薬剤師1年目の転職は失敗しやすい?転職を成功に導く全知識

薬剤師 転職 3年目

「1年目で毎日辛くて仕方がない..」「1年目で転職ってそもそも大丈夫なのかな」など、1年目でも転職について考える薬剤師さんはたくさんいます。

薬剤師さんには資格という武器がありますので、1年目でも転職先は見つかります。このページでじっくり考えていきましょう。

私自身、薬剤師として1年目で転職を経験しましたが、その時に知っておきたかったことを、以下の流れで解説させて頂きます。

  1. 1年目で転職したいと思っている薬剤師さんはたくさん
  2. そもそも1年目の薬剤師は転職できるの?
  3. 1年目で転職するとき注意したい5つのポイント
  4. 転職サイトの選び方とおすすめ5選
  5. 薬剤師転職サイトがしてくれる4つのこと
  6. 先輩に学ぶ1年目の辛さを乗り越えるための5つの方法
  7. 1年目薬剤師の転職Q&A6選

このページを読めば、そもそも1年目で転職しても大丈夫かというところから、転職で失敗しないためのポイントまで、転職を成功させるための方法を全てご理解いただけます。

薬剤師500名が選んだ人気の転職サイト

編集部が実施した薬剤師500名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての薬剤師におすすめの相談先です。

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1. 1年目で転職したいと思っている薬剤師さんはたくさん

「周りの人とうまくやっていく自信がない」「忙しすぎて毎日辛い」など悩みを持っている方はたくさんいます。

厚生労働省による調査を見ると、新卒の医療・福祉従事者の12%の方が1年で職場を辞めています。

薬剤師だけのデータではありませんが、薬剤師1年目で転職している人も多いのは言うまでもありません。

実際、少しネットを見るだけでも、以下のように1年目の方で「転職したい」と考えている方は、非常にたくさんいることがわかりました。

口コミ・評判

S・S さん    病院
薬剤師1年目で病院から薬局に転職したことのある方、転職して結果的に良かったですか?
真剣に悩んでいます。

口コミ・評判

R ・Nさん    調剤薬局
私は今年薬剤師1年目で、4月から某企業の調剤薬局に勤務することになりました。
しかし、入って1日目から職場に合わないと考えており、毎日とてもつらいです….
勤務時間がブラックで、休憩がなかったこともありますし、残業代も出ず、休日出勤代休なしのこともありました。
どこもこんな状況なのでしょうか?今後の進路のことで今とても悩んでいます。どなたかアドバイスお願いします。

上記のように、少し探すだけでもたくさんの方が転職を考えています。

実際、下記のような理由で転職を考える1年目の方が多いです。

みんなこんな理由で転職を考えている

A.人間関係

  • 先輩や同期との人間関係が悪く毎日苦痛
  • 先輩に悩みを相談しにくい

B.職場の仕事内容や条件

  • 職場が遠くて通勤がきつい
  • 職場の規模が大きく、忙しい
  • 研修やイベントが多くなかなか休めない
  • 残業が多く、サービス残業になることも多い など

以上は一例ですが、このように多くの1年目の方が様々な理由で転職するか悩んでいます。

実際、入ったばかりということもあり辞められず、心や体を壊してまで我慢する方も多いのですが、1年目だからと我慢しなくても転職は十分可能です。

このページを読みながら、きちんと転職について考えていきましょう。

2. そもそも1年目の薬剤師は転職できるの?

