「中途採用で、イオンフィナンシャルサービスに転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、イオンフィナンシャルサービス(Aeon Financial Service / “AFS”)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、AFSへの転職についてご紹介します。
- まとめ|AFSの特徴と転職のポイント
- AFSの企業情報
- AFSの採用情報
- AFSの求人情報
- AFSに関する口コミまとめ
- AFSへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- AFS転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがAFSへ転職すべきか判断できるとともに、AFSへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|AFSの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「AFSに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
AFSの特徴
- イオングループの金融事業における中核企業
- 良くも悪くも若手も一定の裁量を持って任される風土
- 社員の成長やキャリア開発の機会は少ないという声もあり
- 平均年収は663万円で、給与に満足している人も目立つ
- 働き方は本社/営業所、職種などによっても大きく異なる(残業は月平均35時間)
- 産休育休も取りやすいなど女性も働きやすいと好評
AFSへの転職のポイント
- 現状、採用HPでは中途の募集は見当たらない
- おすすめ大手転職サイトの公開求人では「事務系、技術系」ともに中途の募集あり
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. AFSの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都千代田区神田錦町3丁目22番地(テラススクエア) |
代表者 | 代表取締役社長 河原健次 |
設立 | 1981年(日本クレジットサービス株式会社) |
資本金 | 457億円 |
売上 | 連結4,080億円(2018年3月期) |
従業員 | 連結19,102名、単体163名(平均41.4歳) |
事業内容 | 金融サービス事業およびそれらの会社の経営管理 |
※AFSは2013年にイオン銀行との経営統合に伴う銀行持株会社として誕生しました。
2-1. 事業内容
AFSは、イオングループの金融事業会社を統括する銀行持株会社で、国内外でクレジットカード・電子マネー事業に加えて、預金/ローンなどの銀行業務、保険業務などを展開しています。(連結会員数4,064万人、うち国内2,775万人)
※2019年12月付で実施される組織再編では以下の通り、①AFSが事業会社化すると共に、②今回新設される銀行持株会社(AFSコーポレーション株式会社)にイオン銀行などが移管される予定です。
(今回のイオンクレジットサービス(株)を事業会社側に移管することで銀行持株会社の自己資本比率8%を維持しやすくすると共に、AFSが銀行法の規制を外れてIT企業への出資制限なども緩和される狙いもあるとされています。)
2-2. トップメッセージと事業計画
AFSは上のようにメッセージしている他、目指す姿としては「あらゆるとき、あらゆる場所、あらゆる状況。AFSはお客さまの人生のお役に立ち続けたい」と掲げています。
AFSが担う総合金融事業は、イオングループの本業である総合スーパーが伸び悩む中で、グループを支える安定収益源の1つとなっています。
また、中期経営計画では、”アジアを中心とする経済圏の構築“を目指して、「営業・マーケティングの強化」「金融プラットフォームの構築」「事業の効率化(人工知能等の先端技術の活用など)」を軸に事業を推進しています。
2-3. グローバル展開
AFSは、同社初の海外事業として1987年の香港進出以来、アジアでの事業拡大を重点戦略と位置付け、現在ではアジア11カ国で海外事業を展開中です。
香港、タイ、マレーシアでは現地証券取引所へ上場を果たし、台湾、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インドなどでも推進中です。部署によっては海外出張などの機会もあります。
ただし、同社はあくまで国内事業メインです。海外志向の人は海外関連の部署への配属でない限りは、他社を検討することをおすすめします。
AFS企業HP:https://www.aeonfinancial.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. AFSの採用情報
イオングループの金融事業の持株会社なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、AFSの採用情報についてお伝えします。
3-1. AFSの採用職種
現在、AFSの採用HPでは中途の募集は見当たらないため、ここでは主な職種を紹介します。
事務職 | 営業(国内、海外)、経理、法務、人事、広報、内部監査、経営企画など |
技術職 | 情報システムなど |
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 450万円
社員の平均年収 : 663万円(平均年齢41.4歳)
AFSの平均年収は663万円です。三菱UFJフィナンシャルグループ・みずほフィナンシャルグループなどのメガバンク(平均年収700万円台)と比べるとやや低めです。
給与は社内資格によって給与が決まっており、昇級のチャンスは年1回(昇級試験+面接)のようです。
(※転職時の平均年収は若手も多いため、社員平均と比べて低くなっているようです。)
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:35時間
AFSの平均残業時間は【35時間程度】で、みずほフィナンシャルグループなどのメガバンクと比べると同程度ややや多めです。
例えば経理などの管理系の職種では「自分の仕事さえできていれば業務は調整しやすい」という声もありますが、営業などでは土日関係なく仕事の電話がかかってくるため気持ちが休まらないという声もあります。
ワークライフバランスは本社/営業所、職種などによっても大きく異なるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは中途向けメッセージは見当たりませんが、新卒向けには『“掛け合わせ”で、金融に新たな価値を。』としています。
具体的には「小売×金融」「リアル×デジタル」「グローバル×ローカル」の3つを挙げています。中途採用でも、今後のAFSの成長に必要な素養を持っている事が求められると言えるでしょう。
