「中途採用で、テレビ東京に転職しようかな…?」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、テレビ東京への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、テレビ東京への転職についてご紹介します。
- まとめ|テレビ東京の特徴と転職のポイント
- テレビ東京の企業情報
- テレビ東京の採用情報
- テレビ東京の求人情報
- テレビ東京に関する口コミまとめ
- テレビ東京への転職を成功に導くたった1つのコツ
- テレビ東京転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたがテレビ東京へ転職すべきか判断できるとともに、テレビ東京への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|テレビ東京の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「テレビ東京に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
テレビ東京の特徴
- 六本木が拠点のキー局の1つで、経済ニュースやアニメ部門が強み
- 独自路線を貫いた尖った番組が多いのが特長で、低予算で高視聴率の番組が多い
- 良くも悪くも保守的という声もあるが、社内は風通しがよく、個性的な人も多い
- 平均年収は1350万円前後で、同業の中ではやや見劣りするが、給与に満足しているという声は多い
- 平均残業時間は35〜45時間で、全体として仕事量は多く、仕事は肉体的にも精神的にもハード
- 産休育休は取りやすく、復職して長く続ける女性も多い
テレビ東京への転職のポイント
- 中途採用は随時行なっているが、募集は少なめ
- 「事務系」「技術系」「アナウンス系」いずれも専門職ポジションでの採用がほとんど
- 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ
2. テレビ東京の企業情報
概要 | |
本社所在地 | 東京都港区六本木3丁目2番1号 六本木グランドタワー内 |
代表者 | 代表取締役社長 小孫茂 |
設立 | 1968年7月1日 |
資本金 | 89億円 |
売上 | 単体:1124億円(2017年3月期) |
従業員 | 743人(2017年3月末) |
事業内容 | 放送法に基づくテレビジョン放送 |
2-1. 事業内容
テレビ東京は1968年に設立されたキー局の1つで、日本経済新聞社系として、民放キー局第5位です。
経済ニュースやアニメ部門を強みとする他、例えば公園などの池の水を抜くだけの「池の水をぜんぶ抜く」など、独自路線を貫いた尖った番組でコアなファンが多いのも特徴です。
テレビ事業を核として、BS放送、インターネット・モバイル事業を展開しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
テレビ東京グループの目指す姿として、『コンテンツ製作力を核とした最良・最強のメディア集合体』と掲げています。
実際、テレビ東京の尖った番組づくりには定評があり、例えば『YOUは何しに日本へ?』『家、ついて行ってイイですか?』など、低予算で高視聴率の番組を生み出し続けています。
また、近年はアニメ事業も好調で、「NARUTO、ポケットモンスター、遊戯王」など、アニメ部門はテレビ東京の売上の15%を占めるまでに成長しています。
以上のように魅力あるコンテンツを核として、2018年3月期は最高益を更新するなど、業績も堅調です。
2-3. グローバル展開
テレビ東京は、ニューヨーク・ロンドンなど7つの海外拠点をもち、グローバルに事業を展開しています。
近年は、アジアを中心にアニメ事業が伸びており、2017年に新設した「アニメ管理部」を中心として海外事業を強化しています。
部署によっては海外出張や海外ロケの機会もありますが、海外拠点などで働く機会はかなり限られるため、海外志向の人は慎重に検討することをおすすめします。
テレビ東京企業HP:www.tv-tokyo.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像、業務内容」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. テレビ東京の採用情報
業界大手の放送事業者なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、テレビ東京の採用情報についてお伝えします。
3-1. テレビ東京の採用職種
テレビ東京の採用HPでは、中途の募集は「インターネットビジネスの企画・開発(契約社員)」の1件のみでした。
正社員登用制度は有りますが、「契約社員」としての募集なので留意しましょう。
現状は、正社員の募集はありませんが、今後求人が出る可能性は十分にあります。
もし転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。
参考:テレビ東京の部署一覧
テレビ東京の主な部署は以下の通りで、部署ごとの雰囲気を知りたい人は部署紹介ページもぜひ参考にしてみてください。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 450〜550万円
社員の平均年収 : 1375万円(平均年齢46.2歳/テレビ東京ホールディングスとしての参考値)
テレビ東京ホールディングスの平均年収や口コミを参考にすると、テレビ東京の平均年収は1350万円前後と言えます。
第二新卒など20代の転職も多いため、転職時の平均年収は社員平均と比べて低くなっています。
残業代はしっかり支給され、福利厚生も一般の大企業並みには完備されています。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:35〜45時間
テレビ東京での平均残業時間は【35~45時間程度】で、同業の中ではほぼ標準的と言えます。
一昔前は残業は働いた分だけつけられたようですが、近年は残業抑制への取り組みを推進しているという声も目立ちました。
ただし、テレビ業界は職種によって勤務時間も大きく異なります。もし転職を検討する際にはコンサルタント等にしっかりと確認することをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
