「中途採用で、日経リサーチに転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、日経リサーチへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、日経リサーチへの転職についてご紹介します。
- まとめ|日経リサーチの特徴と転職のポイント
- 日経リサーチの企業情報
- 日経リサーチの採用情報
- 日経リサーチの求人情報
- 日経リサーチに関する口コミまとめ
- 日経リサーチへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- 日経リサーチ転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが日経リサーチへ転職すべきか判断できるとともに、日経リサーチへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|日経リサーチの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「日経リサーチに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
日経リサーチの特徴
- 市場調査・世論調査などを行う総合調査会社(日本経済新聞社グループ)
- 若手にも一定の裁量を与えて任せる風土で、優秀な人も多数
- 給与は、競合と比べると30歳以降から見劣りするという声が目立つ
- 近年は働き方改革も積極的に推進中(残業は月平均50時間)
- 男女関係なく活躍できる環境/産休育休をとって続ける女性も多い
日経リサーチへの転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 採用HPでは「マーケティングリサーチ職」など様々な職種で募集あり
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. 日経リサーチの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都千代田区内神田2-2-1(鎌倉河岸ビル) |
代表者 | 代表取締役社長 福本敏彦 |
設立 | 1970年 |
資本金 | 3,200万円 |
売上 | 単体約50億円(2018年12月期) |
従業員 | 単体204人(女性比率約5割/2019年2月) |
事業内容 | 市場調査、社会調査、世論調査、企業調査、経済データの収集など |
2-1. 事業内容
日経リサーチは、1970年に設立された市場調査・世論調査などを手掛ける総合調査会社です。(日本経済新聞社グループの一員です)
日経リサーチは以下の通り、「マーケティングリサーチ」「データベースサービス」の2つを軸に事業を推進しています。(年間プロジェクト数は約900件)
2-2. トップメッセージと事業計画
日経リサーチのトップメッセージでは、同社最大の特徴は「日経グループの信用力と豊富な経験に裏打ちされた高品質・高付加価値な調査」とした上で、「最適なソリューションを納得価格で提供します」ともメッセージしています。
近年は従来からの市場・統計調査に加えて、ブランド力調査、ストア戦略調査、CS(顧客満足度)、従業員調査、コンプライアンス調査などの領域でも独自サービスの開発を推進中です。
また、今後ますます重要になるであろう「スマホを使った新しい調査方法の検討・実践」「AI(人工知能)を活用したデータ処理・活用方法」なども注力しています。
2-3. グローバル展開
日経リサーチは、海外での調査実績は65カ国以上にのぼり、日系企業の海外進出はもちろん、日本市場を開拓したい海外企業向けにもサービスを提供しています。
近年は、同社は海外事業展開の強化にも取り組んでいます。海外市場の調査依頼も増えてきているため、部署・職種によっては海外案件に携わる機会もあります。
ただし、あくまで同社は国内メインであるため、海外志向の人は他社を検討することをおすすめします。
日経リサーチ企業HP:https://www.nikkei-r.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 日経リサーチの採用情報
市場調査の大手なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、日経リサーチの採用情報についてお伝えします。
3-1. 日経リサーチの採用職種
現在、同社の採用HPでは、以下の職種で中途の募集があります。
- マーケティングリサーチャー
- リサーチャー(統計調査)
- リサーチャー(海外マーエティング)
- CRMソリューション企画開発担当
- SASエンジニア
その他の職種でも今後募集される可能性はあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。
ちなみに、採用HPの職種紹介も参考にすると、主な職種は以下の通りです。
事務職 | マーケティングリサーチャー(国内、海外)、管理スタッフ部門(経理、法務、人事、経営企画など) |
技術職 | データサイエンティスト、統計調査、データベース管理 |
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 350~550万円
社員の平均年収 : 605万円(平均年齢32歳/※非上場企業のため、口コミによる参考値)
日経リサーチの平均年収は605万円(口コミベース)で、競合と比べて決して高給というわけではないようです。
給与は年功序列で賞与は年2回支給される他、残業代もしっかり支給されるようです。
また、福利厚生は一般企業並みに完備されており、家族手当、各種社会保険、退職金制度、保養所(同社グループ健康保険組合など)もあります。(寮・社宅はありません)
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:50時間
日経リサーチの平均残業時間は【月50時間程度】で、競合のインテージと比べると多めですが。マクロミルと比べると同程度です。
従来から全体として残業は多めのようですが、近年は働き方改革も積極的に推進中で、残業は減ってきているようです。お盆・年末年始などの一斉休暇はないようですが、夏季休暇(平日5日+土日4日)の取得奨励制度があるため取得する社員も多いようです。
ただし残業時間や働き方は部署・職種によっても大きく異なるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPの代表メッセージでは新卒・中途向けに、上記に加えて、AIなどの新技術がデータ収集方法・分析方法を大きく変えようとしている中で「安住志向ではなく、チャレンジ精神旺盛なヒトを我々は求めています」とメッセージしています。
