「中途採用で、ビデオリサーチに転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、ビデオリサーチへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、ビデオリサーチへの転職についてご紹介します。
- まとめ|ビデオリサーチの特徴と転職のポイント
- ビデオリサーチの企業情報
- ビデオリサーチの採用情報
- ビデオリサーチの求人情報
- ビデオリサーチに関する口コミまとめ
- ビデオリサーチへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- ビデオリサーチ転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがビデオリサーチへ転職すべきか判断できるとともに、ビデオリサーチへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|ビデオリサーチの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「ビデオリサーチに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
ビデオリサーチの特徴
- “テレビ視聴率”などメディア・リサーチ業界の老舗企業
- 親会社はテレビ局や広告会社などで、経営基盤は安定
- 調査会社なので真面目な人、几帳面な人も多め
- 給与は年功序列の要素が強い/平均年収は758万円(口コミベース)
- 働き方は職種・部署によっても大きく異なる(残業は月平均35時間)
- 女性も比較的多めで、産休育休から復職して長く続ける女性も多い
ビデオリサーチへの転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 採用HP・おすすめ大手転職サイト(公開求人)ともに「事務系、技術系」の中途の募集あり
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. ビデオリサーチの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都千代田区三番町6-17(宏正三番町第一ビル) |
代表者 | 代表取締役社長 望月 渡 |
設立 | 1962年 |
資本金 | 約2億円 |
売上 | 連結217億円(2018年度) |
従業員 | 単体432名(平均年齢41.9歳/2019年4月) |
事業内容 | 視聴率など各種データの調査、マーケティング支援業務など |
2-1. 事業内容
ビデオリサーチは1962年に設立された “テレビ視聴率”でもおなじみのメディア・リサーチ業界の老舗企業です。
※もともと同社は、1962年に電通や全国主要放送局20社などが出資して設立した第三者機関の調査会社です。
ビデオリサーチはテレビ・インターネット・ラジオなどにおける各種データ関連サービス(以下参照)をはじめ、企業のマーケティング課題などの解決支援サービスなども提供しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
ビデオリサーチは上の通りメッセージしている通り、「精度の高いデータや指標を提供すること」「そこから示唆に富んだ提言を導き出すこと」の2つを軸に事業を推進しています。
また、同社が次の50年に向けてありたい姿として、「公正・公平なデータの提供はもとより、企業の皆様のコミュニケーション領域の課題解決に向けた、行動実践を伴う提言を行うこと」を目指しています。
2-3. グローバル展開
ビデオリサーチは、海外のメディア調査会社(例えば2017年の米国ニールセン社等)と事業提携もつじて海外ネットワークも有しています。
職種や部署などによっては海外事業に携われるチャンスはありますが、あくまで同社は国内事業メインです。
グローバルに活躍したい人は・・
もし海外赴任等グローバルに活躍することを望むなら、積極的に海外進出をしている日系メーカー/金融機関への転職をおすすめします。
例えば外資系企業の場合、キャリアステップによっては海外の他支社で働くチャンスもあります。
しかし、結局日本支社は支社のひとつに過ぎないので、日本国内のビジネスに関わることがメインとなりやすいからです。
ビデオリサーチ企業HP:https://www.videor.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. ビデオリサーチの採用情報
メディア・リサーチ業界の老舗なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、ビデオリサーチの採用情報についてお伝えします。
3-1. ビデオリサーチの採用職種
現在、同社の採用HPでは以下の通り、「事務系、技術系」ともに中途の募集があります。
職種 | 募集中の職種 |
事務系 |
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技術系 |
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その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。
ちなみに、採用HPによれば、主な職種は以下の通りです。
主な職種 |
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3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 700~800万円
社員の平均年収 : 758万円(平均年齢35.8歳/※非上場企業のため、口コミによる参考値)
ビデオリサーチの平均年収は758万円(口コミベース)で、競合と比べて高めです。
給与は年功序列で、昇給のチャンスは年1回(4月)、賞与は年2回(6月, 12月)支給される他、残業代もしっかり支給されるようです。
また、福利厚生は一般企業と比べて充実しており、例えば各種社会保険、退職金制度、契約施設、各種補助制度(PC購入、家族旅行等)、カフェテリアプラン(福利厚生サービス会社による各種サービス/年間約10万円)などもあります。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:30時間
ビデオリサーチの平均残業時間は【月30時間程度】で、例えば日経リサーチなどと比べて残業は少なめです。
例えば職種/部署によっては個人の裁量も大きめでメリハリのある働き方もできるようですが、残業時間など労働環境は部署によっても大きく異なります。
事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは中途向けメッセージは見当たりませんが、新卒向けには『日々変化するメディアに対して新しい挑戦を続けています』とメッセージしています。
