「中途採用で、アシックスに転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、アシックスへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、アシックスへの転職についてご紹介します。
- まとめ|アシックスの特徴と転職のポイント
- アシックスの企業情報
- アシックスの採用情報
- アシックスの求人情報
- アシックスに関する口コミまとめ
- アシックスへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- アシックス転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがアシックスへ転職すべきか判断できるとともに、アシックスへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|アシックスの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「アシックスに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
アシックスの特徴
- 世界的な大手スポーツメーカーで国内シェアNo.1で、売上の約7割は海外事業が占める
- 本社勤務は大きな仕事も多くやりがいを実感しやすい他、キャリアアップを図れる制度も充実
- 関西が基盤ということもあり明るい人が多い他、スポーツ経験者も多くチームワークも良いと好評
- 平均年収は742万円で同業の中ではほぼ標準的で、業務量を考慮すると割がいいという声も目立つ
- 平均残業時間は15〜20時間で同業の中でも少なめで、ワークライフバランスも取りやすいと好評
- 男女関係なく活躍できる環境で、復職して長く続ける女性も多い
アシックスへの転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 「本社勤務」「店舗勤務」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. アシックスの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区港島中町七丁目1番1号 |
代表者 | 代表取締役会長CEO 尾山基 代表取締役社長COO 廣田康人 |
設立 | 1977年7月(1949年創業: 中央産業株式会社) |
資本金 | 239億円 |
売上 | 連結4001億円(2017年12月期) |
従業員 | 連結8586人 (2017年12月) |
事業内容 | スポーツシューズ、用品の製造販売 |
2-1. 事業内容
アシックスは1949年創業の神戸市を拠点とする世界的な大手スポーツメーカーです。
スポーツ業界の国内シェアNo1で、「ランニング事業」を強みとしています。また、海外事業にも積極的で、直近約10年で海外売上は2倍以上に伸びています。
※アシックスは1977年に、オニツカ株式会社・株式会社ジィティオ・ジェレンク株式会社の3社が合併して誕生した会社です。
アシックスはスポーツを軸として、以下3つの事業領域から成ります。
2-2. トップメッセージと事業計画
アシックスは「スポーツで培った知的技術により、質の高いライフスタイルを創造する」のビジョンのもと、世界の人々が健康で幸せな生活を実現できる製品やサービスの提供を使命としています。
主力の「ランニング事業」では、全社売上の約半分を占めています。2001年にゴルフ事業から撤退する代わりに、世界各地のマラソン大会のスポンサーとなり、市民ランナーにブランド訴求してきました。
また、テニス、ラグビー、バレーボールなど世界でも上位Top3を狙える分野を中心に展開しています。その他にも、新たな柱として女性向けやアパレルなど、トレーニングカテゴリーの強化も図っています。
2-3. グローバル展開
アシックスは、海外に48の関係会社をもち、海外売上が約7割を占めるグローバル企業です。
主力のランニングシューズは特に東アジアにおいて伸びが好調である他、強化分野である「テニス」はフランス、スペイン、ドイツなどでトップシェアを獲得しています。
また、海外仕入先や海外拠点への出張や駐在などの機会は多く、近年は社内体制のグローバル化も推進しています。国内勤務でも英語でのメール・電話でのやりとりは多いです。
このように海外事業を積極的に展開しているため、海外志向の人にもおすすめします。
アシックス企業HP:https://www.asics.com
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. アシックスの採用情報
スポーツ業界の大手なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、アシックスの採用情報についてお伝えします。
3-1. アシックスの採用職種
アシックスの採用HPでは「オフィス勤務の職種」として、中途を多数募集しています。
一方で、「店舗勤務の職種」はアシックスの営業販売会社である「アシックスジャパン株式会社」が募集しています。
採用区分 (中途の求人数) |
職種 |
オフィス勤務 (16件) |
|
店舗勤務 (計28件) |
店舗販売スタッフ、施設運営スタッフ、施設管理スタッフ、介護施設スタッフ
(※営業・販売を手掛けている「アディダスジャパン株式会社」としての募集) |
上のように中途採用に積極的なので、その他の職種でも今後募集される可能性は十分あります。
そのため、転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。
ちなみに、アシックスの採用HPで紹介されている主な職種とビジネスの流れは、以下の通りです。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 500〜600万円
社員の平均年収 : 742万円(平均年齢39.7歳)
アシックスの平均年収は742万円で、業界の中ではほぼ標準的と言えます。
一方で口コミを調べると、「業務量を考慮すると給与は割がいい」という声もありました。
また、残業代はしっかり支給され、福利厚生も一般の大企業並みに完備されています。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:15〜20時間
アシックスの平均残業時間は【15~20時間程度】で、競合のナイキなど比べて少なめと言えます。
