「中途採用で、旭化成エレクトロニクスに転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、旭化成エレクトロニクス(Asahi Kasei Microdevices Corp / “AKM”)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、AKMへの転職についてご紹介します。
- まとめ|AKMの特徴と転職のポイント
- AKMの企業情報
- AKMの採用情報
- AKMの求人情報
- AKMに関する口コミまとめ
- AKMへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- AKM転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがAKMへ転職すべきか判断できるとともに、AKMへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|AKMの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「AKMに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
AKMの特徴
- 旭化成グループのエレクトロニクス事業における中核企業
- 若手に一定の裁量を与えて任せる風土/自己成長も実感されている
- 同グループの中でも特にフラットな組織と好評
- 処遇は旭化成本体と同一/給与に満足している人も目立つ
- 全体的にワークライフバランスは調整しやすい(残業は月平均15時間)
- 男女関係なく活躍できる環境/産休育休をとって続ける女性も多数
AKMへの転職のポイント
- 中途採用は随時行なっている
- 「事務職」「技術職」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. AKMの企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都千代田区有楽町1-1-2(日比谷三井タワー) |
代表者 | 代表取締役社長 本多 英司 |
設立 | 2003年 |
資本金 | 約32億円 |
売上 | 非公開 |
従業員 | 2,603名(2018年度) |
事業内容 | エレクトロニクス事業 |
2-1. 事業内容
AKMは、旭化成のエレクトロニクス事業の中核企業です。低消費電力・高速・高精度を特長とする当社の半導体集積回路「半導体集積回路」や、幅広い分野に使用される高性能な「磁気センサ」などを提供しています。
旭化成グループの組織体制
旭化成は2003年から”持株会社制”に移行し、以下の通り、「マテリアル領域(旭化成エレクトロニクスなど)」「住宅領域」「ヘルスケア領域」においてグループ会社を通じて事業を展開しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
AKM企業HPより(一部抜粋)
AKMは、「ユーザー様の課題に対するのみならず、エンドユーザー様にもベネフィットをお届けできる最適なソリューションを提供することができるよう全力を尽くしてまいります。」とメッセージしています。
同社はもともと1980年代に旭化成グループのエレクトロニクス分野の新規事業としてスタートし、長年の歴史と高い技術力を有しています。
近年では、ソフトウエア技術も組み合わせて特にセンシングと音声のソリューションに注力するとともに、新たに化合物材料技術を活用した可視外光のソリューションや、IoT時代のニーズを先取りする新事業開発にも注力しています。
2-3. グローバル展開
AKMは、1995年に米国現地法人を新設するなど海外事業に長年の歴史があり、現在ではアジアを中心に6つの海外グループ会社を有しています。
アジア・欧米など世界各地に製品を輸出しているため、海外駐在や出張の可能性も十分ある他、国内勤務の場合でも語学力(英語など)を活かして活躍することもできます。
さらに海外で活躍できる人材を育成するための海外研修制度なども充実しているため、海外志向の人も前向きに検討することをおすすめします。
AKM企業HP:https://www.akm.com/jp/ja/
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. AKMの採用情報
旭化成グループのエレクトロニクス事業の中核会社なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、AKMの採用情報についてお伝えします。
3-1. AKMの採用職種
現在、同社の採用HPでは、以下の職種で中途の募集があります。
- 税務・会計
- 電子部品の品質保証(マネージャー候補)
その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。
ちなみに、中途採用HPによれば主な主な職種は以下の通りです。
技術職 | IT技術職、研究開発職、プラント技術・製造職種 |
事務職 | 営業職、スタッフ職種(経理、税務、法務、人事、経営企画など) |
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 550~700万円
社員の平均年収 : 450万円(平均年齢25.0歳/※非上場企業のため、口コミによる参考値)
AKMの処遇は旭化成本体と同一制度であり、競合と比べると同程度あるいはやや高めです。(転職時の平均年収は若手も多く社員平均と比べて低めです)
給与は年功序列で、昇給のチャンスは年1回、賞与は年2回支給されるようです。
また、福利厚生は旭化成と同程度に充実しており、社宅/独身寮/家賃手当に加えて、家族手当、財形貯蓄、社員持株会、各種福利厚生施設(ホテル・旅館・スポーツクラブ等)などもあります。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:15時間
AKMの平均残業時間は【月15時間程度】で、例えばルネサスエレクトロニクスなどと比べても残業は少なめです。
全体としてワークライフバランスは調整しやすいと好評で、例えば残業削減を推進中で、有給休暇も比較的とりやすいようです。
ただし労働環境(残業時間など)は部署・職種によっても大きく異なるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
採用HPでは中途向けに、旭化成グループの使命である『昨日まで世界になかったものを。』と掲げて、メッセージしています。
また、同社の「人財理念」は以下の通りです。
また、中途採用でもこれらも踏まえて、「挑戦・主体性・責任感」などをキーワードとして自己PRを組み立てるとともに、新しいことに挑戦したいという熱い想いを伝えるのも良さそうです。
