多様な介護職正社員の働き方!日勤のみ・夜勤専従の特徴やおすすめ転職サイト4選

正社員の介護職として働きたいと考えている方の中には、「どのような働き方・勤務体系が自分に合っているだろうか」「求人はどのように探せばよいのだろうか」と悩んでいる方も多いでしょう。

一言で正社員の介護職といっても、「日勤のみ」「夜勤専従」など、その働き方は多種多様です。

それぞれにメリットやデメリットが存在します。

そこでこの記事では、介護職のキャリアチェンジをサポートしてきた転職のプロである私が、「正社員介護職の働き方」「おすすめの求人の探し方」について解説します。

  1. 正社員介護職でも、自分に合った働き方を選ぶことが可能!
  2. 日勤のみの正社員介護職という働き方
  3. 高収入が魅力、夜勤専従の介護職という働き方
  4. 時短勤務の正社員介護職も可能
  5. 介護職の方が転職サイトを利用する4つのメリット
  6. 介護職で正社員求人を探している人におすすめの転職サイト4選
  7. そもそも転職サイトを使うべきたった1つの理由
  8. 転職サイトを使う際に注意すべき6つのポイント
  9. 【FAQ】介護職の転職でよくある質問9選

すべて読めば、自分に合った働き方を理解でき、転職への一歩を踏み出すことができるでしょう。

1. 正社員介護職でも、自分に合った働き方を選ぶことが可能!

介護職で正社員として働く場合、夜勤を避けたり、事情に合わせて働いたりすることは難しいと考えている方も多いでしょう。

しかしながら、介護職は他の職種と比較しても多様な働き方がある仕事で、自分が希望する形態で正社員介護職として働くことも可能です。

介護職の働き方特徴
日勤のみ一般的な企業と近い時間帯の勤務が可能
夜勤専従夜勤のみの働き方で、高収入が期待できる
時短勤務家庭との両立がしやすい

次の章からは、正社員介護職の多様な働き方について、順を追って解説していきます。

※介護職の正社員求人を見つけたいという方は、介護職で正社員求人を探している人におすすめの転職サイト4選を参考にしてください

2. 日勤のみの正社員介護職という働き方

「夜勤は生活リズムが崩れてしまうので、どうしても体に合わない」「できるだけ夜勤をなくしたい」のような方には、「日勤のみ」という働き方がおすすめです。

一般的な企業に近い勤務時間で、介護職の仕事に従事することができます。

日勤のみのメリット
  1. 規則正しい生活で体調を整えやすい
  2. 家庭と仕事を両立しやすい
  3. 人員が多い時間帯の勤務であるため気持ち的に楽
日勤のみのデメリット
  1. 日勤のみは夜勤手当が無いため高収入を得にくい
  2. 日勤だけの勤務は正社員の募集が少ない
  3. 利用者の夜間の様子が把握できない
働ける職場
  • デイサービス
  • デイケア
  • 訪問介護

2-1.日勤のみのメリット

日勤のみの介護職には、以下のようなメリットがあります。

  1. 規則正しい生活で体調を整えやすい
  2. 家庭と仕事を両立しやすい
  3. 人員が多い時間帯の勤務であるため気持ち的に楽

それでは、早速見ていきましょう。

(1). 規則正しい生活で体調を整えやすい

日勤のみのシフトで働くと、ある程度規則的な生活を送ることが可能です。

そのため、夜勤がある場合と比較して、身体への負担を小さくできるというメリットがあります。

夜勤がある方が収入が高くなりやすいため、体力がある方や、若い方にとっては好ましいかもしれません。

しかし、過度に不規則な生活は、朝目覚めて夜に眠るという人間のバイオリズムに反しており、体に不調を及ぼす可能性があります。

自身の体質に合わせて、なるべく負担のない勤務形態を選択することが大切です。

(2). 家庭と仕事を両立しやすい

勤務時間が日中に固定されることで、家庭や子供との時間を取ることができるようになるでしょう。

主婦や子育て中の方は、仕事を終えてから食事の準備、掃除、子どもの寝かしつけなど、やるべきことが山ほどある中で、夜勤という不規則なシフトをこなすことは相当過酷です。

