「中途採用で、東京海上日動に転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、東京海上日動への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、東京海上日動への転職についてご紹介します。
- まとめ|東京海上日動の特徴と転職のポイント
- 東京海上日動の企業情報
- 東京海上日動の採用情報
- 東京海上日動の求人情報
- 東京海上日動に関する口コミまとめ
- 東京海上日動への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 東京海上日動転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが東京海上日動へ転職すべきか判断できるとともに、東京海上日動への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|東京海上日動の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「東京海上日動に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
東京海上日動の特徴
- 国内最大手損害保険会社で、3大損保会社の一つ
- 海外進出も進んでおり、38の国と地域へ拠点を設立
- 平均年収は800万円台、平均残業時間は20~30時間とトップクラスの高待遇
- 企業風土は体育会系、近年成果主義に移行
東京海上日動への転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. 東京海上日動の企業情報
社名 | 東京海上日動火災保険株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目2番1号 東京海上日動ビルディング |
代表者 | 取締役社長 北沢利文 |
設立 | 1944年3月20日 |
資本金 | 1,019億9,400万円 |
売上 | 連結:3兆0,723億03百万円(正味収入保険料、2016年3月期) |
従業員 | 連結:28,429人(2016年3月31日現在) |
事業内容 | 損害保険事業 |
2-1. 事業内容
1944年に設立された東京海上日動は、国内最大手の損害保険会社で、損保ジャパン日本興亜・三井住友海上火災保険と並んで3大損保会社とされています。
2004年に東京海上火災保険と日動火災海上保険が合併して誕生した企業です。
2-2. トップメッセージと事業計画
東京海上日動は、『「安心と安全」の提供を通じて、豊かで快適な社会生活と経済の発展に貢献すること』を経営理念として掲げています。
様々な経営環境の変化に対応するため、「選ばれ方の変革」「働き方の変革」「変革し続ける良い社風」の「3つの変革」を柱として、今後も事業拡大を進める方針です。
2-3. グローバル展開
東京海上日動は、創業時の1879年から釜山・上海・香港で事業展開し、現在では38の国と地域に拠点を持つグローバル企業です。
グループ収益の約30~40%を海外事業が占めており、海外駐在員数は約300名になります。今後も新興国、欧米諸国でのさらなる事業拡大を進める方針で、保険業界でグローバルに活躍したい人にとってもチャンスの多い企業だと言えるでしょう。
見るべきポイント | |
事業概要 | 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 |
採用情報 | 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 |
会社理念・社長メッセージ | 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。 会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。 |
3. 東京海上日動の採用情報
業界大手の保険会社なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、東京海上日動の採用情報についてお伝えします。
3-1. 東京海上日動の採用職種
東京海上日動採用HPでは、現時点では、中途採用の募集は出ていませんが、募集のある場合、所属部門や前職スキルによって職種を見つけることが出来ます。
また、希望する職種等での募集がない場合、自身のプロフィールを登録しておくことで希望職種募集の情報が得られるキャリア登録制度も設けられているので、東京海上日動への転職を希望している場合には、利用すると良いでしょう。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 約400万円~(契約社員の場合)
社員の平均年収 : 829万円(平均年齢41.5歳)
東京海上日動の給与は、損保ジャパンや三井住友海上と比較すると、やや平均給与は低くなります。
ただし、3社ともホールディングスの平均給与であり、各損害保険会社の平均給与では若干データが異なるでしょう。特に、東京海上日動の総合職にあたる全国型社員については、年8~10ヶ月分の賞与の支給や各種手当等、待遇面は企業全体で見ても非常に高待遇で、社員の評価も上々です。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月20:30〜時間
東京海上日動の平均残業時間は【20〜30時間程度】です。競合の損保ジャパン、三井住友海上と比較しても残業時間は少ない方だと言えるでしょう。
ただし、職種や担当部署によって労働時間は大きく異なり、場合によっては休日に会社の付き合いが頻繁に入るということもあるようです。転職を希望する場合には、事前にコンサルタント等にしっかりと確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
東京海上日動では、「即戦力となるプロフェッショナルな人材」を採用したいとメッセージしています。
ただし、リーディングカンパニーとしての安定性に満足することなく、「従来の枠組みにとらわれず、自ら考え、積極的に行動できる『人間力』豊かな人材」であることも重要だとメッセージされています。
転職面接等ではスキルのアピールと同時に、今後への展望についても具体的かつ熱意をもってアピール出来ることが大切です。
