【随時更新】コロナが転職活動に与える10の影響とは?| プロの目線で徹底解説

  • 「新型コロナウイルスは、転職市場にどのような影響を与えているのだろう」
  • 「いまは転職すべきなのだろうか?やめておいた方が良いのだろうか」

と考えていませんか?

結論からいうと、新型コロナウイルスの影響により、企業が採用を控える動きも目立つようになっています。

現在転職を考えている方は、転職市場の変化を正しく見極めなければなりません。

そこでこの記事では、転職コンサルタントとして様々な求職者からの相談を解決してきた私が、現状の転職市場を分析した結果をもとに、

  • 「コロナウイルスは、転職市場にどう影響しているの?」
  • 「そもそもこの状況下で転職活動しても大丈夫?」

といった疑問に答えます。

【目次】

コロナの転職市場への影響を知りたい
転職すべきか悩んでいる
コロナ禍でも、転職に失敗しない方法を知りたい

すべて読めば、転職市場の動きや取るべき行動を正しく理解できるでしょう。

コロナウイルスが転職市場に与える10の影響【まとめ】

コロナウイルスが転職市場に与える10の影響をまとめました。

コロナウイルスが転職市場に与えた影響
2020年の転職市場はどうなるのか【今後の予測】

この記事では、それぞれの内容について、具体的な事例を踏まえて詳しく解説していきます。

まずは、コロナウイルスが2020年10月時点で、すでに転職市場へどのような影響を与えているのか、その変化を見ていきましょう。

1. コロナウイルスが転職市場に与えた影響【2020年10月最新版】

コロナウイルスは、転職市場にすでに以下のような影響を与えています。

  1. 有効求人倍率の低下【6月時点で半年連続の低下】
  2. 求人数の減少
  3. 失業者の数は3ヶ月連続で増加
  4. 大手企業の経営破綻
  5. 採用活動に力を入れ始めている企業もある
  6. WEB・オンライン面接を取り入れる企業の増加

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1-1.有効求人倍率の低下【6月時点で半年連続の低下】

新型コロナウイルスの影響により、有効求人倍率は低下しています。

厚生労働省が発表している有効求人倍率推移をみると、コロナウイルスの存在が問題視されはじめた12月以降、連続的に有効求人倍率が低下していることがわかります。

参考:厚生労働省

さらに3月時点の有効求人倍率は、1.32倍まで下落しました。

2019年10月以降、半年間連続での減少が続いていることになります。

1-2. 求人数の減少

求人倍率だけでなく、有効求人数の数そのものも、減少傾向にあります。

参考:厚生労働省

感染防止のための経済活動自粛によって、分野・業界を問わず、多くの企業・店舗が売上の大幅な減少に直面し、事業縮小を余儀なくされています。

そして経営の見通しが立たなくなると、企業は人員コストを削減するために、新たな採用活動を控えるようになります。

その結果、徐々にではありますが、求人の数自体も減少し続けているのです。

売り手市場から買い手市場へ

ここ数年、転職市場は「売り手市場」と言われ、職を求める人に有利な状況が続いていました。

しかし、求人倍率と求人数の変化から、その市況感は一転しており、一気に「買い手市場」へと移り変わっていることが分かります。転職希望者にとって、不利な状況となりつつあるのです。