また、働き続けることは自身のキャリアを積み続けることにも繋がります。

主婦層だけでなく単身の方にとっても、「プライベートの時間を充実させたい」といった希望を叶えやすい働き方と言えるでしょう。

(3). 人員が多い時間帯の勤務であるため気持ち的に楽

日勤の時間帯は、職員の人数が多いため、夜勤とくらべて気持ちが楽に感じやすいです。

日勤の時間帯は10人が働いていても、夜勤の場合は2人や1人の職員で施設内の全ての仕事をおこないます。

このため、夜勤よりも日勤の時間帯の方が、他の職員のフォローを受けやすく、仕事の分担がしやすいのです。

長く働き続けるためにも、安心して働ける環境に身を置くことは重要なポイントとなるでしょう。

2-2. 日勤のみのデメリット

日勤のみの介護職には、以下のようなデメリットがあります。

  1. 日勤のみは夜勤手当が無いため高収入を得にくい
  2. 日勤だけの勤務は正社員の募集が少ない
  3. 利用者の夜間の様子が把握できない

早速、ご紹介します。

(1). 日勤のみは夜勤手当が無いため高収入を得にくい

他の勤務形態と比べて日勤のみの勤務は、収入が下がりやすいことは理解しておかなければなりません。

介護職は一般的に他の職種よりも年収の水準が高いと言われています。

ただしこの高年収は、夜勤手当が大きく貢献しているため、日勤のみになった場合、平均年収を下回る可能性があるのです。

日勤のみ勤務を希望する場合は、収入面のことも考慮にいれておきましょう。

(2). 日勤だけの勤務は正社員の募集が少ない

日勤のみの勤務で正社員になりたいと思っても、その求人自体が少ない傾向にあります。

これは多くの場合「正社員=どのシフトもこなすこと」が、介護職の正社員の条件のひとつとなっているためです。

つまり、勤務時間を9時~17時などに限定する場合、その多くがパート・アルバイトでの働き方となるでしょう。

しかし、通所施設のように夜勤がない施設や、夜勤がある施設でも「日勤のみ」正社員として勤務ができる施設も存在します。

職場の選択肢は少なくなりますが、どうしてもこだわりたい人は探してみることがおすすめです。

(3). 利用者の夜間の様子が把握できない

利用者の夜間の様子が把握できないことは、仕事をする上でデメリットとなります。

介護における利用者のケアは、24時間の生活スタイルを知るところから始まるためです。

利用者の様子はカルテに記載されますが、夜勤は人数も少なく、全ての詳細がカルテに記載されているとは限りません。

このため、利用者の様子を自主的にキャッチアップする姿勢が大切です。

日勤のみで仕事をする場合は、介護の基本である「報告・連絡・相談」が十分にされる仕組みが整っている施設かどうかを事前に確認することもおすすめのひとつと言えます。

2-3. 日勤のみの介護職として働ける職場

確実に日勤のみで働きたいのであれば、以下のような、施設で就業することをおすすめします。

  • デイサービス
  • デイケア
  • 訪問介護

宿泊施設のある介護施設の場合、介護職は「夜勤あり」「2交代制・3交代制」を取り入れているのが一般的です。

これらの施設で日勤のみで働くのは、少々難しいかもしれませんが、小規模な施設によっては柔軟な働き方も可能となるでしょう。

3. 高収入が魅力、夜勤専従の介護職という働き方

夜勤専従は、夜間のみの業務を行う勤務形態です。

夜勤手当がつくため、勤務時間が少なくても、高収入を得ることができます。

夜勤専従のメリット
  1. 少ない勤務回数で高収入が得られる
  2. 一定のリズムで生活できる
  3. 出勤日数が少なく自由に使える時間が増える
夜勤専従のデメリット
  1. 日勤より責任が重い
  2. 正社員の求人を見つけづらく、非常勤となる場合が多い
働ける職場
  • 特別養護老人ホーム
  • 有料老人ホーム
  • 老人保健施設
  • グループホーム
  • デイサービス(お泊りデイ)

