「中途採用で、THKに転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、THKへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、THKへの転職についてご紹介します。
- まとめ|THKの特徴と転職のポイント
- THKの企業情報
- THKの採用情報
- THKの求人情報
- THKに関する口コミまとめ
- THKへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- THK転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがTHKへ転職すべきか判断できるとともに、THKへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|THKの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「THKに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
THKの特徴
- ニッチな分野で世界シェアNo.1(売上ベース)の大手機械部品メーカー
- 安定企業で保守的な風土もあり、良くも悪くも古い体質という声も目立つ
- 高い技術力を有している他、大企業向け取引も多く、自己成長も実感しやすい
- 給与は年功序列で、基本給が低めという声も目立つ(平均年収は634万円)
- 残業代で稼ぐ風潮もあるが、全体的にワークライフバランスも調整しやすい
- 産休育休などは取りやすいと好評で、復職して長く続ける女性も多い
THKへの転職のポイント
- 現状、採用HPでは中途の募集は見当たらない
- おすすめ大手転職サイトの公開求人でも、中途の募集は非常に限られる
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. THKの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都港区芝浦二丁目12番10号 |
代表者 | 代表取締役社長 寺町彰博 |
設立 | 1971年 |
資本金 | 346億円 |
売上 | 連結2,866億円(2017年12月期) |
従業員 | 連結13,364名、単体3,581名(2017年12月) |
事業内容 | 産業用機器関連事業、輸送用機器関連事業 |
2-1. 事業内容
THKは大手機械部品メーカーで、摩擦を限りなく抑えて直線レール上を移動する精密部品(LMガイド)を世界で初めて製品化(1972年)し、世界シェア5割以上を誇ります(売上ベース /国内シェアは約7割)。
THKは主力製品であるLMガイドを中心に、以下の通り、可動ねじ・回転部品に加えて、電動アクチュエータ(モーターに各種部品を取り付けた駆動装置)なども展開しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
THKは、世界中のお客様の発展と豊かな社会作りに寄与すべく、「グローバル展開」「新規分野への展開」「ビジネススタイルの変革」の3つを成長戦略の柱として掲げ、ビジネス拡大に注力しています。
例えば新規分野ではLMガイドのコア技術を活かし、免震装置、ロボット(向上支援ロボット等)、医療機器(CTスキャナー等)、航空機(リクライニングシート、テーブル引き出し等)などに参入しています。
また、ビジネススタイルの変革では、顧客が必要な製品がすぐに検索できるweb専用最適品自動選定ツールなど、最先端技術も積極的に取り入れて推進しています。
2-3. グローバル展開
THKは24の国・地域に海外92拠点(生産工場、販売拠点など)を持つ他、海外売上比率は6割以上という海外メインの会社です。
1981年のアメリカ工場建設をはじめ、2010年には海外初の研究開発拠点も中国に開設。2017年にはシンガポール、マレーシア、タイで従来からの対面販売にオンライン販売も組合わせて、販売体制も強化してきています。
海外拠点への出張・駐在のチャンスもある他、国内勤務の場合でも英語を活かして活躍できる機会も多いです。海外志向の人も、競合と比較しながら前向きに検討することをおすすめします。
THK企業HP:https://www.thk.com
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. THKの採用情報
大手機械部品メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、THKの採用情報についてお伝えします。
3-1. THKの採用職種
現在、THKの採用HPでは中途の募集は見当たらないため、ここでは主な職種を紹介します。
技術系 | 研究、開発、設計、生産技術、品質保証、営業技術など |
事務系 | 営業、営業支援、経理、財務、法務、特許、情報システム、資材調達、総務、人事、広報など |
採用HPに中途採用ページはあるため、今後中途の募集が出る可能性もゼロではありませんが、転職を検討中の人は大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 400~550万円
社員の平均年収 : 634万円(平均年齢40.1歳)
THKの平均年収は634万円で以下の通り、大手部品メーカーと比べると不二越と同程度ですが、日本精工よりは低めです。
社名 | 平均年収 | 平均年齢 |
日本精工 | 762万円 | 40.7歳 |
不二越 | 640万円 | 39.3歳 |
THK | 634万円 | 40.1歳 |
給与は年功序列である他、基本的に残業はきちんとつけられると好評です。ただし、部署・上司などによっては一定時間(月45時間程度)を超えるとサービス残業せざるを得ないような雰囲気もあるようです。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:35~45時間
THKの平均残業時間は【35~45時間程度】で、同業の不二越などと比べても同程度です。
部署・職種によっても異なりますが、全体としては有給は取りやすいなど、ワークライフバランスは調整しやすいという声も目立ちます。
なお、平均残業時間は一見多めですが、基本給の低さを残業代で補う風潮も影響していると思われる他、競合と比べても業務量はそこまで多くはないようです。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは新卒・中途向けに上の通り、求める人物像として 『心の才能』(何事も前向きで、素直に受け止め、努力する資質)と『リーダーシップ』の2つを挙げています。
当時困難と言われていたLMガイドに挑戦し製品化した会社ということもあり、「常に前向きで努力する資質」を第一に挙げていることも理解できます。
