ベネッセに転職すべき？口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、ベネッセに転職しようかな」と考えていませんか？

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、ベネッセへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、ベネッセへの転職についてご紹介します。

まとめ｜ベネッセの特徴と転職のポイント
ベネッセの企業情報
ベネッセの採用情報
ベネッセの求人情報
ベネッセに関する口コミまとめ
ベネッセへの転職を成功に導くたった1つのコツ
ベネッセ転職で必ず登録すべき転職サイト4選
転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがベネッセへ転職すべきか判断できるとともに、ベネッセへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ｜ベネッセの特徴と転職のポイント
2. ベネッセの企業情報
3. ベネッセの採用情報
4. ベネッセの求人情報
5. ベネッセに関する口コミまとめ
6. ベネッセへの転職を成功に導くたった1つのコツ
7. ベネッセ転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
さいごに

1. まとめ｜ベネッセの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「ベネッセに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

ベネッセの特徴

教育事業、出版事業等を手掛ける大手企業で、「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」等で知られる
中国を中心に海外事業を展開し、現在の海外事業売上高比率は約7％
平均年収は900万円台、福利厚生や諸制度含め高待遇企業
女性管理職も多く、バリバリ働きたい女性にもおすすめの企業

ベネッセへの転職のポイント

事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. ベネッセの企業情報

社名	株式会社ベネッセコーポレーション
本社所在地	岡山県岡山市北区南方3-7-17
代表者	代表取締役社長　136億円
設立	1955年1月28日
資本金	30億円
売上	連結：4300億円（2017年3月期）
従業員	単体：2263名（2017年3月期）
事業内容	教育・出版・通信販売事業

2-1. 事業内容

1955年に設立されたベネッセは、通信教育事業、出版事業等を展開する企業です。

持株会社であるベネッセホールディングスが親会社となり、ベネッセコーポレーションは、グループの国内教育事業、海外事業、出版事業等を展開しています。

（※本記事での「ベネッセ」とは、ベネッセコーポレーションを示します。）

事業分野	事業内容	グループ内売上構成比（2018年3月期）
国内教育事業	通信教育講座「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」大学入試模擬試験「進研模試」を中心とした学校向け教育事業	47.2%
海外事業	中国・台湾での幼児向けを中心とした通信教育事業	6.7%
出版事業（その他）	「たまごクラブ」「ひよこクラブ」「サンキュ！」など	7.2%

引用：ベネッセホールディングス企業HP

2-2. トップメッセージと事業計画

引用：ベネッセホールディングス企業HP

ベネッセホールディングスは、「『Benesse＝よく生きる』という企業理念のもと、教育、語学、生活、シニア・介護の分野で、お客さま一人ひとりの意欲向上と課題解決を、一生涯にわたって支援する企業グループ」であるとメッセージしています。

ベネッセコーポレーションとしては、国内教育事業、海外事業、出版事業が主力事業となりますが、各事業での具体的戦略を、2018年度からの中期経営計画で以下の通り策定しています。

特に国内教育分野では、現在戦後最大の教育改革が進められる中で、教育事業リーディングカンパニーとしていち早く、教育・入試制度改革への対応を進めています。

2-3. グローバル展開

ベネッセは、中国・台湾を中心に海外事業を展開しており、グループ内売上構成比の約7％を占める事業として、現在も事業拡大を進めています。

幼児向け通信教育事業「こどもちゃれんじ」の展開が主力事業で、展開11年目の中国では、会員数111万人と、日本を上回る会員数を獲得しています。

中国、香港に現地法人も設立しており、今後も日本で培ったノウハウとブランド力を生かし、ASEAN諸国を中心に海外事業を拡大する計画です。

ベネッセ企業HP：https://www.benesse-hd.co.jp/ja/
見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

	見るべきポイント
事業概要	自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報	「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ	会社がどこへ向かっているのかをチェックします。会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. ベネッセの採用情報