3-1. 夜勤専従のメリット

夜勤専従の介護職には、以下のようなメリットがあります。

  1. 少ない勤務回数で高収入が得られる
  2. 一定のリズムで生活できる
  3. 出勤日数が少なく自由に使える時間が増える

早速ご紹介します。

(1). 少ない勤務回数で高収入が得られる

夜勤専従の最大のメリットは、少ない勤務回数で高収入を得られるという点です。

夜間勤務を行う介護職には手当てをつけることが法律で決まっているため、時間当たりの収入は日勤と比べて高くなります。

夜勤には「日勤・夜勤」で交代する2交代制と、「日勤・準夜勤・深夜勤」で交代する3交代制があります。

職場によって様々ですが、手当の相場は、

  • 2交代制の夜勤:1万円前後
  • 3交代制の準夜勤:4,000円前後
  • 3交代制の深夜勤:5,000円前後

が目安と考えておくとよいでしょう。

(2). 一定のリズムで生活できる

2交代制や3交代制の日勤を合わせたシフトでの勤務の場合、日勤と遅番を交互にこなすことになるため、生活のリズムを整えにくいです。

このため就寝時間が不規則になり、心身ともに苦しくなったり、体調管理が難しくなったりしやすくなります。

しかし夜勤専従のみの場合はオンとオフの時間帯が一定のため、慣れてしまえば生活リズムを整えやすくなるでしょう。

(3). 出勤日数が少なく自由に使える時間が増える

夜勤専従は出勤日数が少なくなるため、自由に使える時間が増えやすいです。

夜勤専従の場合、1度に16時間まとめて勤務することも珍しくありません。

とはいえ、一週間あたりの勤務時間は、法定労働時間である40時間以内に収める必要があります。

このため、一週間の勤務日数が2~3日となり、結果として、まとまった休みが取りやすくなるのです。

それにより旅行などのリフレッシュをしやすくなったり、昼間は勉強に充てたりと、時間の有効活用がしやすくなります。

3-2.夜勤専従のデメリット

夜勤専従には、

  1. 日勤より責任が重い
  2. 正社員の求人を見つけづらく非常勤となることが多い

というデメリットもあることを理解しておきましょう。

(1).日勤より責任が重い

夜勤専従は、日勤とくらべると業務にあたる職員の人数が一気に少なくなります。

多くのスタッフ間でフォローがしやすい日勤とは異なり、夜勤帯は少人数のスタッフで全ての業務にあたらなくてはなりません。

一人ひとりのスタッフに多くの知識から来る正確な判断力や行動が求められるため、責任が重くなりやすい点はデメリットと言えるでしょう。

(2).正社員の求人を見つけづらく非常勤となることが多い

夜勤専従のデメリットとしては、雇用形態が非常勤となることが多いという点が挙げられます。

そもそも夜勤専従の求人数は、介護職求人全体の5%ほどしかないと言われており、条件に一致する求人を探すことが難しくなりがちです。

夜勤専従はかなり変則的な働き方であるため、正規雇用として受け入れている施設は少なく、たいていの場合非常勤として働くことになるでしょう。

補足:夜勤専従勤務の法定制限

夜勤専従で働く場合、変則労働時間制が適用され、かつ月の労働時間が144時間以内でなければならないと法律で定められています。(月に9回までの出勤が上限)

非常勤としての勤務なので、給与は月給ではなく時給で設定されます。

またボーナスなどの福利厚生が期待できないことも多く、安定しているとは言い難い働き方です。

3-3. 夜勤専従の介護職として働ける職場

夜勤専従の介護職として働きたい場合、以下のような、施設で就業することをおすすめします。

  • 特別養護老人ホーム
  • 有料老人ホーム
  • 老人保健施設
  • グループホーム
  • デイサービス(お泊りデイ)

介護施設にはさまざまな種類があるため、一言で夜勤専従といっても、施設の種類によって働き方や求められる業務が異なります。

求人を探す際はどのような違いがあるかを知り、自分に合う勤務先を選ぶことが大切です。

4. 時短勤務の正社員介護職も可能

様々な事情により、フルタイム勤務が難しい場合、時短勤務という選択肢も視野に入れておくとよいでしょう。

これまでは選択肢が限られていた介護職ですが、近年はワークライフバランスの推進・働き方の多様化の動きもあり、時短勤務ができ施設も増えています。

時短勤務のメリット
  1. 仕事とプライベートの両立がしやすくなる
  2. 福利厚生面でもメリットが多い
時短勤務のデメリット
  1. 収入が下がる
  2. 周囲に対して申し訳なさを感じるという方も多い

4-1. 時短勤務のメリット

雇用形態は正社員のまま、勤務時間だけを減らす時短勤務は、

  1. 仕事とプライベートの両立がしやすくなる
  2. 福利厚生面でもメリットが多い

という点が魅力的です。

早速ご紹介します。

(1).仕事とプライベートの両立がしやすくなる

時短勤務では、フルタイムよりも数時間短い勤務時間となります。

始業時間を遅らせたり、終業時間を早めたりすることで、

  • 子供の送り迎えに間に合うようになる
  • 家事の時間をこれまで以上に確保できるようになる

など、家事・育児と仕事を無理なく両立させることができます。

その他にも、これまで仕事をしていた時間を学習にあてることで、キャリアアップも見込めるといったメリットがあります。

「正社員と同じ時間は働けないため、パートをするしかないか…」と早々に諦めるのではなく、現職で時短勤務ができないか相談してみたり、柔軟な勤務に対応している施設への転職を検討したりといった行動を取ることがおすすめです。

