住友不動産販売に転職すべき？口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、住友不動産販売に転職しようかな」と考えていませんか？

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、住友不動産販売への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、住友不動産販売への転職についてご紹介します。

まとめ｜住友不動産販売の特徴と転職のポイント
住友不動産販売の企業情報
住友不動産販売の採用情報
住友不動産販売の求人情報
住友不動産販売に関する口コミまとめ
住友不動産販売への転職を成功に導くたった1つのコツ
住友不動産販売転職で必ず登録すべき転職サイト4選
転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが住友不動産販売へ転職すべきか判断できるとともに、住友不動産販売への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ｜住友不動産販売の特徴と転職のポイント
2. 住友不動産販売の企業情報
3. 住友不動産販売の採用情報
4. 住友不動産販売の求人情報
5. 住友不動産販売に関する口コミまとめ
6. 住友不動産販売への転職を成功に導くたった1つのコツ
7. 住友不動産販売転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
さいごに

1. まとめ｜住友不動産販売の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「住友不動産販売に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

住友不動産販売の特徴

業界第2位の企業で、関西圏での不動産売買仲介実績は1位を誇る企業
ニューヨークに拠点はあるが、海外展開は他社よりやや遅れを取っている
平均年収は20代後半で500万円弱と平均的。営業は個人のバラつきが非常に大きい
体育会系の企業風土。上下関係の厳しさなどにも耐えうる覚悟が必要

住友不動産販売への転職のポイント

事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. 住友不動産販売の企業情報

社名	住友不動産販売株式会社
本社所在地	東京都新宿区西新宿二丁目4番1号（新宿NSビル）
代表者	代表取締役社長　田中俊和
設立	1975年3月1日（和泉不動産販売株式会社）
資本金	29億7,000万円
売上	連結：693億33百万円
従業員	連結：3,333人
事業内容	不動産の売買、賃貸の仲介業務不動産の売買の販売受託不動産の賃貸業務

2-1. 事業内容

2000年に東京都にて設立された住友不動産販売は、住友不動産グループの不動産流通会社です。

不動産流通業界では、売買仲介実績で国内第2位の企業で、個人顧客向け事業では、「住友の仲介STEP」というブランド名でも知られ、現在国内に268店舗展開しています。

「不動産の売買・賃貸仲介」「法人向け不動産仲介」「受託販売業務」の3分を主力事業としていますが、2018年度の不動産売買仲介実績では、国内第2位の実績をあげています。

特に関西圏では絶対的な集客力でトップ企業となっています。

2-2. トップメッセージと事業計画

引用：住友不動産企業HP（IR情報）

住友不動産は、これまでの「増収増益路線」を今後も継続し、中期経営計画最高業績の連続更新を目指していきたいとメッセージしています。

そのために事業の大黒柱であるオフィスビルを中心とした賃貸事業への継続した投資と、注文住宅、賃貸住宅、ホテル、イベントホールを主力事業に次ぐ成長事業へと拡大させることを具体的戦略として挙げています。

住友不動産販売においても、一層の売買仲介、賃貸仲介、そして法人向け事業への注力が進むでしょう。

2-3. グローバル展開

住友不動産販売では、ニューヨークの海外拠点を設立し、グローバル展開を進めています。今後も海外事業は拡大すると思われますが、競合他社ではすでにアジア圏を中心に対日不動産投資事業を中心に海外事業をすすめている企業も複数あります。

不動産流通企業でいずれは海外事業に携わりたいという場合には、業界全体をしっかりと研究することをおすすめします。

住友不動産販売企業HP：https://www.stepon.co.jp/

見るべきポイント

事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。

採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。

会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

	見るべきポイント
事業概要	自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報	「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ	会社がどこへ向かっているのかをチェックします。会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 住友不動産販売の採用情報

