HISに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、HISに転職しようかな」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、HISへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、HISへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|HISの特徴と転職のポイント
  2. HISの企業情報
  3. HISの採用情報
  4. HISの求人情報
  5. HISに関する口コミまとめ
  6. HISへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. HIS転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがHISへ転職すべきか判断できるとともに、HISへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|HISの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「HISに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

HISの特徴

  • 国内大手旅行会社で、特に格安航空券の販売を強みとする。
  • 旅行業界のベンチャー企業として、テーマパークや航空会社、ホテルなど多角的な事業展開
  • 海外事業に積極的で、国外事業所進出国数は世界旅行業でNo.1
  • 平均給与は400万円台と業界平均並みだが、勤務時間も長く待遇面への不満は強い
  • 平均残業時間は40~50時間と多い。みなし残業込みの給与体系に加え現場の多忙さが要因

HISへの転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. HISの企業情報

 社名 株式会社エイチ・アイ・エス
 本社所在地東京都新宿区西新宿六丁目8番1号
 代表者代表取締役社長 平林 朗
 設立1980年12月19日
 資本金68億82百万円
 売上連結:4794億78百万円(2013年10月期)
 従業員連結:9,026人(2013年12月31日現在)
 事業内容旅行事業(海外旅行及び国内旅行)

2-1. 事業内容

1980年に設立されたHISは、国内大手の旅行業者です。

国内旅行業者ではベンチャー的存在で、格安航空券の取り扱いや、航空会社・スカイマークエアラインズを設立するなど、独自の事業を数多く行っています。

現在も、格安航空券の手配が主力事業であるため、パッケージツアー等も国外旅行が中心となり、国内旅行の取り扱いは極端に少なくなっています。

2-2. トップメッセージと事業計画

引用:HIS企業HP

HISでは、2020年向け世界旅行者人口がますます拡大する中で、ビジネスをグローバル規模で展開していく必要性を訴えています。

またスマートフォンやSNSの急速な普及など、IT技術を駆使して「先進的で、より便利に、より早く」という機能的ニーズを満たすサービス強化と同時に、安心・安全を確保した上で、旅の本質である「ワクワクと感動」を世界中で提供していくことを企業目標としています。

2-3. グローバル展開

HISは、66カ国141都市233拠点に海外拠点を設立している、グローバル企業です。海外拠点数は、旅行業において世界進出国数No.1を誇ります。

採用においても現地法人採用を活発に行っており、海外拠点で働きたいと考える人にもチャンスの多い企業といえるでしょう。

HIS企業HP:“https://www.his.co.jp/company/index.html

 見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. HISの採用情報

業界大手の旅行会社なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、HISの採用情報についてお伝えします。

3-1. HISの採用職種

HISでは、国内外の拠点ごとに採用活動を実施しており、海外拠点で働きたい場合には直接応募することができます。今回は日本国内での求人について紹介します。

現時点では、以下のような多くの職種で中途採用を実施しています。業界、職種未経験者可の正社員求人も複数ありました。

  • 団体旅行営業/法人、団体、教育旅行営業
  • 旅行コンサルタント/国内旅行バス企画/ウェディングプランナー
  • WEBマーケティング/経理/法務
  • WEBエンジニア/WEBプログラマー/WEBデザイナー兼コーダー
  • ネットワークエンジニア/サーバエンジニア

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 400万~600万円

社員の平均年収 : 432万円(平均年齢33.5歳)

会社四季報より

HISの給与は、JTBや近畿日本ツーリスト、日本旅行といった競合他社と比較して同程度の給与です。ただし、待遇面への口コミ評価により満足度は、極めて低くなっています。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:40~50時間

HISの平均残業時間は【40〜50時間程度】です。同業界のJTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行等と比較しても残業時間は多いといえます。

ただし支社・部署等によって大きく残業時間等は異なるので、転職を検討する際には事前にコンサルタント等へ確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

HISでは採用におけるトップメッセージとして、『誇りとやり甲斐を胸に新しいことに挑戦したいという気概を持った人を採用したい』とメッセージしています。

大手老舗旅行会社や鉄道系旅行会社といった競合他社がいる中で、旅行業界のベンチャー企業として同社は「ハウステンボス事業」「LCC航空事業」「変なホテル事業」など多くの新しく斬新な事業に取り組み、成功を収めています。

特に中途採用においては、前職までの経験・スキルを生かして同社に新たな発想をもたらすことの出来る人材が必要とされています。自身のスキルのアピールにとどまらず、入社後どういった形で業務に活かせると考えるのか、何を実現したいのかという点をより具体的に説明出来ると良いでしょう。

