薬剤師が副業を始めるには?副業を始めることのメリット・デメリットやおすすめの副業を紹介

薬剤師として副業を考えていても

副業は禁止されているのだろうか?
ブログとかはどうだろう?

といった疑問をお持ちかと思います。

結論、薬剤師は基本的に副業をすることができるため、ご自身のスキルを活かして働かれることをおすすめします。

そこで、この記事では転職のプロとして薬剤師のキャリア形成をサポートしてきた私が、

  • 薬剤師におすすめの副業
  • 副業をすると決めたら取るべき行動

を紹介していきます。

  1. 薬剤師は副業禁止?
  2. 薬剤師が副業を始めるメリット・デメリット
  3. 【結論】副業を始めるのがおすすめの人
  4. 薬剤師におすすめの副業6選
  5. 薬剤師向け副業の探し方
  6. 転職サイトをより効果的に利用する7ポイント
  7. 【図解】転職サイト利用の流れ
  8. 【FAQ】薬剤師が副業を始める際によくある疑問と回答

この記事を読めば、どのような副業をすべきかという悩みが解決し、後悔しない決断ができるようになるでしょう。

1. 薬剤師は副業禁止?

冒頭でもお伝えしたように、薬剤師は基本的に副業をすることができます。

しかし、薬剤師が副業をするにあたり、以下の3点を抑えておく必要があります。

それでは、見ていきましょう。

1-1. 管理薬剤師は薬事に関わる副業は禁止されている

管理薬剤師の場合、薬事に関わる副業のみ禁じられています

なぜなら、条文では「管理薬剤師は自分が勤めている就業先以外で働いたり、薬事に関する実務を行ってはいけない」としか定められていないからです。

つまり、薬事に関わらない一般的な副業(パートなど)であれば行うことが可能です。

また、都道府県知事の許可を得た場合は薬事に関わる副業も認められる場合があります。

例えば学校薬剤師など、公共性の高い業務内容であれば副業の許可が出ることが多いです。

各都道府県によって副業が許可される条件は異なってくるため、ご自身がお住いの都道府県都知事に問い合わせてみると良いでしょう。

関連記事:管理薬剤師になるには|仕事内容や年収、資格について転職のプロが徹底解説

1-2. 公務員薬剤師は完全に副業が禁止されている

公務員薬剤師は、副業が完全に禁止されています。

薬剤師だけに限らず、全ての公務員は副業を行ってはなりません。

そのため公務員薬剤師が副業をしたい場合、転職をする必要があります。

1-3. 就業規則の確認は必須

薬剤師の方が副業を始める際は、就業規則を必ず確認しましょう。

理由としては、就業規則によって副業が禁じられている場合があるからです。

業務への支障などを懸念して、副業そのものを禁じている薬局や病院も少なくありません。

確認ポイント 

  • 就業規則の「服務心得」「服務」の項目を確認しましょう。
  • 副業や兼業に関する規則が明記されているはずです。

就業規則の中でも特に、上記の項目を重点的に確認しておくことをおすすめします。

2. 薬剤師が副業を始めるメリット・デメリット

薬剤師が副業を始めるメリットとデメリットを3点ずつ以下にまとめました。

メリット
デメリット

では、それぞれ見ていきましょう。

メリット

メリット1. 自身の可能性を広げることができる

副業を始める1つ目のメリットは、自身の可能性が広がることです。

実際に、2016年から本業を推進しているロート製薬の記事には、以下のような言葉があります。

自分自身の可能性を1つに限定しないことが大切

「大きなキーになるのは、社員たちが自分自身の可能性を1つに限定しないことだと思ったんです。何か一つのことがダメになったとしても、別の選択肢があれば自立し続けることができます。それならば、今必要なのは複数の可能性を持てるきっかけなのではないか、と」

