丸紅に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、丸紅に転職しようかな…？」と考えていませんか？

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、丸紅への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、丸紅への転職についてご紹介します。

1. まとめ｜丸紅の特徴と転職のポイント
2. 丸紅の企業情報
3. 丸紅の採用情報
4. 丸紅の求人情報
5. 丸紅に関する口コミまとめ
6. 丸紅への転職を成功に導くたった1つのコツ
7. 丸紅転職で必ず登録すべき転職サイト3選
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが丸紅へ転職すべきか判断できるとともに、丸紅への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ｜丸紅の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「丸紅に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

丸紅の特徴

• 5大総合商社の1つで、丸紅グループの中核企業
• 雰囲気は良くも悪くも日本の大企業で、特に「電力・食料」が強み
• 平均年収は1221万円。基本的に年功序列で、30代半ばから能力で差がつき始める
• 平均残業時間は30〜40時間で、同業他社とほぼ同程度
• 女性総合職も増えてきているが、課長クラス以上に占める割合はまだ少ない

丸紅への転職のポイント

• 丸紅の中途採用は通年実施
• 応募するには、丸紅企業HPの「キャリアエントリー」に登録が必要
• 基本情報を登録して採用担当者からの連絡を待つ方法と、希望職種に直接応募する方法がある
• 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントにも登録するのがおすすめ

2. 丸紅の企業情報

事業内容

丸紅は5大総合商社の1つで、安定収益の柱として、特に中東や東南アジアにおける「電力事業」が強みです。

丸紅が保有する発電能力は、中部電力を上回っているため”丸紅電力”とも称されるほどですが、最近では食料ビジネスも収益の柱として成長してきています。

例えば、丸紅の穀物取扱量は総合商社トップであり、コーヒー豆輸入については業界全体の約3割のシェアを占めています。

丸紅は以下6つのグループからなりますが、2018年3月期の当期純利益に占める割合は「食料と生活産業の合計※」が3割強、次いで「電力・プラント」と「素材」がそれぞれ2割程度となっています。

※従来、食料ビジネスは生活産業グループの1本部でしたが、業績が伸びているため2018年4月1日付で食料グループとして独立しました。

丸紅企業HPより

参考：5大商社の比較

大手総合商社を検討している人のために、各社の社風、特に強い分野、業績（2018年3月期）を比べたのが以下の表です。

四季報(丸紅)、四季報(三菱商事)より

トップメッセージと事業計画

丸紅企業HPより

丸紅では、いま世界は時代の転換点を迎えているという認識のもと、丸紅グループの目指す姿として、世界のトッププレーヤーとの競争に「勝ち抜く」ことを積極的に掲げています。

上記を実現するための核となるのが、丸紅がグループの目指す企業風土を、個人の行動に落とし込んだ「丸紅スピリット」です。

丸紅企業HPより

志しを高く、挑戦者の立場で時代を切り拓いていくことに加えて、特に「常に迷わず正義を貫け」にはコンプランアンスを徹底する企業姿勢が感じられます。

グローバル展開

丸紅は66の国と地域、131拠点があり、多くの駐在員や研修生を派遣しています。

営業グループはもちろん、コーポレートスタッフ部門でも海外出張の機会は多く、海外のビジネスに携わりたい人にはおすすめします。

グローバル企業の本社社員として、海外赴任も含めグローバルな環境で活躍するチャンスのある企業です。

丸紅企業HP：https://www.marubeni.com

	見るべきポイント
事業概要	自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報	「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ	会社がどこへ向かっているのかをチェックします。 会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