1-3.失業者の数は3ヶ月連続で増加

2020年10月時点での完全失業者数は、189万人となりました。

これは前年同月に比べ13万人も多く、さらに失業者数は、3か月連続で増加しているという現状です。

離職理由を前年同月(2019年3月)と比較

失業者の離職理由を前年同月と比較すると、以下のような特徴があることがわかりました。

  • 会社都合の離職が9万人増加している
  • 自己都合の離職が4万人減少している

自らの都合で離職する人は減っており、一方で就業先の経営状態の悪化などを理由に離職を強いられるケースが増加しているのです。

実際にリストラの話が持ち上がっている、すでにクビになったという方の口コミも、徐々に見られるようになってきています。

会社がリストラの方針を打ち出している

口コミ・評判

匿名
配偶者の勤めてる会社が正社員リストラの方針らしい…希望者は契約社員で再雇用。

出典:Twitter

実際にリストラされてしまった

口コミ・評判

匿名
コロナのせいでリストラされた。
なんか会社の人とも色々ギクシャクしてるし明日から契約更新日まで仕事あるけどダルすぎ。まじ腹立つよな。

出典:Twitter

まさか自分がクビになるとは……

口コミ・評判

匿名
会社クビになるってどこか他人事のように考えていたけどまさかコロナのせいで自分が解雇されるとは思ってなかったわ、、転職活動ってなにからやり始めたらいいの?

出典:Twitter

(1). 派遣切りの事例:ハウステンボス

実際に、長崎県のテーマパーク「ハウステンボス」では、場内で働く派遣社員数十人の契約を一斉に打ち切っていたことが明らかとなりました。

人員削減の対象となりやすい非正規雇用労働者は、特に、突如として失業するリスクが高くなっています。

出典:NHK

(2). リストラの事例:ロイヤルリムジン

タクシー会社ロイヤルリムジンが、グループ会社の従業員約600名を解雇するというニュースも報じられました。

会社側は、社員に失業保険を給付させるためであると説明していましたが、そもそも再雇用前提の退職勧告は法的な問題点があるとの指摘もされています。

選考の中断や内定が取り消しされるケースも

「内定が決まっていたにも関わらず、一方的に取り消された」という事例も目にするようになりました。

内定取り消しは宿泊業・飲食業で最も多く報告されているようです。

また進んでいた採用選考が、中断されるケースも発生しはじめています。

一方的に内定取り消しされた

口コミ・評判

匿名
内定を貰っていた会社から、緊急事態宣言後に仕事がなくなったという理由で、内定を取り消された。
いい歳だから転職自体が厳しいのに、内定取り消しはキツい…コロナが無ければ普通に転職できてたかと思うと…
求人少ないし、失業保険を延長して欲しい。。

出典:Twitter

選考がストップしているので、転職活動期間が長くなってしまう

口コミ・評判

匿名
書類だけ通って、面接日程が決まらず一旦選考ストップしてますというところが数社あり、少なくとも5/6以降に面接が決まっているので、少し転職活動休んでしまっている…。
嫌でも活動期間が長くなるを得ないので、失業保険受有延長は強く求めていきたい。

出典:Twitter

内定が「保留」になった

口コミ・評判

匿名
転職先がコロナで内定保留になった。実質内定取り消しだろこれ。どうすんの。

出典:Twitter

1-4. 大手企業の経営破綻

リストラが行われるだけでなく、企業自体が経営破綻し、結果として失業者が増えるケースも相次いでいます。

(1). オーストラリア大手航空会社が経営破綻

2020年10月21日、オーストラリアの大手航空会社「ヴァージン・オーストラリア」が、経営破綻にまで陥ったというニュースが報じられました。

コロナショックの影響で、各国の航空サービスはほとんど機能しておらず、ヴァージン・オーストラリアも、通常の国際線を全て運休、国内線も大幅に削減しているという状況でした。