※HISの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. HISの求人情報

HISへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、HISの求人情報をご紹介します。大手転職エージェントである『doda』を使って求人を調べると、以下の特徴がわかりました。

4-1. 事務系職種は経理職での求人あり

dodaで検索すると、事務系職種では経理職での求人が見つかりました。

経理部門で、数件の求人が出ており、スタッフレベルから管理職候補まで職位も様々で、また上記求人のように、海外赴任等も見据えた海外経理の求人もありました。この他企業採用HP上では、3章で挙げたように営業職からWEB関連職まで多くの求人が見つかりました。

求人により差はありますが、想定年収は400~600万円と、同社の平均年収を考えるとまずまずの好条件求人です。

4-2.技術職では、おすすめ大手転職サイトでの求人なし

現状、おすすめ大手転職サイトにおいては、HISの技術系職種中途採用求人は見つかりませんでした。

旅行会社自体が、技術系職種の求人はあまりありませんが、HIS採用HPではエンジニア職等で中途採用を実施しているため、転職を検討している場合には一度確認してみると良いでしょう。

5. HISに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、HISの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

HISに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

 コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • そもそものベース給が低い上に、昇給が難しい
  • 給与体系を選択できる制度だが、実質は業績給を選ぶべきという風土
  • 繁忙期と閑散期で給与額の差が大きく、安定性に欠ける
仕事のやりがい・成長
  • 若いうちから海外で働きたいと考えている人にはおすすめ
  • 基本的にはOJTだが、現場は超多忙なので積極的に学ぶ人に向いている
  • 社内公募制によるキャリアチェンジは活発で、異動も通りやすい
人間関係・社員の雰囲気
  • 体育会系気質の会社だが、実力主義で風通しは良い
  • とにかく新しいことを始めることが好きで、まずはやってみるという風土
  • 年齢層も若く、社員同士の仲が良い活気のある職場
その他
  • 労働時間が長く、女性のキャリアアップ・プライベートの両立は難しい

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与への満足度は、企業全体、同業他社どちらと比較してもかなり低評価となっています。

同業他社の口コミにも見られますが、やはり旅行業界全体がベース給が低く、HISの場合は昇給も年功序列でないため機会が少なく、不満につながっています

給与体系としては労働時間から給与換算される残業給と、みなし残業40時間を含み、業績に応じたインセンティブが支払われる業績給を選択できるようです。しかし実際には特に営業職の場合業績給を選択する空気があり、特に閑散期には目標を達成することが極めて難しく、給与減にならざるを得ないという意見が多くありました

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長については他業界と比較すると高く、同業界内でもまずまずの高評価です。

ポジティブな意見として多かったのは、海外支社で働くチャンスが多く、若手のうちから海外で仕事をしたい人には向いているという意見でした。旅行業での海外進出国数は世界No.1なので、ポジションも多く、希望が通りやすいようです。また国内でも社内公募制によるキャリアチェンジは活発で、もちろん成果を出していることが条件にはなりますが、早期から希望する部署に異動出来る例も珍しくないようです。

一方、ベンチャー気質もあり、教育については「習うより慣れろ」という慣習が強いという意見が多くありました。ただし、現場は成果主義で個人成績で給与決定されることもあって超多忙のため、自ら積極的に学びに行けるタイプの人でなければ精神的につらいという意見も複数ありました。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気についても全体、同業他社のどちらと比較しても、高評価です。

体育会系の気質という意見は多くありましたが、決して業務でトップダウンが強いということではなく、ベンチャー気質もあって若手の意見も積極的に取り入れられる風通しの良さも兼ね備えているようです。給与についても成果給の割合が大きいため、年功序列とは程遠いようです。

とにかく新しい事業が多く、まずはやってみようという雰囲気のため、会社としての活気はあるものの、現場は振り回されているという声もありました。社員同士は年齢層が若いこともあって仲が良く、職場の雰囲気も明るいという意見が多数でした。

※HISを志望する人におすすめな他の企業は?

HISが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 株式会社ジェイティービー
  • 株式会社阪急交通社
  • 近畿日本ツーリスト株式会社
  • 株式会社日本旅行

6. HISへの転職を成功に導くたった1つのコツ

HISに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

HISへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、HISの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. HIS転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

HISへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

HIS志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • HISに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • HIS以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

HISへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

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JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

HISでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

HISへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知るHIS転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

HIS転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。