「中途採用で、東京電力に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、東京電力への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、東京電力への転職についてご紹介します。
- まとめ|東京電力の特徴と転職のポイント
- 東京電力の企業情報
- 東京電力の採用情報
- 東京電力の求人情報
- 東京電力に関する口コミまとめ
- 東京電力への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 東京電力転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが東京電力へ転職すべきか判断できるとともに、東京電力への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|東京電力の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「東京電力に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
東京電力の特徴
- 電力業界の最大手で、原発事故後は一時的に政府管理下に置かれています
- 堅実な固い社風で、スピード感はなくお役所的な雰囲気
- 平均年収は753万円で同業の中では標準的ですが、特に若手のうちは給与が低い
- 平均残業時間は30〜35時間ですが、「仕事は定時で」をキーワードに残業削減に注力
- 女性も働きやすい会社で、女性管理職が増えてきており、産休育休も取りやすい
東京電力への転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 現状、中途採用の募集はないが、随時採用HPで更新される
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントにも登録するのがおすすめ
2. 東京電力の企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 |
代表者 | 代表取締役社長 小早川智明 |
設立 | 1951年5月1日 |
資本金 | 1兆4,009億円(2016年3月期) |
売上 | 連結:6兆699億円(2016年3月期) |
従業員 | 32,440人名(2016年3月末) |
事業内容 | 電気・ガス業 |
2-1. 事業内容
東京電力は1951年に設立された大手電力会社で業界No.1です。原発事故の対応に巨額の費用が見込まれるため、一時的に政府の管理下に置かれた状態が続いています。
事故後は、2016年に「燃料調達、火力発電部門」「送配電部門」「小売部門」を分社化して意思決定をスムーズにできるようにするなど、様々な改革に取り組んでいます。
具体的には、東京電力ホールディングス持株会社の傘下にある以下3つの会社で、各事業を展開しています。
- 東京電力フュエル&パワー株式会社:燃料・火力発電事業を行う
- 東京電力パワーグリッド株式会社:一般の送配電事業を行う
- 東京電力エナジーパートナー株式会社:電気の小売事業を行う
原子力関係の先行きは不透明ではありますが、東京電力は脱国有化の判断をするためには今期が重要と位置付けています。世間からの風当たりはかなり厳しいですが、実質的に国有化されているため、今後も潰れる心配はないと言えるでしょう。
2-2. トップメッセージと事業計画
東京電力は、大企業なので以前は意思決定にかなり時間がかかっていましたが、近年の電力・ガス小売自由化により競争が激化する中で、先ほどの通り2016年にホールディングカンパニー制に移行後はスピーディーな意思決定ができるようになりました。
また、特に燃料・火力発電に関しては、2014年に中部電力と提携し、それぞれの設備を共同設立したJERA(ジェラ)に移管する予定です。それによりスケールメリットを活かして、国内外でより安価な電気を安定供給できるようになります。
このように同業他社との提携も模索しながら、業界1位の現状に甘んじることなく、新しい発想で付加価値を生み出していきたいとしています。
2-3. グローバル展開
東京電力は海外事業も電力会社としてはNo.1で、今後の成長が見込まれるアジアや中東などで展開しています。
具体的には以下3つが、海外事業の柱となります。
- 海外コンサルティング事業:1996年に開始し、アジアを中心に70ヶ国、600件以上の実績あり
- 再生可能エネルギー投資:2002年よりグループ会社(ユーラスエナジーホールディングス)を通じて各国で、風力・太陽光などの再生可能エネルギーを展開
- 火力発電投資:7ヶ国10プロジェクトを運用。2016年にすべてJERAに統合済み
以上のように、積極的に海外展開しており、海外出張や駐在の機会の多いため、海外の発電事業に関心がある人にはおすすめします。
東京電力企業HP:www.tepco.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像、業務内容」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 東京電力の採用情報
業界大手の電気事業者なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、東京電力の採用情報についてお伝えします。
3-1. 東京電力の採用職種
東京電力では中途採用を随時募集しています。
基本的に採用職種は主に経理や総務などの「事務系」と、配送電の開発やメンテナンスなどの「技術系」に分けられます。
主な分野 | |
燃料、発電 | 燃料、火力発電 |
配送電 | 架空送電、地中送電、変電、配電、系統運用、電子通信、用地、パワーグリッド |
営業など | 法人営業、家庭向け営業、商品開発、オペレーション業務、ガス飯場 |
ホールディングス | 原子力、水力発電、企画・グループ事業管理、広報、総務、法務、国際、研究所 |
その他 | 土木、建築、立地地域 |
募集開始されると、応募が締め切られるのが早いため普段から随時チェックしてくことをおすすめします。
もし転職エージェントに登録しておけば、中途採用の募集があった場合にすぐに知らせてもらえるので便利です。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 :500〜600万円
社員の平均年収 : 753万円(平均年齢43.2歳)
東京電力の平均年収は高いですが、業界内でみるとほぼ標準レベルと言えるでしょう。福利厚生は十分に完備されており、残業代もしっかり支給されます。
また、特に若手のうちは給与が低いという声が目立ち、残業代によってかなり差がつくようでした。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:30〜35時間
東京電力の平均残業時間は【30〜35時間程度】です。同業他社と比べてもほぼ同じ水準と言えます。
東京電力は「仕事は定時で」をキーワードとして残業削減を徹底していますが、特に本店など部署によっては慢性的に残業が多いところもあるようでした。
