デンソーテクノへの転職を成功させる全知識|キャリアのプロが直伝!

デンソーテクノのロゴ

「デンソーテクノに転職するにはどうすれば良いのだろう」「採用されるのは難しいのだろうか」と考えていませんか?

結論から言うと、デンソーテクノへの転職の難易度は高く、入念な情報収集がなければ転職は難しいです。

この記事では、キャリアコンサルタントとして数多くの転職をアドバイスしてきた私が、デンソーテクノへの転職にあたり知っておくべき知識を解説します。

【デンソーテクノへの転職で知っておくべきの6ポイント】

  1. デンソーテクノの総評と転職のしやすさ
  2. デンソーテクノの採用情報
  3. デンソーテクノの企業情報
  4. デンソーテクノのはたらき方|口コミ評判まとめ
  5. デンソーテクノへの転職を成功させるコツ
  6. 機械・電気業界に強く、サポート力に定評のある転職エージェント

すべて読めば、デンソーテクノへの転職の第一歩を踏み出せるでしょう。

1.デンソーテクノの総評と転職のしやすさ

年収

3.9

550〜600万円。競合と比べて高めで、年収に満足している人が大多数。

福利厚生

3.9

一般企業と比較して、手厚いと好評。

評価・研修制度

3.1

人事評価によって昇格/賞与に差はつきにくい。研修制度は充実している。

やりがい・成長

3.2

上昇志向が高い方にやりがいを感じにくいという声あり。

雰囲気・働きやすさ

3.1

真面目な人・穏やかな人が多い。ただ、業界的に女性が少なめ。

将来性

3.2

良くも悪くも親会社に左右される。経営は安定している。

openwork / Lighthouse / 転職会議の評価をもとに算出

転職難易度は高い

積極的な採用が行われているものの、デンソーテクノの転職難易度は高いと理解しておきましょう。

技術職の採用情報をみると、設計・開発に関する理工系の知識があることは必須条件となっており、加えて、マネージャー・リーダーの経験やより高レベルな技術知識が求める条件として設定されています。

このことから、単に理工系の知識や技能があるだけでは、他の候補者がいる場合、相対比較で不採用となってしまうことも考えられます。

そのため、アピールできそうな経験がない場合は、企業の採用情報やコーポレートサイトから情報を徹底的に集めて、どんな人物を求めているのかを把握したうえで、人一倍選考対策を練る必要があります。

そこで、まずは次章では、デンソーテクノの採用・企業情報から紹介していきます。

2. デンソーテクノの採用情報

デンソーテクノの採用・求人に関する情報をまとめました。

  1. キャリア採用の募集職種
  2. 求められる人材

詳しく見てみましょう。

2-1.キャリア採用の募集職種

デンソーテクノでは積極的な中途採用を行っており、通年で以下の職種を募集しています。

それでは見ていきましょう。

(1) ソフト系エンジニア

ソフト系の製品の設計・開発、実装、評価・検査などを行います。

ソフト系エンジニアが担当している製品は以下の通りです。

製品開発・組込み系
・ITソフト
・制御仕様
・画像認識仕様
開発支援・開発環境
(ツールプロセス整備)
・CAE(制御)
生産技術・視覚検査
・設備制御ソフト

(2) ハード系エンジニア

ハード系の製品の設計・開発、評価・検査などを行います。

ハード系エンジニアが担当しているのは以下の通りです。

製品開発・ECU,センサ
・半導体
開発支援・検査環境
・CAE(EMC)
生産技術・産業機器
・設備(半導体)

(3)メカ系エンジニア

メカ系の製品の設計・開発、評価・検査などを行います。

メカ系エンジニアが担当しているのは以下の通りです。

 

製品開発・機構
・構造
開発支援・CAE
(熱、構造、振動、流体)
生産技術・産業機器
・設備(各種製品)

2-2.求められる人材

デンソーテクノのキャリア採用は、基本的には情報系、電子系、機械系など、それぞれの業務に必要な経験がある方が対象です。

たとえば、自動車部品の回路設計の求人では、以下が必須条件です。

必須経験:
・アナログ/デジタル回路設計経験

出典:doda

また、採用HPを見ると、デンソーテクノは設計・開発に関する理工系の知識があることは必須条件となっており、加えて、マネージャー・リーダーの経験やより高レベルな技術知識がある人材を求めています。