同社への転職を検討中の方は、ぜひ上記3つの観点も意識して自己PRを組み立てるのも良さそうです。
※AFSの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. AFSの求人情報
AFSへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「事務職、技術職」ともにいくつか求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
なお、AFSの採用HPでは同社の求人は見当たりませんでした。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、AFSの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. 事務系は「海外経理、IR」の職種で中途の求人あり
dodaでは、事務系は「海外経理、IR」の職種で中途の募集があります。どちらの職種もグローバルなビジネスを実感できるやりがいのある仕事です。
海外経理はアジア各国の海外子会社との連結決算を担当します。IRは経営企画室でマネージャークラスとして、国内外の投資家向けIR活動・決算説明会対応などを担当します。
必須要件は「応募職種の経験」で英語力も必要になりますが、どちらの職種も年収は800~1,000万円で同社の平均年収から見ても十分高給も目指せます。
※海外経理職の場合は、イオン銀行またはイオンクレジットサービスでの採用で、AFSに出向となる可能性もあります。
4-2. 技術系は「システム企画、システム監査」などの職種で中途の求人あり
dodaでは、技術系では「システム企画、システム監査」の職種で中途の募集があります。
どちらの職種も国内外を含むイオングループ全体のシステム戦略や監査を担当するやりがいのある仕事です。それぞれ想定年収は600~700万円、700~1,000万円と高めで、高い専門性を持つ即戦力を求めていることが伺えます。
必須要件は「応募職種に関連する経験」で、海外グループ会社も担当する可能性もあるためビジネスレベルの英語力もあると特に歓迎されます。
※イオン銀行またはイオンクレジットサービスの採用で、AFSに出向となる可能性もあります。
5. AFSに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、AFSの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
AFSに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は年功序列で、「給与は残業代によって大きく左右される」「借り上げ社宅制度があるため、可処分所得は多め」という声も目立ちます。
大企業ということもあり、残業代は長時間残業が続いた場合でもしっかり支給されると好評です。例えば年収は20代で約450万円、30代で約550万円が目安のようです。
また、国内勤務では転勤を伴う異動も多いようですが、借り上げ社宅(個人負担は数万円)が特に手厚いと好評です。家族手当、各種社会保険など一般の大企業並みに福利厚生は完備されています。
5-2. 仕事のやりがい・成長
基本的に仕事量も多く、良くも悪くも若手にも一定の裁量を与えて任せる風土もあるため、やりがいや自己成長を実感している人も目立ちます。
仕事の進め方はトップダウンの傾向もある他、全体として社員育成やキャリア開発への意識は薄いという声もある他、気になる口コミとして「中途採用者への研修/フォロー体制が十分ではなく、中途採用者の定着率が低い」という声もありました。
また、現場の仕事は営業(クレジットカードの会員募集、加盟店開発など)と債権管理(滞納者への督促、各種事務処理など)がメインで専門性を身につけにくいこともあり、同業以外には転職しづらいと実感されているようです。
(※ちなみに、昇級試験は年々難しくなってきている他、合格基準が曖昧という声もあるなど、優秀な若手ほどモチベーションを維持しづらいようです。)
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
社員については、イオングループとしての安定性を求めて入社した人も多い他、金融業界からの転職者が多いようです。
一方で、競合と比べて会社が社員を大切にしていないと感じている人も多いようです。その他に、同グループの小売事業が低迷していることもあり将来に対する不安に関する声も時々あります。
ちなみに、他社にも言えることですが、仕事ができる人に仕事が集中しやすい傾向がある中で、人の入れ替わりが多いこともあって社員一人一人の精神的・肉体的な負担は大きいようです。
※AFSを志望する人におすすめな他の企業は?
AFSが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- イオンクレジットサービス株式会社
- 株式会社イオン銀行
- 株式会社アプラス
- 株式会社ジャックス
- 日立キャピタル株式会社
6. AFSへの転職を成功に導くたった1つのコツ
AFSに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
AFSへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、AFSの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. AFS転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
AFSへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
AFS志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- AFSに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- AFS以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
AFSへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
AFSでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
AFSへの転職は待遇・自己成長の面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはAFSの社風や求める人物像を理解する・AFS転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
AFS転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。