そのため財政が大きく悪化し、コロナウイルス流行からわずか数か月で、経営破綻へと追い込まれることになったのです。

企業の経営破綻は、零細・中小企業だけに限った話ではありません。大手企業であっても、あっという間に事業継続ができない状況に陥るケースもあるのです。

(2). ファーストキャビン(国内ホテル会社)が経営破綻

都市部を中心にコンパクトホテルの運営を行っていたファーストキャビンが、4月24日破産申請を行ったことが明らかになりました。

コロナウイルスの影響により国内の観光客は大幅に減少していることが最大の要因です。

国外からのインバウンドも当面は見込めず、国内旅行も自粛を求められている現状において、観光業・宿泊業では経営難に陥る企業が続出しています。

(3). WBFホテル&リゾーツが倒産、負債額は160億円にも及ぶ

4月27日、国内外の旅行業を手掛けるWBF(ホワイト・ベアーファミリー)ホテル&リゾーツが、経営破綻、民事再生法の適用を申請したことが分かりました。

負債額はおよそ160億円にも及び、新型コロナ関連では、現時点で国内最大規模の経営破綻となっています。

コロナウイルスの感染拡大により、入出国の制限や予約のキャンセルが相次ぎ、加えて資金借り入れの金利負担などが影響した結果、事業継続は不可能と判断し、今回の措置に至ったようです。

リストラや経営破綻が今後も続けば、転職市場に人があふれることになる

現在のようなリストラや経営破綻が今後も続けば、今以上に失業者が増えてしまうでしょう。

転職市場に人があふれることになり、採用の競争率が高まると考えられます。

ここまでは、コロナウイルスの経済ダメージによる、転職市場へのネガティブな影響を紹介しました。

その一方で、コロナ禍において採用活動に力を入れている企業も少なくありません。

1-5.採用活動に力を入れ始めている企業もある【ポジティブな影響】

様々な企業が採用を控える動きを見せる一方で、積極的な人材確保を行っている企業もあります。

特に、

  • 常に人手不足の業界
  • 中小企業・ベンチャー企業
  • コロナショックにより需要が高まっている企業

では、なるべく早く人材を確保しようと、採用活動に力を入れている傾向にあります。

詳しくは、『転職するならここ!採用ニーズが落ちていない企業・業界の特徴』で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

1-6.WEB・オンライン面接を取り入れる企業の増加

コロナウイルスの飛沫感染を防ぐために、WEB・オンライン面接を取り入れる企業が増えています。

実際、2020年1月から3月までのわずか2ヶ月間で、オンライン面接の数が15倍も増加したという調査結果も報告されています。(参考:prtimes

オンライン面接には、

  • オフィスに訪問する必要がない
  • リラックスして話しやすい
  • 日程調整がしやすい

など企業・面接者双方にメリットがあり、人材確保の意欲が高い企業ほど積極的に活用しています。

とはいえ、オンライン面接は、コミュニケーションが取りづらいというデメリットも存在します。特に初対面でのやり取りでは、相手の雰囲気など非言語的な部分はなかなか伝わりにくいかもしれません。

リラックスして面接できる

口コミ・評判

匿名
webの方が家でくつろげるし、いざとなれば画面を割ればいいという安心感があるからリラックスして笑顔でやれる。

出典:Twitter

雰囲気が分からない

口コミ・評判

匿名
面接はもう全部WEBになってるけど、WEB説明会とか企業の採用ホームページとかの印象だけで受けた会社、この間WEB面接したけど合わなすぎてびっくりした。説明会もHPも明るい雰囲気だったのに、全然違った。
対面じゃないと社員の雰囲気とかもわからないしミスマッチ起きそう。

出典:Twitter

ここまでは2020年10月時点で、すでに転職市場に起きている変化・影響をまとめました。

次の章では「コロナウイルスはこれからの転職市場にどう影響してくるのか」について、解説していきます。

2. 【今後の予測】コロナが2020年の転職市場へ与える影響

現状の経済状況をかんがみると、これからの転職市場は以下のような動きを見せると予測されます。

  1. 採用活動を控える企業が続出する
  2. 転職市場にライバルが増加する
  3. 未経験転職の難易度が高まる
  4. リーマンショック以上の影響を及ぼす可能性が高い