このことから、単に理工系の知識や技能があるだけで、採用されるとは限らないことがわかります。

3. デンソーテクノの企業情報

デンソーテクノは、デンソーグループ最大の開発・設計機能会社です。

主に自動車部品の量産開発・設計工程において、仕様検討から量産対応までのプロセスを担当しています。

  1. 事業内容
  2. 会社概要
  3. 会社の特徴

それぞれ確認しておきましょう。

3-1. 事業内容

デンソーテクノは、世界No.2自動車部品サプライヤーであるデンソーグループ最大の設計専門企業です。

同グループが生産する自動車部品のほぼ全ての設計に携わっており、製品開発フェーズのうち主にデンソーが上流工程を担当し、デンソーテクノが下流工程を担当しています。(以下参照)

デンソーテクノの事業領域

出典:デンソーテクノ公式HP

また、未来のクルマづくりに欠かせないCASE(コネクテッド/自動運転/シェアリング/電動化)対応をはじめとする新たな技術領域にも取り組んでいます。

<設計開発を担う製品分野>

走行安全系

ACC(アダプティブクルーズコントロール)や踏み間違い防止をはじめとした先進運転支援機能や自動運転機能の設計・開発

空調系

車室内部品とエンジンルーム内部品で構成されるカーエアコンの設計・開発

パワトレイン系

エンジン制御システム、スロットル制御システム、ハイブリットシステムなどの設計・開発

ボディー系

利便性や快適性に関わるボデー制御製品の仕様検討・設計・評価・量産対応

情報通信

通信技術を用いた製品の設計・開発

半導体

自動車には欠かせない半導体の設計・開発

3-2. 会社概要

デンソーテクノの会社概要を以下にまとめました。

本社所在地
愛知県大府市中央町
2-188
代表者
代表取締役社長
大沢 敬一
設立1984年
資本金
1億8,000万円
売上
582億円
(2019年度実績)
従業員
2,990名
(2020年4月現在)
事業内容
自動車部品の設計・開発など

ポイント:売上は増加傾向

デンソーテクノの企業規模は拡大傾向です。

事実、売上は右肩上がりに伸びており、2019年の売上高は582億円に達しています。

出典:デンソーテクノ公式HP

また、従業員数は2018年から2年間で約90名増加しています。

3-3. 会社の特徴

デンソーテクノは以下のような特徴があります。

  1. グローバル展開
  2. ワークライフバランス推進の取り組み

それぞれ詳しく見てみましょう。

(1)グローバル展開

デンソーテクノの海外グループ企業

出典:デンソーテクノ公式HP

デンソーテクノは、製品開発のグローバル化や顧客の海外進出などに伴い、2005年にデンソーテクノフィリピン株式会社を新設し、技術開発や製品開発などを行なっています。

自動車業界のグルーバル化は一層進展しており、職種/部署などによっては海外出張などのチャンスも十分にあるため、海外志向の人は前向きに検討することをおすすめします。

(2)ワークライフバランス推進の取り組み

デンソーテクノは従業員がはたらきやすいように、ワークライフバランスの推進に取り組んでいます。

具体的には以下の通りです。

  • 労働時間低減のための取り組み
    ……フレックスタイム制の導入
    ……テレワーク制度の導入
    ……有休15.7日/年消化
  • 子育て支援の取り組み
    ……女性社員の育児休暇の取得率は100%
    ……男性社員の育休休暇の取得率は20.5%と高い
  • 介護支援の取り組み
    ……介護休業は対象家族一人につき、通算3年5回まで取得可能
  • 心の健康向上のための取り組み
    ……メンタルヘルスの担当部署や相談窓口の設置
    ……休職者の職場復帰のための制度の整備

