「中途採用で、第一生命に転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、第一生命への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、第一生命への転職についてご紹介します。
- まとめ|第一生命の特徴と転職のポイント
- 第一生命の企業情報
- 第一生命の採用情報
- 第一生命の求人情報
- 第一生命に関する口コミまとめ
- 第一生命への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 第一生命転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが第一生命へ転職すべきか判断できるとともに、第一生命への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|第一生命の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「第一生命に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
第一生命の特徴
- 総資産高国内第3位の大手生命保険会社で、2010年に株式会社化
- 海外事業展開に積極的で、5カ国で現地企業買収の他、シンガポール、アメリカに統括会社設立
- 平均年収は約600万円台とまずまずの高待遇、基幹職ではより高年収の可能性大
- 大企業ではあるが、組織としては変化に柔軟で、新たなチャレンジも歓迎される風土
第一生命への転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. 第一生命の企業情報
社名 | 第一生命保険株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区有楽町1-13-1 |
代表者 | 代表取締役社長 稲垣 精二 |
設立 | 1902年9月15日 |
資本金 | 600億円 |
売上 | 保険料等収入:2兆3,219億円(2017年4月~2018年3月) |
従業員 | 56,161名(内勤職員11,437名、営業職員44,724名) |
事業内容 | 生命保険業、付随業務ほか |
2-1. 事業内容
1902年に東京都において設立された第一生命は、国内大手の生命保険会社です。
総資産では、かんぽ生命、日本生命に次ぐ国内第3位の生命保険会社で、日本初の相互会社形式による生命保険会社という意味で『第一』と名付けられましたが、現在は株式会社へ組織変更しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
引用:第一生命企業HP
第一生命では、一生涯のパートナー「お客さま第一主義」を経営理念に掲げ事業拡大を続けています。
近年では、2018年3月にライフスタイルの変化等により多様化する顧客ニーズに対応し『ジャスト』を発売しましたが、この商品では健康診断書等を提出するだけで保険料を割り引く制度を日本で初めて導入しています。
今後も日本が抱える「健康寿命の延伸」といった課題にも積極的に取り組むとともに、国内子会社や外部ネットワークなど広い販売網を生かして新たなサービスや付加価値を提供していく方針です。
2-3. グローバル展開
第一生命では、海外事業を大きな成長分野と位置付け、事業拡大を進めています。1980年代での海外進出をはじめとして、2006年より本格的に海外事業展開を行っています。これまでにベトナム、インド、タイ、オーストラリア、そして世界最大の生命保険市場であるアメリカにも進出しています。また、シンガポール、アメリカには地域統括会社を設立し、グローバル体制強化を進めています。
今後も海外事業拡大を進める方向にあり、グローバル市場での活躍を目指して転職を検討している場合、入社後のキャリアパスをしっかりと確認した上で転職を検討することをおすすめします。
第一生命企業HP:https://www.dai-ichi-life.co.jp/
見るべきポイント | |
事業概要 | 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 |
採用情報 | 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 |
会社理念・社長メッセージ | 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。 会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。 |
3. 第一生命の採用情報
業界トップクラスの生命保険会社なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、第一生命の採用情報についてお伝えします。
3-1. 第一生命の採用職種
第一生命では、上記の通り、様々な職種、採用形態にて中途採用を実施しています。営業職採用のものから、グローバル採用では国内外総合職として、入社後も幅広いキャリア形成が期待できます。
応募要件など、各詳細は一度採用HPより確認することをおすすめします。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 約600万~900万円
社員の平均年収 : 616万円(平均年齢44.1歳)
第一生命の給与は、日本生命や明治安田生命、住友生命といった競合と比較して、給与水準は高いと言えるでしょう。
他金融機関などと比較すると給与水準が低い印象を受けるかもしれませんが、現場営業職員の数が多いため給与水準にばらつきがあり、総合職に限ってみると、日系大手生命保険会社として十分な給与水準だという意見も多くあります。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:20〜30時間
第一生命の平均残業時間は【20~30時間程度】です。同業界の日本生命や明治安田生命と比較して平均よりは若干ですが労働時間が長いと言えます。
ママ社員も多い女性営業職などはワークライフバランスを取りやすい環境にあるようですが、成果を伴わなければやはり休日出勤もしなければならないという声もあります。
また、特に男性社員は長時間労働をよしとする風土が根付いており、近年部署等によっては働き方改革が進むものの、まだまだプライベートを犠牲にせざるを得ない状況も続いているようです。
3-4. 採用メッセージ
引用:第一生命採用HP
第一生命採用HP内の社長メッセージにおいて、同社の求める人財像は「プロフェッショナル&チームワーク」だとメッセージされています。
