薬剤師転職者のための履歴書『志望動機』の書き方4ポイント

薬剤師 転職 履歴書 志望動機

薬剤師として転職活動をするとき、

  • 「志望動機はどのように書いたらいいのだろう」
  • 「志望動機の例文が知りたい…」

と悩んでいませんか。

結論から申し上げますと、志望動機は「人間性」「過去に得た経験」「仕事や会社への想い」などを企業の人事担当者に伝える重要な項目です。

しかし、「スペースが小さく、何を書けばいいか分からない」「適当に書いた志望動機を面接で突っ込まれ、困った…」など、失敗する人が多いのも事実です。

このため、ポイントや要点を抑えて志望動機を作成することがとても重要と言えます。

このページでは、転職コンサルタントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、履歴書の志望動機についてご紹介します。

  1. 履歴書の「志望動機」を考えるための4ポイント
  2. 志望動機の正しい書き方3ステップ
  3. 薬剤師転職の志望動機例文
  4. 例文を参考に独自の志望動機を作ろう
  5. 履歴書対策に強いコンサルタントのいる転職サイト5選
  6. 履歴書の書き方3つのポイント

これを読めばあなたの履歴書はグッとよくなり、受かる志望動機を書くことが出来るでしょう。

1. 履歴書の「志望動機」を考えるための4ポイント

履歴書の志望動機作成の際に、考えるべきポイントは下記4つです。

  1. その職場を選んだ経緯や理由
  2. 薬剤師としての具体的な経験や成果
  3. 転職理由はポジティブに
  4. 志望動機と自己PRを結びつける

早速ご紹介します。

1-1. その職場を選んだ経緯や理由

履歴書の志望動機作成時に考える最初のポイントは「その職場を選んだ経緯や理由」を書くことです。

これは、履歴書の志望動機欄は入社をしたい会社への熱意を伝える場であるからです。

「多くの調剤薬局の中から貴社を選んだ理由は…」など、その企業へ入りたいと思った理由を志望動機として具体的に書くことが効果的でしょう。

そのためには、ホームページなどから、会社の理念、成長戦略、人材育成方針などをよく調べ、どのポイントに魅力を感じたのかを志望動機に盛り込みましょう。

ここで注意したいのは、待遇面(給与、休日、残業の有無など)ばかりを書かないことです。

「希望する会社で働くことで薬剤師として成長したい」「人間的にも向上したい」など、前向きな理由を書くことが大切と言えます。

1-2. 薬剤師としての具体的な経験や成果

二つ目のポイントは、薬剤師としての経験や成果を具体的に書くことです。

これは「過去にどのような薬局で働き、どのような経験を得たのか」「どのような診療科の薬を取り扱っていたのか」「管理薬剤師の経験はあるのか」などのポイントで書くと良いでしょう。

これらの経験・経歴を伝えることで「この人は入社したらこんな仕事ができる」「即戦力として働けるのではないか」と採用担当者の具体的なイメージに繋がります。

また、もし前職で「薬局の利益を◯〇%上げた」「業務改善のスキームを構築した」など過去の業務や会社で上げた実績があれば書くことがおすすめです。

具体的な成果や積極性を伝えることで、戦力としてぜひ入社してほしいと担当者の期待値が高まるでしょう。

1-3. 転職理由はポジティブに

三つ目のポイントとして、転職理由はポジティブに書くことが大切です。

薬剤師の転職理由は全てがポジティブなものばかりではないでしょう。

「人間関係が耐えられない…」や、「仕事がつまらない…」など、ネガティブな理由で転職をする人が多いことは事実です。

しかし、その理由をそのまま志望動機に書くことはおすすめしません。

ネガティブな理由を書くと、あなたの印象までネガティブになる可能性が高く、「何か問題がある人なのではないか」と思われてしまう可能性があります。

もし本当の転職理由がネガティブなものであったとしても、志望動機欄に書く内容はポジティブな内容に変換しましょう。

1-4. 志望動機と自己PRを結びつける

最後のポイントは、志望動機を作成する際に自己PRと結びつけることです。

自己PRとは、「自分の長所や特徴」を中心に、自分の強みや自分を採用するメリットを伝えることです。

つまり「志望動機(貴社に入社したい理由)」「自己PR(自分にはこういう強みがあります)」この2点を掛け合わせることで、なぜその会社(職場)を選んだのかという理由に説得力が生まれ、かつ、あなたを採用するメリットも伝えられるようになります

