「中途採用で、りそな銀行に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、りそな銀行への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、りそな銀行への転職についてご紹介します。
- まとめ|りそな銀行の特徴と転職のポイント
- りそな銀行の企業情報
- りそな銀行の採用情報
- りそな銀行の求人情報
- りそな銀行に関する口コミまとめ
- りそな銀行への転職を成功に導くたった1つのコツ
- りそな銀行転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがりそな銀行へ転職すべきか判断できるとともに、りそな銀行への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|りそな銀行の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「りそな銀行に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
りそな銀行の特徴
- 大阪を拠点とする大手都市銀行で、りそなホールディングスの中核企業
- 全体として上下関係に厳しい他、営業は目標必達が求められる体育会系の雰囲気
- 平均年収は534万円(口コミベース)で、同業大手と比べて基本給が低めという声が目立つ
- ワークライフバランスは本社・支店、部署などによっても大きく異なる(残業は月平均25~35時間)
- 男女関係なく活躍できる環境で、女性管理職も増えており上昇志向の女性にも向いている
りそな銀行への転職のポイント
- 現状、採用HPでは中途の募集は見当たらない
- おすすめ大手転職サイトの公開求人でも、求人は非常に限られている
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. りそな銀行の企業情報
概要 | |
本社所在地 | 大阪府大阪市中央区備後町二丁目2番1号 |
代表者 | 代表取締役社長 東和浩 |
設立 | 1918年(株式会社大阪野村銀行) |
資本金 | 2,799億円 |
売上 | 7429億円(りそなホールディングスとして/2018年3月期) |
従業員 | グループ合計22,753名(2018年3月) |
事業内容 | 銀行・信託業務 |
2-1. 事業内容
りそな銀行は大阪を拠点とする大手都市銀行で、りそなホールディングスの中核企業です。
業界では3大メガバンクに次ぐポジションで、2003年の経営危機の際に注入された公的資金も2015年に完済し、事業を加速しています。
りそな銀行は個人や法人向けに、以下6つの分野/業務で幅広いサービスを推進しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
りそな銀行は、『地域のお客さまにもっとも支持され、ともに未来へ歩み続けるリテールNo.1の金融サービスグループを目指して、企業価値の最大化に努めてまいります。』とメッセージしています。
“リテールNo.1″に向けて、りそなホールディングスは以下の通り、りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらいフィナンシャルグループ(関西アーバン銀行、近畿大阪銀行、みなと銀行 /2017年設立)を中心に、その他グループ会社も通じて幅広いサービスを展開しています。
また、中期計画では以下3つを基本戦略として推進しています。
基本戦略 | 主なポイント |
オムニ・チャネルの進化 | より多くの顧客に対し、いつでも・どこでも最適なソリューションを提供 |
オムニ・アドバイザーの育成 | “顧客の立場になりきってサービスを提供する力”を備えた人材の育成など |
オムニ・リージョナル体制の確立 | インターネット専業の「スマートストア」の本格展開など |
※「オムニ・チャネル」とは、omni(全て)とchannel(経路)から成り、全ての顧客接点で購買に結びつけるという意味です。複数の販売チャネルを活用する「マルチチャネル」の進化系で、リアル(実店舗)とネット(インターネット通販)を融合する試みともされています。
2-3. グローバル展開
りそなホールディングスは14の国・地域で海外事業を展開し、駐在員事務所5ヶ所をもつ他、提携銀行などにも駐在も派遣しています。
日本企業の海外進出支援に加えて、コンサルティング業務やM&A仲介などに加えて、海外銀行とも提携して海外の貸出・外国為替なども強化しています。
このように海外事業も広く手掛けていますが、例えば他のメガバンクと比べるとサービス内容や規模感は見劣りするという声も目立ちます。
そのため、海外志向の人は、まず他のメガバンクなど海外事業に積極的な他社から検討することをおすすめします。
りそな銀行企業HP:https://www.resonabank.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. りそな銀行の採用情報
銀行業界の大手なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、りそな銀行の採用情報についてお伝えします。
3-1. りそな銀行の採用職種
現在、りそな銀行の採用HPでは中途の募集は見当たらないため、ここでは主な職種を紹介します。
事務系 | 営業(個人・法人)、経営企画、リスク管理、不動産関連、経理、人事、広報など |
技術系 | 情報システム、セキュリティなど |
ちなみに、基本的に「担当者→課長代理→課長→副支店長→支店長」というキャリアを目指すことになり、経験やスキルなどによっては本社勤務になる場合もあります。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 450~550万円
社員の平均年収 : 534万円(平均年齢33.1歳/※非上場企業のため、口コミによる参考値)
りそな銀行の平均年収は534万円で、大手メガバンクと比べて給与は低めという声が目立ちます。
他行同様にコンプライアンス(法令遵守)の意識は非常に高いため、基本的に残業代はしっかり支給されます。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:25~35時間
りそな銀行の平均残業時間は【25~35時間程度】で、競合のみずほ銀行などと比較しても同程度です。
ダイバーシティ(多様性)も推進中で女性社員も増えてきている他、女性管理職比率も20%以上と他行にも決して見劣りしないと言えるでしょう。
また、残業削減も推進中で、原則として19時までの退社が義務付けられているため、一昔前までのような長時間残業はほとんどなくなってきています。
ただし、本店・支店、部署などによっても残業時間などは大きく異なるため、転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは中途向けメッセージは見当たりませんが、新卒向けには『高い専門性とソリューション力を持ち、金融サービスの提供を通じてお客さまの幸せな未来をつくることこそが使命』とメッセージしています。
また、新卒向け大手就活サイトでは、求められる力として「企業・人とお客さに全人格で向き合う勇気と誠実さ」などが挙げられています。