出典:ロート製薬「目的は「兼業解禁」ではなかった?働き方改革の舞台裏

このように、副業を始めることは新たな可能性が生まれるきっかけとなるでしょう。

メリット2. 年収が増える

副業による収入が加算されることにより、年収アップが見込めます。

もし、副業が成功すれば月収を10万円以上アップさせることが可能となるからです。

副業で得た収入は、薬剤師の本業1本では難しかった貯金や新たな資格取得のための費用、開業資金などを調達することに利用できます。

例え薬剤師としての収入が現時点では十分であったとしても、副業で得た収入は未来への投資だと考えても良いでしょう。

メリット3. 仕事のモチベーション向上

副業をすることで生活に良い刺激が与えられ、仕事におけるモチベーション向上に繋がるでしょう。

毎日同じ職場で繰り返し行う業務に、辟易されている方も多いでしょう。

本業と異なる経験をすることで視野が広がり、仕事に良い影響がもたらされる可能性があります。

デメリット

デメリット1. 本業に支障が出る

副業に多くの時間を掛けていると、本業に支障が出てしまう可能性があります。

例えば、イラストレーターやメディカルライターを副業として行う場合、納期に追われる日々を送らなくてはなりません。

そのため、納期が近づいてくると休む暇もなく働かなくてはならない危険性があります。

これでは本業に集中することができないでしょう。

本業と副業を上手く両立させるには、スケジュール管理に力を入れる事が大切です。

デメリット2. 機密情報漏洩の危険性

薬剤師が副業を始める2つ目のデメリットは、機密情報を漏洩させてしまう危険性があることです。

例えば自身でブログ運営し情報発信をするにあたり、特定されないように気を付けながら、本業の業務で起きたことを記載することもあるでしょう。

しかし、気を付けていたとしても、その情報から就業先を特定され、万が一会社に不利益を被った場合、降格や解雇といった処置を受ける可能性があります。

そのため、薬剤師として得た知識を発信する際には、事前に機密情報を漏洩しないように確認することが大切です。

デメリット3. 労働時間の管理問題

3つ目のデメリットとして、労働時間の管理問題が挙げられます。

例えば、労働基準法の38条では労働時間を本業と副業とで合算させると解釈されているので、36条における「時間外労働分の賃金を誰が払うのか?」という問題は未だ議論がなされている状況です。