業界大手の教育・出版系企業なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか？

3章では、ベネッセの採用情報についてお伝えします。

3-1. ベネッセの採用職種

ベネッセでは、採用を行っている「マーケティング」「編集・制作」「営業」「IT・システム」「スタッフ」「その他」の6つの職種のうち、「営業」「スタッフ」「その他（フォトグラファー）」の3職種で中途採用を募集しています。

各職種の詳細については、ベネッセ中途採用ページで確認することが出来るので、参照すると良いでしょう。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収　：　527万～787万円
社員の平均年収　：　930万円（平均年齢44.7歳）
会社四季報より（ベネッセHLD）

ベネッセの給与は、他上場企業各社と比較しても高水準で、同じく教育・出版事業等を手掛けるリクルートや学研との比較では同程度の給与水準だと言えるでしょう。

残業代、ボーナスもしっかりと支給され、待遇面への満足度は高い企業だと言えます。

3-3. 労働環境

平均残業時間　月：30〜40時間

ベネッセの平均残業時間は【30〜40時間程度】です。同業界のリクルートや学研と比較すると、平均的な労働時間だと言えます。

ただし、営業職や編集職など職種や部門によっては労働時間が長時間となる場合もあり、部署等で労働環境は大きく異なるようです。

転職を検討する際には、事前にしっかりとコンサルタント等に確認することをおすすめします。

3-4. 採用メッセージ

ベネッセでは、求める人財像として、以下5項目を挙げています。

溢れるバイタリティで、どんな環境も飛びこんでいき、困難を乗り越える事が出来る人
ビジネス志向があり、ロジカルな戦略立案で事業を創造する事が出来る人
常に好奇心と成長意欲を持ち、想いをカタチにする為にチャレンジし続ける事が出来る人
自らの強みを「個人」で完結させず、「チーム」の中で発揮していく事が出来る人
仕事の中、地域や社会のつながりの中で、気づきを持ち、視野を広げる事が出来る人

中途採用においては、即戦力となる実務スキルを持ち合わせていることはもちろん最重要要件です。ただし同時に上記5要件に叶う人材だということを、具体的経験をもとにアピールすることも大切です。

自らと企業のマッチングを検討する上でも、自己分析・業界分析をしっかりと行いましょう。

※ベネッセの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

企業採用HP：ベネッセ・募集職種・ベネッセの採用メッセージ

4. ベネッセの求人情報

ベネッセへの転職を検討しています。どんな求人がありますか？

ここから、ベネッセの求人情報をご紹介します。おすすめ大手転職エージェントdoda・リクルートエージェント・JACリクルートメントを使って調べると、以下のような特徴があることが分かりました。

4-1.法務部門での正社員求人あり

ベネッセの正社員求人は、dodaで法務担当職の求人が1件のみ見つかりました。必要業務経験は以下2点です。

契約関連や訴訟関連の対応経験があり、企業法務の実務経験3年以上
課題解決に向け、自身から積極的に取り組める方※事業部門、社外とのやりとりが多く発生するため

この他、ベネッセ中途採用HPでは営業職の正社員求人も出ており、各転職エージェント非公開求人となっている場合もあるため、ベネッセへの転職を検討している場合には広く情報収集すると良いでしょう。

また、想定年収は527万～787万円となっていますが、交渉次第でより年収アップの可能性もあるため、事前交渉をしっかりと行いましょう。

4-2.他グループ会社での正社員求人あり

他、dodaでベネッセグループ他社の求人を検索すると、グループ各社の正社員での求人が多数見つかりました。

例えば、介護・保育事業を手掛ける「ベネッセスタイルケア」での経理業務求人や、大学生、社会人向けキャリア教育を手掛ける「ベネッセｉ-キャリア」での人事総務職の求人などです。

ベネッセグループは幅広い事業展開をしており、もちろん転職をして携わりたい事業がある、という場合にはピンポイントで求人を探す必要があります。

ただし、ベネッセグループの企業理念に共感し転職を希望している場合や、働き方や安定性など事業内容そのもの以外の面をメリットだと感じている場合は、グループ各社での求人も検討すると良いでしょう。

