「中途採用で、SAPジャパンに転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、SAPジャパンへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、SAPジャパンへの転職についてご紹介します。
- まとめ|SAPジャパンの特徴と転職のポイント
- SAPジャパンの企業情報
- SAPジャパンの採用情報
- SAPジャパンの求人情報
- SAPジャパンに関する口コミまとめ
- SAPジャパンへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- SAPジャパン転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがSAPジャパンへ転職すべきか判断できるとともに、SAPジャパンへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|SAPジャパンの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「SAPジャパンに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
SAPジャパンの特徴
- ドイツSAP社の日本法人で、ERPパッケージの分野でトップシェア
- ソフトウェア業界では世界第4位の売上高で、国内外ともにトップ企業の導入例多数
- 平均年収は40代で800万円台、平均残業時間は40~50時間とまずまずの高待遇
- 風通しの良い企業風土だが、成果主義を徹底しており、人員カットもあり
SAPジャパンへの転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. SAPジャパンの企業情報
社名 | SAPジャパン株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区麹町1-6-4 SAPジャパンビル |
代表者 | 代表取締役社長 福田譲 |
設立 | 1992年10月 |
資本金 | 36億円 |
売上 | 約1000億円(2016年実績) |
従業員 | 1,200名 (2017年12月現在) |
事業内容 | コンピュータソフトウェアの開発販売 教育ならびにコンサルティング |
2-1. 事業内容
1992年に設立されたSAPジャパンは、ドイツの本社を置くヨーロッパ最大のIT企業SAP社の日本法人です。
企業の基幹システムであるERPパッケージの分野で高いシェアを誇り、近年ではデーターベースなど幅広い分野のソフトウェア製品を販売しています。
また、従来の各企業による自社運営型のパッケージソフトウェアからの脱却を図り、SaaS分野やPaaS分野でのクラウドサービスにも注力しています。
日本国内では日本オラクル、日本マイクロソフト、ワークスアプリケーションズなどが競合となり、国内ソフトウェア市場では2014年時点で売上高7位となります。
2-2. トップメッセージと事業計画
引用:SAPジャパン企業HP
SAPジャパンでは、2012年に創立20周年を迎えた中で、次の20年の中長期的ビジョンとして、SAPジャパンビジョンを策定しています。
SAP社は同社の強みを、『世界の叡智の資産継承』と捉えており、様々な企業での課題と解決ノウハウをパッケージ化し、世界中に展開出来る力を持っているとメッセージしています。
そういった強みを生かしながら今後のSAPジャパンでは、「よりシンプルに、より良い社会」という新しいビジョンを掲げ、これまでのノウハウと革新性を持って、日本企業を中長期的に支援していきたいとメッセージしています。
2-3. グローバル展開
親会社であるSAP社は、ヨーロッパ最大級のソフトウェア関連企業として、世界での売上高は3兆2000億円(2017年末時点)、従業員は84,000人を抱える超グローバル企業です。
売上高では、マイクロソフト、オラクル、IBMに次ぐ世界第4位の企業です。
また、フォーブズ誌が選出するグローバル企業2000社のうち、87%がSAP社の顧客で、日本でも主要23業種のトップ10企業のうち、84%が顧客となっています。
SAPジャパンへの入社となると、もちろん就業環境としてはグローバル企業でのノウハウやスキルを習得する機会は多くあります。
ただし、あくまで日本国内でのビジネスが中心となり、海外赴任等のチャンスは、上位数パーセントの社員でなければ難しいようです。
グローバルな環境で活躍したい人は・・
海外赴任や、グローバルなビジネスに携わる仕事をしたい人には、海外展開に積極的な日系企業への転職をおすすめします。一見、外資系企業に転職した方が希望に沿った仕事が出来ると考えがちですが、外資の日本支社はあくまで一つの支社にすぎず、日本国内をターゲットとした業務が中心となります。IT関連企業ということにこだわらず、IT関連職種でグローバルに仕事をしたいという場合、日系事業会社の情報システム部門なども含め、広く情報収集することをおすすめします。
SAPジャパン企業HP:https://www.sap.com/japan/index.html
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. SAPジャパンの採用情報
業界大手のIT関連企業なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、SAPジャパンの採用情報についてお伝えします。
3-1. SAPジャパンの採用職種
SAP社グローバルサイトでは、地域ごとの求人を検索出来るようになっており、日本での求人を検索すると現時点では48件の求人が出ています。
セールス、コンサルタント、その他技術系職種など様々な職種で中途採用を募集しています。
英語表記ですが、採用HPでは各求人の詳細を確認することが出来るので、参考にすると良いでしょう。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 約500万~1500万円
社員の平均年収 : 889万円(平均年齢40.4歳)
(※外資系企業のため、口コミ等による参考値)
SAPジャパンの給与は、競合の日本マイクロソフトや日本アイ・ビー・エム、また日本オラクルなどと比較して、平均的な給与水準だと言えるでしょう。
外資IT関連企業は全体として給与水準が高く、日系企業や他業種からの転職をお考えの場合には、スキル次第では年収アップでの転職も十分に期待出来ます。
外資系企業の中では比較的年功序列の要素も大きく、安定性のある給与体系のようです。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:40〜50時間
SAPジャパンの平均残業時間は【40〜50時間程度】です。
同業界の日本マイクロソフトや日本アイ・ビー・エム、日本オラクルと比較して平均的な労働時間です。
基本的には個人の裁量で働き方を調節できる環境にはあるものの、プロジェクト次第で超繁忙期となることもあり、メリハリをつけたWLBを保つことは可能でしょう。
企業としても、金曜夜のメール禁止など、従業員全体がオンオフの切替を出来るような施策を進めているようです。
3-4. 中途採用メッセージ
SAPジャパンでは、理想的な採用候補者として、「広い視野と大きな夢を持つ人材」「仕事に真摯に取り組む人」「行動力と適応力を備えている人」などを挙げています。
一見抽象的な言い回しで求める人材像が分かりずらいと感じるかもしれませんが、中途採用では応募先企業の風土に適応できるかという点も非常に重要で、こういった人材ビジョンをしっかりと理解しておく必要があります。
これまでの経験やスキルが即戦力となることをしっかりと示すとともに、上記のような企業の求める人材像とも結びつけた上でアピール出来るよう事前準備しておきましょう。
※SAPジャパンの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:SAPジャパン・募集職種・SAPジャパンの中途採用メッセージ
4. SAPジャパンの求人情報
SAPジャパンへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、SAPジャパンの求人情報をご紹介します。
大手転職エージェントである『DODA』『リクルートエージェント』を使って調べると、以下のような特徴があることが分かりました。
4-1.事務系職種では営業職の求人あり