勤務時間などは部署によっても大きく異なるため、転職を検討する際は大手転職エージェントに確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは特に中途採用向けのメッセージは見当たりませんでしたが、新卒採用ページでは上記メッセージが発信されています
震災後は、例えば昇進を従来の年功序列から能力主義に見直すなど、様々な改革に取り組んで来ています。さらに競争環境の変化に対応するためには、特に新しいビジネスモデルやイノベーションが求められています。
特に中途採用者は、同業や異業種での専門スキルや経験を活かして、東京電力でどのような貢献ができるのかしっかりアピールすることが重要です。
※東京電力の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. 東京電力の求人情報
東京電力への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
現状、おすすめ大手転職サイトの公開求人はなく、東京電力の採用HPでも中途採用の募集はありませんでした。
求人があれば随時更新されるため、採用HPを随時チェックしたり大手転職エージェントなどから情報収集しておくことをおすすめします。
数少ない採用情報を得るために・・
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、募集があればすぐに連絡をもらえるため、転職活動をよりスムーズに進めることができます。
さらに、東京電力の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。チャンスを増やすためにも活用しましょう。
参考:東京電力のグループ会社でも中途採用の求人あり
『doda』で検索すると上記2件、「電気技師」と「発電プラントの調達業務の経験者」の求人が見つかりました。
グループ会社から東京電力に異動することはほぼありませんが、東京電力のグループ会社として安定性を求める人は検討してみてもよいでしょう。
想定年収は350万円〜750万円程度と幅はありますが、転職エージェントを活用して年収交渉をしっかりと行うことで、年収アップでの転職も十分に期待できます。
5. 東京電力に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、東京電力の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
東京電力に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は年功序列ですが、特に若手は低く、中堅クラスから大手メーカー並みになるようでした。また、高卒や専門卒としては高めという声が目立ちました。
給与は大卒30歳で約600万円程度まで上がることが多く、40歳課長で約800万円。高卒の場合は30代半ばの主任クラスで約500~600万円までは上がっていきます。
業務は定時で終わらせることが求められているため、特に若手のうちは、基本給が少なく残業代がないと厳しいという声は多く、金銭的な余裕は期待できません。
さらに、震災前と比べて給与の昇給幅が抑えられており、ボーナスもなくなっているため、中長期的に現在の給与水準が維持されるのか一定のリスクがあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事は、電力の安定供給を通じて、地域経済を支えているというやりがいがあります。
また、本店・支店・部署などによっても大きく異なりますが、大型案件や海外案件は特に世の中へのインパクトが大きくやりがいがあるという声が多いです。
資格取得や英語学習のサポート制度を活用して様々な資格を取得したという人も多いですが、人によってはルーティンワークも多く単調になりがちなので、モチベーションが上がらない人もいるようでした。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
全体的としてはまだ年功序列の雰囲気も残っていますが、震災後の改革で昇進は実力主義に変わってきています。
また、震災後は「仕事は定時で」をスローガンとして残業も厳しく制限されていますが、部署によって仕事量は大きく異なるため、特に本店では残業が多いようでした。
福島原発の事故後は、世間からの風当たりが非常に厳しいという社員の声は多いため、転職を検討する際はあらかじめ一定の覚悟をしておく必要があると言えるでしょう。
※東京電力を志望する人におすすめな他の企業は?
東京電力が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 東北電力株式会社
- 中部電力株式会社
- 関西電力株式会社
- 東京ガス株式会社
6. 東京電力への転職を成功に導くたった1つのコツ
東京電力に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
東京電力への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、東京電力の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 東京電力転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
東京電力への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
東京電力志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 東京電力に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 東京電力以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
東京電力へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
『パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)』があります。
取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。
『パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。
既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
東京電力での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
東京電力への転職は年収・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントは東京電力の社風や求める人物像を理解する・東京電力転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
東京電力転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。