5. ベネッセに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、ベネッセの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

ベネッセに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

	コメント
給与・福利厚生（待遇）	特に若手のうちは同世代より給与水準が高い基本は年功序列だが、実力次第で昇格もあり福利厚生は減額傾向にあり
仕事のやりがい・成長	社会貢献を実感出来る事業職種で働き方、やりがいは大きく異なるキャリア開発はOJT中心
人間関係・社員の雰囲気	真面目で保守的な風土「教育」に対し熱意のある社員が多い女性社員が多く、部署によっては「女子校」状態
その他	女性管理職も多く、バリバリ働きたい女性にはおすすめ

5-1. 給与・福利厚生（待遇）

給与への満足度は企業全体と比較しても、高評価だと言えます。

給与水準に関しては、残業が比較的多く、かつ残業代もしっかりと支給されるため、管理職で裁量労働制となる手前の若手層が同世代と比較しても高い給与水準となっているようです。基本的には年功序列でベースアップするようですが、評価次第では年次を超えて昇格し、それに伴い昇給というパターンもあるようです。

福利厚生については、近年は住宅手当とカフェテリアプランの統一など、全体的に減額傾向にあるようですが、大手企業として不満のないレベルには達しているようで、不満意見が目立つというほどではありません。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長についても、まずまずの高評価となっています。

「教育事業」など、社会貢献度が高く、事業規模も大きいためやりがいに繋がるという意見が多くありました。ただし、営業職と編集職などでは業務内容はもちろん、働き方などもまるで異なるため、転職の際には希望職種でのヒアリングが必須です。

育成環境については、外注のセミナーや年次別研修などはあるものの、基本的にはOJTが中心となるようです。業界も独特で、またマルチタスク能力の高さが要求されるため、市場価値の高いスキルは身に付きにくいという意見も複数ありました。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については、可もなく不可もなくという評価で、日系上場企業としては良い方でしょう。

企業風土としては、歴史があり、かつ教育に携わる企業ということで「保守的」「真面目」という意見が多くありました。ただし、近年市場環境も変化しつつある中で、改革が求められる分野でもフレキシブルさに欠ける点は、不満意見として一定数あります。

社員も、教育に携わっているだけあり、真面目で人当たりの良い人が多く、人間関係は良好という意見が多くありました。また、女性の働きやすい企業としても有名ですが、実際に女性管理職も多く、男女ともに家庭との両立等もしやすいようです。仕事のやりがいを求める女性におすすめの企業ですが、ハードワークであることは覚悟が必要です。

※ベネッセを志望する人におすすめな他の企業は？

ベネッセが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
株式会社学研ホールディングス
株式会社リクルートホールディングス
株式会社公文教育研究会
株式会社マイナビ

6. ベネッセへの転職を成功に導くたった1つのコツ

ベネッセに転職することを決めました！転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

ベネッセへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

独自の非公開求人をもらえる可能性がある
業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能
年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、ベネッセの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか？」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…？」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. ベネッセ転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

ベネッセへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい！

ベネッセ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

ベネッセに関する求人（非公開を含む）を保持する可能性が高いか
ベネッセ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。（登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません）

	登録必須度	特徴
リクルートエージェント	すべての方に◎	業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
doda	すべての方に◎	業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア	初めて転職は◎	サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント	外資・技術系は◎	スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。

7-1. リクルートエージェント｜求人数No.1・コンサルタントが優秀

『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

内部に圧倒的なノウハウの蓄積
信頼による非公開求人の獲得

ベネッセへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト：https://r-agent.com/

7-2. doda｜求人数No.2・転職サポートが評判

『doda』は、パーソルキャリア（旧：インテリジェンス）が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト：https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア｜最高評価のサポート体制

『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

親身に転職相談にのってくれる
誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト：https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント｜ハイキャリア転職で実績No.1

『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」（＝最後にコンタクトを取った日）なのです。

「更新日が古い＝もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか？」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。