「中途採用で、日野自動車に転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、日野自動車への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、日野自動車への転職についてご紹介します。
- まとめ|日野自動車の特徴と転職のポイント
- 日野自動車の企業情報
- 日野自動車の採用情報
- 日野自動車の求人情報
- 日野自動車に関する口コミまとめ
- 日野自動車への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 日野自動車転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが日野自動車へ転職すべきか判断できるとともに、日野自動車への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|日野自動車の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「日野自動車に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
日野自動車の特徴
- 国内商用車トップシェアメーカーで、トヨタグループの一社
- 海外比率は約6割で、アジア・南米を中心に展開中
- 平均給与は600万円台と、中堅自動車メーカーとしては平均的
- 平均残業時間は30~40時間。近年は残業規制も厳しくなっている
- トヨタグループの一員として、トヨタ本体の方針を重視している
日野自動車への転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. 日野自動車の企業情報
社名 | 日野自動車株式会社 |
本社所在地 | 東京都日野市日野台3丁目1番地1 |
代表者 | 代表取締役社長 下 義生 |
設立 | 1942年(昭和17年)5月1日 |
資本金 | 72,717百万円 |
売上 | 連結:1,683,720百万円 |
従業員 | 連結: 32,111人 |
事業内容 | トラック・バスの製造販売等 |
2-1. 事業内容
1942年に設立された日野自動車は、バス・トラック等などの商用車を製造・販売する自動車メーカーです。
トヨタ自動車の連結子会社で、トヨタブランドの小型乗用車や小型・普通トラック、SUVなどの生産も行っています。大型・中型トラックシェアでは、44年連続シェア1位を獲得しています。
また、バス部門では2004年にいすゞ自動車と経営統合を行っていて、共同出資でジェイ・バスを設立しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
日野自動車では、「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」を企業の使命として掲げ、最適な製品とトラック・バスがしっかりと働き続けるための「トータルサポート」を提供したいとメッセージしています。
具体的には、アップタイム(稼働率)の最大化・ライフサイクルコスト最小化の2つを「トータルサポート」の要として、品質・耐久性・信頼性に優れた製品とともに提供することを目指しています。
2-3. グローバル展開
日野自動車は、販売台数の64%を海外向け車が占める、グローバル企業です。現在は東南アジアを中心に展開しており、台湾・タイ・インドネシア・マレーシア・パキスタン・ペルー等ではトップシェアを獲得しています。
今後は北米、南米、オセアニア、アフリカなどの地域でも事業拡大を進める方針です。
日野自動車企業HP:“https://www.hino.co.jp/index.html
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 日野自動車の採用情報
業界大手の自動車メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、日野自動車の採用情報についてお伝えします。
3-1. 日野自動車の採用職種
日野自動車では、現時点では技術系・事務系とも採用HP上で中途採用を募集していないため、新卒時の採用職種を紹介します。
事務系・技術系とも、一般的に自動車メーカーで採用されている一通りの職種で募集があります。中途採用については求人があり次第採用HP上で募集がかけられているので、転職を検討している場合には採用HP、転職サイト情報等を随時チェックしておきましょう。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 500万~900万円(1職種のデータのみ)
社員の平均年収 : 653万円(平均年齢36.9歳)
日野自動車の給与は、同業界のスズキ、ダイハツ等と比較して平均的な給与水準だと言えます。
残業代もしっかりと支払われ、現状ボーナス支給も安定しているようです。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:30〜40時間
日野自動車の平均残業時間は【30〜40時間程度】です。同業界のスズキ、ダイハツ等と比較すると同程度かやや残業時間は長いと言えます。
ただし特にメーカーは部署によって大きく残業時間等が異なるので、転職を検討する際には事前にコンサルタント等へ確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
新卒採用と共通のメッセージになりますが、日野自動車では、「相手を、しっかりと、想いやれる人」を採用したいとメッセージしています。
新卒採用向けメッセージということで抽象的だと感じるかと思いますが、商用車メーカーという他自動車メーカーとは顧客のニーズも異なる製品を製造・販売する企業ならではのメッセージだと言えます。
他自動車メーカーと比較して製品ラインナップも限られていますが、顧客のニーズは実に様々で、メーカーとしてどこまで応えられるかという姿勢を非常に大切にしています。
中途採用においても、商用車専門メーカーでどう貢献したいのかという点を他社としっかりと差別化しておくことが重要です。
※日野自動車の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:日野自動車・募集職種・日野自動車の採用メッセージ