※東京海上日動の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:東京海上日動・募集職種・東京海上日動の中途採用メッセージ
4. 東京海上日動の求人情報
東京海上日動への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、東京海上日動の求人情報をご紹介します。現時点では大手転職エージェント『doda』で契約社員の求人が出ているのみで、正社員の募集はおすすめ転職エージェント各社、また採用HP上でも実施されていません。
参考情報として、新卒採用時の募集情報も併せて紹介します。
4-1. 損害サービス職では契約社員での求人あり
dodaで検索すると、現時点では東京海上日動で求人が出ているのは、全国各拠点での損保サービス主任職での契約社員の募集のみでした。
自己受付から示談交渉、保険金支払等の業務を担当する職務で、契約社員として入社後、一定期間を経過かつ勤務状況良好であれば、定年制へ移行することも可能となっています。
想定年収は約400万円~と、同社正社員と比較すると大幅に下がりますが、契約社員の給与としてはまずまずの水準でしょう。
4-2.8つの部門別に中途採用を実施
営業部門(国内) | 営業部門(海外) |
損害サービス部門 | 商品開発部門 |
営業支援部門 | 資産運用部門 |
IT部門 | 一般管理部門 |
東京海上日動キャリア採用HPによると、上記8つの部門で、必要に応じて中途採用を実施しています。
損害保険業界最大手企業、かつ新卒での就職においても常に就職人気ランキング上位に入る企業なので社員の勤続年数も長く、中途採用での入社もかなりの狭き門だと言えるでしょう。
ただし、キャリア登録をしておく、また転職エージェントの持つ非公開求人の情報等も合わせて幅広く情報収集し、自己分析や企業分析等の転職対策も入念に行うことで、待遇面アップでの転職を成功させることも出来ます。常に情報感度をあげておきましょう。
5. 東京海上日動に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、東京海上日動の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
東京海上日動に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度はかなりの高評価で、全般的に評価の高い金融業界の中でも上位の評価です。
給与水準については、他業界、同業他社どちらと比較しても高水準だと評価している社員が多いようです。総合職はもちろん、エリア限定職についても他企業比較で高水準で、給与へ不満をもつ社員は少ないようです。
ただし、近年は成果主義に移行しており昇格、昇給が難しい上に降格もあり得ること、また賞与についても業績次第で100万近く変動する場合もあるなど、以前までの抜群の安定性は過去のものとなりつつあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長については、企業全体、同業界どちらと比較しても平均的な評価だと言えます。
保険という公共性のある業務なので、顧客からの感謝がダイレクトに感じられる場面もありやりがいに繋がるという意見が複数ありました。また営業職、非営業職ともに評価制度が分かりやすく設定され、自己PRの機会も設定されているため納得度が高いようです。
育成環境については、大企業ということで一通り、特に若手への研修は充実していますが、スキル関連の研修が企業規模の割に少なく自己研鑚で大きく差がつくという意見もあります。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気については、あまり良い評価とは言えず、他金融大手企業と比較してもやや低水準です。
金融業界のトップ企業ということで、企業風土は官僚的であるものの、リーディングカンパニーとして先進性もあるという意見が多くありました。
社員は優秀で安定志向の高い社員が多く、社内の付き合いも大切にするため飲み会等も多く、体育会系だと感じている社員が多いようです。こういった企業風土に合う場合には待遇面の含め非常に働きやすいと感じるようですが、プライベートをしっかりと確保したい人には辛い環境のようです。
※東京海上日動を志望する人におすすめな他の企業は?
東京海上日動が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 損保ジャパン日本興亜株式会社
- 三井住友海上火災保険株式会社
- ソニー生命保険株式会社
- あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
6. 東京海上日動への転職を成功に導くたった1つのコツ
東京海上日動に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
東京海上日動への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、東京海上日動の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 東京海上日動転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
東京海上日動への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
東京海上日動志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 東京海上日動に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 東京海上日動以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
東京海上日動へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
東京海上日動での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
東京海上日動への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・東京海上日動転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
東京海上日動転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。