ゼンリンに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、ゼンリンに転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、ゼンリンへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、ゼンリンへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|ゼンリンの特徴と転職のポイント
  2. ゼンリンの企業情報
  3. ゼンリンの採用情報
  4. ゼンリンの求人情報
  5. ゼンリンに関する口コミまとめ
  6. ゼンリンへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. ゼンリン転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがゼンリンへ転職すべきか判断できるとともに、ゼンリンへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|ゼンリンの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「ゼンリンに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

ゼンリンの特徴

  • 住宅地図メーカーの最大手で、GPS、アプリ、大手ポータルサイト向け地図データでも圧倒的
  • 地図業界に関心があり、給与が低くても安定性を求める人にはおすすめ
  • 職場の士気は低めで、やりがいや仕事を通じた成長を実感している人は少ない印象
  • 平均年収は557万円で、他の一部上場企業と比べると給与が低いという声が多数
  • 平均残業時間は月15〜25時間と基本的に残業は少なく、部署によってはほとんど残業がないことも
  • 育休産休はとりやすいが、九州出身の男性が多いこともあり、女性は補助的な仕事をすべきという風潮もある

ゼンリンへの転職のポイント

  • 現在、採用HPでは中途は募集していない
  • 大手転職サイトの公開求人では、ゼンリンの求人は非常に少ないが、グループ会社では求人あり
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. ゼンリンの企業情報

 概要
 本社所在地福岡県北九州市戸畑区中原新町3番1号
 代表者代表取締役社長 高山善司
 設立1961年4月(創業 1948年)
 資本金65億円
 売上3,582(2018年3月)
 従業員1,938名(2018年3月)
 事業内容各種地図や地図データベース、関連するソフトウェアの開発・サービスの提供

2-1. 事業内容

ゼンリンは北九州市を拠点とする住宅地図の最大手で、googleやyahooなどの大手ポータルサイトでも活用されています。

1984年に日本で初めて住宅地図のデータベース化に成功し、1990年には世界初のGPSカーナビゲーションの開発に成功するなど、業界をリードし続けています。

ゼンリンは、地図を軸として以下6つの事業を展開しています。

2-2. トップメッセージと事業計画

ゼンリン企業HPより

ゼンリンのトップメッセージでは、『私たちゼンリンはこれからも1人ひとりのニーズに即時に対応できる情報を最適な形でお届けするサービス基盤を通じて、皆様と共に感動できる企業を目指します。』と掲げています。

情報を地図化する世界一の企業”という経営ビジョンのもと、道路や建物からテナント情報まで、世の中の様々な情報を体系的に管理して、企業ごとの課題解決するソリューションサービスも提供しています。

2-3. グローバル展開

ゼンリン企業HPより

ゼンリングループは中国・インドなどアジアを中心に、現地企業の買収なども通じてGPS車両位置情報サービスなどを手掛けています。

また、車載ソフトウェアの開発・販売を行う米国Abalta Technologiesを2016年に子会社しました。国内外で培ったカーナビ向け地図データやコンテンツのノウハウにを、車載ソフトウェアに組み合わせたソリューション事業も展開しています。

このように買収などを通じて海外事業を強化していますが、あくまで国内事業がメインです。そのため、海外志向の人は海外派遣などのチャンスも多い日系企業を検討することをおすすめします。

ゼンリン企業HP:https://www.zenrin.co.jp

見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. ゼンリンの採用情報

地図業界の最大手なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、ゼンリンの採用情報についてお伝えします。

3-1. ゼンリンの採用職種

現在、ゼンリンの採用HPでは中途の募集は行なっていないため、新卒の採用職種を参考までに紹介します。

事務系営業、マーケティング、経理、人事など
技術系研究・開発、制作など

採用HPには職種ごとに「社員インタビュー」が充実しているため、どのような思いで仕事に取り組んでいるのか参考になります。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 350〜450万円

社員の平均年収 : 557万円(平均年齢44.1歳)

有価証券報告書より

ゼンリンの平均年収は557万円で、競合の昭文社(603万円/42.9歳)などと比べると年収は低めと言えます。

給与は年功序列ですが、他の一部上場企業と比べて給与は低いという声も目立ち、独身寮や借り上げ社宅制度によって給与を下支えしている印象でした。

また、残業代はしっかり支給され、福利厚生も一般の大企業並みに完備されています。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:15〜25時間

ゼンリンの平均残業時間は【15~25時間程度】で、競合の昭文社などと比べて同程度と言えます。

基本的に残業が少なく、部署によってはほとんど残業がないこともあるようです。有給は取りやすく、5日連続の有給も取れるという声もあることからワークライフバランスをとりやすい印象でした。

ただし、研究開発職など、職種や時期などによって残業時間などは大きく異なります。そのため、転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

採用HPでは新卒・中途向けに、『地図の常識と価値を超えていく。』とメッセージしています。

また、『Maps to the Future 〜地図情報で未来を創造する〜』のスローガンのもと、地図を軸として車載ソフトウェアやアプリなど様々な業界で展開しています。