それぞれを詳しく解説していきます。

2-1. 採用活動を控える企業が続出する

今以上に景気が後退し続けた場合、企業の課題は、いかにして事業を継続させていくかという点にフォーカスされていくでしょう。

そのため、企業は「支出を抑える」という方針を取るようになります。

そして、支出を抑えるうえでもっとも手っ取り早い方法は、採用を減らすことです。

コロナウイルス終息の見通しが立たない限り採用活動を控える企業は増え続けるでしょう。

2-2. 転職市場にライバルが増加する

倒産やリストラ、派遣切りなどによって、失業者の数も増加していくでしょう。

その結果、求人一つあたりの競争率が高くなり、いわば転職市場にライバルが増える状況となります。

ただでさえ企業が採用を控えるようになり、内定枠が限られてくるにも関わらず、応募する側の数は増え続けてしまうのです。

特に好条件の求人には応募者が集まりやすいため、高いスキルや能力がない限り、厳しい戦いとなるでしょう。

2-3. 若手・未経験歓迎の求人が減少する

不況時の転職市場の特徴として、若手・未経験歓迎の求人が大幅に減少するという点が挙げられます。

企業は人員コストを削減しなければならず、未経験者を育成する余力がなくなっていくためです。

景気回復の目途が立たない状況下において、未経験者は即戦力にならないため、むしろ余計なコストがかかることになります。

さらに転職市場に優秀な人材が流れることになるため、企業はわざわざ教育コストのかかる未経験者を採用する必要もなくなります。

したがってこれからは、未経験者・ポテンシャル採用の求人数も著しく減っていくでしょう。未経験職種への転職活動に踏み切るのは、非常にハイリスクであると言えます。

補足:若手・未経験の転職は早いうちに!

若手・未経験の転職は注意が必要であることを説明しました。

とはいえ、景気の影響は、すぐに転職市場に現れるわけではありません。現時点(2020年10月)では、まだ未経験者を採用している企業も散見されます。

しかし、数か月後も同じような状況であるとは限りません。

景気回復の見通しが立たない限り、未経験歓迎の求人は減っていくでしょう。

つまり、未経験業界・職種への転職は、先延ばしにするほど難易度が跳ね上がるのです。「いずれ転職しようと決めている」という方は、早めに行動した方が良いでしょう。

特に若手の方・未経験転職を考えている方は、『サポート力に定評のあるおすすめ転職エージェント』で紹介している転職のプロに、一度市況感を訪ねてみることをおすすめします。

2-4. リーマンショック以上の影響を及ぼす可能性が高い

コロナショックによる景気悪化は避けられず、長期化する見通しです。

経済へのダメージは世界的なものであるため、影響の及ぶ範囲が広く、かつ修復までに時間がかかると考えられています。

影響が全世界におよび、かつ先行きが不透明であるという点は、2009年のリーマンショック時の状況を想起させます。

ただし今回のコロナショックは、リーマンショックよりもダメージが大きいだろうと言わざるを得ません。

リーマンショックは金融業界に端を発し、お金の流通が徐々に滞ることで、景気に影響を与えていましたが、今回のコロナウイルスは、あらゆる業界へ一気に打撃をもたらしているからです。

