マブチモーターに転職すべき？口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、マブチモーターに転職しようかな…？」と考えていませんか？

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、マブチモーターへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、マブチモーターへの転職についてご紹介します。

1. まとめ｜マブチモーターの特徴と転職のポイント
2. マブチモーターの企業情報
3. マブチモーターの採用情報
4. マブチモーターの求人情報
5. マブチモーターに関する口コミまとめ
6. マブチモーターへの転職を成功に導くたった1つのコツ
7. マブチモーター転職で必ず登録すべき転職サイト4選
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがマブチモーターへ転職すべきか判断できるとともに、マブチモーターへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ｜マブチモーターの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「マブチモーターに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

マブチモーターの特徴

• 小型モーターの大手専業メーカーで、小型モーターの世界シェアNo.1
• 生産・販売ともに海外メインで、海外事業などを通じて自己成長を実感している人も多数
• 社内は年功序列の風土もあり、穏やかな人も多くアットホームな雰囲気
• 近年実力主義にシフトに移行しつつあるが、まだまだ年功序列的(平均年収は740万円)
• ワークライフバランスは部署・職種などによっても大きく異なる(残業は月平均30~35時間)
• まだまだ女性は少ないが働きやすいと好評で、近年は女性総合職の採用・登用も積極的に推進中

マブチモーターへの転職のポイント

• 中途採用は随時行なっている
• 「技術職」「事務職」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
• 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. マブチモーターの企業情報

2-1. 事業内容

マブチモーターは千葉県松戸を拠点とし、創業70年以上の歴史ある小型直流モーターの大手専業メーカーです。

車載用を中心に小型モーター世界シェア5割以上を誇る他、中国・ベトナムなどで全量海外生産しており、国内は本社と技術研究所の2拠点のみです。

マブチモーターは「小型直流モーター」について以下の通り、「研究開発、市場戦略(マーケティング)、生産、品質保証」などの事業を展開しています。

2-2. トップメッセージと事業計画

マブチモーター企業HPより

マブチモーターは、『創業以来、”国際社会への貢献とその継続的拡大” を理念に掲げ、より良い製品をより安く供給することで、豊かな社会と快適な生活の実現を目指してきました。』とメッセージしています。

小型モーターは自動車向けを中心に、家電、精密機器、音響機器、玩具など、様々な業種に不可欠なパーツで、他業種と比べても景気に左右されにくいと言えます。

一方で、近年は安価・高品質をウリにするアジア勢との競争も激化してきている中で、足元では以下の5つを重点項目として事業を推進しています。

2-3. グローバル展開

マブチモーター企業HPより

マブチモーターは10の国・地域に海外グループ会社20社を持つ他、海外売上比率が約9割という海外メインの会社です。初の海外進出(香港)は1964年で、アジア・欧州を中心に海外事業で長年の実績があります。

同業の中でも特に技術職・事務職ともに海外出張や駐在のチャンスが多数ある他、国内勤務の場合でも海外拠点や取引先とのやりとりで英語力など活かして活躍することができます。

海外志向の人も、他社と比較しながら前向きに検討することをおすすめします。

マブチモーター企業HP：https://www.mabuchi-motor.co.jp

	見るべきポイント
事業概要	自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報	「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ	会社がどこへ向かっているのかをチェックします。 会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. マブチモーターの採用情報

小型直流モーターの大手専業メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか？

3章では、マブチモーターの採用情報についてお伝えします。

3-1. マブチモーターの採用職種

現在、マブチモーターの中途採用ページでは以下の通り、様々な職種で募集があります。

その他の職種でも今後募集される可能性はあるため、もし転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。

ちなみに、主な職種をまとめると以下の通りです。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収　：　500~600万円

社員の平均年収　：　740万円（平均年齢43.7歳）

会社四季報より

マブチモーターの平均年収は740万円で以下の通り、競合と比べて「基本給は低めで、賞与が手厚い」という声が目立ちます。

近年給与は実力主義に徐々にシフトしつつありますが、実態はまだまだ年功序列という声も目立ちます。

また、残業代はしっかり支給され、福利厚生も一般の大企業並みに完備されています。

3-3. 労働環境

平均残業時間　月：30~35時間

マブチモーターの平均残業時間は【30~35時間程度】で、同業大手などと比較してもほぼ同程度と言えます。

会社独自の休暇(新卒1年目から取得可能なリフレッシュウィーク休暇など)もある他、有給も取得しやすく、繁忙期を除けばライフワークバランスは調整しやすいという声もあります。

一方で、部署などによっては突発的な海外出張もある他、現場などの技術系などでは慢性的に残業が多めであるなど、ワークライフバランスは部署・職種によっても大きく異なるようです。

もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

採用HPでは中途向けに、『新たな風を吹き込む、即戦力を求めています！』とメッセージしています。同社の口コミを見ても中途・新卒問わず人間関係は良好で、新しい事にもチャレンジしやすいという声も目立ちます。

さらに同社の求める人物像のイメージをより理解するために経営指針と行動指針は以下の通りで、行動指針では「社会貢献、公平・構成、他社員への協力と支援」が挙げられており、日本的な企業風土が伺えます。

中途採用では、新しい価値を生み出しグローバルに活躍できる即戦力であることはもちろん、モーター専業老舗メーカーとしての日本的な企業風土にも合う素養もあることもアピールするのも良さそうです。

※マブチモーターの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

• 企業採用HP：採用トップ、中途採用、採用メッセージ、経営指針&行動指針
• グループ会社：グループ会社一覧

4. マブチモーターの求人情報

マブチモーターへの転職を検討しています。どんな求人がありますか？

ここから、マブチモーターの求人情報をご紹介します。おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人には、「技術職」「事務職」ともに様々な職種で求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。

4-1. 研究系は「モーターの新技術開発」の職種で中途の求人あり

dodaでは、研究系では「モーターの新技術開発」などの職種で中途の募集があります。

同社はモーター専業メーカーですが、近年は顧客の要望を踏まえてモーターにギアを取り付けて提供する機会も増えているため、ギアを内製化するための研究開発も進めています。

必須要件は「ギアを含む機械構造設計の経験」で、異業種からの転職にもチャレンジしやすいため、新技術開発に携わりたい人はぜひ一度検討してみることをおすすめします。

年収は400~1,000万円で同社の平均年収から見ても十分高給も狙うこともできます。

4-2. 設計・開発系は「小型モーターの設計開発、生産設備設計(機械・電気)」などの職種で中途の求人あり

dodaでは、設計・開発系では「小型モーターの設計開発、生産設備設計(機械・電気)」などの職種で中途の募集があります。

「小型モーターの設計開発職」は、営業マンが受注した案件について、顧客対応(新製品の設計・開発や既存のモーターの改善など)をともに行います。設計に関する仕様協議、新製品の量産立上げのために海外出張のチャンスも十分あります。

また、「生産設備設計職」は機械・電気分野ともに募集があり、モーター製造機器(巻線機、接合機、組立機、電気制御機など)や検査関連機器の開発設計から立上げまで担当します。

いずれの職種も必須要件は「応募関連職種の経験(経験年数は不問)・スキル」で、年収は400~900万円と経験などに自信のある人は十分高給を狙うこともできます。

4-3. 生産・製造技術系では「部品の生産技術」「製造技術の管理・教育」などの職種で中途の求人あり

dodaでは、生産・製造技術系では「部品の生産技術」「製造技術の管理・教育」などの職種で中途の募集があります。

「部品の生産技術」は射出成型・プレス金型技術者として金型の設計業務を担当します。配属は小型モーターの機能部品の企画、設計開発、製造技術などを担う部署なので、技術者として経験の幅を広げたい人も向いています。

また、「製造技術の管理・教育」は全工場の製造活動の統括と製品品質の向上に向けてノウハウの伝承やシステム構築などを担当します。グローバルな製造現場を幅広く担当し、事業全体の理解を深めることができる絶好のチャンスです。

どちらも必須要件は「応募職種に関する知識・経験 (生産技術は実務経験3年以上)」で、年収は400~900万円と給与面からも十分やりがいもあるため、ぜひ一度検討することをおすすめします。

4-4. 技術職・管理系は「品質保証、知的財産」などの職種で中途の求人あり

dodaでは、技術職・管理系では「品質保証、知的財産」などの職種で中途の募集があります。

「品質保証」は、同社製品の品質問題に関する顧客対応はもちろん、製品開発段階から参画して品質改善に向けて協働するのも重要な仕事です。必須要件は「品質保証、機電エンジニアの経験」「TOEIC600点以上」です。（年収は450~700万円）

また、「知的財産」はモーターに関する知的財産に関する業務全般(特許出願関連、特許データベース管理など)を担当します。配属は10名程度のアットホームな雰囲気なので働きやすさを求める人にもおすすめで、必須要件は「社会人経験3年以上、知的財産の業務全般に関するスキル」です。（年収は400~800万円）

4-5. 営業系は「営業(国内・海外)、営業企画、マーケティング」などの職種で中途の求人あり

dodaでは、営業系では「営業(国内・海外)、営業企画、マーケティング」などの職種で中途の募集があります。

海外メインの同社モーターに関して、国内外のビジネスの最前線で活躍する営業マンから、バックオフィスとして緊密に連結する営業企画やマーケティングの募集もあるため、自身の職歴や希望するキャリアに合わせてチャレンジすることができます。