また、同じく採用HPでは「求める人物像」について、以下5つも挙げています。
中途採用でも、これらの素養を備えていることはもちろん、同社で挑戦したいことや、前職までの経験を活かしてどのような価値を生み出せるのかもしっかりアピールするのも良さそうです。
※日経リサーチの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. 日経リサーチの求人情報
日経リサーチへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
先程の採用HPの募集に加えて、おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人でも中途の募集がありましたので参考までに併せて紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、日経リサーチの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. 採用HP:「マーケティングリサーチャー、企画開発、エンジニア」に関する募集あり
先程少し触れましたが、現在採用HPでは以下の通り中途採用の募集があります。
また、応募方法は「応募職種を明記して、履歴書(写真貼付)および職務経歴書を郵便またはメール」で送付します。(郵送先・メール送信先は採用HPで確認できます)
その後の流れは特に書かれていませんが、書類選考の結果については合否に関わらず連絡されます。
4-2. おすすめ大手転職サイト:「マーケティングリサーチャー」の求人あり
dodaでは、主に国内の市場調査プロジェクトを担当する「マーケットリサーチャー職」でも中途の募集があります。
具体的には、上記プロジェクトの企画立案、運営・進捗管理、分析、報告書作成(提案営業・クライアントへの報告なども含む)を行います。日本経済新聞社グループとして大手企業を担当するチャンスも十分あるため、やりがいを求める人にもおすすめします。(年収は450~600万円)
ちなみに、必須要件はコミュニケーション能力などに加えて、次のようないずれか経験です「①事業会社のマーケティング部門(あるいはCRM関連部門)での経験、②調査会社のクライアント対応部門での経験、③Webマーケティング関連業務の経験」。
5. 日経リサーチに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、日経リサーチの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
日経リサーチに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
基本給は低めで昇給カーブも緩やかである分を、残業代でカバー(“残業代は青天井”という声もあり)する風潮があるようです。
競合と比べると、若手クラスでは遜色ないものの、中堅クラス(30歳以降)からは昇給率・年収がで徐々に見劣りするため、中堅の主力級社員が転職するケースもあるようです。
例えば年収は30歳で500万円前後が目安です。賞与(年2回)は年間約5ヵ月なので決して悪くありませんが、基本給は低めなので期待するほど金額は多くはないようです。
5-2. 仕事のやりがい・成長
若手のうちから一定の裁量を持って任される風土もある他、優秀な上司・同僚も多いことから、やりがいや自己成長を実感している人も多数です。
また日本経済新聞社グループということもあり、大手顧客のマーケティングリサーチを担当する機会も多い分、質の高い成果物で顧客の期待にしっかり応える企業文化があります。
ちなみに、顧客から業務を依頼されることも多いため、ガツガツ仕事を取りに行くような雰囲気はなく、リサーチ業務に集中して取り組みたい人にも向いています。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
真面目な人・穏やかな人も多いなど人間関係は良い他、風通しも良いことから、安定性や働きやすさを求める人にはおすすめします。
また、同社の上層部は親会社からの出向者も多く、数年おきに交代するため、上層部と現場の距離感を感じる人も多いようです。プロパー社員にとっては一定の役職以上は昇格しづらいため、上昇志向の強い人には合わない可能性もあります。
ちなみに、産休育休など女性も続けやすいと好評で、例えば時短勤務や在宅ワークなどの制度も整っており、活用する人も増えてきています(これらを活用したからといって昇格などに大きな影響はないようです)。
※日経リサーチを志望する人におすすめな他の企業は?
日経リサーチが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社東京サーベイ・リサーチ
- 株式会社電通マイクロミルインサイト
- 株式会社インテージ
- 株式会社日本リサーチセンター
- マイボイスコム株式会社
6. 日経リサーチへの転職を成功に導くたった1つのコツ
日経リサーチに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
日経リサーチへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、日経リサーチの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 日経リサーチ転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
日経リサーチへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
日経リサーチ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 日経リサーチに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 日経リサーチ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
日経リサーチへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
日経リサーチでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
日経リサーチへの転職はやりがい・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントは日経リサーチの社風や求める人物像を理解する・日経リサーチ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
日経リサーチ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。