日清製粉グループ本社に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、日清製粉に転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、日清製粉グループ本社(日清製粉)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、日清製粉への転職についてご紹介します。

  1. まとめ|日清製粉の特徴と転職のポイント
  2. 日清製粉の企業情報
  3. 日清製粉の採用情報
  4. 日清製粉の求人情報
  5. 日清製粉に関する口コミまとめ
  6. 日清製粉への転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. 日清製粉転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが日清製粉へ転職すべきか判断できるとともに、日清製粉への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|日清製粉の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「日清製粉に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

日清製粉の特徴

  • 日清製粉グループの持株会社で、日清グループの中核企業の1つ
  • 製粉業界では圧倒的な国内最大手で、近年はM&Aなどで海外事業を加速
  • 若手のうちから一定の裁量を与えて任せる風土で、成長を実感している人も目立つ
  • 平均年収は863万円で、同業の中ではトップクラスで満足している人も多数
  • 残業は月平均30〜40時間で、全体として一人当たりの仕事量は多い印象
  • 男女関係なく活躍できる環境だが、30歳前後で退職する女性も目立つという声もあり

日清製粉への転職のポイント

  • 現状、採用HPでは中途の募集は見当たらない
  • おすすめ大手転職サイトの公開求人にも中途の募集は見当たらない
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. 日清製粉の企業情報

 概要
 本社所在地東京都千代田区神田錦町一丁目25番地
 代表者代表取締役社長 見目信樹
 設立1900年(館林製粉株式会社)
 資本金171億円
 売上連結5,401百万円(2018年3月期)
 従業員連結6,545名(2018年3月)
 事業内容製粉事業、食品事業等の保有・管理(持株会社)

2-1. 事業内容

日清製粉は日清製粉グループの持株会社で、小麦粉の国内シェアは約4割を占める製粉業界の国内最大手です。

パンや麺などの原材料となる小麦粉は社会への影響が大きく安定供給が大切であるため、日清製粉は自社を「食のインフラカンパニー」と位置付けています。

粉を扱う技術(粉体技術)は世界でもトップクラスで、以下の通り、食品事業に加えて、ペットフード、エンジニアリング、医薬品、鉱工業などにも活かして幅広い事業を展開しています。

※「メッシュクロス」とはモノフィラメント(単繊維)で精密に織られた合成繊維網のことで、。エレクトロニクスや医療などの幅広い分野で利用されています。

2-2. トップメッセージと事業計画

日清製粉企業HPより

日清製粉は、「『信を万事の本と為す』と『時代への適合』という社是のもと、『健康で豊かな生活づくりに貢献する』ことを企業理念として、生活産業をグローバルに展開してゆきます」とメッセージしています。

『信を万事の本と為す』とは、創業以来大切にしている「信用を重んじる精神」のことで、企業HPで日清グループの7つのキーワードの第一に挙げられています。

また、今後の成長の鍵として、顧客志向を徹底し、事業部間の連携をさらに強化すると共に、他社との提携も視野に入れて総合力の最大化を目指すとしています。

2-3. グローバル展開

日清製粉企業HPより

日清製粉は北米などを中心に11の国・地域に36の拠点を持ち、近年は米国・ニュージーランドの大手製粉会社を買収するなど、グローバル展開を加速しています。

現在、日清製粉の海外生産比率は約50%まで上がってきており、国内外での小麦粉の生産能力は世界第6位です。近年は国内食品企業の海外進出にあわせて現地での小麦粉調達なども展開しています。

このように海外事業にも積極的で、海外拠点や買収した企業への出張や出向のチャンスもあります。そのため、海外志向の人も前向きに検討することをおすすめします

日清製粉企業HP:https://www.nisshin.com

見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 日清製粉の採用情報

製粉業界の国内最大手なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、日清製粉の採用情報についてお伝えします。

3-1. 日清製粉の採用職種

現在、日清製粉の採用HPでは中途の募集は見当らないため、ここでは日清製粉の主な職種を紹介します。

事務系営業、企画、広報、経理、総務、人事、法務、物流
技術系研究開発、技術開発、生産管理、品質管理、設備設計、設備管理

ちなみに、口コミでは「中途採用者が活躍している」という声は同業と比べても多い印象でした。

そのため、転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 650〜750万円

社員の平均年収 : 863万円(平均年齢42.4歳)

会社四季報より

日清製粉の平均年収は863万円で、同業の中ではトップクラスと言えます。

社名年収平均年齢
日清製粉863万円42.4歳
日本製粉713万円39.9歳
昭和産業682万円39.3歳
日東富士製粉633万円43.8歳
(参考)日清食品ホールディングス797万円40.0歳

基本的にコンプライアンスに厳しい会社ではありますが、残業代についてはサービス残業もあるという声も一部ある点に留意しましょう。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:30〜40時間

日清製粉の平均残業時間は【30~40時間程度】で、競合の日本製粉などと比較しても同程度と言えます。

一人あたりの仕事量は多く残業も多いという声もある他、全体的にワークライフバランスはとりにくいという声がやや目立ちます。

例えば、国内営業は取引先の接待や週末のゴルフなどもある他、工場関係の職種では何かトラブルがあれば週末も連絡がくるので気持ちが休まらないという声もあります。

このように残業時間を含む労働環境は職種によっても大きく異なるため、もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

