「中途採用で、富士ゼロックスに転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、富士ゼロックスへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、富士ゼロックスへの転職についてご紹介します。
- まとめ|富士ゼロックスの特徴と転職のポイント
- 富士ゼロックスの企業情報
- 富士ゼロックスの採用情報
- 富士ゼロックスの求人情報
- 富士ゼロックスに関する口コミまとめ
- 富士ゼロックスへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- 富士ゼロックス転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが富士ゼロックスへ転職すべきか判断できるとともに、富士ゼロックスへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|富士ゼロックスの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「富士ゼロックスに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
富士ゼロックスの特徴
- 国内大手の複合機メーカーで、ソリューションサービス企業へとシフトするがやや難航
- アジア・パシフィック地域での販売等も担っており、海外売上高比率は約47%
- 平均年収900万円台、平均残業時間20~30時間の高待遇だが、今後変化の可能性あり
- 風通しの良い企業風土で、女性活躍も進む職場。ただし、事業面への閉塞感はあり
富士ゼロックスへの転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. 富士ゼロックスの企業情報
社名 | 富士ゼロックス株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂九丁目7番3号 |
代表者 | 代表取締役社長 玉井光一 |
設立 | 1962年(昭和37年)2月20日 |
資本金 | 200億円 |
売上 | 連結:1兆478億円(2018年3月期) |
従業員 | 連結:44,596名(2018年3月期) |
事業内容 | オフィス複写機、ワークステーション等の製造及び販売、コンサルティング |
2-1. 事業内容
1963年に設立された富士ゼロックスは、複写機等を製造する国内大手の機械メーカーです。
1962年に富士フイルム株式会社(現:富士フイルムホールディングス)とイギリス・ランクゼロックス社の合弁企業として設立された企業ですが、現在は富士フイルムホールディングスの連結子会社となっています。
事業分野は「オフィスプロダクト&プリンター事業」「プロダクションサービス事業」「ソリューション&サービス事業」の3事業からなります。
現在の主力事業は複合機などの「オフィスプロダクト&プリンター事業」で、事業構成比の約6割を占めますが、今後は、ソリューションサービス事業を拡大させていく方針を打ち出しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
引用:富士ゼロックス企業HP
富士ゼロックスは、「より良いコミュニケーションを通じてお客様や社会の理解を促進すること」を基本理念として掲げています。
かつては紙の情報を複写するゼログラフィーの技術による変革や、機械そのものでなく効用を提供するレンタルサービスという画期的なビジネスモデルを定着させた同社ですが、ビジネスモデルが大きく変化する中で、今後は同社のもつノウハウとICT、IoT技術を融合させ、企業だけでなく自治体や地域コミュニティの場にも貢献したいとメッセージしています。
2-3. グローバル展開
引用:富士ゼロックス企業HP
富士ゼロックスは、日本およびアジア・パシフィック地域を販売、サービスの対象として事業展開しています。現在連結売上高に占める海外比率は約47%となっています。欧米など他の地域については、元の親会社である米ゼロックスコーポレーションが担当しています。
実際に販売部門を中心に海外赴任者も増加しているようです。
富士ゼロックス企業HP:https://www.fujixerox.co.jp/
見るべきポイント | |
事業概要 | 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 |
採用情報 | 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 |
会社理念・社長メッセージ | 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。 会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。 |
3. 富士ゼロックスの採用情報
業界大手の複合機メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、富士ゼロックスの採用情報についてお伝えします。
3-1. 富士ゼロックスの採用職種
富士ゼロックスでは、現時点では事務系職種を中心に複数の職種で中途採用を実施しています。
現在募集されている職種は「営業・AI/ データサイエンティスト・企画/管理・ITエンジニア・コーポレートスタッフ」等ですが、募集のない職種についても事前エントリーを受け付けている場合もあるため、一度採用HPを参照すると良いでしょう。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 約500万~900万円
社員の平均年収 : 971万円(平均年齢42.7歳)
富士ゼロックスの給与は、同業界のキヤノンやリコー、セイコーエプソンなどと比較しても給与水準は高いと言えるでしょう。
HLD全体の平均給与ではありますが、親会社の富士フイルムと給与水準の格差はほぼ無く、かつては親会社の水準を上回る場合もあったようです。
ただし、昨今の企業動向などから手当削減や昇給基準の厳格化も進んでおり、給与水準が下がっているという意見も見られます。
転職を検討する際は、現在そして今後の動向について、しっかりとコンサルタント等に相談した上で決定することをおすすめします。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:20〜30時間
富士ゼロックスの平均残業時間は【20〜30時間程度】です。
同業界のキヤノンや、グループ会社の富士フイルムなどと比較すると平均的な残業時間だと言えます。
職種や役職にもよりますが、近年は労働時間削減に企業全体として非常に厳しくなっており、プライベートの時間も問題なく確保できているという意見が多く見られます。
また、フレックスタイムを導入、運用しており、育児中の社員であっても時短勤務にする必要なく柔軟に働けるなど、WLBの取りやすい企業だと言えるでしょう。
3-4. 中途採用メッセージ
富士ゼロックスでは、モノではなく、ソリューション・サービス中心の事業構造への転換期にある同社において、キャリア人材を積極的に採用したいとメッセージしています。
特に、現在の富士ゼロックスにない知識やスキルを持った人材が期待されており、事務系、技術系それぞれに以下のような人材が歓迎されています。
営業系:ある業種・業務に深い知見があり、お客様に深く入り込み、そこからお客様の課題を導き出して開発部門とともにソリューションを企画出来る人材
技術系:ドキュメントやコミュニケーションに関わる同社の既存の技術を、新たな市場に転用したり、IoTや人工知能などの技術を活用し、革新的な商品やサービスを創出するなどして、社内外で連携して新ビジネスを作り出せる人材
これまでの経験・スキルを生かし異業界で活躍したいとお考えの方にもチャンスが広がってる企業だと言えます。