必須要件は、営業は「自動車系の法人営業経験」、経営企画・マーケティングは「社会人経験3年以上」である他、海外関連の職種では英語中級(TOEIC730点以上)が必要です。

いずれの職種も年収は500~900万円で、経験などに自信のある人は十分高給も目指すことができます。

4-6. 管理スタッフ系は「総務担当者、経営企画」などの職種で中途の求人あり

dodaでは、管理スタッフ系では「総務担当者、経営企画(M&A・アライアンス)」などの職種で中途の募集があります。

「総務担当者」は一部上場企業での株式関連(株主管理、株主総会運営など)中心に担当します。グローバル企業なので英語力(TOEIC600点以上必須、730点以上が望ましい)も活かして活躍したい人に特におすすめです。（年収は450~900万円）

また、「経営企画(M&A・アライアンス)」は「M&A・アライアンス業務」を主担当としつつ、中期戦略策定、グローバル拠点戦略、事業戦略策定などの特命案件も担当します。一部上場のグローバル企業で経営企画として挑戦したい人には絶好のチャンスです。（年収は700~1,200万円）

5. マブチモーターに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、マブチモーターの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

マブチモーターに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

5-1.  給与・福利厚生（待遇）

給与は年功序列で、「競合と比べて基本給は低めだが、賞与が手厚い」という声が多く、満足している人も目立ちます。

例えば年収は30歳前後で約500万円、40歳前後で約700万円、部長で1,000万円が目安です。賞与は過去3年間の営業利益によって左右されますが、基本的に業績は安定しており賞与の変動は少ないようです(リーマンショック時でも年間約5ヶ月分、通常6ヶ月分程度のようです)。

また、福利厚生は一般の大企業並に完備されており、独身寮に加えて、家族手当、財形貯蓄、直営の福利厚生施設、などもあります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

若手にも一定の裁量を与えて任せる風土もある他、上司・同僚に対して自分の意見を伝えやすく、新しいことにも挑戦しやすいという声も目立ちます。（例えば「とても大きい町工場」のような企業風土という声もありました。）

その他にも「海外事業などを通じて経験の幅を広げることができた」「自動車や電化製品など身近な製品にも多数使われていてやりがいもある」という声もあります。

小型モーターという特殊な業界ということもある他、専業メーカーなので勤続年数が長くなるほど目新しさが徐々になくなり、モチベーションを維持しづらい人もいるようです。

（ちなみに、競合と比べても人事査定に関する不満は少なめで、上司との面談を通じて目標を設定し、その達成度に加えて、近年は期中の行動なども評価されるようになってきているようです。）

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

社内の雰囲気は、近年実力主義にシフトへの動きもあるようですが、まだまだ年功序列の風土もある他、アットホームな雰囲気など古き良き日本メーカーといった雰囲気も実感されています。

真面目な人や穏やかな人も多い他、事業規模と比べて社員は約800人(単体)と少ないこともあり、中途・新卒ほとんど関係なく人間関係は良好なようです。

また、業界的にもまだまだ女性は少なめですが、近年は女性総合職の採用・登用も積極的に推進しています。男女関係なく活躍できる他、産休育休なども取りやすいと好評です。※マブチモーターを志望する人におすすめな他の企業は？

マブチモーターが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

• ヒロセ電機株式会社
• 株式会社フジクラ
• TDK株式会社
• レーザーテック株式会社
• 株式会社東京精密

6. マブチモーターへの転職を成功に導くたった1つのコツ

マブチモーターに転職することを決めました！転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

マブチモーターへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

• 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
• 業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能
• 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、マブチモーターの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか？」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…？」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. マブチモーター転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

マブチモーターへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい！

マブチモーター志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

• マブチモーターに関する求人（非公開を含む）を保持する可能性が高いか
• マブチモーター以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
• 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。（登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません）

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

• 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
• グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。

7-1. リクルートエージェント｜求人数No.1・コンサルタントが優秀

『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

• 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
• 信頼による非公開求人の獲得

マブチモーターへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト：https://r-agent.com/

7-2. doda｜求人数No.2・転職サポートが評判

『doda』は、パーソルキャリア（旧：インテリジェンス）が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト：https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア｜最高評価のサポート体制

『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

• 親身に転職相談にのってくれる
• 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
• 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト：https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント｜ハイキャリア転職で実績No.1

『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」（＝最後にコンタクトを取った日）なのです。

「更新日が古い＝もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか？」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか？」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文（参考）

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

マブチモーターでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか？

マブチモーターへの転職はグローバルなビジネス環境・自己成長・働きやすさの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。

ポイントはマブチモーターの社風や求める人物像を理解する・マブチモーター転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

マブチモーター転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

• JACリクルートメント
• リクルートエージェント
• パソナキャリア
• doda

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

CareerTheory編集部

現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。