1年目の方で、職場を変えたいと考えた時に最も不安なのは、「1年目で転職してもいいのか?」ということかと思います。

結論から言うと十分可能なので、前向きに検討しましょう。

2-1. 薬剤師なら1年目でも転職はできる

一般的な社会人は「1年目は転職してはいけない」と一般的に言われています。しかし、薬剤師であれば1年目でも転職が可能です。

口コミ・評判

Y・Hさん    ドラッグストア

1年目で2回の転職に成功しました。

最初の職場は仕事の忙しさで、2つ目の職場は人間関係で我慢できずに辞めました。

さすがに辞めた理由はきちんと考えましたが、転職に困るイメージはありませんでした。

上記のようにサクッと転職が可能なのはシンプルに資格があるからです。

多くの職場で薬剤師は不足しがちで、たとえ経験がない薬剤師さんでも採用されるケースが非常に多いです。

転職先はいくらでもあり、心や体を壊してまで続ける必要はないので、1年目だからといって我慢しないようにしましょう。

2-2. ただし難易度は少し上がる

転職先に困ることはないですが、選択肢は減り、難易度が上がる可能性が高いです。

実際、2年目以降の転職と比べると、受けられる求人も、内定の出やすさも変わってきます。

理由は下記2つがあります。

  • 年度の途中で受け入れ体制がない職場がある
  • そもそも1年目で辞めたことを気にされる

では、以下に詳しく説明していきます。

年度の途中で受け入れ体制がない職場がある

1年目の薬剤師さんは、少し実務経験があっても1から教育が必要なケースが多いです。

そして、普通の新人のように4月から入るわけではないので、現場が教育などを受け入れる準備ができていないケースがあり、転職が難しくなる、といった具合です。

また、「どうせ新人なら他の職場で余計な知識をつけていない人がいい」と考える職場もあり、そのような職場では、転職は不利になります。

そもそも1年目で辞めたことを気にされる

1年目で転職をするとやはり印象は良くありません。面接ではほぼ必ず理由を聞かれますし、「うちで採用してもまたすぐに辞めそう」などと考えられてしまうケースが多いです。

やはり「とりあえず3年」と考える方も多く、1年目で辞めることはマイナスの評価を与えやすいです。

2-3. 将来へのマイナスもある

やはり一般的な考えとしては「とりあえず3年」は継続すべきということ。

今回いまの職場から転職して、次の職場で長期的に働ければいいのですが、問題は次の職場もすぐに辞めたくなった場合です。

なぜなら、短期間で職を変えていると、「この人は続かない人だ」と評価されやすくなるからです。

薬剤師さんは転職回数が多くても働き口には困りませんが、本当に行きたい職場ができた時に、転職回数の多さを気にされてダメになる..ということがあることだけ覚えておきましょう。

2-4. 1年耐えて2年目以降に転職するという選択肢

薬剤師1年目には、1年目で転職するのを避けて、あと数ケ月働き、2年目以降に転職するという選択肢があります。

なぜなら、1年目の転職より2年目の転職の方が採用担当者の印象が良いからです。

2年目の転職であれば採用担当者に「1年間務めたんだな」という印象を持たせることができます。

また、2年目の薬剤師はビジネスマナーや薬剤における基礎知識があるので、1年目の薬剤師よりは、評価されやすいです。

たとえ、1年間仕事がつらくても、耐えられるのであれば、2年目以降に転職することをおすすめします。

2-5. 辞める前によく考えよう!

やはり、1年目での転職は安易には、おすすめできません。

それは、ここまで述べてきたように、転職先は見つかるものの、難易度が高く、将来へのマイナスになるかもしれないからです。

そのため、仕事が辛いからといってすぐに辞めるのではなく、あなたの悩みを解決できる転職先はあるのか、そして、そこに行くことはあなたにとってプラスになるのかをきちんと確かめた上で転職しましょう。

また、1年目で辞めたいと考えていた薬剤師さんの中には、時間が経って慣れたという方も多いので、そこも考えながら転職するか検討しましょう。

それでも転職したいという方は、まず、薬剤師の資格を活かして転職することを考えましょう。

人間関係は職場が変われば変わりますし、プレッシャーや忙しさも施設などによってガラリと変わります。

その際のポイントを次章で説明していきます。

3. 1年目で転職するとき注意したい5つのポイント

1年目でも薬剤師さんは十分転職先を見つけることは可能ですが、1年目だからこそ注意したいポイントもあるので、ここで確認しておきましょう。

  1. 退職理由をしっかりと用意する
  2. 希望条件を整理する
  3. 求人をしっかり確認する
  4. ブランクをあけない
  5. 身近な相談相手を作ることから始める