この2点がしっかりと結びついているほど、採用担当者が納得のいく志望動機となります。

自己PRの書き方を知りたいという方は、こちらの記事もおすすめです。

次章では、志望動機の正しい書き方を段階ごとに紹介します。

2. 志望動機の正しい書き方3ステップ

志望動機は「順を追って考えると、必ずいい志望動機が書ける」という書き方のステップがあります。

熱意が伝わる志望動機とは何か、ということを本質的に考えていくと下記の3ステップに分解されますので、ぜひ実践してみてください。

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Step1. 明確なキャリアの目標を書き出して伝える

まず初めに、明確なキャリアの目標を書き出します。

例えば、

  • 「漢方について深く学び、スキルアップしたいと考えています」
  • 「将来、在宅医療の専門家として地域社会に貢献していきたいと考えています」

といったように、どの分野でどんな成長がしたいか明確に書くようにしましょう。

本音としては「給料が良い」「職場が近い」という側面もあるかもしれませんが、将来のキャリアを明確に書くことで、あなたの本気度を熱意を持って伝えることができます。

Step2. 興味を持った理由

次に、その職場に興味を持った理由を整理して伝えます。

例えば、

  • 「患者さんのQOLを高めるために、漢方を長年扱ってきた理念に深く共感しています」
  • 「地域社会と密接に接しながら在宅医療に取り組む調剤薬局としての姿勢に共感しました」

といったように、「その会社ならでは」の理由を考え、その企業の強みや姿勢に共感していることを伝えましょう。

そのためにも、企業や職場の情報を事前に調べることは欠かせません。

「明確なキャリアの目標に沿って興味を持った」と書ければ、面接場面であなたの志望動機をストーリー化して話すことができます。

Step3. 即戦力アピール

最後に、入った職場ですぐに活躍できる根拠をPRします。

  • 「内科・皮膚科を処方する調剤薬局での勤務経験が長く、管理調剤師として2年業務にあたってきました」
  • 「急性期病院で5年勤務しており、一通りの業務はこなせます」

といったように、自身の強みを分かりやすくPRすることで、即戦力としての活躍を期待させることができます。

一方、未経験の職場に転職しようと考えている薬剤師の方は、即戦力アピールが難しいと思います。

未経験転職に悩んでいる方は、『薬剤師が未経験でも転職に成功するためのテクニック4選』を参考にして下さい。

3. 薬剤師転職の志望動機例文

ここでは、薬剤師転職の志望動機例文をご紹介します。

  1. 調剤薬局に転職する場合
  2. ドラッグストアに転職する場合
  3. 薬剤師として患者さんの力になることをアピール
  4. 自分のキャリアアップを通じた会社の発展への寄与をアピール

興味のある項目からご覧ください。

3-1. 調剤薬局に転職する場合

調剤薬局に転職する場合の志望動機例文は、下記の通りです。

調剤薬局に転職する場合の志望動機

私はこれまで病院薬剤師として勤務してきましたが、患者様とより密接に関わることができ、多くの方の健康維持に貢献する貴社への入社を希望いたします。薬剤師は医療の専門家であり、患者と医師との間の架け橋となる存在でなくてはならないと考え、日々進歩する薬剤に対する専門性を高める努力を継続しています。そんな中で、薬剤師として患者様の健康に寄与することはもちろん、地域に根付いた調剤薬局として貢献している貴社で仕事をしたいと考えております。病院の薬剤師としての知識や経験を生かし、新しい知識や専門性を高めながら、地域に根付いた医療に貢献していきます。

調剤薬局に転職したい理由と、その中でも応募した会社を選んだ理由、自分の経験や強みがどのように生かして会社に貢献できるかが伝わる志望動機にすることが大切です。

3-2. ドラッグストアに転職する場合

ドラッグストアに転職する場合の志望動機例文は、下記の通りです。

ドラッグストアに転職する場合の志望動機

新卒から5年間の調剤薬局での勤務経験を活かしながら、貴社で調剤以外のスキルも身につけたい、広くお客様と接する力をつけたいと考え、入社を希望いたしました。薬剤師としての調剤業務に加え、レジ打ち、商品補充などの販売業務、POP作成、売場づくりなどの販促業務など、幅広い業務を身に着けることで、結果として服薬の指導を含む、より一層のお客様の健康維持に貢献ができると考えています。また、自身のキャリアを考えた際、多くの経験を積み将来的にマネージャーなど責任のある立場で仕事をしたいです。貴社では若手にマネージャー職を任命した実績が多いと伺い、そのようなチャレンジできる職場環境に身を置くことで、ひいてはお客様と貴社への力になりたいと考え、志望いたしました。

