コロナの影響を受けない職種とは?| 失業・休業時に備え知っておくべき基礎知識

「コロナの影響で仕事がなくなるかもしれない」
「コロナの影響を受けない職種は何だろう」
コロナウイルスの感染拡大が進む中、こういった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、転職コンサルタントとして様々な転職者をサポートしてきた私が、現状の転職市場を分析した結果をもとに、
「コロナウイルスの影響を受けない仕事は何なのか」
「そもそもこの状況下で転職活動しても大丈夫?」
といった疑問に答えます。

  1.  コロナに影響を受けない職種
  2.  転職した方が良い?いますぐ転職活動を行うべき人の特徴
  3.  【目的別】おすすめの転職サイト・エージェント
  4.  コロナ影響下での転職活動を成功させる4つのポイント

すべて読めばコロナの影響を受けない仕事を知り、自分の取るべき行動を正しく理解できるでしょう。

1. コロナに影響を受けない職種

コロナの感染拡大により経済は大きな打撃を受け、多くの業界では業績悪化や失業などの悪影響が出ています。

転職活動にも大きな影響が出ており、有効求人倍率や求人数は大きく下がりました。

コロナの転職活動への影響については「コロナが転職活動に与える10の影響とは?転職すべきでない人の特徴・慎重になるべき業界」で詳しく紹介しています。

自分の仕事に不安を感じている方は「コロナの影響で仕事がなくなる業界とは? | 失業・休業時に備え知っておくべき基礎知識」をご覧ください。

しかし中には、コロナの影響を受けない職種やコロナによって需要が増えたという職種もあります。

ここでは大きく三種類に分けてコロナの影響を受けない職種について説明していきます。

1-1. 業績に現段階で影響が相対的に出ていない業界

ここでは現時点で業績に大きな影響が出ていない業界を紹介していきます。

これらの業界は現時点では悪影響が出ていませんが、今後コロナの感染拡大の中で業績がどのように変化していくか見極めが必要です。

業績将来性就職難易度
IT業界
(スキルや資格が必要)
製薬業界
(コロナにより需要拡大)

(資格が必要)
保険業界
(今後は不明)

IT業界

IT業界は、コロナウイルスの影響を比較的受けづらい傾向にあります。

リモート勤務も行いやすく、情勢に合わせて柔軟に対応しやすいという点も特徴的です。

また、在宅勤務・テレワークの普及に伴い、オンラインツールなどのビジネス面での需要は、むしろ増加しつつあります。

他にもリモートワークに伴うセキュリティソフトやクラウドサービスの需要が増加しているのでIT業界全体では業績への影響は小さくなっています。

製薬業界

製薬業界は、新薬やワクチンの開発や、医療品の需要の増加によって業績は好調です。

国内でもワクチンの開発は進められており、富山大学と富士フィルム富山化学株式会社は共同研究で「アビガン」の治験を行っています。

また、製薬業界の職種の多くは資格や経験の必要なものが多いため、コロナウイルスの影響で採用数が大幅に減るということは考えにくいです。

保険業界

製薬業界、化学業界に続いてコロナの影響が少なかった業界は保険業界です。

こちらは、対面での保険契約ではなくネット型保険の需要の増加により業績好調になっています。

保険業界に興味がある方は以下の記事をご覧ください。

1-2. 働き方に影響が少ない業界

ここではコロナウイルス感染拡大後も働き方の変化が少ない業界を紹介していきます。

こちらの業界への転職を考える方は、企業ごとのコロナウイルス対策に注意するようにしましょう。

業績将来性就職難易度
小売業界
(無人化が進む)
物流業界
(コロナにより需要拡大)
介護業界
(高齢化により需要増加)

(資格が必要な求人あり)

小売業界

緊急事態宣言の発令を受けて、営業停止・営業時間の縮小措置を講じている店舗も少なくありませんが、基本的な営業体制は変わらず現在も接客業務や商品の品出し業務を行っています。

