「中途採用で、JR九州に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、九州旅客鉄道(JR九州)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、JR九州への転職についてご紹介します。
- まとめ|JR九州の特徴と転職のポイント
- JR九州の企業情報
- JR九州の採用情報
- JR九州の求人情報
- JR九州に関する口コミまとめ
- JR九州への転職を成功に導くたった1つのコツ
- JR九州転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがJR九州へ転職すべきか判断できるとともに、JR九州への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|JR九州の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「JR九州に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
JR九州の特徴
- 大手鉄道会社の1つで、鉄道だけでなく、幅広い分野で収益拡大に注力している
- 不動産・建設・小売・ホテルなどの「非運輸サービス」が営業利益の5割以上まで成長
- 固くて保守的な風土だが、同業他社より風通しは良く、職場の士気も高め
- 平均年収は564万円と同業の中では低めだが、独身寮や住宅補助などの福利厚生は手厚い
- 平均残業時間は10〜20時間で、同業他社より少なく、ワークライフバランスをとりやすい
- まだまだ男社会だが、周囲の配慮もあり産休育休は取りやすく、復職して続ける女性は多い
JR九州への転職のポイント
- 現状、中途採用の募集は「第二新卒」のみ
- 「専門職」「総合職」ともに専門ポジションでの募集がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. JR九州の企業情報
概要 | |
本社所在地 | 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目25番21号 (博多駅前ビジネスセンタービル) |
代表者 | 代表取締役会長 唐池恒二 代表取締役社長 青柳俊彦 |
設立 | 1987年4月1日 |
資本金 | 160億円 |
売上 | 連結3829億円、単独2122億円(2017年3月期) |
従業員 | 9,060人(2016年4月時点) |
事業内容 | 旅客鉄道事業、貨物鉄道事業など |
2-1. 事業内容
JR九州は1987年に設立された鉄道大手の1つで、九州新幹線や在来線に加えて、観光列車(ななつ星、或る列車)も運営しています。
鉄道事業は採算の合わないローカル線も多く開業以来赤字となっていますが、駅ビルなどの「不動産事業」や「建設事業」に加えて「ホテル事業」などの収益でカバーしています。
近年、全社業績は堅調に推移しており、特に非鉄道事業が営業収益の50%以上を占め、年120%超のペースで伸びています。
※ちなみに、2017年に不採算路線などの運行本数の大幅削減を発表しましたが、自治体の反発により修正を迫られるなど、鉄道事業の黒字化は引き続き課題となっています。
主な鉄道会社の比較
主な鉄道会社を比較できるように直近の業績(2017年3月期)と平均年収をまとめたのが次の表です。
売上 | 純利益 | 平均年収 | |
JR東日本 | 2兆8808億円 | 2433億円 | 710万円 |
JR東海 | 1兆7569億円 | 3929億円 | 733万円 |
JR西日本 | 1兆4414億円 | 912億円 | 673万円 |
JR九州 | 3829億円 | 447億円 | 564万円 |
上のように、JR九州は他のJRと比べて規模感や年収は見劣りしますが、九州の観光列車など特色ある事業作りに力を入れています。
2-2. トップメッセージと事業計画
JR九州は、中期経営計画において「 やさしくて力持ちの “総合的なまちづくり企業グループ” を目指すこと」を掲げています。
具体的には、鉄道事業の早期黒字化は難しい中で、更なる成長のために以下のような取り組みを加速する計画です。
主なポイント | |
鉄道 | 訪日観光客の取り込み、新型車両の導入、九州の魅力の積極的なPRなど |
不動産・建設 | 駅ビルなどの商業施設やオフィス賃貸、分譲住宅マンション事業の推進など |
ホテル | 東京・九州などに展開する「JR九州ホテルズ」の推進など |
その他 | 九州域内における農業、介護、学童保育事業の推進など |
以上のように、今後も新しいフィールドに積極的にチャレンジしていく企業です。
2-3. グローバル展開
JR九州は東南アジアを中心に、”鉄道以外の分野” で収益拡大に取り組んでいるのが特徴です。
例えば、日本で運営しているJR九州ホテルズのノウハウを活かして、2018年にはタイ・バンコクの高級サービスアパートメントの運営を開始しました。
同業のJR東日本などと比べると海外事業はまだ始まったばかりで、特に鉄道以外の分野に注力する計画であることから、海外の鉄道事業に関わりたい人にはおすすめしません。
JR九州企業HP:www.jrkyushu.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像、業務内容」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. JR九州の採用情報
業界大手の鉄道事業者なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、JR九州の採用情報についてお伝えします。
3-1. JR九州の採用職種
現在、JR九州の採用HPでは、中途採用は「第二新卒」のみで、下記の職種で募集がありました。
基本的に新卒採用者を育てる風土なので、中途採用の募集は第二新卒がほとんどなので注意しましょう。
そのため、特に中途の場合は大手転職エージェントに登録して、世の中には公開されていない「非公開求人」からも積極的に探すことが必須と言えます。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 350〜550万円
社員の平均年収 : 564万円(平均年齢40.9歳)
JR九州の平均年収は564万円で、同業の中では低めとなっています。ただし、年功序列で給与は上がり賞与の変動も少ないため、安定性を求める人にはおすすめします。
残業代はしっかり支給され、福利厚生はかなり手厚いと好評です。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:10〜20時間
JR九州の平均残業時間は【10~20時間程度】で、競合の西日本鉄道などより少ないと言えます。
ただし、鉄道会社は現場やオフィス勤務などの職種によって残業時間は大きく異なります。転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
JR九州の採用ページでは中途採用向けのメッセージは見当たりませんでしたが、ご参考までに、新卒採用HPでは「生意気でいい。はっきりと自己主張をして欲しい。」とメッセージしています。
また、求める人物像としては、主体的に考えて九州の地域のために貢献したい人を求めています。