ドラッグストアに転職したいと考える理由に加え、そのドラッグストアの特徴と自身のキャリアビジョン、かつそれがお客様や会社の力になれることを伝えると良いでしょう。

3-3. 薬剤師として患者さんの力になることをアピール

薬剤師として患者さんの力になれることをアピールしたい場合の志望動機例文は、下記の通りです。

患者さんの力になれることをアピールする志望動機

これまでの調剤薬局薬剤師としての経験から感じることは、薬剤師は患者様にとって一番身近な存在であるということです。このため、医療の専門家であることはもちろん、医師には話せないようなことも気軽に話せるような存在でなくてはならないと考えています。そこで、医師や看護師など、他の医療従事者の方々と協力し合い患者様と向き合いながら患者様と医療に貢献したいと考え、貴院への入社を希望いたしました。貴院は糖尿病治療において、地域の中心的な役割を果たされており、私が調剤薬局時代に得た糖尿病患者様への服薬指導経験を生かした仕事ができると考えています。また、医療の現場において臨床経験を積みながら薬剤に関する知識向上とスキルアップを図ることで、多くの患者様の健康と貴院の発展に貢献していきます。

患者さんのお役に立ちたいことだけでなく、具体的に自分の過去の経験が役立つ根拠や、自身が入社することによって会社にどのようなメリットがあるのかを伝えることがおすすめです。

3-4. 自分のキャリアアップを通じた会社への貢献をアピール

自分のキャリアアップを通じて、会社への貢献をアピールする志望動機例文は、下記の通りです。

自分のキャリアアップと会社への貢献をアピールする志望動機

私は現在、門前薬局の薬剤師として勤務しています。仕事は毎日充実していますが、今後の自身のキャリアを考えた際に、より多くの経験を積み、将来は管理薬剤師など責任のある立場での仕事をしたいと考えるようになりました。調剤のレベルを高めるべく、本などから勉強をしましたが、知識だけでなく実際の業務から学ぶことの方が多いのではないかと感じ、貴社への入社を希望いたしました。また、貴社では若手のやる気次第では大きな仕事を任せる文化があると伺い、そのようなチャレンジできる職場環境に非常に魅力を感じております。これまでの業務で得た経験や薬剤の知識を貴社の業務で生かすことはもちろん、実践からも薬剤の勉強に取り組み、自身の能力を高めることで、貴社の売上にも貢献していきます。

キャリアアップという自分のための理由であっても、自分が入社することで会社とってプラスになるということは、伝える必要があるでしょう。

ここまで志望動機の例文を紹介してきましたが、実は例文に頼りすぎるのはおすすめではありません。

その理由を次章でご紹介します。

4. 例文を参考に独自の志望動機を作ろう

志望動機を書く際には、上記の例文をベースにご自身の志望動機を考えてみてください。

ただし、例文に頼りすぎることは逆効果であり、コピペはおすすめしません。

ここでは、下記の順番でお話していきます。

  1. 例文のコピペがNGな理由
  2. オリジナルの志望動機を作るコツ

早速見ていきましょう。

4-1. 例文のコピペがNGな理由

まずは例文に頼るのがNGである3つの理由をご説明します。

  1. 例文の転用は採用担当者にすぐばれる
  2. 志望動機は面接でも質問される
  3. ネットに出ている例文の中には質が低いものも

ひとつずつご紹介します。

(1) 例文の転用は採用担当者にすぐばれる

例文の転用は、採用担当者にすぐにばれるため、やらない方が良いでしょう。

例文を参考に志望動機を作成したいと考える方は多くいらっしゃいますが、インターネットに掲載されている例文を転用した志望動機を履歴書に記載すると、採用担当者はすぐに分かってしまいます。

なぜなら、担当者は自社に応募する志望動機を何百通と読んでいるため、「当社の良さをしっかり認識した志望動機」「ネット検索で上位表示されるサイトの例文をパクッた志望動機」の違いは明らかであるからです。