業界大手の不動産流通企業なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか？

3章では、住友不動産販売の採用情報についてお伝えします。

3-1. 住友不動産販売の採用職種

引用：住友不動産販売採用HP

住友不動産販売では、上記の通り各種営業職での中途採用を実施しています。

営業職の中でも対象顧客や取扱物件別に業務内容はもちろん、応募要件も異なっています。詳細を知りたい場合には、一度採用HPを確認すると良いでしょう。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収　：　約300万円～

社員の平均年収　：　461万円（平均年齢28.8歳）

（※グループ企業のため、口コミ等による参考値）

住友不動産販売の給与は、三井不動産リアルティや野村不動産アーバンネット、また東急リバブルといった競合と比較して、平均的な給与水準だと言えます。

業界全体に言えることですが、特に営業職の場合は固定給ではあまり差がつかず、個人成績による賞与で年収は大きく変わります。

そのためバリバリ働き稼ぎたいという人にはおすすめの環境ですが、もう少し安定性も求めたいという人には、業界内でも固定給の割合が比較的高い企業もあるため、他社も検討することをおすすめします。

3-3. 労働環境

平均残業時間　月：45〜55時間

住友不動産販売の平均残業時間は【45〜55時間程度】です。同業界の三井不動産リアルティや野村不動産アーバンネット、また東急リバブルなどと比べると残業時間は長いでしょう。

ただし、近年は労働時間についてもかなり厳しく管理されるようになり、非常に働きやすい環境へ変わってきているようです。もちろん営業所等により異なりますし、多少の残業は発生しますが、直近の労働環境についてコンサルタントに確認すると良いでしょう。

3-4. 採用メッセージ

住友不動産販売では、「新しい領域へも臆せず挑戦し、努力し続けられること」を新たに入社する人材に求めています。

新卒採用向けメッセージなので抽象的ではありますが、営業力の強い企業として知られる住友不動産グループの営業専門部隊として、果敢なチャレンジ精神と同時に、地道に努力し続けられることもしっかりとアピールする必要がありそうです。

中途採用の場合、前職までの経験を具体的な根拠として、応募先企業の求める資質を持っているということをアピールしなければなりません。業界・企業分析と合わせて自身の棚卸についても今一度取組みましょう。

※住友不動産販売の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

企業採用HP：住友不動産販売・募集職種・採用メッセージ

4. 住友不動産販売の求人情報

住友不動産販売への転職を検討しています。どんな求人がありますか？

ここから、住友不動産販売の求人情報をご紹介します。大手転職エージェントの『DODA』『リクルートエージェント』で調べると以下のような特徴があることが分かりました。

4-1. 営業職での求人複数あり

DODA・リクルートエージェントで調べると、営業職の求人が多くみつかりました。

企業採用ＨＰ同様、売買仲介営業、法人向け営業、不動産コンサルティング、リースコーディネーターと複数の職種で募集が出ています。

職種、勤務地域ごとに募集が分かれており、職種によって応募要件も異なるため、ご自身の希望と保有スキルにマッチした求人を探すことが出来るでしょう。

想定年収は約300万円台～となっていますが、入社後に賞与次第で年収アップが可能なことはもちろん、入社時も交渉次第では年収アップの可能性もあるため、コンサルタント等も活用しながら有利に転職活動を進めましょう。

4-2.事務職・管理部門等での求人もあり

同じくDODA・リクルートエージェントで調べると、一般事務職や、事業企画、経理職など営業職以外での求人が複数見つかりました。

一般事務職は基本的に店舗勤務となり、営業事務として幅広い業務を担当します。その他職種は総合職となります。営業会社なので管理部門は事業部スタッフ職の募集は珍しく、また事務職も正社員での募集は貴重な求人です。

想定年収は約300万～と、総合職についてもやや低い点は気になります。転職エージェントなどを活用すれば直接聞きずらい待遇面についてもしっかりと事前確認出来ますので、納得のいく条件を見極めましょう。

5. 住友不動産販売に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、住友不動産販売の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