採用HPでは中途の募集は見当たりませんが、新卒向けの採用コンセプトとして『力に変える』とメッセージしています。

日清製粉は「小麦を小麦粉に変える技術」を軸として、様々な分野で新しい価値を生み出してきました。そんな中で、一人一人の能力や志を、世界中に健康で豊かな生活を提供するための力に変えていきたいという人を求めています。

また、新卒・中途向けに求める人物像として以下3つを挙げています。

  1. 周囲との信頼を大切にする
  2. ボーダーレスに行動する
  3. 自分の考え・想いを周囲に浸透できる

中途採用においても、まずこれらの観点を踏まえてアピールすることも意識することをお勧めします

その上で、経営理念も踏まえて、顧客やパートナー企業などとの強い信頼関係を築き、広い視野で行動したり、リーダーシップを発揮した経験などもしっかりアピールできるとなお良いでしょう。

※日清製粉の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. 日清製粉の求人情報

日清製粉への転職を検討しています。どんな求人がありますか?

現状、おすすめ大手転職サイトの公開求人でも、日清製粉の求人は見当たりませんでした

ただし、日清製粉グループ会社ではいくつか中途の募集がありましたので、参考までにこの後すぐ紹介します。

数少ない求人を得るためには・・

日清製粉は中途採用を積極的には行なっていない印象でしたが、実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため、数少ない日清製粉の求人を得られる可能性が増えます。

さらに、日清製粉の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

参考. グループ会社では「法務、経理」の中途の求人あり

doda』では、大手コンビニ向けに麺類などの商材を製造する株式会社ジョイアス・フーズでは、「法務、経理」の募集があります。

「法務」は契約書のチェックから訴訟や取締役会の対応まで幅広い分野を担当します。配属部署は5人程度の少数精鋭のチームであり、やりがいのあるポジションです。

また、「経理」はまず月次決算から始めて、連結決算、原価計算、税務など幅広く担当することが見込まれているため、前職までの経験を活かしたい人や成長意欲の高い人に特におすすめします。

いずれも年収は350〜520万円で、必須要件は「事業会社の経理・法務の実務経験」です。日清製粉への異動はほぼありませんが、日清製粉グループの安定性を求める人はぜひ一度検討してみると良いでしょう

5. 日清製粉に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、日清製粉の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

日清製粉に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

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給与・福利厚生(待遇)
  • 同業の中では給与が高いという声が目立つ
  • 給与は年功序列で、満足している人が多い
  • 福利厚生は、一般の大企業と比べても満足している人は多い
仕事のやりがい・成長
  • 食品の安定供給によって社会貢献の実感を得やすい
  • 若手のうちから一定の裁量を与えて任せる風土
人間関係・社員の雰囲気
  • 社員は真面目で落ち着いた人も多い
  • 新しいことに対して保守的な風土という声も目立つ
その他
  • 男女関係なく活躍できる環境
  • 営業などは残業も多くハードなので、育児との両立は難しいという声も目立つ
  • 30歳前後で結婚・退職を機に退職する女性も目立つという声も

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

年収は同業の中でも高めという声も多く、満足している人は非常に多いです。

基本的に給与は年功序列で、良くも悪くも一定の年次まではほぼ横並びで昇給するため、給与の安定性も高いと言えます。

例えば、20代半ばで約500万円、30代半ばで約700万円、40代頃から実力次第では1000万円も見えてくるようです。

また、福利厚生は一般の大企業と比べても満足しているという声は非常に多く、寮・社宅に加えて、住宅補助は手厚く、家族手当、財形貯蓄、社員持株会、保養所/契約ホテル(軽井沢など多数)などもあります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

少人数の部署が多いこともあり、若手のうちから一定の裁量を与えて任せる風土で、成長を実感している人も多い印象でした。

製粉に関しては設備担当者と製造担当者の区別がなく、やる気と能力に応じて様々な分野を経験できるため、成長意欲の高い人に向いているという声もあります。

ただし、昇進は年功序列で、人事評価も同期の間ではほとんど差がつかないため、ガツガツ働きてより上のポジションを目指したい人には向かない可能性もあります。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

大企業で意思決定に時間がかかるという声や、新しいことに対して非常に保守的で良くも悪くも古い体質という声も目立ちました。

社員は真面目で落ち着いた人が多いという声も目立つ他、終身雇用の文化もあるため、非常に安定して雰囲気で働きやすいようでした。

ちなみに、また役員クラス以上が大きな意思決定権をもち、トップダウンの傾向も強い他、改革を求める人材よりも献身的・保守的な人ほど昇進しやすいという声もあります。

※日清製粉を志望する人におすすめな他の企業は?

日清製粉が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 日清食品株式会社
  • 日本製粉株式会社
  • ハウス食品株式会社
  • キッコーマン株式会社
  • マルハニチロ株式会社

6. 日清製粉への転職を成功に導くたった1つのコツ

日清製粉に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

日清製粉への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、日清製粉の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 日清製粉転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

日清製粉への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

日清製粉志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • 日清製粉に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • 日清製粉以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

日清製粉へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

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JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

日清製粉での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

日清製粉への転職は給与・仕事を通じた成長・企業の安定性の面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。

ポイントは日清製粉の社風や求める人物像を理解する日清製粉転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

日清製粉転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。