現在就活中の学生さんの中には
- GDってよく聞くけど何のこと?
- グループディスカッションを通過して絶対に第一志望に内定したい
と思っている方が多くいらっしゃるでしょう。
GD(グループディスカッション)とは、与えられたテーマに複数の学生で挑む集団選考のことです。
この選考を突破するには、GD(グループディスカッション)のコツを知った上で、何度も練習し、場慣れすることが必要不可欠でしょう。
そこで、この記事ではキャリアコンサルタントを長年務めた私が、以下を紹介します。
- GD(グループディスカッション)の一連の流れ
- GD(グループディスカッション)選考を通過するためのコツ
- そもそもGD(グループディスカッション)とは?
- グループディスカッションの一連の流れ
- GD(グループディスカッション)の役割とアピールポイントとは?
- GD(グループディスカッション)の必勝!フレームワーク
- GD(グループディスカッション)に通過するためには「場慣れ」が大事
- グループデスカッションの場慣れにおすすめのイベントランキング
- 【FAQ】GD(グループディスカッション)に関する疑問と回答
この記事を読めば、GDの一連の流れを理解することができ、納得の内定に一歩近づくでしょう。
目次
1.そもそもGD(グループディスカッション)とは?
GDは、グループディスカッションの略で、3人~8名程度の学生が1つのテーマについて集団でディスカッションを行い、30分〜1時間程度で結論を導き出す選考方法です。
導き出した結果が良い=合格というわけではなく、結論を導くまでの過程での活躍(行動・発言・グループ内での立ち回り)を基に合否判断がなされます。
グループディスカッションについて、詳しくは以下の項目で説明していきます。
それでは見ていきましょう。
1-1.グループディスカッションは一次選考として使われやすい
グループディスカッションは、主に一次選考の学生で用いられることが多い選考方式です。
なぜなら、企業がGDを選考に取り入れるのは、以下の理由であるからです。
企業がGD(グループディスカッション)を取り入れる理由
- 一度に複数人(大勢)の選考ができるから
- ビジネスにおいてどんな活躍をしそうか見たいか
ただ、注意したいのは、外資コンサル・銀行・メガベンチャーなどの最終面接手前で行われるグループディスカッションです。
この選考でのグループディスカッションの役割は、際立って「即戦力になりそうな人間」、「ポテンシャルの高い人間」を見極めることです。
この段階のGD選考は、2~3日かけて行われることも多く、グループ内に1人どころか、選考会場で1人しか受からないということもしばしばです。
この段階に受かるのは至難の技なので、GDの場慣れはもちろんのこと、ビジネスでよく用いられるフレームワークなども知っておいた方が無難でしょう。
1-2.グループディスカッションで見られる基準
一次選考で行われるようなグループディスカッションで見られている基準は大きく分けると以下5点です。
- 協調性があり人と円滑にコミュニケーションをとれるか
- 前向きな姿勢で積極的に課題に取り組めるか
- リーダーシップを発揮して、グループ全体をまとめられるか
- 自身の意見を要約して分かりやすく人に伝えることができるか
- チームメンバーへの配慮はできてるか
この5つの項目は基本的にどこの企業でも共通して見ている観点なので意識して取り組みましょう。
しかし、企業によっては、この基準の中に「自社の採用したい人物像」に近いかであったり、ロジカルシンキングができるかなどの頭の良さを求めたりすることもあるので要注意です。
それでは次の章から、グループディスカッションの一連の流れを紹介します。
2.グループディスカッションの一連の流れ
グループディスカッションの一連の流れを大まかに分けると以下の通りです。
課題・目的の設定
まず、グループワークを行う目的を設定し、話すべきテーマについて認識をすり合わせます。
なぜなら、言葉の定義がずれてしまうと、出すアウトプットの方向性がばらつき議論が平行線になってしまう可能性があるからです。
「大手企業に勤めるためには」というお題を例にとってみましょう。
大手企業に勤めるためには
- Aさんの認識「大手企業=一部上場企業」
- Bさんの認識は「大手企業=平均年収1,000万円以上の企業」
- Cさんの認識「大手企業=CMで出てくる企業」
以上のように、認識を揃えないまま進んでしまうと、そもそもゴールが何なのかわからなくなり議論が終結しません。
この作業を怠らないように気を付けてください。
問題の解決策の検証
設定した目的を達成するためにはどうすればいいか検討、議論します。
アイデアについて発言した後は、必ずそのアイディアを主張する理由や根拠を説明しましょう。
なるべく数字などの根拠を用いて事実ベースで説明すると、メンバーも話を理解しやすくプレゼンの際の説得性が増すでしょう。
時間内に結論を出す
自分の意見や他の人の意見をまとめ、最終的にグループとしての結論を出します。
30分~1時間で、完璧なアウトプットを出すのは困難ですが、この段階では必ず『期限を守ること』を意識しましょう。
実際の仕事と同様に、「限りある時間内でできる最大のアウトプット」を出すことができるかを見られているからです。
話が収束しないまま、発表にいってしまうと全体評価が低くなる可能性もあるので気を付けましょう。
プレゼン発表
最後に、グループで導き出した結論を代表者が発表します。
グラフなど数字的根拠も用いて、自信をもって発表することに努めましょう。
質疑応答がある場合は、短く要点だけ掴んで返答することも意識することが大事です。
大まかに、グループディスカッションの流れを説明しました。
次章からは、グループディスカッションにおけるグループ内での役割について解説していきます。
3.GD(グループディスカッション)の役割とアピールポイントとは?