このため、現状では時間外労働分の賃金を受け取ることは難しく、当面は機会損失となることは間違いないでしょう。

今後は、副業に関わる労働法が徐々に整備されていくと考えられます。

3. 【結論】副業を始めるのがおすすめの人

2章でご紹介したメリット・デメリットがあるので、以下の項目に多く当てはまる方には、副業を始めることをおすすめします

  • 自身の可能性を広げたい人
  • 年収を増やしたい人
  • 仕事のモチベーションを上げたい人
  • 時間管理、情報管理ができる人

ここまで読んできて副業を始めたいとお考えの方へ、次章ではおすすめの副業をご紹介します。

4. 薬剤師におすすめの副業6選

薬剤師におすすめの副業を6つ、以下に挙げました。

では、1つずつ解説していきます。

4-1. 派遣薬剤師の掛け持ち

短時間で高収入を得たいという薬剤師の方には、派遣の掛け持ちがおすすめです。

専門資格を必要とする薬剤師の場合、時給3,000円を超える求人も少なくありません。

また、派遣薬剤師の求人は「週2日」「1日4時間」のように柔軟な働き方ができます

さらに、派遣薬剤師の場合複数の就業先で異なる業務経験を積むことができるため、スキルアップにも繋がるでしょう。

今後のキャリアに繋げるためには、これまで経験したことのない処方箋を扱う薬局などの求人を選んでみることをおすすめします。

4-2. パート薬剤師の掛け持ち

気軽に副業がしたいという薬剤師の方には、パートの掛け持ちもおすすめです。

派遣薬剤師と比べて時給面では劣るものの、固定勤務ではないため、より柔軟性を持って働くことが可能となります。

調剤薬局やドラッグストアでの勤務であれば、求人数が多いため、幅広い選択肢の中から条件に合う副業先を見つけられるでしょう。

4-3. ブログ運営

副業として、自身でブログを運営するという方法もあります。

これまでに得た薬学の知識を活かしてウェブ上にコンテンツを作成し、ブログで情報を発信することでアクセス数に応じ広告収入を得ることが可能です。

薬剤師としての知識を活かしたブログを始めることにより、スキルアップが見込めます。

例えば、薬への理解が深まり、患者の抱える問題を解決する能力も高まるでしょう。

また、ブログを運営する場合、納期に追われることがないため、「自分のペースで副業がしたい」という方にはおすすめです。

ただ、ブログ運営というのは時給数10円しか稼げない人も多い、非常に厳しい世界です。

そのため薬剤師としてのスキルアップの一環として、ブログ運営は非常に有効的であると言えますが、副業から多くの収入を得たい場合は一概にはおすすめできません

ブログ運営の仕方につきましては、9章「【FAQ】薬剤師が副業を始めるに際によくある疑問と回答のQ3」をご確認下さい。

4-4. イラストレーター

イラストを描くのが好きな方は、イラストレーターとして副業をするのも良いでしょう。

薬剤師として得たスキルを活かすことはできませんが、自宅で働く事が可能です。

イラストレーターとして副業を行う場合、CrowdWorksなどのクラウドソーシングサイトに登録し、案件を受注します。

自由な働き方ができる一方で、納期に追われる可能性が高いため、注意が必要です。

4-5. メディカルライター

主にweb上で記事を作成するメディカルライターの場合、薬剤の知識を活かして働くことができます。

専門知識を持つ薬剤師は一般のライターよりも高単価で仕事を得ることが可能です。

なぜなら、webサイトに掲載される医療関係の記事は、筆者の権威性が重視されるからです。

従って、薬剤の知識を活かしながら効率的に稼ぐ事が出来るでしょう。

ただ、一般的にメディカルライターの業務には納期が設けられているため、スケジュールを上手く調整する必要があります。

4-6. 翻訳

語学スキルをお持ちの方には、薬剤に関する海外文献の翻訳も副業としておすすめです。

翻訳の場合、薬剤の専門的な知識だけでなく外国語のスキルが求められるため、メディカルライターよりもさらに高い単価で副業する事ができるでしょう。

ただし、薬剤系の翻訳の仕事の数は少なく、案件を見つけることは容易ではありません。

また高度な知識が必要となるため、日々語学の勉強をし続ける必要があります。

本業とのバランスを取れなくなる恐れがあるので、注意が必要です。

このように、副業をすると忙しくなりワークライフバランスが保ちにくくなってしまうため、転職をして収入アップを目指すことが効果的です。

5. 薬剤師向け副業の探し方

薬剤師向け副業の探し方は、以下の通りです。

それぞれ詳しく紹介します。      

5-1. 転職サイトを利用する

派遣やパートの求人を探す際は、転職サイトの利用がおすすめです。

中でも、専任のキャリアコンサルタントが担当してくれるサポート付きの転職サイトであれば、薬剤師転職のプロが、あなたの希望条件にぴったりの求人を提案してくれます。

数ある転職サイトから以下の3点を基準に、「総合評価の高い薬剤師転職サイト」を選出しました。

総合評価を導き出す3つの基準

  • 求人の質・量:求人の量や質は十分かどうか
  • 提案力:薬剤師の副業というニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか
  • サポート力:コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか

さらに、当サイトが薬剤師500人を対象に行った独自アンケートの調査結果に基づき、おすすめの転職サイトを、利用者の総合評価順にまとめました。

結果、副業がしたい薬剤師の方におすすめの転職サイトランキングは以下の通りとなりました。

転職サイト求人提案力サポート力
1位. 薬キャリ

4.1

4.3

4.1

2位. マイナビ薬剤師

3.6

4.2

3.7

3位. ファーマキャリア

4.5

3.8

4.1

4位. ファルマスタッフ

3.9

3.4

4.1

5位. リクナビ薬剤師

4.0

3.9

3.4

最上位である『薬キャリ』と2位の『マイナビ薬剤師』は求人がとても多く、提案力やサポート力にも定評があるため、登録しておくことを推奨します。

また、3位の『ファーマキャリア』もサポートが手厚いという評価を受けているため、登録することがおすすめです。

それでは、ランキング上位のサイトを1つずつ紹介していきます。

1位. 薬キャリ|求人数が多く、交渉力が強い転職サイト

薬キャリ

『薬キャリ』は、SONYグループが分社してできた薬剤師転職支援サイトです。

15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていたこともあり、病院や医療施設などにおいて圧倒的な知名度を誇ります。