重要なことばかりなので、しっかり見ていきましょう。

3-1. 退職理由をしっかりと用意する

転職する際には、かならず退職理由を用意しましょう。

なぜなら、採用担当者は、1年目で転職してくる方に対して「採用してもまたすぐに辞めないか」と心配しているからです。

たとえ、1年目で辞めたい理由が仕事のきつさや人間関係であっても、それを出してしまうと、一気に採用されにくくなります。

そのため、下記のように前向きな退職理由を用意しておきましょう。

退職理由の例

  • 半年間仕事をして、〇〇の分野に興味を持ちました。〇〇に強い職場で経験を積みたいと思い転職を決意しました。

上記のように前向きな退職理由が好ましいです。

転職サイトの担当者に相談すれば、上記のような退職理由を、一緒に考えてくれますので、気軽に頼りましょう。

 

3-2.希望条件を整理する

退職理由を考えたら、次は希望条件を整理しましょう。

それは、希望条件を整理しないと、転職した時、自分が持っていたイメージと異なり、転職を後悔するということが非常に多いからです。

そうならないために、しっかりと希望条件を整理しましょう。

希望条件には主に以下のような条件があります。

  • 勤務地
  • 職場(薬局、病院 etc…)
  • 年収

希望条件を決めるときは「将来自分がどうありたいか」を考えて、優先順位を決めましょう。例えば、やりたい分野があり、転職を考えているなら、優先順位が高い条件は職種になります。

このように、自分にとって優先順位がいちばん高い条件を決めてから、他の条件を検討すると良いでしょう。

3-3 求人をしっかり確認する

希望条件を整理したら、いよいよ求人を見ます。求人では以下の条件をしっかりと確認しましょう。

  • 雇用形態(正社員、契約社員、アルバイト)
  • 雇用期間
  • 勤務場所
  • 職場(薬局、病院 etc…)
  • 勤務時間等
  • 休日・休暇
  • 年収

上記の中でも特に勤務時間には注意してください。

一部、ブラックな残業をさせている職場もあるので、事前に、残業時間はどれくらいあるのか、残業代は支払われるのかを必ず確認しましょう。

3-4. ブランクをあけない

ブランクを空けた後の転職は非常に不利です。

中には仕事に疲れて、「退職して、しばらくゆっくり過ごした後に転職活動をスタートさせたい」という方がいるかと思います。

しかし、ブランクを空けずに、今すぐ転職活動をスタートさせるべきです。その理由を2点お伝えします。

1. 面接で不利になる

ブランクを空けると、転職の面接で不利になります。「体や心を壊して休んでいたのでは」と採用担当者が疑念を持ってしまうからです。

別理由があったとしても採用担当者の疑念は消えないので、自身のキャリアに強い自信がある人以外はブランクを空けずに転職する事をおすすめします。

2. 焦って内定承諾してしまう

2点目の理由は「焦って内定承諾してしまう」です。

どんなにのんびりしている人でも、ブランク後の転職は思いの外「内定取れるだろうか。取れないと貯金が無くなってしまう」と焦るものです。

そして、焦った結果、条件を落としたり、やりたい仕事で無い仕事に就職してしまっては、転職の意味がありません。

そのため、ブランクを空けずに転職することをおすすめします。

3-5 身近な相談相手を作ることから始める

1年目でも転職は可能、でも難易度は上がり、将来へも響くかもしれないというお話をしてきました。

そんな中で、結局転職をしていいのか決めることができない方も多いかと思います。

そんな時は、 詳しく頼りになる相談相手を作りましょう。

薬剤師1年目の方は、「一人で転職していいのか」、また「転職するにしても、どこに転職すれば悩みを解消できるか」わからないかと思います。

そのため、薬剤師の仕事や転職について詳しい人に相談することをおすすめします。

注意点:職場の人への相談はNG!!

職場の同僚や上司などへの転職の相談は絶対にしないように注意しましょう。理由は下記のようにたくさんあります。

  • 転職をやめたとしても、一度転職をチラつかせたことで職場で腫れ物扱いされる
  • 引き止められてしまい、正しい判断ができなくなる
  • 仲のいい同期であっても、他の人に漏らしてしまう可能性がある