高い専門性を身に付けているのみでなく、先見力・想像力があること、そして周囲を巻き込み積極的に変革を起こすことの出来る人財育成に全社を挙げて取り組んでいます。
中途採用の場合、即戦力となる経験とスキルはもちろん最重要課題ですが、それとともに、これまでの経験を生かし、いかに第一生命へ入社後変革に挑戦したいか、またこれまでにどう周囲を巻き込ん出来たのかという点を、具体的経験とともに伝えることが実際の面接等でも重要になります。
※第一生命の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. 第一生命の求人情報
第一生命への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、第一生命の求人情報をご紹介します。大手転職エージェントの『doda』で調べると、以下のような特徴があることが分かりました。
4-1.各専門職での求人多数あり
dodaで調べると、商品企画、企業年金向けポートフォリオマネジャー、M&A担当など高い専門性を必要とされる業務において、多数の中途採用求人が見つかりました。
同社では貯蓄性商品や海外アセットマネジメント事業といった成長分野が伸長しており、国内外の事業拡大に向け即戦力となる人材を求めています。業界トップクラスの企業として影響力の大きな事業や海外事業に携われることも多いでしょう。
想定年収は約700万~1000万円と、かなりの高待遇での転職が期待出来ます。
4-2.グループ会社出向での営業職の求人あり
同じくdodaで調べると、グループ会社での営業職の求人が見つかりました。
グループ会社である「第一フロンティア生命」へ出向し、金融機関等を担当する営業職の求人が見つかりました。金融機関での営業経験者等が求められており、初任地は希望することが出来ますが、3~4年に一度の転勤の可能性があります。出向なので、キャリアパスとしては第一生命本体への異動もあり、福利厚生等の面でも本社と同様の待遇を受けられるなどメリットも多いポジションです。
想定年収は本社専門職と同様に約600万~900万円と、業界最大手の企業グループとして高待遇での転職が期待出来ます。
5. 第一生命に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、第一生命の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
第一生命に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は企業全体と比較するとやや平均よりは劣りますが、日系競合他社との比較では同水準というところでしょう。
いわゆる総合職である基幹職社員は他生保企業と比較しても給与水準が高く、年功序列で昇給するなど満足度も高いようです。営業職の場合は同業他社同様に実力主義のため業務内容と給与が見合わないという意見や、各支社ごとに労働環境もことなるため当たりはずれが大きいという意見が複数見られました。
福利厚生については一般的なものはしっかりと整備されているものの、特に営業職では成績によっては土日出勤が半ば強制的となる点が、気になる点として多くあげられていました。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長についてはまずまずの評価の高さで、同業他社との比較では平均的水準となっています。
内勤部門では、専門性を高められる点、また学閥等はあまりなく、意欲があれば海外事業等へもチャレンジしやすい点が評価されています。営業職では個人で広い業務内容をカバーするため営業としての基本的スキルが出来る点、また管理職へのキャリアパスも広く開かれている点がプラス意見としてあります。
研修制度等も、業界大手企業らしく、他社と比較しても教育体制が整っていると感じる、という口コミが多く見られました。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気については、企業全体また同業他社どちらとの比較でも平均的な評価です。
意思決定のスピードは大きな組織のためそれなりに時間がかかるものの、常に同業他社に先駆けた事業展開への意識は高いようです。組織としても柔軟に変化していく傾向にあるという意見が基幹部門を中心に多く見られました。
社員の雰囲気は、基幹職と営業職で雰囲気が異なるようです。基幹職は、「真面目できっちり」というタイプの人が多く、営業職では特に男性は「バリバリの体育会系」という意見が複数見られました。
会社の雰囲気についてはおすすめな他の企業は?
第一生命が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 日本生命保険相互会社
- 明治安田生命保険相互会社
- 住友生命保険相互会社
- ソニー保険株式会社
6. 第一生命への転職を成功に導くたった1つのコツ
第一生命に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
第一生命への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、第一生命の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 第一生命転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
第一生命への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
第一生命志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 第一生命に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 第一生命以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
第一生命へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
第一生命での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
第一生命への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・第一生命転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
第一生命転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。