ファンケルに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、ファンケルに転職しようかな」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、ファンケルへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、ファンケルへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|ファンケルの特徴と転職のポイント
  2. ファンケルの企業情報
  3. ファンケルの採用情報
  4. ファンケルの求人情報
  5. ファンケルに関する口コミまとめ
  6. ファンケルへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. ファンケル転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがファンケルへ転職すべきか判断できるとともに、ファンケルへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|ファンケルの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「ファンケルに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

ファンケルの特徴

  • 無添加化粧品、サプリメントの製造販売を主とする国内化粧品メーカー
  • 販売チャネルの主力は通販・直営店舗だが、近年ドラッグストア・コンビニ等でも販売
  • 平均給与は約500万円と業界では平均的だが、総合職の給与水準が同業他社比較では低い
  • 平均残業時間は0~10時間と極めて少ない。ワークライフバランス推進に力を入れている
  • 創業者の意向が強く影響しており、独自の企業風土がある

ファンケルへの転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. ファンケルの企業情報

 社名 株式会社ファンケル
 本社所在地神奈川県横浜市中区山下町89番地1
 代表者代表取締役社長執行役員 宮島 和美
 設立1982年5月13日
 資本金107億95百万円
 売上連結:995億36百万円(2010年3月期)
 従業員連結:1,286名(2010年3月31日現在)
 事業内容無添加化粧品、サプリメント、健康食品での通販、店舗販売

2-1. 事業内容

1982年に設立されたファンケルは、化粧品、健康食品等の製造・販売を主とする日本の大手メーカーです。

特に無添加化粧品・健康食品事業に注力しており、直営店舗販売、通信販売と2つが主な販路ですが、近年では、卸販売を通じてドラッグストアやコンビニエンスストアでの展開もはじめています。

2-2. トップメッセージと事業計画

引用:ファンケル企業HP

ファンケルでは、2016年に『正直品質。』という企業スタンスメッセージを制定し、さらなるブランド力強化に取り組んでいくとメッセージしています。

また、研究開発から製造、販売に至るまで一貫して自社で行う強みを発揮し、顧客との関係強化をより深めるとともに、広告宣伝やPRもより積極的に行うことで、各チャネルでのさらなる事業拡大を進めすとしています。

2-3. グローバル展開

ファンケルでは、現在中国・香港・アメリカを中心に海外展開を進めています。アメリカでは、同社の無添加化粧品で培った技術を駆使したオリジナルスキンケアブランド「boscia」を化粧品専門店で展開し、北米を中心に約1000店舗で展開しています。

中国では現地販売代理店を通じて同社製品を販売していますが、今後はアジア市場でも成長しているネット販売事業も強化する方針で、タイ、シンガポールなど、東南アジアを中心に展開地域も広がっていくと見られます。

海外事業の成長期から携わりたいと考える人にはチャンスの多い環境といえるでしょう。

ファンケル企業HP:“https://www.fancl.jp/index.html

 見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. ファンケルの採用情報

業界大手の化粧品メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、ファンケルの採用情報についてお伝えします。

3-1. ファンケルの採用職種

ファンケルでは、現時点で採用HP上では店舗スタッフのみ中途採用を実施しているため、参考情報として新卒採用時に募集職種を紹介します。

ただし、人事関連データを見ると2013年以降毎年約30人の中途採用を行っている実績もあるため、転職を希望している場合は採用HPのチェックや転職エージェント等への問い合わせを積極的に行うことをおすすめします。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 :非公開(転職サイトでの正社員中途採用情報なし)

社員の平均年収 : 494万円(平均年齢34.5歳)

(※給与情報非公開のため、口コミ等による参考値)

ファンケルの給与は、同規模競合他社のコーセーやアルビオン等と比較すると、平均的な給与と言えます。

ただし、同業界上位企業の資生堂等と比較すると大幅に給与水準は低く、社員の待遇面への満足度も口コミ評価では高くありません。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:0〜10時間

ファンケルの平均残業時間は【0〜10時間程度】です。同業界のコーセーやアルビオンと比較しても極めて残業の少ない企業といえます。月・水・金をノー残業デーにする、在宅勤務の導入、工場では内部業務量が過剰になった場合外部委託するなど、ワークライフバランスの維持に企業として熱心に取り組んでいます。

ただし、特に化粧品メーカーは職種によって大きく労働時間が異なるので、転職を検討する際には事前にコンサルタント等へ確認しておくことをおすすめします。

3-4. 採用メッセージ

新卒採用のメッセージになりますが、ファンケルでは創業者が世間の化粧品による肌荒れに悩まされている人のために無添加化粧品を開発したという経緯もあり、「正義感をもって世の中の『不』を解消する」という理念を大切にしています

その理念を継承するため、世の中に新しい価値を生み出していく人物を採用したいとメッセージしています。

中途採用においても、海外事業の加速やチャネルの拡大、宣伝広告の増加、新たな事業分野の創出等、今後多方面での事業拡大を計画している同社において、前職で培った強みを生かして貢献できる人材が求められています。