(2).福利厚生面でもメリットが多い

勤務時間だけが短くなるという働き方であるため、正社員と同様の福利厚生を受けることができます。

給与も安定して得ることが可能ですし、退職金やボーナスも正社員と同様に支払われます。

4-2. 時短勤務のデメリット

時短勤務には、以下のようなデメリットも存在します。

  1. 収入が下がる
  2. 周囲に対して申し訳なさを感じるという方も多い

(1).収入が下がる

勤務時間が短くなるため、その分収入も下がってしまいます。

給与だけでなく、ボーナスの金額に影響する可能性もあるでしょう。就業先によって様々ですが、3~4万円前後程の差が発生することが多いようです。

(2).周囲に対して申し訳なさを感じるという方も多い

時短勤務になると、周囲に対して申し訳なさを感じてしまうという方もいらっしゃいます。

時短勤務の場合、業務が残っている状態で、他の介護職よりも早く退勤することもあるでしょう。

その際、「同僚や上司に負担をかけてしまっている」と、後ろめたさを感じてしまうのです。

ですが過剰に責任を感じたり、抱え込んでしまったりする必要はありません。

周囲よりも退勤時間が早くなる場合は、きちんと情報伝達を徹底しておくことなどを心がければ問題ないでしょう。

4-3.ここまでのまとめ

介護職の多様な働き方についてまとめて解説しました。

求人全体の傾向としては、正社員を目指す場合、日勤・夜勤両方の勤務となるのが一般的です。

しかし日勤のみ・夜勤専従・時短勤務など、様々な働き方を選択することも不可能ではありません。

希望条件を深堀することが大切

  • 「自分はなぜ正社員で働きたいと考えているのか」
  • 「希望条件の中で最も優先するものは何か」

を一度しっかりと考えてみましょう。

雇用の安定性よりもむしろ収入を増やすことを重視したいという方であれば、夜勤専従を視野に入れてみることもおすすめです。

では、希望条件に合致する正社員介護職の求人は、どのようにして探せばよいのでしょうか。

最もおすすめなのが、転職サイトに登録し、専門のアドバイザーと二人三脚で転職活動を行う方法です。

※介護職の正社員求人を見つけたいという方は、6章『正社員介護職を目指すなら、登録必須の転職サイト』を参考にしてください

5.  介護職の方が転職サイトを利用する4つのメリット

転職サイトは選考前から、入職後までとにかく手厚いサポートを無料で行ってくれます。

転職サイトを利用する具体的なメリットは、以下の通りです。

  1. 面談で転職の方向性を明確にできる
  2. 求人の紹介を受けられる
  3. 選考のサポートをしてもらえる
  4. 内定後のサポートをしてもらえる

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

5-1.  面談で転職の方向性を明確にできる

転職サイトに登録をすると、転職サイトの担当者から連絡がきます。その後時間を合わせて、対面もしくは電話で面談を行います。

「こんな職場に転職したい」などの具体的な希望条件のヒアリングから、「まだ転職しようか迷っている」という悩みまで、相談内容はどんなものでも構いません

ヒアリングで明確になったあなたの希望に応じてその後求人を紹介してくれるようになるので、譲れない条件があればはっきりと伝えておきましょう。

  • 希望の給料やボーナスの水準
  • 日勤のみ、時短勤務などの働き方の要望
  • 希望の勤務場所(立地や交通の便)
  • 「小さな施設がいい」などの転職先の希望

転職サイトを使わないとここが大変!

転職サイトを使わずに1人でやろうとすると、自分の今の不満や、スキル、今後のキャリアなどを客観的に把握できず、転職活動を間違った方向に進めてしまう恐れがあります。

5-2. 求人の紹介を受けられる

面談の後は、あなたの要望に合わせて求人の紹介を受けられます。

転職サイトだけが把握している施設の実情なども踏まえながら、提案をしてもらえるのは大きな魅力です。

また転職サイトの場合、ネット上などに公開されている公開求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在します。

非公開求人は何がいいの?

非公開求人は「好条件の求人が多い」というメリットがあります。

実際にネット上に公開されたら応募者が殺到してしまう、今働いている方よりいい条件になってしまうなど、好条件の求人は、一般的な求人サイトに出回っていない傾向にあります。

転職サイトを使わないとここが大変!

転職サイトを使わずに一人でやろうとすると、以下のような点で難航する可能性があります。

  • 好条件な求人をなかなか見つけられにくい
  • 膨大な量の求人から自分の要望に合ったものを探さなければならない
  • 求人票以上の情報を知らないまま応募しなければならない
  • 応募書類を一人で作成し、自分で応募しなければならない

5-3. 選考のサポートをしてもらえる

履歴書や面接対策などのサポートも、転職サイトの大きな魅力です。

特に『レバウェル介護(旧:きらケア)』のような手厚いサポートが強みの転職サイトであれば、はじめての転職活動でも安心です。

転職サイトを使わないとここが大変!

転職サイトを使わずに1人でやろうとすると、以下のような点で難航するでしょう。

  • 面接や履歴書の対策を全て1人で行わなければならない
  • 給与や勤務体系などの条件交渉を自分で行わなければならない

5-4. 内定後のサポートをしてもらえる

内定が決まった後も、転職サイトのサポートは続きます。

  • 施設側との条件などの調整
  • 入職手続きの代行
  • 現職の退職交渉のアドバイス

以上のように、内定から入職するまでの工程でもサポートを受けられ、面倒な手続きなどもほとんど代行してくれます。

転職サイトを使わないとここが大変!

転職サイトを使わずに1人で転職すると、以下のようなポイントで苦労します。

  • 入職手続きなどの面倒なことを1人でやらなければならない
  • 施設の内情を事前に転職サイトから聞けない分、ミスマッチが起こりやすい

6. 介護職で正社員求人を探している人におすすめの転職サイト4選

正社員求人を探すうえで手厚いサポートを受けたい方や、様々な求人を比較して選びたい方は転職サイトの利用をおすすめします。

今回は、介護職で正社員求人を探す人におすすめの転職サイト4社を厳選いたしました。

順に紹介しますので、参考にしてください。

6-1. レバウェル介護(旧:きらケア)|実績豊富で満足度No,1

レバウェル介護

レバウェル介護(旧:きらケア)』は、「自宅から徒歩で勤務先に通いたい」「人間関係が良い職場がいい」といった一人ひとりのニーズに応えてくれる転職サイトです。

数多くの職種、就業形態、そして提供サービスのなかから最適な求人情報を、介護業界に特化したアドバイザーからスピーディーに紹介してもらえます。

面接の予定調整や、労働条件交渉のサポートも受けられるので、場所は良いのに賃金が…といった不満点も解消してから就業することが可能です

公式サイト:
https://job.kiracare.jp

6-2. かいご畑|未経験の方でも安心して利用できる

かいご畑

かいご畑』は介護向けの人材紹介サービスから、資格講座まで、介護業界で幅広い事業を行うニッソーネットの転職支援サービスです。

求人数は1万件と、多くの求人数を保有し、悩みをしっかりと聞いてくれた上で求人を紹介してくださると多くの方から好評でした。

また、正社員の求人紹介の他に、派遣としての紹介も行なっていますが、派遣スタッフとして勤務する場合は以下のような資格の講座を無料で受けることができます。

  • 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)・・・75,000円→0円
  • 介護福祉士 受験対策講座・・・・・・・・・37,000円〜→0円

そのため、資格を取ってキャリアアップしたい!という方がステップアップとして使うのもおすすめです。

公式サイト:
https://kaigobatake.jp

6-3. ミラクス介護|求人件数100,000件保有で選び放題!