その特徴は何と言ってもオールマイティさです。

また、転職人気の高い病院薬剤師(業界1位)や、調剤薬局(業界3位)以外にも、企業薬剤師求人数も業界1位と様々な職種に強い転職サイトです。

病院とのコネクションが強く、業界や転職の裏事情にも強いと評判です。

さらに、『200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職おすすめランキング』によると、転職サポートが抜群にスピーディな事が分かりました。

転職できるまでのフォローが丁寧という口コミも多く、希望店舗の内情をしっかりヒアリングしてみることをおすすめします。

口コミ・評判
T. K. さん(20代後半)
調剤薬局→ドラッグストア
初めての転職で薬剤師転職に強いと評判のサイトに登録したが、電話やメールが遅くて不安になり、ネットの評判が良かった薬キャリに登録しました。
登録後、すぐに電話と求人を頂け、その後の対応も大変スピーディでした。転職しようと考えていた求人をいくつか伝えると、「◯◯は職場環境が厳しいのでおすすめしない」と内情も教えて頂けました。
なにより担当の方が親身に対応してくれたのでスムーズに転職することができました。

公式サイトを見る
https://pcareer.m3.com/

2位. マイナビ薬剤師|豊富な求人数と面談の安定感

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、リクルートと並ぶ転職業界最大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職支援サービスです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅し、豊富な求人数を抱えているのも特徴です。

マイナビ薬剤師は応募者との「面談」に力を入れており、親身にアドバイスをしてくれる事で有名です。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方でもおすすめできます。

公式サイトを見る
https://pharma.mynavi.jp/

3位. ファーマキャリア|優秀なコンサルタントによるオーダーメイドでの提案力が強み

『ファーマキャリア』は、薬剤師専門の転職エージェントで、希望に合わせた好条件求人をオーダーメイドで提案してくれることが特徴です。

求人数は全部で約25,000件ほどあり、電話対応可なのでいつでも気軽に相談できます。

ファーマキャリアには、優秀なコンサルタントが揃っており、一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しているので、ぜひ登録しておきましょう。

公式サイトを見る:
https://pharmacareer.jp

4位. ファルマスタッフ|日本調剤グループ・病院求人でトップクラス

ファルマスタッフ』は大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

もともと、出身母体である調剤薬局を中心に扱っていたサイトですが、そのネームバリューゆえに、求人の質・量は業界No.1という強みがあります。

そして、その豊富な求人数からか、正社員&派遣いずれでも全体的に評価が高い傾向にあり、特に、20代薬剤師の正社員転職においては群を抜いていました。

面接が不安な方は、登録しておいて損は無い転職サイトだと言えるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

5位. リクナビ薬剤師|優秀なコンサルタント・ドラッグストア求人

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトで、高い評判と多くの転職実績があります。

ドラッグストア求人・高収入求人で業界1位と、大手とのコネクションが強いリクナビ薬剤師ですが、強みは何と言っても「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富で優秀なコンサルタント

求人紹介だけでなく、希望の求人店舗から欠員補充採用があった際に、いち早く連絡をもらう事ができます。

特に初めて転職する方は、『リクナビ薬剤師』の転職エージェントに相談して損はないでしょう。

ネット上での登録の後、必ず対面での面談を申し込む事をおすすめします。

公式サイトを見る
https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

薬剤師におすすめの転職サイトの口コミについて、さらに詳しく知りたい方は「200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職サイトおすすめランキング」を参考にしてみてください。

