IT、医療・製薬など」の様々な業種で募集があります。
各業界の顧客に対して、監督規制への対応に加えて、経営課題(オペレーションや内部監査の高度化など)や海外事例などに関するアドバイザリー業務も担当します。
顧客の経営方針にも影響を与えるやりがいのあるポジションで、必須条件は求人によっても大きく異なり、「応募業界での知見」に加えて、「マネジメント経験」「英語・日本語のバイリンガル」などが求められるケースもあります。
年収は400万円以上が目安で、前職までの経験などに応じて決定されます。
※ちなみに、IT系を中心に子会社(デロイト トーマツ リスクサービス株式会社)に出向す可能性もあります。
4-3. コーポレート職は「経営管理、事業企画推進、スーパーバイザー・オペレーター」など様々な中途の求人あり
『doda』ではコーポレート職として、「経営管理、事業企画推進、スーパーバイザー・オペレーター」など様々な中途の募集もありました。
「経営管理」「事業企画推進」は、トーマツの経営に携われる重要でやりがいのある仕事です。必須要件は「応募職種の経験など」である他、どちらも海外との接点も多いため、英語力(上級・中級)がある人ほど歓迎されます。(年収は500万円以上)
また、公認会計士のサポート業務を行う「スーパーバイザー・オペレーター」は、千葉県内(海浜幕張駅から徒歩2分)のオフィス新設に伴う100名規模の大型採用です。第1期で入社したメンバーの定着率は95%と働きやすい職場です。(業界経験不問、スーパーバイザー月給26~30万円、オペレーター18~22万円)
5. トーマツに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、トーマツの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
トーマツに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
昇進は年功序列的という声もありますが、給与は役職ごとに決まっており、年収に満足している人も目立ちます。
特に能力が高いと認められれば、年次に関わらず昇進できるケースもあるようです。例えば年収はスタッフは500~700万円、シニアスタッフは700~1000万円、マネージャー・シニアマネージャーで1000~1400万円が目安です。
(ちなみに、新卒入社のうち同期の3割程度がマネージャーまで昇格できるようです。)
基本的に残業は多く、残業時間によって年収は大きく左右されますが、仕事が遅いことで残業が多い場合には評価が著しく下げられるリスクもあります。
また、福利厚生は一般の大企業並に完備されており、社宅や住宅補助などはありませんが、企業内保育園、組合によるカフェテリアプラン(宿泊施設の割引・育児・介護補助等)などもあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
監査主任は早ければ入社4年目から任されるなど、若手のうちから自主性が尊重され、一定の裁量を持って任せてもらえる文化もあるため、専門性の向上など自己成長を実感している人が多数です。
スタッフ職の間は下準備などの作業も多いですが、自身が関わった顧客の監査報告書などが公表されているのを見るとやりがいを実感するという声も目立ちます。
人事評価については監査などは個人評価しづらいこともあり、上司との関係性も大きく影響するようです。そのため、より上のポジションを目指すには上司や実力者と良い関係を築くことも重要です。
ちなみに、中途採用時のランクは、その人の経験などを考慮すると低く始まる人が多いという声もあります。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
部署によっても雰囲気は異なる印象で、「4大監査法人の中で最も緩い雰囲気」という声から、「近年は業績が伸びていることもあり勢いがある」という声までありました。
優秀な新卒採用者も多いという声も目立つ他、中途採用者も多いこともあり、チームメンバーを尊重し合う雰囲気もあるようです。ポジションに関係なく積極的に発言することもでき風通しは良いと好評です。
ちなみに、他の監査法人と同様、結果に対するこだわりは非常に高いため、個人には高い専門性が求められるという声も目立ちます。
※トーマツを志望する人におすすめな他の企業は?
トーマツが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 有限責任あずさ監査法人
- PwCあらた有限責任監査法人
- EY新日本有限責任監査法人
- デロイト・トーマツ・コンサルティング合同会社
- デロイト・トーマツ・ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
6. トーマツへの転職を成功に導くたった1つのコツ
トーマツに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
トーマツへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、トーマツの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. トーマツ転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
トーマツへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
トーマツ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- トーマツに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- トーマツ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
トーマツへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
トーマツでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
トーマツへの転職は年収・自己成長・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはトーマツの社風や求める人物像を理解する・トーマツ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
トーマツ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。