そのため、転職・退職を決めるその日までは仲の良い同期にもバレないようにしましょう。

とはいえ、職場の人以外そんなこと相談できる人がいない..と言う方がほとんどかと思います。

そんな時は「転職サイト」というサービスを活用しましょう

1. 薬剤師向け転職サイトというサービス

薬剤師さん向けに転職サイトというサービスがあり、それに登録すると、担当者がつき、転職して良いのか、どこに転職すれば良いのかの相談に乗ってくれます。

いまの悩みをきちんと聞いてくれ、アドバイスをくれることから多くの薬剤師さんが転職を検討する時に使っています。

そして、あなたが転職を決めた場合は、あなたの悩みを解消するような転職先を教えてくれ、全力でサポートしてくれます。

転職に悩んだ時の相談相手としては最もおすすめです。

2. 相談相手以上の価値がある

私自身、転職サイトは相談相手としてだけの価値ではなく、相談相手以上の価値があると考えています。

それは、転職を決めた後のタイミングで下記のような、他を探してもないようなサポートをしてくれるからです。

  • 各種手続きや職場との最終調整を行なってくれる
  • 求人票ではわからない職場の内部情報を教えてくれる

求人票ではわからない職場の内部情報を教えてくれる

各職場の雰囲気や労働環境など、「求人票には出ない情報」を教えてくれます。

なぜなら、転職サイトは過去に転職を決めた方や、職場の担当者など、各職場に強いパイプを持っているからです。

今の職場がうまくいかなかったのも、こういった情報が事前になかったことが大きいかと思います。

事前に情報を教えてくれる転職サイトを使わない手はありません。

各種手続きや職場との最終調整を行なってくれる

転職は面接を受けて、採用されて終わり…というわけではありません。

それぞれお給料も違うので最終的な条件の交渉や、転職時に提出する書類の準備などもあります。

そういった、初めての転職では少し大変なことも転職サイトは代理で実施してくれます。

以上のように、転職サイトに登録すると、相談相手という以上に転職全般をサポートしてくれる存在になります。

完全無料なので、気軽に使ってみましょう。

4.転職サイトの選び方とおすすめ5選

転職サイトもいろいろありますが、どの転職サイトがいいのでしょうか?

ネット上には多くの薬剤師さん向けの転職サイトがありますが、ここでは転職サイトを徹底的に比較して、下記5つをおすすめしたいと思います。

これらは、『騙されるな!200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職サイトおすすめランキング』で、幅広い年齢・業種・年収帯の薬剤師さん約200人に「求人の質・量」「提案力」「サポート体制」を軸に評価してもらい作成したランキングで上位だったものです。

 求人数・質提案力サポート力
薬キャリ
4.1

4.3

4.1
マイナビ薬剤師
4.2

4.2

3.7
ファルマスタッフ
3.9

3.8

4.1
ファーマキャリア
4.2

3.4

4.1

リクナビ薬剤師


4.2

3.9

3.4

これらがおすすめな理由を実際に使った方の口コミを交えながら紹介していきたいと思います。

全ての年代からバランスよく評価が高かったものです。1年目の方も満足している5つなので安心して活用しましょう。

転職サイトを上手に使いこなすための最も大切なポイント

転職サイトをうまく使いこなすためには「複数の転職サイトに同時に登録し比べる」ことを意識しましょう。

以下のように複数使うことに関してはいいことがたくさんあります。

  • 優秀であなたにあった担当者を選び、頼ることができる
  • 各社が持つ求人の中からあなたの条件に合った求人を見つけやすい

仮に「話を聞いて利用をやめた」となっても問題ないので、少なくとも3社の転職サイトに登録して比べながら使っていきましょう。

1位. 薬キャリエージェント(エムスリーキャリア)

薬キャリ

『薬キャリ』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
(※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。

また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。

公式サイト:
https://agent.m3career.com/

当サイトでは薬キャリのコンサルタントにインタビューを行いました!

薬キャリの強みコロナ禍における薬剤師の転職事情をお話いただいたので、転職を検討している方はぜひご覧ください。

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薬剤師の人生を照らす転職を――薬剤師満足度No1『薬キャリ』のコンサルタントによる「求職者ファースト」の転職支援とは

2位. マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、54,673件の求人を掲載しています

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/

※マイナビのプロモーションを含みます。
※マイナビのプロモーションを含みます。

3位. ファーマキャリア

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。

また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト:
https://pharmacareer.jp

4位. ファルマスタッフ

ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

特に調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスです。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。正社員求人だけでなく、派遣求人も多く扱っています。

20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力です。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