※AKMの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:旭化成グループ中途採用、職種一覧、採用メッセージ、人財理念
4. AKMの求人情報
AKMへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「IoTソフトウェア開発職」「品質保証職」「税務・会計」の求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。
世の中に公開されていない求人を得るために
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。
さらに、AKMの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
4-1. “IoTソフトウェア開発“の中途の求人あり
dodaでは、同社のIoTソフトウェア開発の中核となるエンジニアの募集があります。
具体的には、①同社製のセンサーを搭載したIoT機器と連携するクラウドのソフトウェア開発、②IoT機器からクラウド送信するためのGatewayのプログラム開発を担当します。
必須要件は「AWS,Azureなどのクラウドプラットフォーム上でのソフトウェア開発経験」「ネットワークを利用したプログラミング経験5年以上(C言語/JavaScriptスキル)」で、想定年収は550万円以上です。
4-2. “品質保証職”でも中途の求人あり
dodaでは、電子部品の品質保証職では「監査担当メンバー」の中途の募集もあります。
将来のマネージャー候補として、顧客/パートナー企業との品質監査(監査は月2件程度)に加えて、工程の品質改善活動なども担当。入社後3~5年程度でマネージャー昇格を目指すやりがいのある仕事です。
必須要件は「品質保証、品質管理に関する経験3年以上」「英語力(海外での品質保証、品質管理、監査対応の実務経験)」と厳しめですが、想定年収は720万円以上なので高給も十分狙えます。
4-3. “税務・会計”の職種でも中途の求人あり
dodaでは、主に税務リスク管理などを担当する「税務・会計職」でも中途の募集があります。
入社後はM&Aや新事業の税務課題・移転価格税制などを担当し、将来的にはジョブローテーションもあります。旭化成本体・国内外のグループ各社で経験の幅を広げられるポジションです。
年収は「450万円以上」で、必須要件は「税務の経験3年以上(メーカー、税理士法人)」「英語での業務経験(メール対応経験/TOEIC750点以上 歓迎)」です。
5. AKMに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、AKMの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
AKMに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
コメント | |
給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は年功序列で、昇格すると給与がグッと伸びるようで、年収に満足している人も目立ちます。
例えば年収は30歳(役職なし)で550万円、30代半ば(係長クラス)で800万円が目安です。賞与(年2回)も手厚いと好評で、年間約6ヶ月分(2018年度実績)が支給されています。
また、福利厚生は旭化成グループだけあって一般の大企業並みに完備されており、住宅補助・持ち家手当など各種手当があるため可処分所得は多めです。
5-2. 仕事のやりがい・成長
やる気や実力が認められれば、若手も一定の裁量を持って任せてもらえる風土で、やりがいや自己成長を実感している人が多数です。
ジョブローテーションを通じて経験の幅が広がったという声もあります。社内研修は目的別・役職別に充実している他、海外で活躍できる人材の育成にも注力しており、海外留学や語学研修制度などもあります。
ただし、昇格も年功序列で、頑張って結果を出しても一定の年次までは昇格・賞与にほとんど差はつかないため、優秀な人ほどモチベーションを維持しづらいようです。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
旭化成グループの中でも特にフラットな社風という声もある他、主体性が尊重されて比較的自由に仕事を進めやすい風土もあるようです。
また、真面目な人・穏やかな人も多いなど人間関係は良好で、働きやすさや長期勤続を求める人にもおすすめします。
ちなみに、男女関係なく活躍できる環境で、女性が働き続けやすい制度も充実しています。産休育休をとって働き続ける女性も多数です。
※AKMを志望する人におすすめな他の企業は?
AKMが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 旭化成メディカル株式会社
- 旭化成アドバンス株式会社
- レーザーテック株式会社
- 日本アルテラ株式会社
- AJS株式会社
6. AKMへの転職を成功に導くたった1つのコツ
AKMに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
AKMへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、AKMの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. AKM転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
AKMへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
AKM志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- AKMに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- AKM以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
AKMへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
AKMでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
AKMへの転職は待遇・自己成長・風通しの良さなど面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはAKMの社風や求める人物像を理解する・AKM転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
AKM転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。