※ファンケルの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. ファンケルの求人情報

ファンケルへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、ファンケルの求人情報をご紹介します。大手転職エージェントである『doda』と『ファンケル採用HP』を使って求人を調べると、以下の特徴がわかりました。

4-1. 事務系職種は販売スタッフのみ求人あり

dodaで検索すると、事務系職種での中途採用は、契約社員形態で販売スタッフの求人のみでした。

新卒採用時には事務系は総合職として商品企画、宣伝企画、ネット営業、卸営業、海外事業、管理部門と様々な職種で募集しているので、ぜひ転職を検討したいという場合には、転職エージェント等に非公開求人の有無を問い合わせてみることをおすすめします。

4-2.技術職では、中途採用の求人なし

現状、ファンケルの技術系職種では同社採用HP、おすすめ大手転職サイトともに中途採用の求人が見つかりませんでした。今回は参考情報として新卒採用の募集要項等を紹介します。

ファンケルの技術系職種では、他メーカー同様研究職・生産技術職の2職種で採用を行っています。研究所は本社内・横浜、工場は横浜、千葉、滋賀、群馬の4拠点になります。

「無添加化粧品」という差別化された特徴を強みとする同社で、他社にはない独自技術の研究にやりがいを感じる社員も多いようです。また、全社員の女性比率は6割と過半数を超えており、理系職種でも他メーカーと比較すると女性が多く活躍しています。

5. ファンケルに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、ファンケルの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

ファンケルに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

 コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 業界内でも基本給、賞与とも低水準。評価制度の変更が多く給与も変わる
  • 特に若手、中途入社の昇格、昇給が遅く、不満が多い
  • 住宅手当は入社5年目、または30歳までは借り上げ社宅あり、それ以降はなし
仕事のやりがい・成長
  • 研究職:一つのテーマにじっくりと腰を据えて取り組む環境はある
  • 通販事業が主力なので、通販関連での転職には有利
  • 社内研修はスキルアップよりも創業者の理念体得のためが主流
  • 非常に保守的な戦略が多いので、新しいことを次々とやりたい人には向かない
人間関係・社員の雰囲気
  • とにかく創業者の意向が絶対。経営陣ほどその傾向が強い
  • 新卒が重用される傾向にあり、中途入社者はよほど上手く立ち回る必要あり
  • おっとりした人が多く、のんびりと働くには良いがモチベーションは上がりずらい
その他
  • 女性社員比率は高く、事務系、技術系とも女性は長く働ける環境

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与への満足度は、企業全体でも、業界内で比較しても低水準で、特に待遇面への評価が極めて低くなっています。

給与水準の低さへの不満が多く、「管理職にならなければ家族を養うのは厳しい」という意見もありますが、昇格も遅く、待遇への不満から離職する若手も近年増えているようです。ただし労働時間は他社水準より短いので、給与額よりもワークライフバランスをとにかく重視したいという人にはおすすめの企業でしょう。

福利厚生については可もなく不可もなくという評価ですが、住宅手当はなく、入社5年、または30歳までは借り上げ社宅に25,000円で住むことが出来ます。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長については平均的な評価ですが、業界内ではやや低めの評価です。

プラス意見として見られたのは、研究職では、「開発理念がしっかりしていて、一つのテーマにじっくりと取り組める」という意見が複数ありました。志気の高い人も多く、開発者としては好環境のようです。事務系職種では、通販事業を主力としているため、近年eコマース事業を拡大する企業が多い中で、転職には有利だという意見がありました。

一方、研修制度等については、スキルアップのための研修よりも創業者の理念、意向を理解するための研修等が多く、個人のスキルアップにはつながらないという声が複数ありました。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気についてはやや低い評価ですが、化粧品メーカー内では平均点です。

現会長で創業者の意向が絶対という雰囲気があり、経営陣ほどその傾向が強いため、一般社員も内向きに仕事をせざるを得ない場面も多々あるようです。その点に違和感がなければ長く働けるという意見が多くありました。また創業者が新卒入社者を大切にしていることもあり、中途入社の場合は人一倍会社の風土になじむ努力が必要なようです。

社員同士の雰囲気は、おっとりしている人が多く、のんびり働くには好環境という意見が多数でした。そのため、モチベーションを上げるという環境はあまりなく、バリバリ働きたい人にはおすすめ出来ないでしょう。

※ファンケルを志望する人におすすめな他の企業は?

ファンケルが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • オルビス株式会社
  • 株式会社アルビオン
  • 株式会社ディーエイチシー
  • 株式会社コーセー

6. ファンケルへの転職を成功に導くたった1つのコツ

ファンケルに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

ファンケルへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、ファンケルの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. ファンケル転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

ファンケルへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

ファンケル志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • ファンケルに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • ファンケル以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

ファンケルへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

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JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

ファンケルでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

ファンケルへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知るファンケル転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

ファンケル転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。