5位. リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。

ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。

また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。

5.薬剤師転職サイトがしてくれる4つのこと

転職サイトって登録するとどうなるの?何をしてくれるの?と疑問に感じる方もいらっしゃるかと思うので、この章では転職サイトがしてくれることについて紹介をしていきます。

転職サイトは選考前から、入職後までとにかく手厚いサポートを無料で行ってくれます。

具体的に、大きく分けて以下のようなサポートをしてくれます。

反対に転職サイトを使わずに転職をすると各ステップで非常に苦労するので、そこも合わせて説明していきます。

STEP1. 面談(希望条件などのすり合わせ)

転職サイトに登録をすると、転職サイトの担当者が連絡をしてくれます。そして、その後時間を合わせて、対面もしくは電話で面談を行います。

「転職しようか迷っている」レベルの相談から「こんな職場に転職したい」などのヒアリングまでを行ってくれます。

また、あなたの希望に応じて、その後求人をガンガン紹介してくれるようになるので、以下のような譲れない条件があれば,ここでぶつけておきましょう。

  • 希望の給料やボーナスの水準
  • 夜勤なし、休みやすいなどの働き方の要望
  • 希望の勤務場所(立地や交通の便)
  • 「調剤薬局がいい」などの転職先の希望

STEP2. 求人の紹介

面談の後は、あなたの要望に合わせて求人を紹介してくれます。

要望に合った求人の中から、興味があるものがあれば、転職サイトが応募手続きを代行して行ってくれます。

この時、転職サイトだから知っている職場の実情なども踏まえながら提案をしてもらえます。

また、転職サイトの場合、ネット上などに公開されている公開求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在します。

非公開求人は何がいいの?

転職サイトを使っている方にとって、非公開求人は「好条件の求人が多い」というメリットがあります。

実際にネット上に公開されたら応募者が殺到してしまう、今働いている方よりいい条件になってしまうなど、非公開求人は「非公開にすべき理由」のあるいい求人が非常に多いです。

STEP3. 選考のサポート

履歴書や面接対策などの「受かるためのサポート」も転職サイトは必死に行ってくれます。

転職サイトはあなたが転職に成功し、入職して初めて「紹介料」をもらえます。

そのため、紹介して終わりではなく、受かるためのサポートも徹底的に行ってくれます。

また、あなた自身ではなかなかしづらい、条件面の交渉も担当者が行ってくれますので、希望の条件をしっかりと伝えておきましょう。

STEP4. 内定後のサポート

内定した後もサポートは以下の面で、手厚く実施してくれます。

  • 職場側との条件などの調整
  • 入職手続きの代行
  • 現職の退職交渉のアドバイス

以上のように、内定が決まった後も入職するまでサポートしてくれ、面倒な手続きなどもほとんど代行してくれます。

また、転職サイトの中には入職後も困ったことがあれば気軽に連絡できるような仕組みを整えているところも存在します。

6. 先輩に学ぶ1年目の辛さを乗り越えるための5つの方法

多くの1年目の薬剤師さんは悩みながらも、それぞれにあった方法で辛さを克服しています。

参考までに、先輩薬剤師の方々が1年目にどうやって乗り越えていたのか、紹介していきます。

  1. メモの見直しを毎日必ず実践した
  2. 頼る先輩を見つけてとことん頼った
  3. 物事をプラスに考えるようにした
  4. 悪口は開き直って聞こえないふりをした
  5. あと3日我慢しようを毎日自分に言い聞かせた

多くの方がおっしゃっているのは、1年目の辛い時期を乗り越えたらあとは楽になったということです。

なんとか1年目は我慢しようという方、転職先でも辛くなってしまった方は先輩のやってきたことを真似してみましょう。

6-1. メモの見直しを毎日必ず実践した

口コミ・評判

H・Y さん

私はいつもメモの残し、仕事終わりや仕事はじめの10分程度で見直して、問題点や進捗状況などを毎日把握していました。きっとそう言う地道な努力が必要なのかもしれないです。仕事の追われる状況は皆同じです。後はミスを減らすだけです。