このような取り組みにより、従業員が心身ともに健康でいられる会社作りを目指しているようです。

4. デンソーテクノのはたらき方|口コミ評判まとめ

この章では、openworkに掲載されている社員の口コミから、デンソーテクノの働き方の実態を紹介します。

  1. 年収
  2. やりがい・成長
  3. 雰囲気・働きやすさ
  4. 残業時間

それぞれ詳しく見てみましょう。

4-1.  年収

デンソーテクノの平均年収は公開はされていませんが、口コミをもとに算出すると、550〜600万円となります。

競合他社と比べて高めで、年収に満足している人が大多数です。

また、昇給カーブは緩やかですが、昇格すると年収が大幅に上がるという声もあります。

4-2. やりがい・成長

良くも悪くもデンソーテクノは親会社のデンソーの方針によって事業が展開していき、人事評価によって昇格/賞与に差もつきにくいため、やりがいを感じられないという声がありました。

口コミを見る限り、仕事の内容や進め方は明確なので、基本的に誰でも対応できる一方で、クリエイティブな要素は少ないようです。

そのため、上昇志向の高い方や自分のアイデアを活かして仕事をしたい方には向かない可能性があります。

4-3. 雰囲気・働きやすさ

経営は安定しており、社内は落ち着いた雰囲気で、真面目な人・穏やかな人も多く、人間関係も良好です。

しかし、全社員のうち9割以上が技術系社員である他、一定の役職以上はデンソーからの出向者も多いため、働きにくいという声もあります。

また、業種的にはまだまだ女性は少なめですが、大手メーカーのグループ会社ということもあり、女性にとっては働きやすいと好評です。

4-4 残業時間

公式HPよると28.0時間とのことです。

出典:デンソーテクノ公式HP

また、週1回、ノー残業デーがあり、プライベートと仕事のバランスはかなり調整しやすいという声もありました。

5. デンソーテクノへの転職を成功させるコツ

デンソーテクノへの転職を成功させるためには、以下3つのコツを押さえておきましょう。

  1. 自己分析・キャリアの棚卸しを入念に行う
  2. 情報収集を行い、企業の求める人物像を捉える
  3. 頻出の質問を把握し、模擬面接を通して面接に慣れておく

それぞれ詳しく解説します。

5-1.自己分析・キャリアの棚卸しを入念に行う

まずは自己分析・キャリアの棚卸しを徹底しましょう。

自らの長所やスキルを言語化したり、これまでの経歴を振り返ったりすることで、アピールポイントとなる強みを見つけ出すことができます。

自己分析の着眼点

  • 振り返り
    …これまでのキャリアを振り返る
  • 転職してどうなりたいのか
    …「なぜ転職したいのか?」「どんな人生を歩みたいのか?」など自身の「なりたい状態」を考える
  • できること
    …これまでの経験からどんなことを学んできたのか、どのようなスキルがあるのか

上記を重点的に考えることで、「魅力的な職務経歴書の作成」「面接での効果的なアピール」が可能となります。

5-2.情報収集を行い、企業の求める人物像を捉える

「自分はどのような強みがあるか」だけではなく、「企業はどのような人材を求めているのか」を考えることも重要です。

そのためにも、企業のコーポレートサイトや求人情報を徹底的に調べることが欠かせません。

また、採用条件だけでなく、以下の情報から求められる人物像を読み取ることも重要です。

求める人物像を読み取る観点

  • 企業の成長ステージ
    …創業期であれば即戦力や横断的なスキルを持つ人材が求められる。一方、成熟期はマーケティング人材や異業種人材が求められる傾向
  • 理念・ビジョン
    …企業が目指す事業の形から、どのような考え・姿勢で働く人材を求めているかを考える

企業情報を踏まえた志望動機・自己PRを行うことで、採用選考の確率を高めることができます。

5-3.頻出の質問を把握し、模擬面接を通して面接に慣れておく

「頻出の質問」に対する回答を、あらかじめ考えておくなど、事前に面接準備を行っておくことで、スムーズな対応が可能になり、的確に自分をアピールできます。

面接で頻出の質問

  • 「あなたの強みは何ですか?」
  • 「なぜ転職しようと思ったのですか?」
  • 「弊社を志望した動機を教えてください」
  • 「弊社に活かせるスキルや経験を教えてください」

また、面接特有の空気感に緊張してしまい、本番で思うように受け答えができないという方も少なくありません。

このような事態を防ぐためにも、模擬面接(面接の練習)を行っておくことが大切です。

選考・面接対策は転職エージェントの利用がおすすめ

採用確率を高める選考対策は、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントを利用すれば、以下のサポートが受けられるからです。