なお、丸紅の風土がわかるように、丸紅企業HPではオフィスや終業後の雰囲気がわかる動画を紹介しているため、気になる人はぜひチェックしてみてください。

丸紅企業HPより

3. 丸紅の採用情報

業界大手の総合商社なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか？

3章では、丸紅の採用情報についてお伝えします。

丸紅の採用職種

丸紅の中途採用は通年行なっており、基本的には専門職ポジションでの求人となります。

応募するためには、まず丸紅企業HPでの「キャリアエントリー」が必要です。

キャリアエントリーする際には、「志望理由やスキル・経験などを登録して採用担当者からの連絡を待つ方法」と「特定の職種に応募する方法」の2つがあります。

現状、丸紅企業HPでは以下の中途採用の求人がありました。

丸紅企業HPより

例えば、もう少し全社的なイメージが掴めるようにまとめたのが、次の図です。

次の章では、具体的にどんな求人が出ているのか、具体的な求人をもとに紹介していきます。

平均年収

転職時の平均年収　：650〜800万円

社員の平均年収　：　1221万円（平均年齢41.4歳）

会社四季報より

丸紅の平均年収は、同業他社と比べてもほぼ同水準と言えます。福利厚生も十分に完備されており、管理職を除いて残業代もしっかり支給されるホワイト企業です。

若手から中堅クラスまではほぼ年功序列ですが、30代半ばからは能力によって給与に差がついてくるようです。

また、海外赴任の場合は別途手当などが追加されるため、特に危険手当が出るような地域では年収が2倍近くになることもあるようです。

労働環境

平均残業時間　月：30〜40時間

丸紅の平均残業時間は【30〜40時間程度】で、同業他社と比べてほぼ同じ水準と言えます。

部署や時期によっては残業が少ないこともあるようですが、基本的に仕事量は多く残業せざるをえないケースが多いようです。

例えば、特に大型の投資案件では、投資採算の分析やリスクヘッジの検討などに加えて、重箱の隅をつつくような上司の指摘に対する説明用資料の作成など非常に忙しくなります。

実際の労働環境は部署によって大きく異なるため、もし転職を検討する際は大手転職エージェントにしっかりと確認することをおすすめします。

中途採用メッセージ

丸紅は世界のトッププレーヤーとの競争に勝ち抜き、地域経済や社会に貢献する真のグローバル企業を目指す、としています。

そして、強い「個」が結集した強靭なグループへ成長するために、丸紅グループが求める人材として以下3つを掲げています。

• 高い志と好奇心を持ち、常にチャレンジとイノベーションを追求する人材
• 自らのミッションを高いレベルで達成するプロフェッショナル人材
• 自ら考え、行動し、実行する主体性を持った人材

そのため、選考では上記3つを満たすことが必須で、高いマインドをもって主体的に取り組む姿勢が高評価に繋がると言えます。

なお、中途採用では基本的に英語力はTOEIC730点レベルが求められており、職種によってはそれ以上が求められることもあります。

特に事業のマネジメントに関心がある人へ

採用ページではさらに、特に事業のマネジメントに求める人材として以下4つが挙げられています。

• 事業の価値を最大化できる人材
• マクロ・ミクロの将来動向に鋭い洞察力を持ち、変化に適切に対応できる人材
• 新たな事業を創出できる人材
• リーダーシップを発揮し、組織の力を高めることができる人材

上記は採用ページで書かれていることなので、選考の際には上記の観点を踏まえて専門スキルや過去の経験をアピールできるようにしましょう。

※丸紅の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

• 企業採用HP：丸紅・募集職種・丸紅の採用メッセージ

4. 丸紅の求人情報

丸紅への転職を検討しています。どんな求人がありますか？

ここから、丸紅の求人情報をご紹介します。現時点では、おすすめ大手転職サイトの公開求人はグループ会社のみでしたので、今回は丸紅の採用HPの情報をご紹介します。

ここで紹介する求人以外にも、後ほど紹介するような転職サイトに登録すれば、世の中に公開されていない求人情報「非公開求人」を紹介してもらえる可能性があります。

チャンスを増やすためにも活用しましょう。

丸紅の求人情報：「営業」と「コーポレートスタッフ」に大別される

改めて、丸紅の業務内容は、大きく「コーポレート部門」「営業部門」の2つに分けられます。

※後ほどご紹介する転職サイトに登録すれば、非公開求人を紹介してもらえるため、よりあなたに合った求人情報を得られる可能性が高くなります。

営業グループ：海外事業拡大に向けて即戦力が期待されている！

※上記をクリックすると、募集概要をチェックすることができます。

丸紅企業HPより

営業グループでは「生活産業」「エネルギー・金属」「電力・プラント」の3つで求人がありました。

どの職種でも、具体的な業務内容やキャリアパスから必須要件まで詳しく書かれています。例えば、将来、海外現地法人などへの出向なども予定されていることも多いため、海外で経験を積んでキャリアアップに繋げたい人には特におすすめします。

部署が違うと求める人物像や労働環境などが大きく異なります。

そのため、情報収集したり、内定を得るためのアドバイスをもらうためにも、大手転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。