普段の業務中にとっているメモを仕事の前後などに見直すという方は非常に多くいました。

大切なことであっても忙しい中で学んだことを100%覚えておくのは難しいです。

きちんと、その日にあったこと、前の日にあったことを振り返り、頭に入れるだけで同じ失敗を減らせます。

6-2. 頼る先輩を見つけてとことん頼った

口コミ・評判

K・T さん

私は割り切って、自分が信じられる先輩を見つけて、わからないことはその先輩に聞いていました。もちろん毎日その先輩がいるわけではないので、その日その日の振り返りはできなくても、休みの日などにレポートにまとめて、信頼できる先輩に提出してチェックしてもらっていました。先輩にみせたことで、間違っていたら訂正が頂けるし、実践を行う上で根拠にもなります。他の先輩に振り回されなくてすみます。せっかく3ヶ月を乗り越えたのなら、まずは半年その調子でがんばってみて、9ヶ月、1年と乗り越えてみてください。

この方には特定の教育担当の方が決まっておらず、先輩によって言っていることが違ったため、苦労していました。

そこで、頼る先輩を1人に絞り、その方に絞って相談をするようにしました。また、休みの日にも振り返りをまとめて先輩に見てもらうなど徹底的に頼っていたようです。

何かあった時も助けてくれますし、信頼できる先輩を作るのはあなたにとってプラスになります。

特定の教育担当がいればその人にとことん頼り、信頼関係を作りましょう。

もし教育担当とうまくいかなければ先輩や上司に相談することをおすすめします。

6-3. 物事をプラスに考えるようにした

口コミ・評判

S・Rさん

あと、これができなかったとう反省ばかりでてくると思いますが、今日はひとつこれができた!とゆう考え方をもつこともひとつの手かなと思います。私は自分の教育担当の子にもそうゆう目線で接していました。

悩んでいる方の多くが「今日は〇〇をしてしまった」など、失敗ばかりを反省しがちです。

でもそれだけではなく、「今日は〇〇ができた!」というポジティブな振り返りもすると辛さやプレッシャーも軽くなります。

できるだけプラス思考になれるように、できなかったことだけでなく、できたことも毎日振り返りましょう。

6-4. 悪口は開き直って聞こえないふりをした

口コミ・評判

H・Hさん

悪口は言われるもんだと開き直って、聞こえないフリです。自分にプラスになることは吸収して、ただの悪口は聞こえないことにして流しちゃいましょう
新人は、みーんな悪口言われます。気にしていたら気持ちが持ちません。今できることは、怒られたことは2度としない。
気の利くひとの真似をすること。
どんなに悪口言われて、嫌な先輩だと思っても低姿勢で謙虚に指導を受け入れること。
学ばせてもらっている先輩、患者さんに感謝の気持ちを持つこと。頑張っている姿は必ず誰かが見てくれています。あなたの新人の時は大変だったのよ〜!
成長したわね〜!って言ってもらえる日が必ずきます。何か言われても、憎まない、傷つかない、気にしない。

人間関係に悩まれている方、特に悪口で悩んでいる方は悪口は開き直ってスルーすることをおすすめします。

「新人みんなに言っているものだ」と割り切って、あなたのプラスになることだけを吸収しましょう。

6-5. あと3日我慢しようを毎日自分に言い聞かせた

口コミ・評判

H・S さん

あと3日頑張ったら辞めよう、と言いきかせ、その繰り返しで何とか一年は過ぎました。一年経てば先輩たちの嫌みにも免疫ついて、言われた嫌み100倍を同僚に悪口言ってストレス発散してましたね。先輩のロッカー蹴ってスッキリすることもあったかな。

「あと3日頑張ったらやめよう」と自分に言い聞かせ、その中で、先輩たちの嫌味に慣れた方のコメントです。

大切なのは、この先何年も頑張ろうとは思わないこと。

とりあえず今月まで、今週いっぱい頑張ろうなど、短く目標をたて、その中で頑張ってみると気持ちが楽になります。

7. 1年目薬剤師の転薬剤Q&A6選

ここで1年目の転職したい薬剤師さんからよくある質問へ回答していきたいと思います。

  1. 世の中の1年目薬剤師はお給料どのくらいでしょうか?
  2. ハローワークは使えますか?
  3. 退職の切り出しがうまくできるか心配です
  4. 第二新卒ってなんですか?
  5. 卒業した学校に頼るのはありですか?
  6. 既卒薬学生なんですが1年目の転職は可能ですか?

Q1.世の中の1年目薬剤師はお給料どのくらいでしょうか?