スーパーやコンビニでは現在も多くの人が利用しており、感染のリスクがあるので働くことはおすすめできません。

また、マスクなどの衣料品の販売を巡って接客トラブルも起きているためドラッグストアなどもおすすめできません。

物流業界

こちらは在宅勤務などで家にいる人が多くいるため、ネットショッピングや宅配便の需要の増加により、業績が好調です。

また、フードデリバリーや配達サービスの需要も高まっています。

また海外の例ではありますが、米Amazonでは、需要急増により10万人の追加雇用を行うことを発表しました。(参考:Yahoo!ニュース

介護業界

こちらの職種もコロナの拡大後も働き方に大きな変化がない業界です。

介護の仕事は人の手で行う必要があるため、コロナショックの影響をあまり受けていません

介護職への転職を考えている方は以下の記事をご覧ください。

1-3. 転職市場への需要が変わっていない業界

ここでは転職市場への需要が変わっていない業界を紹介していきます。

需要が減っていないので、転職を考えている方はこれらの業界を検討することがおすすめです。

業績将来性就職難易度
IT業界
(スキルや資格が必要)
製薬業界
(コロナにより需要拡大)

(高齢化により需要増加)

(資格が必要)
ベンチャー企業業界
(企業による)

IT業界

IT業界は、先ほども述べたようにコロナウイルスの影響を比較的受けません。

特にコロナショックの状況下でも、IT業界は採用活動を進めやすく、zoomやSkypeを用いたオンライン面接を実施する企業も増えています。

そのため、採用数もあまり減少しないと考えられます。

ただし、企業側で未経験からの採用やステップアップ採用を見送る動きが出始めているので、IT業界への転職をする際には、今よりもさらにスキルや資格が必要になってくると考えられます。

IT企業への転職に興味がある方は以下の記事をご覧ください。

製薬業界

先ほどの章でも述べたように、コロナショックで高い需要がある製薬業界ですが、コロナ終息後も高齢化社会に伴う医薬品の高い需要が予想されるため、企業の採用数もあまり減らないことが分かります。

ただし、製薬会社も資格やスキルを保有している方が転職を行いやすいため、実際に転職を考えている方は以下の記事を参考にしてください。

ベンチャー企業業界

ベンチャー企業では優秀な人材を確保するために、コロナ感染拡大中の今でも積極的な採用を続けているところが多くあります。

自由な社風や裁量の大きさというメリットがあるので自分の力を試してみたいという方は転職を考えてみてもいいでしょう。

また、大手志望であっても一旦ベンチャー・中小企業に入社しスキルアップを試み、転職市場が落ち着いたころに再び転職活動を行うというのも、ひとつの方法です。

※ベンチャー企業への転職に興味がある方は「ベンチャー転職のおすすめ転職サイト・エージェント18選|プロが教える成功のポイント」をご覧ください。

2. 転職した方が良い?いますぐ転職活動を行うべき人の特徴

コロナ禍での転職活動をすべきか悩んでいる人に向けて、今すぐ転職活動をすべき人・そうでない人の特徴を分類しました。

転職活動を進めるべき
一旦、様子見すべき

2-1. 現在失業中の人:転職活動を進めるべき

現在失業中・仕事を探しているという方は、転職活動を進めていくべきです。

経済が停滞すれば、求人数は減少し、かつ採用基準は高まっていきます。先延ばしにするほど、転職の難易度は上がっていってしまうのです。

場合によっては、条件を緩和したり、妥協せざるを得なかったりすることもあるかもしれませんが、いまは転職市場が冷え込む前に、就業先を決めることを最優先に考えましょう。

2-2. 今の仕事に苦痛を感じている人:転職活動を進めるべき

対人ストレスなどを抱えており、今の職場で働くのが苦痛で仕方がないという方は、転職活動の準備だけでもしておくとよいでしょう。

ただし、現状の転職はリスクが高いため、必ず転職活動は在職中に行うようにしてください。

2-3. 在職中の人:一旦様子見すべき

現在在職中という方は、一旦様子見の姿勢をとることをおすすめします。

今後は採用活動を縮小する企業が増え、求人数が減少していくことが予想されます。大手ほど採用を控えることになるでしょう。

特別な事情がないのであれば、焦らず転職市場の動きを見極めていくことが大切です。

2-4. スキルや経歴に自信のない人:一旦様子見すべき

未経験者・ポテンシャル採用の枠が縮小されていくと、スキルが不足している・経験が浅い人にとっての転職は、難易度の高いものになります。

選考で強くアピールできる点がない方は、まず今の職場で実績を上げることを最優先に考えましょう。

3. 【目的別】おすすめの転職サイト・エージェント

2章で紹介した企業への転職の際に利用をおすすめできる転職サイト・エージェントを目的別に紹介していきます。

全ての業界向け(大手転職エージェント)