グループディスカッション内の役割を大きく分けると以下の4つに分かれます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
3-1.リーダー(ファシリテーション含む)
メンバー1人1人の意見を聞きながら、グループメンバーをまとめ、時間内に、全員が納得できる答えを導く役割です。
議論を前へと進めていく「リーダーシップ性」、課題に対する「前向きな姿勢」、発言の少ない人に意見を求めたりといった「グループ全員に配慮ができる能力」がアピールできます。
目立つ役割なので、上手くいくと選考通過に繋がりやすい役割です。
ただし、自己中心的に物事を進めたり、議論を時間内にまとめきれないと、リーダーシップに欠ける人物であるとみなされ、評価が下げられる可能性もあるので気を付けてください。
3-2.書記
グループの議論を要約し、文字でに起こして、全員が可視化できるようにするのが書記の役割です。
他サイトの記事では、グループディスカッション選考において、書記の役割は無意味であると書かれていることも多いです。
しかし、書記は、全ての意見を包括的に把握しているポジションなので、議論が脱線してしまった際に、「議論の軌道を修正」をしたり、「客観的な意見を述べやすい」側面があります。
この側面は大いにアピールポイントとなるでしょう。
以上のように、控えめに見えるポジションですが、実はグループ内で一番議論に対する理解を深めることができる役割ですので、要約することが得意な方は是非積極的に書記に名乗りを上げてみましょう。
3-3.タイムキーパー
タイムキーパーは、ゴールに辿り着くまでの時間設計をし、「期限を守って最大のアウトプット」ができるように導いていく役割です。
グループ全体の進捗状況を確認しながら、時間配分を考えて、スケジュールを組むスキルは、実際のビジネス現場でも大いに役に立つので、十分アピールポイントとなるでしょう。
ただ、議論が予想通り進まないことも視野に入れて、その都度柔軟に対応してスケジュールを修正していけるように心がけましょう。
3-4.上記の役割以外の人たち(主にアイデア出し)
主に以上の3つに当てはまらない場合は、アイデア出しにまわり、議論を活発化させていく役割になります。
周りの意見に耳を傾けつつ、積極的に自分なりの意見を発信することが大切です。
また、相手の意見も尊重しつつ、自分のアイデアをアップデートしていけるかを見られているので、「素直さ」、「発想力」、「コミュニケーション能力」全てアピールすることができる役割でしょう。
以上のように、どの役割であっても、アピールすることは可能ですので、「私は絶対にこの役割しかしない」と事前に決めてしまうのではなく、周りのメンバーを見て柔軟に動けるようになりましょう。
次章からは、グループディスカッションで、さらに活躍するためのコツをご紹介します。
4.GD(グループディスカッション)の必勝!フレームワーク
この章では、グループディスカッションで今すぐ使って欲しいコツ・フレームワークについて解説します。
それでは見ていきましょう。
4-1.5W1Hを活用し定義づけをする
5W1Hを意識して、定義づけをしてみましょう。
5W1Hとは、以下のことです。
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(誰が)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
このフレームワークを意識すると、定義づけがしやすくスムーズに進みます。
「新入社員が活躍するためにはどうすればよいか」というお題を取って説明します。
新入社員が活躍するためにはどうすればよいか
- いつ→何か月(1年の可能性もあり)で活躍したいのか「期間」を設定する
- どこで→どのような会社か設定する(IT業界と商社など業種が違えば活躍の定義も変わります)
- 誰が→どんな新入社員か設定(積極的な性格、あまり仕事に熱心ではない性格など)
- 何を→活躍するのは何かの定義をする(多く売り上げを出す、仕事を楽しむなど)
- どのように→どうすれば良いかの解決策を実際に考える
- なぜ→なぜこのターゲットにこの施策が良いのかの理由を考え
以上の流れで定義づけしていくと、認識のずれがなく、意見を終結させることができるでしょう。
覚えておくとかな便利なので是非活用してみてください。
4-2.ロジックツリーを使用して、ボトルネックを探し出す
ビジネスの現場でも良く使用されるロジックツリーのフレームワークを使用して、ボトルネック(目的を達成する際に障害や問題となる部分)を洗い出しましょう。
ロジックツリーとは、ある問題について階層的に分析していく方法です。
以上の図のように、階層立てて問題を細分化していくことで、どこがボトルネックなのかわかるようになります。
問題を洗い出す際、1人の意見(問題)に固執してしまうのではなく、他の問題が本当にないかロジックツリーを使用して、比較検討してから、最も適当だと思われるものを選択するようにしましょう。