5-2. クラウドソーシングサイトを利用する

ライター、翻訳やイラストレーターなどの案件を探すためには、クラウドソーシングサイトの利用が最も効率的です。

クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したい人と仕事を受注したい人を繋ぐサイトです。

サイトにメンバー登録して公開・募集されている案件見つけ、契約を行います。

仮払いなどはサイトが仲介する仕組みになっているため、金銭面でのトラブルの心配もありません。

以下では初心者でも案件を効率的に見つけられるよう、大手クラウドソーシングサイトを掲載します。

では、見ていきましょう。

ランサーズ|日本最大級のクラウドソーシング依頼サイト

35万社の案件を取り扱う日本最大級のクラウドソーシングサイトです。

サポートシステムが充実しており、初心者でもスムーズに仕事を探しを行うことができます。

案件数も多く、応募する際に必要とされる実務経験年数も初心者~経験者まで多岐に渡るため、まずは登録しておきたいサービスです。

ランサーズ公式:
https://www.lancers.jp/

クラウドワークス

クラウドワークスは、利用者数300万人を誇るクラウドソーシングサービスです。

未経験歓迎の案件や、募集の多様さが魅力です。

利用者は多いですが、専門知識や経験を必要とする職種は応募が集まりにくいため、薬剤師などの資格をお持ちの方でも好条件の案件を見つけやすいでしょう。

クラウドワークス公式:
https://crowdworks.jp/

6. 転職サイトをより効果的に利用する7ポイント

この章では、転職サイトをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職サイトも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいものです。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

7. 【図解】転職サイト利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職サイトに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

スクリーンショット 2016-08-21 17.30.24

Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職サイトのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(日程・場所の都合が合わなければ電話面談になります。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職サイト経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職サイトであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

8. 【FAQ】薬剤師が副業を始める際によくある疑問と回答

薬剤師が副業を始める際によくある疑問と回答は以下の通りです。

では、それぞれ見ていきましょう。

Q1. 副業をすると職場にバレますか?

副業をしている事が職場の人にバレてしまうことはあります。

主な理由は住民税の金額の変動です。

副業収入によって所得が増えれば、その分課税される住民税の額も高くなるため、会社に「給与以外の所得があること」がバレてしまうのです。

また、副業をしていることを職場の人につい口走ってしまい、告げ口される可能性もあります。

職場にバレないように副業をする方法について知りたい方は、「薬剤師におすすめの副業8選 | 職場にバレない&稼げる仕事!のページをご確認ください。

Q2. 副業をする場合、税金はどうなりますか?

副業で年間20万円以上の収益がある場合、自身で確定申告を行う必要があります。

尚、副業の所得が源泉徴収されている場合には、確定申告をすることにより払いすぎた所得税が還元されることがあります。

給与の支払先から源泉徴収票を貰い、源泉徴収されているかどうかを確認しましょう。

Q3. ブログはどのように始めたら良いですか?

薬剤師がブログを始めるにあたり、WordPressを利用されることをおすすめします。

WordPress とは、無料でWebサイトが作成できるサービスです。

ただ、記事をインターネット上に公開するためには、ドメインを取得したりサーバーを借りたりする費用が必要となります。

また、ブログから広告収入を得るには以下の2つの方法があります。

それぞれ見ていきましょう。

(1) グーグルアドセンス

グーグルアドセンスとは、ブログ内に広告を貼り、それがクリックされると収益が発生する仕組みのことです。

基本は1クリック数10円ですが、専門性が高い薬剤関連の記事であれば1クリック100円のものもあります。

グーグルアドセンスの場合、グーグルが読者に適した広告を自動で出してくれます。

ただ、ブログに広告が貼られるにはある程度の記事数が必要なため、最初の数ヶ月はグーグルアドセンスからの収益を得ていない状態で記事を書き続けなくてはなりません

(2) ASP

ASP(Affiliate Service Provider)とは、端的に言うと「アフィリエイターと広告主の仲介人」です。

つまり、高単価で稼ぎやすい案件を求めるアフィリエイターと、低い広告費で多くの商品を売って欲しい広告主を繋ぐ役割を果たしています。

ASPの中でも、無料で登録することができるA8.netがおすすめです。

9. さいごに

いかがでしたか。

薬剤師が副業を行うことで、年収アップが望めるだけでなく自身の可能性が広がるでしょう。

まだ副業をするかどうか悩んでいる方でも以下の転職サイトに2~3社登録し、一度相談してみることがおすすめします。

あなたの転職が成功することを陰ながら祈っています。