したがって、経済へのダメージは、リーマンショック以上のものになると予想されています

リーマンショックは景気回復に4年を要した

リーマンショックが起きた2009年は、企業の倒産が相次ぎ、有効求人倍率は1倍を割り込みました。その後、この有効求人倍率が1倍を超えたのは2013年。

つまり、景気が回復したと言えるようになるまでに4年もの期間を要することとなったのです。

今回のコロナウイルスの影響は、それ以上の年月がかかるかもしれません。

コロナショックによる景気の悪化は、世界規模で進行しています。

仮にコロナウイルスが終息したとしても、景気回復には時間がかかると覚悟しておく必要があります。

グローバル経済において、国内のビジネスは諸外国との取引なしでは成立しないため、あらゆる分野・業界に予期せぬ負の連鎖が起こっていくでしょう

例えば、外国との取引を行う企業などは、経営に直接的なダメージを受けています。

補足:外国との取引に依存している業界は、すでに深刻な事態になっている

外国との取引に依存している業界は、すでに深刻な事態になっています。

製造業を対象にしたアンケート(参考:日経TECH)では、「所属する企業や組織における業務に既に影響を与えている」と回答した企業は全体の7割にも達しました。

参考:日経TECH

この状況に改善が見られない場合、以下のようにさらなる問題が発生することも懸念されています。

  1. 部品供給の遅れによる国内生産の遅延、停止
  2. 中国工場の稼働停止
  3. 生産量減少に伴う製品の発売延期・中止

中国の工場から部品を調達していた製造業では、ものづくりに欠かせない部品が届かないといった深刻な事態となっているようです。

生産が完全に停止してしまえば、工場の倒産、工場と取引を行ってきた企業の倒産など、連鎖危機が訪れる可能性もあります。

※このような背景に危機感を持ち、「いまのうちに早く転職しておこう」と考えている方や、転職に失敗しない方法を知りたいという方は、以下の章を参考にしてください。

3. 転職した方が良い?いますぐ転職活動を行うべき人の特徴

コロナ禍での転職活動をすべきか悩んでいる人に向けて、今すぐ転職活動をすべき人・そうでない人の特徴を分類しました。

転職活動を進めるべき
一旦、様子見すべき

3-1.現在失業中の人:転職活動を進めるべき

現在失業中・仕事を探しているという方は、転職活動を進めていくべきです。

経済が停滞すれば、求人数は減少し、かつ採用基準は高まっていきます。先延ばしにするほど、転職の難易度は上がっていってしまうでしょう

場合によっては、条件を緩和したり、妥協せざるを得なかったりすることもあるかもしれませんが、いまは転職市場が冷え込む前に、就業先を決めることを最優先に考えてください。

3-2. 今の仕事に苦痛を感じている人:転職活動を進めるべき

  • 対人ストレスなどを抱えている
  • 職場の労働環境が劣悪で、体力的に限界

など、今の職場で働くのが苦痛で仕方がないという方は、転職活動の準備だけでもしておくとよいでしょう。

先延ばしにしてしまうほど、転職の難易度は高くなってしまいます。

景気回復の目途が立たない限り、今の職場であと数年は働かなければならなくなるでしょう。

「いずれ会社を辞めようと思っている」という方は、早めに行動するに越したことはありません。

ただし、現状の転職はリスクが高いため、必ず転職活動は在職中に行うようにしてください。

転職に踏み切る方向け

失業中・何かしらの事情があるなど、転職に踏み切る方向けに、『コロナ影響下での転職活動を成功させるポイント』では、転職活動のコツを詳しく解説しています。

3-3. 在職中の人:一旦様子見すべき

現在在職中で、問題なく仕事を行えているという方は、一旦様子見の姿勢をとることをおすすめします。

今後は採用活動を縮小する企業が増え、求人数が減少していくことが予想されます。特に大手企業ほど採用を控えることになるでしょう。

特別な事情がないのであれば、焦らず転職市場の動きを見極めていくことが大切です。

3-4. スキルや経歴に自信のない人:一旦様子見すべき

ポテンシャル採用の枠が縮小されていくと、スキルが不足している・経験が浅い人にとっての転職は、難易度の高いものになります。

  • 選考で強くアピールできるスキルや能力がない
  • 十分な経歴を重ねていない

という方は、まず今の職場で実績を上げることを最優先に考えましょう。

いざという時のために、今のうちから準備しておくのも重要

※転職する予定のない方でも、将来のことを考え、今のうちから準備だけでもしておくことをおすすめします。詳しくは『いざという時のために、転職の準備だけでもしておこう』で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