住友不動産販売に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

	コメント
給与・福利厚生（待遇）	営業は成果と報酬が直結事務職は他社よりも恵まれた待遇配属先で給与水準も変わる
仕事のやりがい・成長	営業は数字成績がそのままモチベーションになる重圧は他社営業よりも大きい業務を通じた成長への評価が高い
人間関係・社員の雰囲気	社風は体育会系、特に営業はその傾向が強い近年は労働時間など短縮傾向にあり店舗ごとに雰囲気や待遇は大きく異なる
その他	女性営業職はごくわずか。事務職は働きやすい

5-1. 給与・福利厚生（待遇）

給与への満足度は、企業全体・不動産流通業界他社のどちらと比較しても、平均より若干低いといったところです。

給与水準は、社員の大半を占める営業の場合は個人成績による賞与で大きく変わるため一概に良し悪しを判断出来ないようです。そういった環境でバリバリ稼ぎたい人には良い企業ですが、安定性は期待できません。また、事務職は給与水準が他事務職よりも高く、WLB も取りやすい上に資格手当等も支給されるので、事務職としては高待遇という意見が複数ありました。

ただし、全国各地に店舗があるため、案件が多く、一件の金額も大きい都心部と地方では成績や労働時間もおのずと変わってくるようです。そういった点も考慮して転職を検討すると良いでしょう。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長についてはまずまずの評価で、特に成長環境については業界内でも高評価と言えます。

やりがいについては、やはり営業の場合は成績が報酬に直結しているため稼ぎたい人には一番のやりがいとなっているようです。ただし、営業力のある企業と評価されているだけあり、プレッシャーも相当なため耐えうる覚悟は必要でしょう。

成長環境への評価が高くなっていますが、実務を通して一通りの知識と経験が身に付く点が評価されています。営業、事務とも業務範囲が広く、転職しても通用するだろうという口コミが多くあります。ただし、研修制度などは近年改善されているものの、他社との比較でも充実しているとは言えないようです。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については、残念ながらあまり良い評価とは言えません。

住友系列ゆえに、体育会系という口コミは非常に多くありました。特に営業職では上下関係も厳しく「上司より先には絶対に帰れない」といった昔ながらの慣習も一部あるようです。ただし近年は働き方改革も進み、週休2日とれるようになるなど以前ほど激務というわけではなさそうです。

また、事務職は女性のみですが、待遇や業務内容ともに非常に働きやすく、長く働いている人も多いようです。いずれにせよ店舗ごとにも風土は大きく異なるため、どういった環境でもある程度は耐える覚悟は当然必要でしょう。

※住友不動産販売を志望する人におすすめな他の企業は？

住友不動産販売が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

東急リバブル株式会社

野村不動産アーバンネット株式会社

三井住友トラスト不動産株式会社

三井不動産リアルティ株式会社

6. 住友不動産販売への転職を成功に導くたった1つのコツ

住友不動産販売に転職することを決めました！転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

住友不動産販売への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

独自の非公開求人をもらえる可能性がある
業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能
年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、住友不動産販売の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか？」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…？」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 住友不動産販売転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

住友不動産販売への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい！

住友不動産販売志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

住友不動産販売に関する求人（非公開を含む）を保持する可能性が高いか
住友不動産販売以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。（登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません）

	登録必須度	特徴
リクルートエージェント	すべての方に◎	業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
doda	すべての方に◎	業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア	初めて転職は◎	サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント	外資・技術系は◎	スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。

7-1. リクルートエージェント｜求人数No.1・コンサルタントが優秀

『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

内部に圧倒的なノウハウの蓄積
信頼による非公開求人の獲得

住友不動産販売へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト：https://r-agent.com/

7-2. doda｜求人数No.2・転職サポートが評判

『doda』は、パーソルキャリア（旧：インテリジェンス）が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト：https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア｜最高評価のサポート体制

『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

親身に転職相談にのってくれる
誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト：https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント｜ハイキャリア転職で実績No.1

『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」（＝最後にコンタクトを取った日）なのです。

「更新日が古い＝もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか？」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。