どの業界へ転職する場合でもおすすめできる大手転職エージェントを紹介します。

気になったものを登録してみましょう。

マイナビエージェント|初めての転職に強く20代実績No.1

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丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

ただ、コロナによって若年層向けの求人数が大きく減ってしまったことから、口コミ評判もネガティブな内容が増えてきています(2020年10月現在)

そのため、いま利用するならば、求人数が豊富な大手、例えば、リクルートエージェントdodaエージェントなどを優先したほうが賢い選択かもしれません。

公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/

パソナキャリア|サポート充実で満足度No.1

『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。

運営元のパソナは人材派遣領域で業界最大手の企業であり、16,000社以上と取引実績があるため、求人数も充実しています。また、年収700万円以上の非公開求人を多く取り扱う『ハイクラス向けサービス』など、サービス内容も多岐にわたります。

そしてなにより、パソナの社風自体が「利益よりも社会貢献」を重要視しているため、「親身な転職者サポート」を実現しているようで、その結果として「アンケート満足度No.2」とリクルートエージェントに次ぐ実績を誇っています。

そのため、転職活動をするのであれば、まず登録すべき転職エージェントの1社です。

公式サイト:
https://pasonacareer.jp

doda|求人数No.2・転職サポートが評判

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

dodaエージェント公式サイト:
http://doda.jp/

IT企業への転職を考えている方

コロナショックの影響を受けにくいIT企業への転職に強い転職エージェントを紹介します。

気になったものをいくつか登録するようにしましょう。

レバテックキャリア|ITエンジニア・クリエイター実績No.1

レバテックキャリア』は、エンジニア・クリエイターに特化した転職エージェントで、一般的な人材紹介会社としての知名度は低いかもしませんが、IT業界の転職では大手です。

エンジニア・クリエイターに特化しているので最新の専門知識も通じ、転職市場価値を適切に洗い出してくれるので、話を聞けばキャリアに大きくプラスになるでしょう。

特に関東圏に強いので、1都3県または大阪周辺に在住のIT・Web業界志望の方は登録すると、いいサポートが受けられるでしょう。

最近は兵庫や京都にもエリアを広げているようです。

レバテックキャリア公式サイト:
https://career.levtech.jp/

マイナビIT|豊富な求人とでサポートが高評

<LP画像>マイナビIT
マイナビIT AGENT 』は、大手人材会社マイナビが運営する「IT・Web業界」に特化した転職エージェントです。

大手企業ならではの幅広いネットワークを駆使し、優良企業の『非公開求人』を多く取り揃えています。

ただ、コロナの影響で求人数が減ってしまっていることもあり、レバテックキャリアワークポートの方が、中小企業から大手企業まで求人を豊富に保有していると評判なので、上記エージェントへの登録も検討してみましょう。

公式サイト
https://mynavi-agent.jp

ワークポート|第二新卒や未経験からIT転職を目指すなら

ワークポート』は、設立13年の総合転職エージェントです。

キャリアコンサルタント(コンシェルジュと呼んでいる)の対応は非常に丁寧と評判で、エージェントが初めての方にもおすすめです。

手厚いサポートを行うために拠点を『東京・大阪・福岡』に限定し、対面でのサポートを前提に、じっくりと時間をかけて親身に転職支援をしてくれるのが特徴です。

専任キャリアアドバイザーによる対面でのサポートを重視するエージェントなので、登録したら実際に面談に足を運びましょう。

ワークポート公式サイト:
https://workport.co.jp

※拠点|東京: 大崎駅 大阪: 淀屋橋駅(本町駅) 福岡: 博多駅

製薬業界への転職を考えている方

今後も需要の拡大が予想される製薬業界への転職におすすめな転職サイトを紹介します。

気になったものをいくつか登録するようにしましょう。

薬キャリ|実績豊富で満足度95%
薬キャリ

『薬キャリ』は、SONYグループが分社してできた薬剤師転職支援サイトです。

15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていたこともあり、病院や医療施設などにおいて圧倒的な知名度を誇ります。