また、地図データのクオリティをさらに高めるために徒歩データにより現場の情報も国内約1000人体制で日々改善しています。

このように既存の枠にとらわれず未来志向を掲げているため、中途採用においては、同業・異業種での経験を活かして既存の地図業界に新しい付加価値を創造できる「即戦力」であることもしっかりアピールできると良いでしょう。

※ゼンリンの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. ゼンリンの求人情報

ゼンリンへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、ゼンリンの求人情報をご紹介します。大手転職サイト『パソナキャリア』を使って調べると、「システムエンジニア」の募集がありました。

また、『doda』ではグループ企業でも中途の募集がありましたので、併せてこの後すぐ紹介します。

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。

さらに、ゼンリンの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

4-1. ゼンリンでは「システムエンジニア(リーダー候補)」の中途の求人あり

おすすめ転職サイト『パソナキャリア』で検索すると、北九州の本社でシステムエンジニアの募集があります。

主な業務は、地図会社や自動車メーカー向けに地図制作システムなどの設計に関して、リーダークラスとして主に関連部署との仕様調整などを行います。チーム7名程度を率いて、例えば開発部門とツールの要件定義など、制作部門とは整備仕様調整などを行うやりがいのある仕事です。

年収は350〜600万円と幅があるので、前職までの経験やスキルに自信のある人はより高い給与を狙うこともできます。

4-2. 子会社の株式会社ゼンリンデータコムでは「IT系、営業、法務」など様々な中途の職種あり

おすすめ転職サイト『doda』で検索すると、yahooなど主要ポータルサイトに地図データを提供している株式会社ゼンリンデータコムでは「IT系、営業、法務」など様々な職種で募集があります。

近年は地図データがメインなので、「システムエンジニア、インフラエンジニア、ソフトウェア開発、基盤開発エンジニア」などIT系は様々な職種で募集があります。待遇は450〜800万円程度で、プロジェクトマネージャークラスの募集ではより高給を目指すこともできます。

また、事務系では「ソリューション営業、ITシステム提案営業、法務担当」などがあり、必要条件は「同じ職種での経験」で、前職までの経験を活かしたい人にはおすすめします。年収は職種によって幅がありますが400〜780万円程度です。

5. ゼンリンに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、ゼンリンの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

ゼンリンに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 他の一部上場企業と比べて年収が低いという声が目立つ
  • 給与は年功序列で、昇進しない限りほとんど伸びない
  • 格安の独身寮や借り上げ社宅が給与を下支えしている
仕事のやりがい・成長
  • 地図業界に関心のある人はやりがいを実感しやすい
  • 車やアプリ業界などの業界にも触れて経験の幅が広がったという声も
人間関係・社員の雰囲気
  • 新しいものを取り入れようとする風土はあるが、保守的という声も目立つ
  • 九州の会社ということもあり、女性は補助的な仕事をすべきという風潮もある
その他
  • 全体として男性社員が主流という印象
  • 産休育休はとりやすいという声が目立つ

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与は年功序列で、他の一部上場企業と比べて給与が低いという声が目立ちました。

また、昇進して管理職にならない限り昇給はわずかで、30代・40代でも役職なしの場合は年収450万円前後が目安です。ただし、業務内容を考慮すると給与水準は妥当という声も一部ありました。

また、福利厚生は一般の大企業並に完備されており、独身寮・借り上げ社宅制度が給料の低さを下支えしている印象でした。

5-2. 仕事のやりがい・成長

地図業界に興味のある人にとっては、圧倒的な業界トップなのでやりがいを実感しやすいという声が目立ちました。

また、地図業界のほかにも、車業界やアプリ業界とも繋がりはあるため様々な業界を見ることができ、経験の幅が広がったという声もあります。

ただし、人事評価は曖昧という声もある他、頑張って結果を出しても昇進・昇給にはほとんど繋がらないためモチベーションを維持しづらい印象でした。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については、変化より調和を重んじる保守的な風土という声が目立ちました。

大企業というよりは九州の中小企業という声もある他、新しいものを取り入れようとする動きはあるものの、マネジメント層や部長クラスは年配の人も多く、過去の成功体験から抜け切れておらずリスクを取らないという声もあります。

また、九州出身の男性が多いこともあり、「男性社員が主流で、女性は補助的な仕事をすべき」という風土があるという声も目立ちました。女性管理職も少なく、女性がバリバリ活躍するのは難しいという声もありました。

※ゼンリンを志望する人におすすめな他の企業は?

ゼンリンが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 株式会社昭文社
  • 九州旅客鉄道株式会社(JR九州)
  • 西武ガス株式会社
  • 西日本鉄道株式会社
  • 安川情報システム株式会社

6. ゼンリンへの転職を成功に導くたった1つのコツ

ゼンリンに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

ゼンリンへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、ゼンリンの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. ゼンリン転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

ゼンリンへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

ゼンリン志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • ゼンリンに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • ゼンリン以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

ゼンリンへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

スクリーンショット 2015-10-11 20.58.42

JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

ゼンリンでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

ゼンリンへの転職は働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。

ポイントはゼンリンの社風や求める人物像を理解するゼンリン転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

ゼンリン転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。