思ったよりも給料が低く悩まれている方のために、初任給平均額を紹介します。

  初任給 初年収 その後の年収
調剤薬局 22〜30万円 350〜400万円 450〜700万円
ドラッグストア 25〜35万円 350〜450万円 500〜800万円
病院 20〜25万円 300〜350万円 400〜650万円
製薬企業 22万円前後 300万円前後 600〜1200万円

もちろん、地域によっても変わってきますし、職場ごとによっても変わってきます。

あくまでも目安ですが、今の給料に不満がある方は、転職サイトに登録し、どれくらい給料を増やせる求人があるのかをチェックしてみましょう。

Q2. ハローワークは使えますか?

仕事を探す有名な方法であるハローワークは実は薬剤師さんも使えます。地方の求人には強いという噂もありますが、ハローワークはよほど求人に困ったとき以外は使わない方がいいでしょう。

 

理由はシンプルで、求人の質が良くないと言われているからです。

実際に下記のように、年々減少しているものの1年間で6千件の苦情が殺到しています。

ハローワーク 求人内容との相違

出典:厚生労働省

そのほかに、利用者からは下記のような声も出ており、登録に行く時間すらも私はもったいないと考えています。

  • いい条件の求人があまり見当たらない
  • 入職してみたら待遇が全然違かった
  • 入職してみたらブラックな職場だった

どうしても求人が気になるという方のみ、「こちらの検索ページ」からハローワークの薬剤師求人を検索できるのでのぞいてみましょう。

Q3.退職の切り出しがうまくできるか心配です

転職サイト経由で転職をしていた場合、退職の切り出しから交渉まであなたにあったアドバイスをくれるので安心です。しかし、使わないという方は下記のポイントを守れば失敗しにくいです。

  • 転職を決める時まで周囲には一切言わない
  • 最初は師長などあなたの上司にあたる人に2人きりになったタイミングで伝える
  • 引き留めにあっても絶対に意思を曲げない

特に3つ目のポイントが大切で、人によっては引き留められて心変わりしてしまうケースもあります。

しかし、一度辞めたいと言った以上、そのあと腫れ物扱いされたり、今後本当に転職したいときに切り出しにくくなります。

絶対に転職すると決めた時以外は退職を口にしてはいけません。

Q4.第二新卒ってなんですか?

厳密な定義はありませんが、学校を卒業してから3年目までの薬剤師のことを指すことが多いです。新卒よりも最低限の経験はあり、まだまだ若く新卒のように色々吸収してくれる存在と考えられることが多いです。

Q5.卒業した学校に頼るのはありですか?

卒業した学校を訪問し、相談することもいい選択肢です。学校には,各施設から大量の求人が集まっているはずなので、信頼できる先生がいれば相談に行ってみてもいいでしょう。

あなたのことをよく知っている先生であれば、いいアドバイスや紹介を受けられるかもしれません。

Q6.既卒薬学生なんですが1年目の転職は可能ですか?

既卒薬学生も十分転職できますが、状況によっては苦労するかもしれません。既卒で薬剤師に就職し、1年目で転職をする場合、「別の職場で社会人としての経験があるはずなのに、1年も持たなかったこと」がマイナスに評価されやすいです。

薬剤師として既に経験がある既卒1年目であればスキルを評価してもらいやすいですが、薬剤師として未経験であれば苦戦する可能性が高いです。

とはいえ転職先は見つかるはずなので、前向きに転職先を探しましょう。

8.まとめ

1年目で薬剤師さんが転職したくなった時のお話をしてきましたが、いかがでしたか?

薬剤師さんは資格という大きな武器があるので1年目でも転職は十分に可能です。

ただし、転職先の候補が減ってしまったり、面接でもいい印象を与えないなどのデメリットもあるので、まずは気軽に転職のプロに相談してみましょう。

上位3サイト(『薬キャリ』、『マイナビ薬剤師』、『ファルマスタッフ』)は薬剤師向けのサポートが特に手厚いという評価を受けているため、すべて登録しておくと、転職成功に大きく近づくでしょう。

なお、それぞれのサイトの利用者からの評判を知りたい方は、以下を参考にしてください。

以上を参考に長い薬剤師生活、後悔しない決断をしていただければと思います。