ですので、自分だけの志望動機をしっかりと考えて記入することが大切です。

(2) 志望動機は面接でも質問される

二つ目の理由は、志望動機は面接でも質問される項目であるためです。

履歴書の志望動機は「書類選考を通過すればOK」ではなく、ほとんどの場合、面接で採用担当者から再度質問をされるでしょう。

しっかりした自己分析から自分のWill(想いや気持ち)を明らかにして志望動機を書かないと、肝心の面接がうまくいかなくなってしまいます。

このため、面接で質問されることも想定し、志望動機を作成すると良いでしょう。

(3) ネットに出ている例文の中には質が低いものも

残念ながら、ネットに掲載されている例文の中には質が低いものが存在します。

志望動機はご自身の自己PRの部分とリンクして作成することがポイントのひとつですが、ネットに出ている例文は万人向けに書かれているものが多く、内容が手薄となりがちなのです。

また、ノウハウを提示することなく、例文だけを出しているサイトも多くあります。

このため、例文に頼りすぎることなく、1章のポイント2章のステップを踏みながら、オリジナルの志望動機を作成してみてください。

4-2. オリジナルの志望動機を作るコツ

では、オリジナルの志望動機を作成するためのコツはあるのでしょうか。

具体的なコツは下記の通りです。

  1. 実体験を取り入れる
  2. 転職のプロのアドバイスをもらう

自分だけの志望動機を完成させるために、ぜひやってみてください。

(1) 実体験を取り入れる

志望動機の文章にご自身の実経験したことを取り入れることで、唯一無二の文章となります。

このため、面接で聞かれても説得力のある説明ができるでしょう。

そうは言っても、「自分で書くのが難しい…」「受かる志望動機を作成したいが、自分にできるのか…」と感じる方もいらっしゃると思います。

そんな方は、転職サイトのコンサルタントに志望動機を添削してもらうことがおすすめです。

(2) 転職のプロのアドバイスをもらう

ご自身が書いた文章を転職のプロに確認してもらい、アドバイスを受けることは非常に重要です

志望動機は面接官が見るものですので、客観的な視点が欠かせません。

このため、転職のプロであるキャリアコンサルタントにチェックを依頼をすることで、よりブラッシュアップされた志望動機となるでしょう。

次章では、志望動機作成に強い転職サイトをご紹介します。

5. 履歴書対策に強いコンサルタントのいる転職サイト5選

履歴書の書き方が不安な薬剤師の転職希望者は、転職コンサルタントに相談することがおすすめです。

転職サイトへ登録する際は【志望動機作成等の転職サポートが十分か?】という観点で探すと良いでしょう。

また、下記の観点も併せて、おすすめの転職サイトを5つピックアップしました。

転職サイトを評価する3つの基準

  1. 求人の質・量:保有している求人数や質は十分かどうか
  2. 提案力:求職者にぴったりの提案をしてくれるかどうか
  3. サポート力:コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか
 求人数・質提案力サポート力
薬キャリ
4.1

4.3

4.1
マイナビ薬剤師
4.2

4.2

3.7
ファルマスタッフ
3.9

3.8

4.1
ファーマキャリア
4.2

3.4

4.1

リクナビ薬剤師


4.2

3.9

3.4

転職エージェントは、担当するキャリアアドバイザーの相性や質が重要ですから、数社登録して面談をしてみて、一番良いと思ったところを活用することをおすすめします

どこに登録すればいいかわからない方は 、口コミ評判が高くサポート力の高い『薬キャリエージェント』と、サポート体制が高評価である『マイナビ薬剤師』を同時に登録して、2社とも試しに面談を受けてみるとスムーズに転職活動が進むでしょう。

面談を受けて、最終的に転職をしなくても全く問題ないので、まずは気軽な気持ちで一歩を踏み出してみて下さい。

登録自体は3分程度で、完全無料で費用等はかかりません。

5-1. 薬キャリエージェント|スピーディで丁寧な転職サポート

薬キャリ

『薬キャリ』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
(※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。

また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。

公式サイト:
https://agent.m3career.com/

当サイトでは薬キャリのコンサルタントにインタビューを行いました!