ただし、本社勤務や店舗勤務、職種などによって残業時間などは大きく異なるため、もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
アシックスの採用HPでは、新卒・中途ともに『Accelerate yourself』(あなた自身を加速しろ)とメッセージしています。
また、「求める人物像」として以下3つを挙げています。
- 新たな目標を主体的に設定し、達成するまであきらめずに粘り強く取り組める人
- 顧客が求めているもの以上を常に提供し、強固な信頼関係を築こうとする人
- スポーツに対する興味がある人
そのため、中途採用においては、前職までの経験を踏まえ「即戦力」であることはもちろん、主体的に粘り強く取り組み、顧客の期待を超えるパフォーマンスを発揮できる人材であることもしっかりアピールすることも重要と言えます。
※アシックスの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. アシックスの求人情報
アシックスへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、アシックスの求人情報をご紹介します。大手転職サイト『doda』を使って調べると、「オフィス勤務」と「店舗勤務」ともに求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、アシックスの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. オフィス勤務は「アパレルマーチャンダイザー」の求人あり
『doda』で検索すると、人気シューズブランドの「アシックスタイガー」で、「アパレルマーチャンダイザー」の中途の求人がありました。
主な業務は「アシックスタイガーブランドの商品企画や市場調査」で、必要条件は「同じ職種での経験4年以上、国際的な職務経験など」です。
待遇は月給30~50万円と幅があるため、経験に自信のある人は給与アップでの転職も十分可能と言えるでしょう。
4-2. 店舗勤務は「直営店での販売スタッフ」の求人あり
『doda』で検索すると、アシックスの営業販売会社である「アシックスジャパン株式会社」で「店舗での販売スタッフ」の中途の募集がありました。
主な業務は「アシックス直営店での接客販売業務」で、未経験でも歓迎なのでやる気さえあれば応募することができます。(年収300〜400万円)
5. アシックスに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、アシックスの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
アシックスに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は同業と比べて同程度か低めという声が目立ちましたが、業務量を考慮すると割がいいという声もありました。
給与は役職によって給与幅が決まり、30歳前後で約600万円、マネージャー(早くて30代半ばから)で約800万円、部長で約1000万円が目安のようでした。
また、賞与は個人評価に加えてチーム成績によっても変動する他、年3回(夏・冬・決算ボーナス)支給されます。
ただし、直近の人事制度変更によって昇給幅が少なくなったという声もありました。
5-2. 仕事のやりがい・成長
会社のネームバリューもあるため、本社勤務は大きな仕事も多くやりがいがあるという声も目立ちました。
研修機会は非常に多く、本人の意欲と上司の理解があればスキルアップも十分目指せるという声も目立つ他、選抜された人は手厚いトレーニングも受けられるようでした。
ただし、個人評価は上司の評価によって大きく左右され、結果を出すだけでは必ずしも昇級できないという声もありました。上のポジションを目指したい人は上司と良い関係を築くことも意識しましょう。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気については、関西が基盤ということもあり、明るい人が多いという声が多数でした。
また、スポーツ経験者も多いため基本的にチームワークが良いという声や、自社ブランドに誇りを持っている人が多いという声も目立ちました。
ちなみに、近年は社内のグローバル化推進に力を入れているため、海外志向の人のモチベーションアップにも繋がっている印象でした。
※アシックスを志望する人におすすめな他の企業は?
アシックスが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社ナイキジャパン
- ミズノ株式会社
- アディダスジャパン株式会社
- プーマ ジャパン株式会社
- アシックス商事株式会社
6. アシックスへの転職を成功に導くたった1つのコツ
アシックスに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
アシックスへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、アシックスの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. アシックス転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
アシックスへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
アシックス志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- アシックスに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- アシックス以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
アシックスへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
アシックスでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
アシックスへの転職はやりがい・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはアシックスの社風や求める人物像を理解する・アシックス転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
アシックス転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。