そうすることで、問題意識をなぜそこに置いたのかの理由付けを後で聞かれた際に、説得力のある回答をすることができます。
4-3.意思決定マトリクスを活用しアイデア出しをする
意思決定マトリクスを使いこなし、アイデア出しを円滑に進めましょう。
意思決定マトリクスとは、複数のアイデアの選択肢を評価・選択するためのフレームワークです。
左側の列にアイデアを記入し、上部の行に自分たちが大事にしていきたい評価項目を記入していきます。(新規性、売上、実現性など)
その後、それぞれのアイデアに対して各項目で点数化していき、一番合計点が高いアイデアを採用するという方法です。
このように、意見が割れた時は、全員で全ての案を可視化できるようなものを作成し、整理して優先順位をつけていくことが大切です。
4-4.PREP法を意識して発表する
プレゼンをする際は、必ずPREP法を活用して話すようにしましょう。
PREP法とは、プレゼンテーションやビジネス文書をわかりやすく簡潔に伝えるためのフレームワークで、以下の4要素から成り立っています。
PREP法
- P=Point(結論)
- R=Reason(理由)
- E=Example(事例、具体例)
- P=Point(結論を繰り返す)
最初に結論を伝え、次にその理由を説明、例で理由を補強し、最後に結論を再度提示するという順番です。
一番大事な点は、結論を最初に述べることです。
なぜなら、聞き手側の集中力が最も強いのが開始直後の30秒程度であり、この順番で話すのが、最も伝えるべき「結論」が入ってきやすく、説得力がある説明に聞こえるからです。
「私は、トマトが好きである」という結論を例に取ります。
私は、トマトが好きである
- 結論:私はトマトが好きです
- 理由:美味しい且つ身体にも良いからです
- 例:サラダにいれて、朝食に食べたり、隙間時間にトマトジュースとして飲むこともできるので、毎日欠かさず接種することができ健康に繋がります。
- 結論:ですので私はトマトが好きです
特に、発表に対する質疑応答がある際は、聞かれている質問に対して、結論ファーストで答えられるように気を付けましょう。
以上、グループディスカッションのコツ・フレームワークを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
とても便利なフレームワークですが、このフレームワークを急に使いこなすことは大変難しいので、本選考までに、GDに何度も挑戦し「場慣れ」しておく必要があります。
ですので、次章からは、グループディスカッションに慣れるためにはどういった方法があるのかの選択肢を紹介していきます。
5.GD(グループディスカッション)に通過するには「場慣れ」が大事
グループディスカッションに通過するには、「場慣れ」することが何よりも大事です。
グループディスカッションの練習をする手段は大きく分けて以下3通りです。
それでは見ていきましょう。
5-1.友達と練習会を開く
大学の友達数人を集めて、グループディスカッション練習をするという方法が1つ目です。
グループメンバーが友達なので、遠慮することなく発言することができる点がメリットです。
ただ、友達同士でやると、甘えが出てしまったり、客観的なアドバイスがないまま議論が終わるので、自分の短所を直せないまま、選考に進んでしまう可能性もあります。
5-2.SNSのオンライン練習会に参加
SNSなどを利用して、自分の志望業界と似た人たちとグループディスカッション練習を開催するもしくは参加する方法もあります。
この場合、メンバーは全員初対面なので、友達内で練習するよりもより実際のGDと近い感覚で練習することが可能です。
ただしこの方法も、客観的な改善点を把握しづらいという側面があるので注意が必要です。
5-3.グループディスカッションイベントに参加
人材会社が開催しているグループディスカッションイベントに参加してみましょう。
イベントにもよりますが、客観的なアドバイスが貰えることも多いので、改善点がわかり、次の選考に活かせるケースが大変多いです。
また、グループディスカッションの様子を、企業の方がチェックしていて、評価が良ければ優遇ルートに乗ることができるというイベントもあります。
このように企業の方からの客観的なアドバイスを貰うことができ、優遇ルートにのれるかどうかで自分が他人からどう思われているのか測れる点で大変おすすめできる練習方法です。
一番実際のグループディスカッションの空気感と近いこともあり、人材会社主催のGDイベントで十分に力を発揮すことができれば、本選考のGDに臆することなく挑むことも可能となるしょう。
- 実際のGD(グループディスカッション)の空気間に1番近い
- 客観的なアドバイスが貰える
- パフォーマンスが良ければ、優遇ルートに乗れる可能性がある
以上の観点で、人材会社が開催するイベントに参加することを大変おすすめしています。
では、次章からは、就活生なら一度は練習に参加しておきたいグループディスカッションイベントについて紹介します。