ミラクス介護は、業界最大級の求人数を保有している転職サイトです。

10万件ほどの求人を保有しており、派遣としても勤務することができるので、希望に合った求人を非常に見つけやすいです。

無料で利用でき、就業までコンサルタントがしっかりサポートしてくれますので、とにかく求人数を見たい方はまず利用するようにしましょう。

公式サイト:
https://www.h-career-support.com/

6-4. マイナビ介護職|質の高い求人・提案力の高さが評判!

マイナビ介護職』は運営が大手企業で実績のある転職サイトです。

オススメの求人特集欄には、新しい施設で働きたいオープニングスタッフのみをまとめた求人や、年間休日が110日以上確約されている求人のみなど、希望する条件で求人を探すことができます。

登録すると、元介護士を始め介護の業界に詳しいプロのキャリアアドバイザーから連絡をもらえ、悩みを相談しながら転職について一緒に考えられます。

求人がとにかく多いので、選択肢を増やすためにも上記2社と合わせて登録することをおすすめします。

公式サイト:
https://kaigoshoku.mynavi.jp

7. そもそも転職サイトを使うべきたった1つの理由

転職サイトを使うべきたった1つの理由は、転職の成功確率がグッと上がるためです。

具体的には、転職サイトを利用することによって、以下のことができるようになります。

  1. 豊富な求人数を見ることができる
  2. 転職のプロからサポートを受けることができる

順にご説明します。

7-1. 豊富な求人数を見ることができる

転職サイトを利用することで、様々な求人を見ることが可能になります。

なぜなら、転職サイトで公開している「公開求人」のみならず、一般には公開していない「非公開求人」を見ることができるからです。

〜非公開求人〜

事業戦略上、表立って募集はできないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する内容のもので、給与やポジションなどがハイグレードであるという特徴があります。

非公開求人も見ることで、ご自身の希望する労働条件や職場を見つけられる可能性がグッと上がります。

7-2. 転職のプロからサポートを受けることができる

転職サイトを使うことによって以下のサポートを無料で行うことができます

  • 面倒な手続きをすべて代行してくれる
  • あなたのPRポイントを整理できる
  • 過去データから万全な面接対策をしてくれる
  • あなたに合った非公開求人を探してきてくれる
  • 年収交渉を引き受けてくれる
  • 退職トラブルの相談相手になってくれる

従って、初めての転職で、『詳しいことがよくわからない』という方にはおすすめです。

以上のことからわかるように、転職サイトを利用することで、ご自身の転職活動を円滑に進めることができるので、利用することをおすすめします。

ただし、転職サイトを利用する際は注意すべきポイントが存在するので、次章で詳しくお伝えします。

8. 転職サイトを使う際に注意すべき6つのポイント

この章では、介護職志望者が転職サイトを使うときに知らないと損する絶対に注意すべき6つのポイントを解説します。

  1. スカウトメールをお願いした場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
  3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数のコンサルタントから応募しない

いい転職サイトを選んでも、上手に使えなければ意味がないので必ずチェックしましょう。

8-1. スカウトメールをお願いした場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、施設から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

そのため、1~2週間に一度は連絡を入れておくようにしましょう。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

8-6. 同じ案件に複数のコンサルタントから応募しない

数社の転職サイトを使っている場合、同じ案件には複数のコンサルタントから応募しないようにしましょう。

施設から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

施設・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。

9.【FAQ】介護職の転職でよくある質問9選

介護士さんの転職でよくある下記9個の悩み、疑問をまとめました。

  1. そもそも介護施設にはどんな種類がある?
  2. 面接が苦手なので、転職うまくいかないかも・・
  3. 介護職は未経験・無資格でも大丈夫?
  4. 正社員として働くか、派遣として働くか迷っています・・
  5. 介護の場合、面接は私服ですか?スーツですか?
  6. 介護業界の面接では何を聞かれますか?
  7. 自分に合わない施設・法人じゃないか心配です
  8. 介護転職の履歴書はどうすればいいですか?
  9. 介護の転職のときは職務経歴書はどうしましょう?

それぞれ、紹介します。

Q1. そもそも介護施設にはどんな種類がある?