中途採用では、前職までの経験なども活かした高い専門性を持つことに加えて、「顧客第一主義」で顧客と誠実に向き合い、顧客の悩みを解決できる力も兼ね備えた人材であることも意識してしっかりアピールするのも良いでしょう。
※りそな銀行の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. りそな銀行の求人情報
りそな銀行への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、りそな銀行の求人情報をご紹介します。おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人には、「不動産鑑定士」の求人があります。
ちなみに、グループ会社の埼玉りそな銀行では「法人渉外」「個人営業」の中途の募集もありましたので、参考まで併せてこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、りそな銀行の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. りそな銀行では「不動産鑑定士」の中途の求人あり
「doda」では、不動産の資産評価や不動産鑑定評価書の作成などを担当する「不動産鑑定士」の中途の募集がありました。
不動産鑑定グループでキャリアを積んだ後は、将来的には本人の希望も踏まえて銀行内の他不動産関連部署(アセットファイナンス業務セクション、CRE戦略業務セクションなど)でキャリアを広げられる可能性もあります。
必須要件は「不動産鑑定士の資格、不動産鑑定の経験」で、年収は350~600万円です。前職までの経験や資格などを活かして活躍したい人は、ぜひ一度検討してみてみるのも良いでしょう。
4-2. グループ会社では「個人営業」「法人渉外」の中途の求人もあり
「doda」では、グループ会社である埼玉りそな銀行株式会社では、「個人営業(店頭相談、渉外業務)」「法人渉外」の職種で中途の募集がありました。
「個人営業」は窓口相談や渉外を通じて、個人客のニーズに応じた幅広いサービス(資産運用、相続コンサルティング、保険関連など)の提案などを行います。顧客と向き合い悩みを引き出したり、柔軟な対応も必要になる仕事です。
また、「法人渉外」は企業などのニーズに応じて幅広いサービス(運転資金や設備投資などの融資、信託サービス、海外進出支援など)のソリューション営業を担当します。入社後は経験や本人の希望などに応じて、キャリアの幅を広げられる可能性も十分にあります。
ともに必須要件は「応募職種の経験」で、年収は350~600万円なので条件に合う人はぜひ一度検討してみることをおすすめします。
5. りそな銀行に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、りそな銀行の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
りそな銀行に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
|
仕事のやりがい・成長 |
|
人間関係・社員の雰囲気 |
|
その他 |
|
5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は勤続年数に関わらずグレード制で、基本給は世間一般でみれば決して大きく見劣りはしませんが、他の大手メガバンクと比べると低めという声が目立ちます。
例えば年収は20代で約450万円、30代(課長代理)で約900万円、課長クラスで約1100万円が目安です。
賞与は支店などの業績連動なので、頑張って結果を出しても思ったほど賞与が増えなかったり、逆に個人成績はイマイチでも支店の業績が良ければ下支えされる可能性もあります。
また、福利厚生は一般の大企業並に完備されており、寮・社宅に加えて、財形貯蓄、介護休業制度などもあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
上下関係に厳しく、目標必達を求められる体育会系の風土もあるため、自己成長を実感している人も比較的多数です。
公的資金が注入された過去もあることなどから、他行と比べて比較的新しいサービスに挑戦する風土もありますが、一方で本来の銀行業務ではメガバンクに差をつけられているという声もありました。
業務内容はマニュアルが充実しているため働きやすいという声もある一方で、個人の裁量で運用できる範囲が非常に限られ
ているようです。このあたりは人によって合う合わないが分かれやすいと言えるでしょう。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
業界特有の堅い雰囲気もあることもありますが、社員は穏やかな人も多く、全体的にギスギスした感じもなく、人間関係は良好なようです。
また、近年は残業削減により年収のアップサイドは期待できず、営業に関してはインセンティブは数千円の商品券などという声もあり、モチベーションを維持しづらいという声も目立ちます。
過去に一時期、若手〜中堅クラスの退職が多かったこともあり、現在は中堅クラスの人員不足という声もあり、良くも悪くも若手のうちから大きな仕事も任される雰囲気もあるようです。
※りそな銀行を志望する人におすすめな他の企業は?
りそな銀行が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 埼玉りそな株式会社
- 株式会社みずほ銀行
- 株式会社三井住友銀行
- 三菱UFJ信託銀行株式会社
- 株式会社日本政策金融公庫
6. りそな銀行への転職を成功に導くたった1つのコツ
りそな銀行に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
りそな銀行への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、りそな銀行の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. りそな銀行転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
りそな銀行への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
りそな銀行志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- りそな銀行に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- りそな銀行以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
りそな銀行へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
りそな銀行での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
りそな銀行への転職は福利厚生・自己成長の面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはりそな銀行の社風や求める人物像を理解する・りそな銀行転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
りそな銀行転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。