6.グループデスカッションの場慣れにおすすめのイベントランキング
グループディスカッションの場慣れにおすすめのイベントランキングは以下の通りです。
それでは見ていきましょう。
1位.ミーツカンパニー|次世代型の合同説明会
『MeetsCompany(ミーツカンパニー)』とは、株式会社DYMが運営している内定直結イベントです。
説明会と選考会を兼ねた内容で、最初に参加企業(8社)が会社説明をし、就活生同士でグループワークを行い、その後、企業の人事と座談会を行います。
イベントでは、東証一部上場企業から新進気鋭のベンチャー企業まで、自分に合った様々な企業に出会うことができます。
イベント参加後は、業界知識豊富なリクルーターが内定を徹底サポートしてくれるので、就活の際には必ず登録しておきたい一社と言えます。
MeetsCompany公式サイト:
https://www.meetscompany.jp/
2位.ハローナビ|内定直結特別選考イベント
『ハローナビ』は、アイハーツ株式会社が提供している新卒学生向けの無料就職エージェントサービスです。
「採用担当者と座談形式で気軽に質問できる」「書類選考なく面接可能」といったサービス特徴が就活生から非常に好評です。
こちらのサービスも「内定直結特別選考イベント」を開催しており、業界大手の安定企業から急成長中の優良ベンチャー企業までさまざまな企業が参加しています。
イベントは、少人数開催であり、オファーがあれば、すぐに選考に進むことができる可能性もあることがメリットでしょう。
また、面談予約後に受けられる「可能性診断・ポートフォリオ作成ツール」により、自己PRや学チカにとても役立った、との声も多いです。
担当アドバイザーのサポートも手厚く、至れり尽くせりの就職エージェントなので、ぜひ一度登録を検討してみてください。
3位.goodfind|次代を創るビジネスリーダーのためのキャリアサイト
goodfindは、高学歴向け(MARCH、関関同立以上対象)に、成長機会や、キャリア構築に関する情報提供をおこなうプラットフォームです。
定期的に、ロジカルシンキングやグループディスカッションなどのスキルアップセミナーを開催しており、外資就職を視野に入れている高学歴就活生におすすめのサービスです。
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7.【FAQ】GD(グループディスカッション)に関する疑問と回答
この章では、GDに関する疑問に関して答えていきます。
- 7-1.イベントに参加する際の服装を教えてください
- 7-2.グループディスカッションイベントの流れを教えてください
- 7-3.GD対策はいつ頃から始めれば良いですか
- 7-4.業界によってGDのお題は違いますか
それではみていきましょう。
7-1.イベントに参加する際の服装を教えてください
大抵の場合、服装の規定が設けられていることはありません。
しかし、基本的には「スーツ着用」と考えておきましょう。
実際、ミーツカンパニーの参加風景を見てみると、ほとんどの参加者がスーツを着用していることがわかります。
出典:Twitter
「服装に迷ったらスーツを着用する」と心得ておくと良いでしょう。
7-2.グループディスカッションイベントの流れを教えてください
ミーツカンパニーの一日を例にとります。
以上のフローを見ると、まずは、企業PRタイム→ 企業側のプレゼン→学生の自己紹介→GD→参加企業との面談の順に続きます。
ですので、所要時間は、合計4時間程度で見積もっていれば大丈夫です。
7-3.GD対策はいつ頃から始めれば良いですか
夏のインターン選考より前(6月~)から始められるのがベターでしょう。
なぜなら、6月・7月時点で、GD慣れをしている人は少なく、インターン時のグループディスカッションで差をつけられるからです。
また、夏のインターン時に全く練習しておらず、上手くいかなかった方は、夏と冬の選考の間に練習を積み重ねることをおすすめします。
7-4.業界によってGDのお題は違いますか
お題は違うこともありますが、結論を出すためにするべきステップは同じです。
ですので、第2章のグループディスカッションの一連の流れと、第4章のGD(グループディスカッション)の必勝!フレームワークを押さえておけば、どのグループディスカッションのお題でも対応することが可能でしょう。
ただ、瞬時に対応するには、『場慣れ』が必須ですので、練習を欠かさないようにしましょう。
さいごに
グループディスカッションについて、コツやノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
お伝えした通り、GDの「場慣れ」することが何よりも大切です。
ですので、本選考に挑む前に、GDの流れとコツを頭に入れたうえで、下記のイベントで練習を重ねてください。
あなたがGD選考を突破し、納得の就活で終わりますよう願っています。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。