介護施設には大きく9つの種類があります。

施設、サービスごとに仕事内容がガラリと変わるため、自分に合った働き方を実現するためにはまず介護施設の種類について知っておく必要があります。

理想の転職を具体的に描くため、まずはそれぞれの施設の特徴を掴みましょう。

施設の種類をクリックすると詳細に飛びます。

施設種類特徴夜勤求人数
特別養護老人ホーム(特養)在宅生活が困難になった要介護者が入居できる公的な介護保険施設
約13,000件
有料老人ホーム食事、介護、家事、健康管理のうち、いずれかのサービスを1つ以上提供している住まい
約15,000件
介護老人保健施設(老健)医療ケアやリハビリを必要とする要介護状態の高齢者を受け入れている施設
約7,000件
(認知症型)グループホーム認知症の高齢者に特化した小規模の介護施設
約11,000件
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)主に民間事業者が運営するバリアフリー対応の賃貸住宅
約3,000件
ケアハウス※食事や洗濯などの介護サービスを受けられる施設
約1,800件
ショートステイ通常要介護1以上の方の短期間の利用を目的とした入所施設
約2,200件
デイサービス日帰りで、専門施設に短時間介護を依頼できるサービス
約25,000件
デイケア日常生活上の支援と共に、専門家からリハビリを受けられる施設
約120件

※求人数:2021年8月更新

※3つの種類があります。 A・B型;身寄りがない、家族がいても何らかの事情で同居できず介護が必要な高齢者を対象とした施設、C型;入居費用がA・B型に比べて高いが食事提供・生活支援・介護提供をする施設です。

*上記の求人数は、「レバウェル介護(旧:きらケア)」「かいご畑」「マイナビ介護」の3社の合計を合算したものです。

施設別に詳しく特徴をチェックしていきましょう。

特別養護老人ホーム(特養)

介護老人福祉施設と呼ばれることもあり、原則要介護3以上の方が入所します。

利用者の体に触れる作業は資格が必要ですが、それ以外の業務は資格が要らないため、無資格者(未経験者)の採用も随時行っているのが特徴です。

施設種類特徴夜勤求人数
特別養護老人ホーム(特養)在宅生活が困難になった要介護者が入居できる公的な介護保険施設
約13,000件

※求人数:2021年8月更新

したがって、仕事内容は入居者の入浴介助や移動、排せつの介助といったように利用者の身の周りに関することが多くなります。

運営元は自治体や社会福祉法人となっており、公的な施設で安心安全な印象が広くもたれている施設です。

有料老人ホーム

特別養護老人ホームと違い、民間企業が運営しているのが有料老人ホームです。

施設種類特徴夜勤求人数
有料老人ホーム食事、介護、家事、健康管理のうち、いずれかのサービスを1つ以上提供している住まい
約15,000件

※求人数:2021年8月更新

この中でも介護付き有料老人ホームと、住宅型有料老人ホームの2種類があります。

前者は介護サービスを受けられる老人ホームとなっており、後者であれば高齢者向けの住居という位置付けになっています。

有料老人ホームに勤務するのであれば、勤務先は介護付きか、住宅型かをチェックする必要があります。

〜補足〜

特別養護老人ホームと大きく異なるのが、要介護認定を受けていない高齢者も利用することから、比較的元気な方が多いという点です。

民間が運営しているだけあり、その施設の雰囲気や規則などは様々で、自分の色に合った職場を見つけることが可能です。

介護老人保健施設(老健)

こちらは社会福祉法人や医療法人が運営をしている公的な介護保険施設です。

施設種類特徴夜勤求人数
介護老人保健施設医療ケアやリハビリを必要とする要介護状態の高齢者を受け入れている施設
約7,000件

※求人数:2021年8月更新

急性期の治療を受け終わった高齢者の病状が安定してから、自宅での暮らしに戻れるように随時リハビリなどを受けられる施設です。

医師が常駐していることもあり、リハビリを担当する理学療法士や作業療法士も勤務していることから、たくさんの種類の職業が入り混じった職場だといえます。

〜補足〜

担当となる業務によって利用者の要介護度が変化するので、事前に勤務先のみならず、業務内容の詳細確認が必要となります。

(認知症型)グループホーム

アットホームで、家庭のような雰囲気のなかでの勤務となります。

施設種類特徴夜勤求人数
グループホーム主に民間事業者が運営するバリアフリー対応の賃貸住宅
約11,000件

※求人数:2021年8月更新

認知症の高齢者が生活する施設となっており、少人数(9人まで)を1ユニットと呼びます。介護従事者と入居者が家族のような関わり合いをもち、食事作りや家事なども出来る方とは一緒に行います。

規模は小さめで、働く人数も必然的に少人数となりますので、仕事を急に休むといったことは難しくなります。ですが、認知症のケアに興味がある方、学びたい方には最適な職場といえます。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

サービス付き高齢者住宅は、前述した住宅型有料老人ホームと同じで高齢者向けの住宅という位置にあります。

施設種類特徴夜勤求人数
サービス付き高齢者向け住宅主に民間事業者が運営するバリアフリー対応の賃貸住宅
約3,000件

※求人数:2021年8月更新

一般的には生活の相談といった話相手になることから、食事の提供、コンシェルジュのような対応を求められます。

こちらは介護保険サービスの提供はないのですが、同じ建物内に訪問介護事業所がある場合は介護保険サービスの提供がみられます。

勤務しようか検討しているサ高住がどんな仕事内容で募集をしているのか、見守りサービスについても夜もずっと実施するのかなど勤務形態・時間についても確認をしておきましょう。