4. 転職に慎重になるべき業界

転職に慎重になるべき業界を、以下の分類でまとめました。

  1. コロナの影響で営業活動そのものが難しい業界
  2. コロナの影響で需要が激減している業界
  3. 景気の影響を敏感に受けやすい業界

転職を検討している方は、業界全体の現状をかんがみたうえでキャリアチェンジを行いましょう。

4-1. コロナの影響で営業活動そのものが難しい業界

感染拡大のための自粛要請を受け、以下の業界では、休業・営業停止の措置を講じている企業・店舗が増えています。

  • エンタメ・イベント業
  • ブライダル業
  • 飲食業
  • 小売業

営業が完全に停止しているこれらの企業・店舗では、一切の売り上げが立っていません。

特に小規模の店舗では廃業を取り決めたという事例も数多く報告されています。

4-2. コロナの影響で需要が激減している業界

コロナウイルスの終息の目途が立たない現状を受け、2020年に開催予定であった東京オリンピックの延期が発表されました。

これにより、インバウンド需要を見込んでいた業界では特に大きな打撃を受けています。

  • 観光業
  • 宿泊・ホテル・民泊

実際に、2020年10月時点で倒産・破産申請を行った企業の多くは、観光・宿泊に関わる業界です。

その他にも以下の業界では、人々の自粛の影響もあり、需要が大きく減少している傾向にあります。

  • タクシー業界
  • 広告業界
  • 教育業界

4-3. 景気の影響を敏感に受けやすい業界

業界への影響を知るうえでは、景気敏感株に注目するのもおすすめです。

景気敏感株とは、景気の変動に対して敏感に反応し、株価や業績などの数値として表れやすい銘柄群を指します。

景気が悪化し始めた場合、他の業種に先立って真っ先に下がり値を示します。業界への影響を予測する指標の一つとなるでしょう。

この景気敏感株に該当する主な業界は、以下の通りです。

  • 化学
  • 非鉄
  • 半導体
  • 鉄鋼
  • 機会・建機
  • 商社・海運

関連記事

『コロナの影響で仕事がなくなる業界とは? | 失業・休業時に備え知っておくべき基礎知識では、コロナウイルスの影響が特に及んでいる業界をより詳細に紹介しています。ぜひ参考にしてください。

5. 転職すべきはここ!採用ニーズが落ちていない企業・業界の特徴4つ

コロナウイルスの影響を、現状それほど受けていない、あるいは採用ニーズが落ちていない企業や業界の特徴は以下の通りです。

  1. 慢性的に人手不足の業界
  2. IT・WEB・情報通信業界
  3. ベンチャー・中小企業
  4. コロナショックにより需要が高まっている企業

それぞれを詳しく解説していきます。

5-1. 慢性的に人手不足の業界

慢性的に人手不足の業界は、他の業界と比較すると、コロナウイルスの影響が少ない傾向にあります。具体的には以下の業界が挙げられます。

  • 介護業界
  • 農業業界
  • 物流業界

しかしどの業界も、程度の差はあれど、売り上げの減少や事業活動の自粛を余儀なくされていることに変わりはありません。

また、不特定多数との接触を完全に避けることは難しいため、転職を行う際は、様々な情報を加味して、慎重に判断することが必須です。

介護の現場は常に人手不足

口コミ・評判

匿名
お昼の番組でコロナの影響で介護現場も人で不足みたいなこと言ってたけどコロナの影響あろうがなかろうが介護の現場は基本人手不足。

出典:Twitter

介護施設の一部サービスが停止

口コミ・評判

匿名

福祉関係の友人と話した。前は入浴サービスもしてたけど、今は人手不足で介護士さんが足りないから、入浴サービスは中断してるとのこと。

出典:Twitter

農業分野では外国人実習生いないため、労働力が不足している

口コミ・評判

匿名
4月に来るはずだった外国人の農業実習生が、コロナで来日出来ず人手不足だそうです。450軒の農家が1軒当たり平均2〜3人雇い入れる予定が無しに。

出典:Twitter

物流系企業はバイトに適している

口コミ・評判

匿名
大学生でバイトがなくなった人はみんな郵便局やヤマトとか物流業界でバイトするといいよ。
配達員や仕分けスタッフまで常に人手不足だしましてや今はめちゃくちゃ忙しいから必ず仕事もある。給料だって悪くないし、会社もマンパワーがほしいし。