その特徴は何と言ってもオールマイティさです。

また、転職人気の高い病院薬剤師(業界1位)や、調剤薬局(業界3位)以外にも、企業薬剤師求人数も業界1位と様々な職種に強い転職サイトです。

病院とのコネクションが強く、業界や転職の裏事情にも強いと評判です。

さらに、『200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職おすすめランキング』によると、転職サポートが抜群にスピーディな事が分かりました。

転職できるまでのフォローが丁寧という口コミも多く、希望店舗の内情をしっかりヒアリングしてみることをおすすめします。

口コミ・評判

T. K. さん(20代後半)
調剤薬局→ドラッグストア
初めての転職で薬剤師転職に強いと評判のサイトに登録したが、電話やメールが遅くて不安になり、ネットの評判が良かった薬キャリに登録しました。
登録後、すぐに電話と求人を頂け、その後の対応も大変スピーディでした。転職しようと考えていた求人をいくつか伝えると、「◯◯は職場環境が厳しいのでおすすめしない」と内情も教えて頂けました。
なにより担当の方が親身に対応してくれたのでスムーズに転職することができました。

公式サイトを見る
https://pcareer.m3.com/

マイナビ薬剤師|親身なサポート体制に高評価

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、6万3,000件以上の求人を掲載しています。

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点にも特徴があります。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/

ファーマキャリア|好条件求人をオーダーメイドで提案

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。

また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト:
https://pharmacareer.jp

4. コロナ影響下での転職活動を成功させる4つのポイント

コロナ影響下での転職活動を成功させるポイントは、以下の通りです。

転職活動は、これらを踏まえたうえで行うようにしましょう。

4-1. 転職活動は必ず在職中に行う

転職活動は、必ず在職中に行うようにしてください。

早まって先に仕事を辞めてしまうと、収入が途絶えてしまい、金銭面での負担が大きくなります。

なかなか次の仕事が決まらず、精神的に追い詰められていまう可能性もあるでしょう。

4-2. 求人広告サイトの利用だけでは不十分

転職活動を効率的に進めるうえで、求人サイトの利用だけでは不十分です。

というのも、採用は行いたいと考えているものの、コスト削減のために、求人広告サイトの利用を控えている企業も実は多いのです。

そこで、一般的な転職求人サイトに登録するのはもちろんのこと、その他の方法で仕事を探すことも意識しておきましょう。

  1. 企業の公式HPを見て採用状況をチェックする
  2. リファラル採用(知人からの紹介)も視野に入れる
  3. 転職エージェントを利用する

求人に出会う経路が多いほど、転職成功確率は高くなります。

4-3. 志望度の高い企業は、公式HPの採用ページから応募する

コスト削減のため、転職求人サイトに求人を出していない企業でも、公式HPからの応募を受け付けているケースは多々あります。

もしも志望度の高い企業がある場合は、公式サイトの問い合わせフォームや採用ページから直接アプローチしてみるのも良いでしょう。

4-4. 転職活動は慎重に!不安ならプロの手を借りるべき

もし仮に転職活動に踏み切るのであれば、一人で行わず、転職エージェントの利用を強く推奨します。

一人で転職活動を進める場合、コロナウイルスによる混乱の渦の中で、有益な情報をキャッチアップするのは難しいでしょう。

一方、エージェントを利用する場合、転職のプロによる客観的な情報をスピーディに得られるため、転職成功の可能性を高めることができます。

次の項目では、特にサポート力に強みのあるおすすめの転職エージェントを紹介していますので、「まずは転職のプロに相談したい」という方は、ぜひ参考にしてください。

転職エージェントは、電話相談も対応可能

転職エージェントは、電話相談も対応可能です。コロナウイルスによって外出そのものを控えなければならない状況であっても、自宅にいたまま、安全かつ効率的に転職活動を進めていくことができるでしょう。

電話面談については、『転職エージェントは電話面談でOK!電話面談する際の全注意点』で詳しく解説しています。

さいごに

ここまでコロナウイルスの影響を受けない職種について説明してきましたがいかがだったでしょうか。

コロナショックの中でもその影響を受けにくい業界や逆に業績を伸ばしている業界もあります。

失業中の方や、今の仕事に不安を感じている方は以下の転職エージェントを利用して転職活動を有利に進めましょう。

あなたの転職活動がうまく行くことを、心より願っております。

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