中途採用では、高い専門性を有することはもちろん、常に前向きに努力する姿勢など、自身が仕事で大切にしている価値観もしっかりアピールして他候補者と差別化もできると良さそうです。
※THKの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. THKの求人情報
THKへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、THKの求人情報をご紹介します。おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「機械設計職」の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
ちなみに、THKグループ会社も調べましたが、中途の募集は見当たりませんでした。
数少ない求人を得るためには・・
THKは中途採用を積極的には行なっていない印象でしたが、実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため、数少ないTHKの求人を得られる可能性が増えます。
さらに、THKの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
「車載製品の機械設計職」で中途の求人あり
dodaでは、自動ブレーキやステアリングなど車載製品の「機械設計職」で中途の募集があります。
新製品の設計から量産フェーズまで一貫して携わることができるため、製品が徐々に形になる喜びや成果も実感しやすいと好評です。入社後は先輩社員のサポートのもと設計補助などから徐々にキャッチアップしていくため安心です。
必須要件は「機械設計の経験(業界・年数不問)」なので異業種からの転職希望の人にもおすすめします。特に自動車業界での設計経験があると特に歓迎されます。(年収は400~650万円です)
5. THKに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、THKの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
THKに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は年功序列で、「競合と比べても基本給は低め」「残業代で稼ぐという風潮もある」という声も目立ちます。
例えば年収は30代で約500万円、40代(課長クラス)でグっと伸びて約800万円が目安です。業績が好調の時は賞与も増えるようですが、景気が悪化すると原則残業禁止になるため金銭面で苦しくなるという声もあります。
また、福利厚生は一般の大企業並には完備されており、社宅・独身寮に加えて、住宅手当、財形貯蓄、社員持株会などもあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
世界シェアNo.1の製品も持つなど高い技術力を有している他、大企業向けの取引も多いことから、技術・事務職ともにやりがい・自己成長も実感されているようです。
競合と比べると社員育成に対する意識は低めのようですが、若手のうちから比較的裁量も持って任される風土もあるため、本人の努力次第では大きく成長可能という声もあります。
また、昇進は年功序列で、仕事の進め方はトップダウンで保守的な風土もあるため、上昇志向の人や、新しいことにどんどん挑戦したい人には向かない可能性もあります。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
「保守的な風土」「リストラ・降格などはほとんどなく良くも悪くも古い体質」という声もある他、プロパー社員を中心に上下関係に厳しい体育会系のような雰囲気もあるようです。
日系メーカーということもあり全体的に真面目な人・堅実な人も多い他、上司の顔色を伺って仕事をするような風潮もあるようです。
2年に1回社員旅行・社員パーティーもあるなど人間関係は比較的ウェットな印象もあり、人によっては社風に合わない可能性もあります。
ちなみに、気になる中途採用者の声として、プロパー社員の同期の繋がりは強いなど何事も社内人脈が重要で、中途ですぐに成果を上げるのは難しいという声もありました。
※THKを志望する人におすすめな他の企業は?
THKが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 日本トムソン株式会社
- 株式会社不二越
- 日本精工株式会社
- 株式会社富士通ゼネラル
- 住友重機械工業株式会社
6. THKへの転職を成功に導くたった1つのコツ
THKに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
THKへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、THKの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. THK転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
THKへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
THK志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- THKに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- THK以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにTHKして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をTHKして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をTHKして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
THKへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
THKでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
THKへの転職は働きやすさ・長期勤続の面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはTHKの社風や求める人物像を理解する・THK転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
THK転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。