ケアハウス

ケアハウスは地方自治体や社会福祉法人が運営しており、利用料が安いために勤務する方の賃金も低めに推移しやすいといわれています。

施設種類特徴夜勤求人数
ケアハウス食事や洗濯などの介護サービスを受けられる施設
約1,800件

※求人数:2021年8月更新

加齢に伴う身体機能の低下をはじめ、日常生活に家族の支援が受けられないといった高齢者を対象とした施設であり、公的な要素が強くなっています。

入居する条件や暮らし方などからケアハウスにはA型、B型、C型の3タイプが用意されており、そのタイプごとに仕事内容が大きく異なってきます。

〜補足〜

A型とB型は主に身の周りの手伝いと食事の提供がメインの業務となりますが、C型は介護サービスを主に提供するため、どの型の職員募集なのかをチェックする必要があります。

ショートステイ

その名の通り、最大連続利用日数30日という短期間の入所で介護サービスが受けられる場所がショートステイです。

施設種類特徴夜勤求人数
ショートステイ通常要介護1以上の方の短期間の利用を目的とした入所施設
約2,200件

※求人数:2021年8月更新

ご家族で介護をしている方への介護負担軽減のためのサポートとして宿泊をしてもらうこともあり、慣れない場所での睡眠が難しく利用者の不眠にどれだけ配慮できるかといった優しさ、思いやりが求められる場所でもあります。

利用者の入れ替わりが激しいため、「この人ちょっと苦手だな」という気持ちになっても、1ヶ月の辛抱でまた別の方に入れ替わりますので安心できます。

〜補足〜

短期間の利用には人が入れ替わるメリットがあると同時に、環境への順応が難しい利用者との心を通じ合わせる難しさもあると覚えておきましょう。

デイサービス

クリエイティブな仕事が多い介護施設です。

施設種類特徴夜勤求人数
デイサービス日帰りで、専門施設に短時間介護を依頼できるサービス
約25,000件

※求人数:2021年8月更新

自宅で暮らしている高齢者が、日中を過ごす施設です。自宅まで迎えに行き、入浴の提供や機能訓練を行うことがあります。

職員はもちろん利用者同士の交流を活発化させ利用者が「通いたいデイサービス」を創造する施設となっています。

〜補足〜

自宅で時間を持て余してしまっている高齢者も多いですが、デイサービスでは利用者同士の交流も多くみられ、様々なレクリエーションも実施されています。

健康マージャンやカラオケ大会といった、認知症の防止を兼ねたストレス発散も多く、いかに楽しんでもらえるイベントを企画・実施できるかという仕事が主となっています。

デイケア

デイケアは、リハビリテーションの必要がある高齢者や、医療的なケアが必要な方が利用する通所施設となっています。

施設種類特徴夜勤求人数
デイケア日常生活上の支援と共に、専門家からリハビリを受けられる施設
約120件

※求人数:2021年8月更新

こちらは運営元は様々で、介護職員のほか理学療法士、作業療法士、医師や言語聴覚士といった様々な職業の方が出入りする施設です。

医療やリハビリに興味のある方に最適な職場といえるでしょう。

〜補足〜

短時間での利用のみの施設もあれば、入浴や食事が伴う施設もあるので、自分の勤務先となる場所がどういったサービスを提供しているのかを前もって確認しておく必要があります。

Q2. 面接が苦手なので、転職うまくいかないかも・・

口下手だったとしても、転職に成功している人はたくさんいます。

面接に苦手意識があるのであれば、まずはゆっくり落ち着いて話すことがよいでしょう。

そもそも面接を苦手とする人は、単に慣れていないだけであることが多いためです。

先ほど紹介した転職サイトの模擬面接などで練習を重ね、数をこなすことで次第に話し方のコツがわかってきます。

また、面接が苦手な方は、転職サイトへの相談と並行して、以下の記事をご一読ください。

最低限のマナーから、99個のよくある質問とその答え方まで受かる面接の全てがまとまっています。

Q3. 介護職は未経験・無資格でも大丈夫?

問題ありません。

介護職は、未経験でも応募できる求人が多く、専門的な知識がかなり必要という訳でもないので、未経験でも挑戦しやすい職種です。

資格は取っておいた方が有利に働きますが、介護職に就いてからも取得することができます。

〜補足〜

上記の通り、未経験の方でも介護職には転職ができますが、それでも未経験であれば転職に不安はつきものだと思います。

その場合は、「かいご畑」を利用することをおすすめします。

かいご畑は、未経験求人を多く取り扱っているのに加えて、働きながら無料で資格を取得することができる「キャリアアップ応援制度」という制度が存在します。

また、転職の悩みなど、専属のコーディネーターに色々相談することができるので、未経験の方にはおすすめのサービスと言えます。

公式サイト:https://kaigobatake.jp

Q4. 正社員として働くか、派遣として働くか迷っています・・

どちらにもメリットがあるので、一概にどちらが良いと答えることはできません。

介護職を長く続けたいなら、正社員をメインに探すのがおすすめです。

その理由は、安定して働くことができることはもちろん、いろいろな業務に携われることで、キャリアアップをしやすいからです。

とはいえ、派遣にも自分の好きなタイミングで勤務できるというメリットがあります。

どちらが自分に適しているかを考え、理想の働き方を明確にし、それにあわせて選びましょう。

「派遣として働きたいな」と考えている場合は、以下の記事を参考にするといいでしょう。

Q5. 介護の場合、面接は私服ですか?スーツですか?