九州出身であるかは問われませんが、九州基盤の会社なので選考においては、「九州にどんな魅力と可能性を感じているか?」「その中で何を実現したいのか?」を深掘りして考えておくことが重要となります。
※JR九州の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. JR九州の求人情報
JR九州への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
現状、おすすめ大手転職サイトの公開求人はありませんが、JR九州の採用HPでは「第二新卒」の募集がありましたのでご紹介します。
ただし、基本的に新卒採用者を育成する風土で、中途採用は第二新卒がほとんどなので注意しましょう。
数少ない求人を得るために
JR九州は中途採用を積極的には行なっていない印象でしたが、実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため、数少ないJR九州の求人を得られる可能性が増えます。
さらに、JR九州の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
専門職:「技術職」と「駅・乗務員」の募集あり(第二新卒のみ)
専門職の選考は、「技術職」と「駅・乗務員」に分かれますが、ともに就業経験の有無は問われません。(なお専門職と総合職の併願は可能です)
初任給は16〜18万円程度で学歴によって差がつきますが、これに各種手当(通勤手当・扶養手当など)や年2回の賞与があります。
特に専門スキルがあるほど選考では優遇されますが、入社後は階層別・目的別の研修もあるため、必要なスキルを順次習得することができます。
総合職:「技術職」と「事務職」の募集あり(第二新卒のみ)
総合職は、「運輸・施設・電気・事務」によって選考が分かれます。(なお、総合職と専門職の併願は可能です)
初任給は月18〜22万円程度で学歴によって差がつきますが、これに各種手当(通勤手当・扶養手当など)や年2回の賞与があります。
特に同業で実務経験があれば優遇されますが、入社後は階層別・目的別の研修があるため、必要なスキルを順次習得することができます。
参考. グループ会社では、小売、広告、外食などで「総合職」と「技術職」の募集あり
『doda』で検索すると、上記のようなJR九州グループ会社で「総合職」や「技術職」などで中途採用の募集がありました。
グループ会社からJR九州への異動はほぼありませんが、JR九州グループ会社としての安定性や専門スキルを活かして働きたい人は検討してみてもよいでしょう。
総合職としては、「JR九州リテール株式会社(小売業界・総合職)」や「JR九州エージェンシー株式会社(広告業界・営業職)」の募集があります。ただし、年収は275〜500万円と低めなので、大手転職エージェントからも第三者的な立場でアピールしてもらい、少しでも良い条件を引き出すことが重要となります。
技術職としては、「JR九州リテール株式会社」で店舗設計・施工管理の募集があり、建築の実務経験が必須となります。年収は300〜450万円と低めなので、大手転職エージェントからも第三者的な立場でアピールしてもらい、少しでも良い条件を引き出すことが重要となります。
5. JR九州に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、JR九州の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
JR九州に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
平均年収は一般の大企業と比べて低めで、様々な手当や賞与を考慮しても金銭的に厳しいという声が目立ちました。
給与は年功序列で上がり、20代で約250〜350万円、30代半ば(主任)で約400万円が目安です。賞与は5〜6ヶ月で安定しています。
また、福利厚生は手厚く、独身寮、住宅補助に加えて、JR九州のフリーパス・家族乗車券などもあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがいは、九州地方に貢献している実感やお客さんに感謝された時に感じるなどの意見が多くありました。
一方で、人によってはルーティンワークが多く、業務が単調でモチベーションを維持しづらいという声がありました。
評価は減点方式なので何かにチャレンジするより、ルールや上司の指示に基づいてミスなく遂行する能力が求められます。
また、研修は充実していますが、鉄道関連で専門性が高いため、異業種で通用するようなスキルアップは期待できません。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気は、昔ながらの日本企業のような保守的な風土で、真面目な人が多いです。
特に現場に近いほど、体育会系のような上下関係の厳しさもあり、飲み会が多い傾向もあるようです。
基本的に給与面での不満を除けば、風通しも良く、職場の士気も高いことから働きやすい環境と言えます。
※JR九州を志望する人におすすめな他の企業は?
JR九州が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)
- 西日本鉄道株式会社
- 九州電力株式会社
- 西部ガス株式会社
- 株式会社福岡銀行
- トヨタ自動車九州株式会社
6. JR九州への転職を成功に導くたった1つのコツ
JR九州に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
JR九州への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、JR九州の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. JR九州転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
JR九州への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
JR九州志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- JR九州に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- JR九州以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
JR九州へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
JR九州での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
JR九州への転職は安定性・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはJR九州の社風や求める人物像を理解する・JR九州転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
JR九州転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。