※富士ゼロックスの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:富士ゼロックス・募集職種・富士ゼロックスの中途採用メッセージ
4. 富士ゼロックスの求人情報
富士ゼロックスへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、富士ゼロックスの求人情報をご紹介します。
大手転職エージェントであるdoda・リクルートエージェント・JACリクルートメントを使って調べると、以下のような特徴があることが分かりました。
4-1. 事務系職種では、営業関連職での求人あり
事務系職種については、dodaで複数の求人が見つかりましたが、中でも営業関連職種で多く募集が見られました。
前章でもお伝えしたように、同社は複合機メーカーから、トータルソリューションサービス企業への変革期にあり、中途採用においてもIT関連の知見を持った人材を積極的に募集してます。
ITコンサルティングセールスや、マーケティング、事業企画などで募集が見られますが、IT関連領域での業務経験を持つ人材が歓迎されています。
また、その他財務などの管理部門においても複数の求人が出ています。
想定年種は約500万~900万円となっており、職種によっても差があるため、ぜひコンサルタントに希望年収もしっかりと伝え、入社前に年収交渉をすることをおすすめします。
4-2.技術系職種は新規サービス開発での求人あり
技術系職種についてもdodaに求人が掲載されており、新規サービス開発職での求人が複数掲載されています。
トータルソリューションサービス企業への転換にあたって、クラウドサービスやセキュリティサービスといった新たなサービスを主体的に開発することの出来る、やりがいのあるポジションが多く見られます。
グローバルに展開する大企業ならではの大規模開発に携われる一方、職場の風土や働き方はベンチャー企業に近いという説明もあり、非常に魅力的な職場だと言えるでしょう。
想定年収は事務系職種同様約500万~900万円となっています。
5. 富士ゼロックスに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、富士ゼロックスの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
富士ゼロックスに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
|
仕事のやりがい・成長 |
|
人間関係・社員の雰囲気 |
|
その他 |
|
5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は、競合他社との比較ではトップクラスの評価で、日系大手企業の中でも引けを取らない水準です。
かつては年功序列型の給与体系で安定性も抜群、また全体の水準が高いため以上に給与水準が高かったという意見が多くあります。
現在も決して平均以下ということはありませんが、評価制度が全体的にシビアになり、以前よりは給与水準が下がっているという意見が複数みられました。
ただし基本的には年功制から大きく外れて昇・降格ということはあまりないようです。
福利厚生についても高評価です。住宅手当や保養所など以前と比較し削減された制度もあるものの、親会社の富士フイルムと共通の福利厚生も多々あり、転職者からは福利厚生制度の充実に驚いたという意見もあるようです。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長については企業全体、競合他社どちらとの比較でも平均的な水準となっています。
やりがいについて、やはり既存事業はペーパーレス化もあって縮小傾向にあるため社内でもあらゆる資源が削減されモチベーションは低下となっているようです。
ただし、今後事業拡大を見込んでいるソリューション分野については、何かやりたいものがある場合、比較的自由度高く携わることが出来るため、やりがいも大きいという意見が複数見られました。
成長環境としては、新卒入社の場合は入社3年目くらいまでは手厚い研修もあり社会人としても基礎を身に付けるには好環境のようですが、その後は業務外で自分で意識して自己研鑚を続けなければ転職等を視野にいれた場合厳しいようです。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気については、企業全体で見ると平均的な評価ですが、競合他社や親会社との比較では高水準だと言えます。
企業風土は、元が外資企業ということもあり、風通しが良く、ボトムアップで意見出来る雰囲気もあり非常に働きやすいという意見が多くありました。
女性にとっても、ダイバーシティが根付いており、実際にフレックス制度などもしっかりと運用されているため子育て中でも問題なく働ける職場だと言えます。
ただし、事業としては前述した通り、既存主力事業は市場縮小傾向にあり、新事業拡大のフェーズにあるものの難航、また関係会社での不祥事等も続き転職者も少なからずいるため、社内に一定の閉塞感もあるようです。
※富士ゼロックスを志望する人におすすめな他の企業は?
富士ゼロックスが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 富士フイルム株式会社
- キヤノン株式会社
- 株式会社リコー
- セイコーエプソン株式会社
6. 富士ゼロックスへの転職を成功に導くたった1つのコツ
富士ゼロックスに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
富士ゼロックスへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。
転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、富士ゼロックスの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。
なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 富士ゼロックス転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
富士ゼロックスへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
富士ゼロックス志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 富士ゼロックスに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 富士ゼロックス以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-2. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
7-3. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
富士ゼロックスに転職したい方は、登録すべきエージェントと言えるでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。
担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。
エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
富士ゼロックスでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
富士ゼロックスへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・富士ゼロックス転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
富士ゼロックス転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。