また、大手就活サイトによれば同社の求める人物像は以下の通りで、若年層のテレビ離れ・テレビ業界の縮小が見込まれる中で、”イノベーション”が求められていることが読み取れます。
【イノベーション人材】
従来の考え方、やり方にとらわれず、新しい考え方、やり方を作り上げてきた人
【3つのキーワード】
- 「利他」・・多様な価値観を受け入れ、他者と連携してチームや組織の目標を達成する人
- 「想像」・・従来のやり方にとらわれず、広い視野から物事を考え、本質を見極めて解決策を導く人
- 「前進」・・挑戦を楽しみ、より高いレベルを目指して努力し、壁を乗り越えられる人
中途採用でも、例えば従来のやり方に捉われず、同社に新しい価値をどのように生み出せるかなどを具体的にアピールするのも良さそうです。
※ビデオリサーチの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. ビデオリサーチの求人情報
ビデオリサーチへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「法人営業職」「エンジニア職」で中途の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、ビデオリサーチの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1.「法人営業職」で中途の求人あり
dodaでは、主に既存顧客(主に媒体社、広告会社、広告スポンサー企業)に対して、視聴率データの活用などを提案する「法人営業職」で募集があります。
具体的には、顧客のメディア計画やマーケティング活動の指標となるデータの提供はもちろん、「新規調査の企画立案」「マーケティング支援策の提案」なども担当するやりがいのある仕事です。
なお、必須要件は「広告業界での経験(経験年数は不問)」で、年収は500~800万円です。
4-2.「エンジニア職」でも求人あり
dodaでは、「インフラエンジニア職」でも募集があります。【想定年収450~800万円】
具体的には、自社開発IoT(モノのインターネット)機器からのデータ収集基盤、集計システムのアプリの設計/開発をはじめ、その他社内インフラの設計/開発を担当するやりがいのある仕事です。
ちなみに、必須要件は「分散系システムに関するインフラ構築経験」に加えて、以下いずれかの経験「Linux経験, プログラミング経験(言語不問), PM/PL経験など」です。
5. ビデオリサーチに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、ビデオリサーチの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
ビデオリサーチに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
年収は「業界でもトップクラス」という声もあるほど、競合と比べて高めで、年収に満足している人が大多数です。
基本給自体はそこまで高くないようですが、賞与が手厚く、残業代もしっかりつけられると好評です。例えば年収は30歳で700万円前後が目安です。
また、福利厚生も一般の大企業並みに完備されているため、待遇(給与・福利厚生)について不満の声は特に見当たりませんでした。
5-2. 仕事のやりがい・成長
世の中で流通しているコンテンツ/商品/サービスなどを調査分析・アドバイスした結果、顧客に感謝された時などにやりがいも実感されています。
職種/部署などによってはルーティンワークの仕事も多いようで、仕事を着実に進められる人には向いていますが、中にはやりがいや自己成長などを見出すのが難しい人もいるようです。
ちなみに人事評価の基準が曖昧という声もある他、一定の年次までは昇格・賞与にほとんど差はつかないため、優秀な人ほどモチベーションを維持しづらいようです。
(なお昇格も年功序列ですが、近年は実力主義の要素も徐々に入れているようです)
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
親会社は広告会社やテレビ局で経営は安定しているため、おっとりした雰囲気もあるようです。(人によってはゆるいと感じる可能性もあります)
調査会社らしく社員については真面目な人、几帳面な人も多数で、安定志向の人も多いようです。近年の若年層のテレビ離れ・市場縮小などにより新たな挑戦や変革が求められる空気感もあるようです。
ちなみに、女性も多く働きやすいと好評で(女性管理職も一定数を占めているようです)、産休育休をとって長く続ける女性も多いです。
※ビデオリサーチを志望する人におすすめな他の企業は?
ビデオリサーチが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社日経リサーチ
- 株式会社東京サーベイ・リサーチ
- 株式会社インテージ
- 株式会社電通マクロミルインサイト
- 日本オフィス・システム株式会社
6. ビデオリサーチへの転職を成功に導くたった1つのコツ
ビデオリサーチに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
ビデオリサーチへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、ビデオリサーチの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. ビデオリサーチ転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
ビデオリサーチへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
ビデオリサーチ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- ビデオリサーチに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- ビデオリサーチ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
ビデオリサーチへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
ビデオリサーチでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ビデオリサーチへの転職は待遇・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはビデオリサーチの社風や求める人物像を理解する・ビデオリサーチ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
ビデオリサーチ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。