DODA・リクルートエージェントで検索すると、営業職での求人が数件見つかりました。
今回求人をご紹介しているのは、同社の特定商材を提案するソリューションセールス職と、中小企業向けにクラウドを中心の提案するクラウドソリューションセールスになります。
どちらもIT営業経験は必須になりますが、語学力や経験年数の指定はありません。
ただし、語学力に自身がある場合には、入社2年後より配置転換も可能になるため、日系企業の海外進出や海外企業の日本展開などグローバル案件に携わることもできます。
想定年収は550万~1700万円と非常に幅広く設定されています。
前職までのスキル、そして入社後の成績次第で大きく変化するためであり、そういった実力主義のもと仕事をしたい人にはおすすめの企業だと言えるでしょう。
4-2.技術系職種ではコンサルタント、エンジニア等多数の求人あり
こちらもDODA・リクルートエージェントで検索すると、技術系職種ではコンサルタント、プロジェクトマネージャー、エンジニアなど多数の求人が見つかりました。
上記ではコンサルタント職とエンジニア職をご紹介していますが、どの求人も業務経験は必須で、一部コンサルタント職やエンジニア職では中級程度以上の英語力も求められます。
グローバルな人材交流や最先端の技術を習得する機会も多く、コンサルティングファームやSlerとは異なる経験も出来る点もメリットとして挙げられています。
想定年収は職種にもよりますが、約500万円~1500万円と事務系職種同様非常に幅を持たせた設定となっています。
中途採用の場合、入社時の年収交渉によりその後の待遇も大きく変わってくるため、ぜひコンサルタント等も活用しながら最も有利な条件で転職出来るよう働きかけることをおすすめします。
5. SAPジャパンに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、SAPジャパンの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
SAPジャパンに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は企業全体と比較するとまずまずの高評価ですが、外資IT関連企業としては平均的な水準です。
給与水準は、外資IT関連企業としては平均的という意見が多くありました。
新卒など若手の給与水準は他社比較で高いものの、その後の伸び幅があまりないため、同じ職種で長期間就業する場合には中堅以降給与水準が他社より低くなるという口コミが複数あります。
安定性の面では、例えば営業職の場合でも、給与の7~8割が基本給と、外資の割には給与変動が少ないため安心できる部分と言えるでしょう。
福利厚生については、社内のマッサージや飲み物無料、また外部福利厚生サービスによる各種割引制度などはあるものの、住宅手当や扶養手当といった金銭的な制度はほぼないため、特に日系大手企業からの転職を考える場合には待遇面トータルで比較することが大切です。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長についても企業全体の中では高水準ですが、全体的に評価の高い外資IT関連企業としては平均点でしょう。
やりがいの面では、多忙ではあるものの、製品のレベルはグローバルで見ても信頼できるものであり、そういった製品を扱い、販売する点ではやりがいを感じられるようです。
ただし、評価については直属の上司の裁量次第で納得がいかない部分も多いという口コミが複数あり、公平性が高いとは言えません。
成長環境としては、グローバルでの交流も多く全体的に高評価ですが、特に営業職経験者が高く評価しています。
業務を通じて、営業として高いスキルを身に付けることができ、グローバル企業ならではのアプローチ方法を学ぶことが出来ると評価しています。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気についても、他項目同様決して悪くない水準ですが、同業他社との比較では可もなく不可もなくといった所でしょう。
企業風土としては風通しが良く、自由で放任主義という意見が多く見られました。
ダイバーシティも進んでおり、様々なバックグランドを持つ人と交流できる点も魅力という口コミが多くありました。
特に営業職では売上至上主義で、相当なプレッシャーがかかるため、そういった環境を楽しめる人にはやりがいも大きいようですが、耐えられず退職という場合も少なくないようです。
※SAPジャパンを志望する人におすすめな他の企業は?
SAPジャパンが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 日本オラクル株式会社
- 株式会社セールスフォース・ドットコム
- 日本マイクロソフト株式会社
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
6. SAPジャパンへの転職を成功に導くたった1つのコツ
SAPジャパンに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
SAPジャパンへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、SAPジャパンの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。
なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. SAPジャパン転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
SAPジャパンへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
SAPジャパン志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- SAPジャパンに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- SAPジャパン以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
DODA | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『DODA』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
SAPジャパンへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. DODA|求人数No.2・転職サポートが評判
『DODA』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
DODA公式サイト:https://doda.jp/
※DODAは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『DODA』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・DODAと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。
担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。
担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。
エージェント内でよく話題にあがるのが、「3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。
しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
SAPジャパンでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
SAPジャパンへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・SAPジャパン転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。
これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
SAPジャパン転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。