コーポレートスタッフグループ：専門スキルを活かせるポジションが多数あり

※上記をクリックすると、募集概要をチェックすることができます。

丸紅企業HPより

丸紅採用HPではコーポレート部門として、「法務、情報企画室」での求人が見つかりました。

大手企業や弁護士事務所などでのM&Aや訴訟案件の経験者や、IT業界経験者など、特に即戦力となる経験者の転職を歓迎しています。

具体的な年収は書かれていませんが、専門スキルや職歴などによって700〜1000万円超の高収入が十分期待できます。

さらに、大手転職エージェントに登録すると、非公開求人を紹介してもらえる可能性があるため登録しておくことをおすすめします。

5. 丸紅に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、丸紅の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

丸紅に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

5-1.  給与・福利厚生（待遇）

平均年収や福利厚生については、満足している人がほとんどでした。

年収は日系企業のトップクラスで、30歳までに1000万が目安。入社9年目から管理職扱いで残業代が出なくなり、中堅クラスになると財閥系の商社ほどは給与が伸びなくなるようでした。

年収に占めるボーナスの割合は3～4割程度で、個人成績よりも全社や所属部の業績に左右される部分が大きいようです。そのため、仮に業績が下がると個人の頑張りとは無関係に、年収が下がるリスクがあるため留意しましょう。

また、福利厚生は世間の大企業並みには整っており、産休・育休を利用した女性総合職も多いという声がありました。しかし、元の職場ややりがい仕事に戻れたのかは確認できなかったため、特に女性で転職を検討する人は転職エージェントに相談することをおすすめします。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長については、実感している人と実感できるという声が多数でした。

大規模な案件や海外のビジネスに触れる機会が多く、やりがいを実感しやすいようです。さらに、投資関連や語学などの研修制度を通じてスキルアップも目指すことができます。

また、子会社の管理業務など担当案件によってはやりがいを実感しにくいこともあるようですが、基本的には給与や海外駐在などがモチベーション維持に繋がるという声が多数でした。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

良くも悪くも日本の大企業といった感じで、会社の雰囲気は良いようです。

基本的に風通しがよく、上司が部下に教えたり関係部署で協力し合う風土があるようでした。ただし、部署によって雰囲気は大きく異なるため、トップダウンの傾向が強いという声から、若手から積極的にチャレンジすることが求められるという声までありました。

ちなみに、上司は何を言っても許される雰囲気、年配社員が昔ながらのやり方を押し付けたりするなどの声も一部あるのが気になりました。もし転職を検討する際には、転職エージェントに希望部署の雰囲気を確認することを強くおすすめします。

※丸紅を志望する人におすすめな他の企業は？

丸紅が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

• 三菱商事株式会社
• 住友商事株式会社
• 伊藤忠商事株式会社
• 丸紅株式会社

6. 丸紅への転職を成功に導くたった1つのコツ

丸紅に転職することを決めました！転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

丸紅への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

• 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
• 業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能
• 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、丸紅の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか？」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…？」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 丸紅転職で必ず登録すべき転職エージェント3選

丸紅への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい！

丸紅志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

• 丸紅に関する求人（非公開を含む）を保持する可能性が高いか
• 丸紅以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
• 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。（登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません）

総合商社のようなハイクラス転職であれば『JACリクルートメント』は必ず登録しておきたいところです。

また、より多くの求人をもらうためにも、よりいい担当者と出会う可能性を上げるためにも、総合力に優れた『リクルートエージェント』『doda』の2社にも合わせて登録しておきましょう。

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。

7-1. JACリクルートメント｜ハイキャリア転職で実績No.1

『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、総合商社などの人気企業を目指す方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

7-2. リクルートエージェント｜求人数No.1・コンサルタントが優秀

『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

• 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
• 信頼による非公開求人の獲得

丸紅へ転職したいのであれば、チャンスを増やすためにも必ず登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト：https://r-agent.com/

7-3. doda｜求人数No.2・転職サポートが評判

『doda』は、パーソルキャリア（旧：インテリジェンス）が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

JACや、リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト：https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」（＝最後にコンタクトを取った日）なのです。

「更新日が古い＝もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか？」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか？」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文（参考）

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

丸紅での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか？

丸紅への転職は年収・やりがい・働きやすさなどの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。

ポイントは丸紅の社風や求める人物像を理解すること・丸紅転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

丸紅転職に強く、必ず登録すべき転職サイト3選

• JACリクルートメント
• リクルートエージェント
• doda

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

CareerTheory編集部

現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。