  • ヒアリングを通して強みやアピールポイントを客観的に見極めてくれる
  • 応募書類の添削を行ってくれる
  • 模擬面接など、事前の面接対策も可能

転職エージェントを利用することで、転職のプロから採用側の視点で、客観的なアドバイスをもらうことができるので、積極的に活用することをおすすめします。

ここまでは、デンソーテクノへの転職を成功させるコツを紹介しました。

次の章では、エージェントサービスを活用して選考対策を行いたいという方向けに、サポート力に強みのある転職エージェントを紹介していきます。

6. 機械・電気業界に強く、サポート力に定評のある転職エージェント

数ある転職エージェントの中から、以下の3つを基準におすすめのエージェントを厳選しました。

選定基準

  1. サポート力
    …コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか
  2. 提案力
    …求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか
  3. 求人数・質
    …機械・電気業界の求人の量や質は十分かどうか

この3点を軸に『500人の転職エージェント利用者を対象に行なった調査結果』を踏まえると、結果は以下の通りとなりました。

転職エージェントサポート力提案力機械・電気業界の求人数
1位.
リクルートエージェント

4.0

4.2

約1万3,000件
2位.
マイナビエージェント

3.8

3.9

約8,000件
3位.
dodaエージェント

3.9

3.7

約9,700件
4位.
パソナキャリア

3.6

3.6

約4,000件

それぞれ詳しく紹介します。

1位.リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、求人数No.1の総合転職エージェントであり、コロナ禍で求人数が減っている今、必ず登録すべき1社です。

ただ、1社だけだと十分な求人数には満たないので、No.2の『dodaエージェント』をはじめとした他の転職エージェントも同時登録しておくことをおすすめします。

また、コンサルタントに一部ネガティブな口コミもありましたので(※大手なので担当差が大きい)、不安な場合は、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

公式サイト:
https://r-agent.com/

※年収700万円以上での転職を目指すなら『キャリアカーバー(byリクルート)』がおすすめ

Point:転職エージェントは必ず3社登録しよう

コロナ禍で求人数が減っている今、たった1社の転職エージェントでは良い求人を集めることができません。

最初の登録は、少しだけ面倒かもしれませんが、可能な限りたくさん登録することが、転職成功への最初の一歩です。

例えば、総求人数No.2の『doda』、サポート満足度が高い『マイナビエージェント』など、最低でも3社登録することをおすすめします。

2位.マイナビエージェント

スクリーンショット 2016-04-09 18.14.54

丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

ただ、コロナによって若年層向けの求人数が大きく減ってしまったことから、口コミ評判もネガティブな内容が増えてきています(2020年12月現在)

そのため、いま利用するならば、求人数が豊富な大手(例えば、リクルートエージェントdodaエージェントなど)を優先したほうが賢い選択かもしれません。

公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/

3位.dodaエージェント

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

dodaエージェント公式サイト:
http://doda.jp/

4位.パソナキャリア

『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。

運営元のパソナは人材派遣領域で業界最大手の企業であり、16,000社以上と取引実績があるため、求人数も充実しています。また、年収700万円以上の非公開求人を多く取り扱う『ハイクラス向けサービス』など、サービス内容も多岐にわたります。

そしてなにより、パソナの社風自体が「利益よりも社会貢献」を重要視しているため、「親身な転職者サポート」を実現しているようで、その結果として「アンケート満足度No.2」とリクルートエージェントに次ぐ実績を誇っています。

そのため、転職活動をするのであれば、まず登録すべき転職エージェントの1社です。

公式サイト:
https://pasonacareer.jp

7.おわりに

デンソーテクノでの働き方や転職について紹介しました。

デンソーテクノへの転職は年収・福利厚生などの待遇や安定した経営基盤などの面でメリットが大きいですが、親会社のデンソーの方針で事業が左右されるという面もあるため、それらを考慮した上で転職活動をしましょう。

転職成功のポイントは、徹底した事前準備にあります。

転職成功率を高めたいという方は、転職エージェントを利用して、選考対策を行うことをおすすめします。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。