出典:Twitter

物流業界は、失業者の応募も多いらしい

口コミ・評判

名前 さん(20歳)
ダブルワークのバイトしたくて某物流会社の面接行ってきた、やっぱり失業したとかで来てる人多いみたい。

出典:Twitter

5-2. IT・WEB・情報通信業界

IT業界は、コロナウイルスの影響を比較的受けづらい傾向にあります。

リモート勤務も行いやすく、情勢に合わせて柔軟に対応しやすいという点も特徴的です。また、在宅勤務・テレワークの普及に伴い、オンラインツールなどのビジネス面での需要は、むしろ増加しつつあります。

特にコロナショックの状況下でも、IT業界は採用活動を進めやすく、zoomやSkypeを用いたオンライン面接を実施する企業も増えています。

IT業界はインフラに近い

口コミ・評判

匿名
IT業界は既に水道や道路みたくインフラ化と認識されてるので、コロナの影響でも仕事はあります。むしろ今回のようにネットワークの需要が高まって予算がおりるのでインフラエンジニアとして転職は大いに安定しますよ。

出典:Twitter

コロナ禍の後も、需要が高まると予測

口コミ・評判

匿名
多分「コロナ禍」後、ITの需要はめちゃくちゃこれまで以上のペースで高まるだろうからIT業界の求人はめっちゃ増えるだろうし、IT業界はつねに人材不足だからIT業界の労働環境は(法的順守が高い企業であれば)よくなっていくんだろうなぁ。

出典:Twitter

※「IT業界への転職はどうすればうまくいくのか分からない」という方は、『IT業界転職サイトおすすめ23選|49サイトから目的別にプロが厳選!』の記事を参考にしてください。

「在宅で働きたい」「とりあえず求人をみたい」といったニーズごとに、おすすめの転職サイトを厳選して紹介しています。

5-3. ベンチャー・中小企業

大手企業が採用活動を控える一方で、普段確保できないような優秀な人材が転職市場に出てくることを見越して、採用を積極的に行うベンチャー・中小企業も少なくありません。

企業規模にこだわりがないのであれば、大手以外の企業も視野に入れておくべきでしょう。

大手志望であっても、一旦ベンチャー・中小企業に入社しスキルアップを試み、転職市場が落ち着いたころに再び転職活動を行うというのも、ひとつの方法です。

ベンチャー企業からのリクルーティングがきた

口コミ・評判

匿名
3月以降、外資IT企業やベンチャー企業からかなり転職のお誘いが来るけど、この状況でも転職市場はそれなりに活況なのかな。中には大幅な人員削減を発表した企業もあるけど。コンタクトは、エージェントより社内リクルーターからが多い。

出典:Twitter

エンジニアを積極採用中

口コミ・評判

匿名
コロナの影響で需要が急増している業界、その中でもベンチャーは人が足りなくてかなりの積極採用をしているようです。従業員80名程度のある企業では、今年40名採用予定だとか。その6〜7割程度はエンジニア採用らしいですが。

出典:Twitter

5-4. コロナショックにより需要が高まっている企業

コロナショックによって、むしろサービスの需要が高まっている企業も少なくありません。

例えば、自粛(巣ごもり需要)の影響から、ゲーム業界では目を見張るほどの売上を立てている企業もあるようです。

任天堂が発表した2020年10月期決算では、「ポケットモンスター ソード・シールド」はおよそ1,700万本、「あつまれ どうぶつの森」は発売からわずか6週間でおよそ1,300万本を記録する大ヒットとなったことがわかりました。