基本的にスーツで行くようにしましょう。

ただし、普段使わなくてスーツを持っていない方に関しては、転職エージェントなどに相談するようにしましょう。

相談の結果、スーツでなくても良いと言われても、清潔感を意識しカジュアルすぎない服装で面接に行くことをおすすめします。

Q6. 介護業界の面接では何を聞かれますか?

介護職の面接でよく聞かれる質問は下記の通りです。

  • なぜ前の職場を辞めようと思ったのか
  • 施設の理念には共感してくれたか
  • これからの仕事に対して熱意や情熱はあるのか

これらの質問にはスムーズに答えられるようにしましょう。

答える際に意識しておきたいのが、意欲や熱意をアピールすることです。

これは、介護職は離職率が高いので、施設側も「すぐやめないかな」という懸念を抱いているためです。

ですので、覚悟を持って仕事をする気があることをしっかりと伝えましょう

また、面接を受けた方の中で、「介護とはどんな仕事ですか?」という価値観を考えさせる質問を受けた方が多数いらっしゃいます。

これには正解がないため、あなたなりの回答を準備をしておくといいでしょう。

Q7. 自分に合わない施設や法人じゃないか心配です

今の職場選びに失敗した方は、また働きにくい職場に転職してしまうことはどうしても避けたいのではないでしょうか。

そんな方ほど転職エージェントを使っていただければと思います

転職エージェントは実際に何人も転職者を見ているので「あの施設は〜」という情報を知っていますし、中には誰も知らないような裏話まで教えてくれることもあります。

また、お願いすれば職場見学もコーディネートしてくれますので、雰囲気もしっかりと見ることができます。

よく、マッチした求人を探すためにはビジョンや経営理念に共感できるかをい大切にしろという方がいらっしゃいす。

ただし、「ビジョンがあるだけ」の会社で現場には浸透していない会社もあるので、ホームページ上の言葉には騙されないように注意しましょう。

Q8. 介護転職の履歴書はどうすればいいですか?

基本的に介護業界での転職は他の転職の時と注意すべきポイントは同じですが、以下のポイントには特に気をつけましょう。

原則手書きで丁寧に

履歴書は最近パソコンで書けるものも増えて来ましたが、介護業界での転職は基本的に、一枚一枚手書きで丁寧に書くことをおすすめします。

丁寧さと一生懸命さを伝えられれば好印象を与えられます。

反対に、コピーしたものや訂正が多いものはマイナスの印象を与えやすいです。

用紙に関してもプリントアウトしたものではなく、市販のもの(JIS規格のものがおすすめ)を用意しておきましょう。

アピールできるものはバイトでも

職歴や学歴の面で、介護と関係ないところは書かなくてもと思われるかもしれませんが、あなたがどんな人なのかを伝えるためになるべく書くようにしましょう。

特に正社員・契約社員の経験があるものや学歴は必ず書くようにしましょう。

アルバイト経験などでもあなたの一生懸命さや人柄がアピールできるものであれば書いておきましょう。

資格は正式名称を

介護の資格を始め、資格は正式名称を書くように心がけましょう。

特に、介護の資格は名前が変わることが多く、間違えた名前を使うといい印象を与え前ん。

例えば、以下のような間違いが多いです。

(正)介護職員初任者研修
(誤)ホームヘルパー2級

(正)介護支援専門員
(誤)ケアマネジャー

あなたの持っている資格に応じてきちんと正式名称を書くように心がけましょう。

Q9. 介護の転職のときは職務経歴書はどうしましょう?

職務経歴書の提出を求められた際は、以下の二つを意識して書きましょう。

現役エージェントが教える!受かる職務経歴書の書き方完全マニュアル」を参考にパソコンなどで作成していただけたらと思います。

介護に合わせてアレンジを!

上記のページを参考にしながら介護業界に合わせて以下の2ポイントを意識することで、きっと受かる職務経歴書が書けるでしょう。

仕事をできるだけ具体的に書く

介護業界の仕事は「介護」と表現すると仕事のイメージがつきにくく他の候補者と差別化できません。

「何人の利用者の施設で」「どんなフロアで(認知症専門など)」「どんな仕事をしていたか」を具体的に書くようにしましょう。

あなたの人柄を伝える

どんな仕事をしていたかも大事ですが、チームワークや利用者との繋がりが大切な介護では、あなたの人柄もすごく大切なポイントです。

同僚・上司・利用者など周囲の人とどうやって信頼関係を作って来たかのエピソードを交えられるとあなたの人柄が伝わり書類も通りやすくなるでしょう。

ポイントは簡単に解説しましたが、一番のおすすめは転職サイトに登録し、職務経歴書を含めて担当コンサルタントに相談しながら転職活動を進めることです。

さいごに

介護職の正社員としての働き方、おすすめ求人の探し方についてまとめましたが、いかがでしたか?

介護職はまだまだ人手不足であり、今後も多くの働き方ができる業界と言えるでしょう。

このページを踏まえ、しっかりと転職先・求人票・あなたのことを考慮して転職に踏み出すために、最初の一歩目としておすすめなのが、頼れる相談相手を作ることです。

下記の転職サイトに登録し、担当者からの連絡を待ちましょう。

この記事があなたのキャリアに役立つことを願っています。