テレビ東京の採用HPでは、中途向けのメッセージはありませんでしたが、新卒向けには『君の手でテレビをなな色に』とメッセージしています。
また、新卒向けではありますが、テレビ東京は自身のカラーを「どんな色にもなれる”なな色”」に例えて、他の真似ではない独自のカラーを生み出せる人材を求めています。
そのため、前職までの経験の中から、どのようにして新しい付加価値を生み出すことができたのか具体的にアピールすることが重要で、特にオリジナリティの高い内容であればあるほど良いと言えます。
※テレビ東京の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
4. テレビ東京の求人情報
テレビ東京への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
現状、大手転職エージェントでは中途の募集は見当たらないため、テレビ東京の採用HPの中途の募集をこの後すぐ紹介します。
数少ない求人を得るためには・・
実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。
もし登録しておけば、募集があればすぐに連絡をもらえるため、転職活動をよりスムーズに進めることができます。
さらに、テレビ東京の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
インターネットビジネスの企画・開発(契約社員)
テレビ東京の採用HPで検索すると、「インターネットビジネスの企画・開発」で中途の募集が見つかりました。
必須条件は「Webメディアビジネスの経験」であり、インターネット事業のサービス・システム開発経験者などは優遇されます。(年収は経験やスキルに応じて決定されます。)
ちなみに、「契約社員」の募集ですが、正社員登用制度ありとされているため、もし正社員を目指したい人は人事担当者や大手転職エージェントなどに相談することをおすすめします。
5. テレビ東京に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、テレビ東京の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
テレビ東京に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与は年功序列で、口コミでは「他局と比べるとやや見劣りするが、まずまず満足している」という声が目立ちました。
給与は、残業代によっても大きく左右されますが、20代半ばで600万円、30代前半で約1000万円が目安です。
リーマンショック後から賞与は業績連動となり、年収に占める賞与の割合が大きいことから、年収はやや不安定と言えます。
また、福利厚生は一般の大企業並みには完備されており、社宅・財形貯蓄などがあります。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがいや成長については、まずます満足度は高いと言えます。
比較的規模が小さいこともあり、若手のうちから挑戦しやすいという声がある一方、特に若手のうちは雑用なども含めて仕事が多くハードという声が目立ちました。
ただし、激務から体調を崩したり、肉体的・精神的に辛くて退職する人もいるという声がやや目立ちましたので留意しましょう。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気としては、良くも悪くも日本の大企業で保守的という声も目立ちました。
独自路線の尖った番組が強みなので、社内には個性的な人が多いという声も目立ちました。制作などの現場の部署では、低コストで斬新な企画に挑戦する風土があります。
逆に、いわゆるテレビ的に注目されるような番組(大型バラエティ、夏フェス、報道特番など)をやりたい人には向かいないという声もありました。
※テレビ東京を志望する人におすすめな他の企業は?
テレビ東京が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 株式会社フジテレビジョン
- 株式会社テレビ朝日
- 株式会社TBSテレビ
- 日本テレビ放送網株式会社(日テレ)
- 株式会社電通
- 株式会社サイバーエージェント
6. テレビ東京への転職を成功に導くたった1つのコツ
テレビ東京に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
テレビ東京への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、テレビ東京の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. テレビ東京転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
テレビ東京への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
テレビ東京志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- テレビ東京に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- テレビ東京以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
テレビ東京へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
テレビ東京での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
テレビ東京への転職は年収・やりがいの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。
ポイントはテレビ東京の社風や求める人物像を理解する・テレビ東京転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
テレビ東京転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。