薬キャリの強みコロナ禍における薬剤師の転職事情をお話いただいたので、転職を検討している方はぜひご覧ください。

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5-2. マイナビ薬剤師|親身なサポート体制に高評価

マイナビ薬剤師

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『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

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一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト:
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5-4. ファルマスタッフ|派遣求人に強い

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薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

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5-5. リクナビ薬剤師|安定した転職サポート

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。

ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。

また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。

6. 履歴書の書き方3つのポイント

本章では、志望動機を含む履歴書の限られたスペースでの書き方を3つご紹介していきます。

履歴書の書き方全般を知りたい方は、『薬剤師の転職履歴書とは|正しい書き方と受かるための全ポイント」を参考にして下さい。

ポイント1. バランスのとれた文字の大きさ

全体的にバランスのとれた文字の大きさで履歴書を書くと見栄えがよくなるためおすすめです。

文字の大きさを揃え、斜めにならないように注意しながら書きましょう。

また、漢字に対してひらがな・カタカナは7割~8割程度の大きさを意識し、漢字とひらがな・カタカナの配分も意識すると綺麗に整って見えます。

文字の大きさは、読みやすい大きさを意識し、どの年代の担当者でも読める大きさを意識しましょう。

ポイント2. 文章量はスペースの8割を意識

スペースの大きさにもよりますが、文字量はスペース8割を埋めることを意識しましょう。

文章を書くスペースは、余白が多すぎると熱意が伝わらす、印象を悪くしてしまいます。

また、欄外にはみ出すほどにぎっしり書き込まれた履歴書は、熱意は伝わるものの、読みにくいだけでなく、簡潔にまとめる能力に欠ける印象を与えてしまいます。

このため、8割を埋めることで、見やすくまとまっている印象を与えることができるのです。

ポイント3. 薬剤師専門の転職コンサルタントの添削を受ける

どうしても、履歴書の書き方に自信のない人は、志望動機と併せて薬剤師専門の転職コンサルタントに添削してもらいましょう。

大手の転職サイトにお願いすることで、履歴書の添削と細かいテクニックを聞くことが可能です。

転職コンサルタントとの相談は基本的に無料ですので、まず相談してみることがおすすめと言えます。

より詳しい転職コンサルタントの役割や特徴を知りたい方は、『薬剤師のための転職エージェント全知識|1から理解し徹底活用!』を参考にして下さい。

(参考) 履歴書は「志望動機欄」のないものを選ぶのもおすすめ

履歴書の中には志望動機欄がない履歴書も存在するため、こちらを選んでも良いでしょう。

なぜなら

  • 書類選考の多くは“職務経歴書”によって行われ、履歴書は人事情報として保管するもの
  • 履歴書は限られた枠内での情報しか伝えることができないため

です。

また、「志望動機欄のないもの」を選べば志望動機に悩んだり、うまく書けなくてマイナスになってしまうこともありません。

個人経営の調剤薬局など、履歴書のみ提出での書類選考の場合は「面接重視」がほとんどです。

「履歴書は人事情報として保管するもの」という理由が同様に当てはまり、履歴書内容を気にされなくても問題ありません。

7. さいごに

履歴書の志望動機の書き方について、コツやノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

もし志望動機を作成する際には、下記4つを意識することでグッと印象が良くなるはずです。

  • 志望動機の中に自己PRを盛り込み、その後の面接を意識して作成する
  • 正しい書き方を意識する
  • 例文に頼りすぎない
  • 自信が無いときは転職コンサルタントに添削してもらう

ポイントをおさえて「受かる志望動機」を作成しましょう。

以下が、志望動機の添削をお願いしたい薬剤師が登録すべき転職サイト5選です。

※薬剤師が転職するときの注意点

薬剤師は転職率が高く、「年収アップ」などの理由で転職する人が多い業界ですが、口コミの通り、職場雰囲気の悪さや長時間労働に後悔するケースが多いのも事実です。

『薬剤師転職の落とし穴!失敗談から学ぶ「後悔しない転職」の極意を』見て、後悔しない転職を実現してください。

特に初めて転職する人は、職場雰囲気のヒアリングや面接対策などのため、転職エージェントを活用することをおすすめします。
『薬剤師のための転職エージェント全知識|1から理解し徹底活用!』を参考にすると良いでしょう。

転職活動は、将来のキャリアや待遇などに検討すべきことが多く、すぐに決められるものではないので、しっかり考えた上で、次の一歩を踏み出してくださいね。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。