4. 日野自動車の求人情報
日野自動車への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、日野自動車の求人情報をご紹介します。大手転職エージェント『リクルートエージェント』『doda』を使って調べると、以下のような特徴があることが分かりました。
4-1. 事務系職種では内部監査業務の求人あり
リクルートエージェントで検索すると、事務系職種では、内部監査業務担当の求人が見つかりました。
グローバル展開拡大にともない、国内外グループ各社も含めた業務監査、内部統制監査業務を担当します。必要要件として、海外子会社対象の監査業務、また海外駐在経験が求められており、英語力もTOEIC800点以上と上級レベルの英語力が必要です。
想定年収は500万~900万円と同社平均年収からみても高待遇の求人だといえるので、ご自身のキャリアに自身のある方はぜひ検討すると良いでしょう。
4-2.技術系職種では現在契約社員のみ求人あり
dodaで検索すると、技術職については現時点では期間限定社員の求人のみ見つかりました。
採用HPでも現在技術系職種での求人は出ていませんが、一般的に自動車メーカーは技術系職種の中途採用を活発に実施している企業も多く、今後求人が出される可能性は十分にあります。
日野自動車への技術系職種での転職をぜひ希望するという方は、採用HP、また非公開求人の情報入手のためにも転職エージェントも含め、広く情報収集をしておくことをおすすめします。
5. 日野自動車に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、日野自動車の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
日野自動車に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は、企業全体では平均的な評価ですが、自動車メーカーとしては低めの評価となっています。
基本給については、トヨタグループの大手メーカーとしてはやや低水準だという意見が多くありました。残業代、ボーナス等で年収はまずまずの満足度のようですが、近年の残業規制や、ボーナスもトヨタ全体の業績が反映され上下があるため、基本給アップで安定した給与制度にしてほしいという意見も少なくないようです。
福利厚生については一通りの制度は整っているものの、住宅関連をより充実させてほしいという意見が多くありました。既婚者でも2万円弱の手当で社宅制度もないため、生活コストが掛かり不満に繋がっています。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長についてはかなりの低評価です。
仕事のやりがいについては、職場全体の志気が低く、やりがいを見出し、モチベーションを保つのが難しいという意見が多くありました。また、異動についても、個人のキャリア形成よりも人員不足によるものが多く、異動後のフォローもないためやる気を失うという意見が複数ありました。
育成制度については、特に技術系では社内外の研修も利用でき、成長につながるというポジティブな意見も複数見られました。ただし、基本はOJTが中心になりますが、教育体制にかなりばらつきがあり、全社的に人材育成を見直してほしいという意見も多くありました。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気についても、企業全体。自動車業界どちらと比較しても低評価です。
やはり昔ながらの日系メーカーらしく、保守的で年功序列という意見が多くありました。また、トヨタグループの一社として、トヨタの商用車部門を担っているというプライドもある一方、意思決定の基準がトヨタ本体となっており、決定スピードも遅く、無駄な報告等も多いという意見も多くありました。
また、IT活用等による業務効率化が進んでいないという口コミも多く見られました。若手が役割を超えて意見することなどは難しく、昔ながらの属人的なやり方も多いため、スピードが重視される海外進出の妨げになっていると感じる社員も多いようです。
※日野自動車を志望する人におすすめな他の企業は?
日野自動車が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- いすゞ自動車株式会社
- 三菱ふそうバス・トラック株式会社
- ダイハツ工業株式会社
- スズキ自動車株式会社
6. 日野自動車への転職を成功に導くたった1つのコツ
日野自動車に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
日野自動車への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、日野自動車の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 日野自動車転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
日野自動車への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
日野自動車志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 日野自動車に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 日野自動車以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
日野自動車へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
日野自動車での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
日野自動車への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・日野自動車転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
日野自動車転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。