また、フードデリバリーや配送サービスへの需要は増加傾向にあります。

海外の例ではありますが、米Amazonでは、需要急増により10万人の追加雇用を行うことを発表しました。(参考:Yahoo!ニュース

このように、企業や業界によっては、むしろ人手が足りないという状況になっていることもあるのです。

さてここまでは、コロナ禍における転職市場の動きを、「業界」という切り口で見てきました。

次の章からは、実際に転職活動を行う上で押さえておきたいポイントについて解説していきます。

6. コロナ影響下での転職活動を成功させる4つのポイント

コロナ影響下での転職活動を成功させるポイントは、以下の通りです。

  1. 転職活動は必ず在職中に行う
  2. 求人広告サイトの利用だけでは不十分
  3. 志望度の高い企業は、公式HPの採用ページから応募する
  4. 転職活動は慎重に!不安ならプロの手を借りるべき

転職活動は、これらを踏まえたうえで行うようにしましょう。

6-1. 転職活動は必ず在職中に行う

転職活動は、必ず在職中に行うようにしてください。

早まって先に仕事を辞めてしまうと、収入が途絶えてしまい、金銭面での負担が大きくなります。

なかなか次の仕事が決まらず、精神的に追い詰められていまう可能性もあるでしょう。

6-2.求人広告サイトの利用だけでは不十分

転職活動を効率的に進めるうえで、求人サイトの利用だけでは不十分です。

というのも、採用は行いたいと考えているものの、コスト削減のために、求人広告サイトの利用を控えている企業も実は多いのです。

そこで、一般的な転職求人サイトに登録するのはもちろんのこと、その他の方法で仕事を探すことも意識しておきましょう。

  1. 企業の公式HPを見て採用状況をチェックする
  2. リファラル採用(知人からの紹介)も視野に入れる
  3. 転職エージェントを利用する

求人に出会う経路が多いほど、転職成功確率は高くなります。

ポイント:リファラル採用が、内定への近道

求人広告費を抑えたいと考える企業は、リファラル採用を積極的に行う傾向にあります。

リファラル採用は、社員の紹介を経由して採用するという方式です。

採用単価を安く抑え、かつ信頼のある人物を確保できるため、企業に大きなメリットがあります。また企業文化を理解した上で入社してもらえるため、双方のミスマッチも減らすことができるという点も魅力的です。

コロナの影響でリファラル採用が増えている印象

口コミ・評判

匿名
コロナ以降のリファラル採用は増えている感覚です。特に、タレント側の転職のきっかけが媒体やエージェントから、リファラルに大きく変わるきっかけになると感じています。

出典:Twitter

6-3.志望度の高い企業は、公式HPの採用ページから応募する

コスト削減のため、転職求人サイトに求人を出していない企業でも、公式HPからの応募を受け付けているケースは多々あります。

もしも志望度の高い企業がある場合は、公式サイトの問い合わせフォームや採用ページから直接アプローチしてみるのも良いでしょう。

サイトから直接応募をする場合、人事担当者に就業意欲を感じてもらいやすいというメリットもあります。

6-4. 転職活動は慎重に!不安ならプロの手を借りるべき

もし仮に転職活動に踏み切るのであれば、一人で行わず、転職エージェントの利用を強く推奨します。

一人で転職活動を進める場合、コロナウイルスによる混乱の渦の中で、有益な情報をキャッチアップするのは難しいでしょう。

一方、エージェントを利用する場合、転職のプロによる客観的な情報をスピーディに得られるため、転職成功の可能性を高めることができます。

次の項目では、特にサポート力に強みのあるおすすめの転職エージェントを紹介していますので、「まずは転職のプロに相談したい」という方は、ぜひ参考にしてください。

転職エージェントは、電話相談も対応可能

転職エージェントは、電話相談も対応可能です。コロナウイルスによって外出そのものを控えなければならない状況であっても、自宅にいたまま、安全かつ効率的に転職活動を進めていくことができるでしょう。

電話面談については、『転職エージェントは電話面談でOK!電話面談する際の全注意点』で詳しく解説しています。

7. サポート力に定評のあるおすすめ転職エージェント

数ある転職エージェントの中から、以下を基準に、おすすめのものをピックアップしました。

転職サイトを評価する4つの基準

  1. 求人の質・量:保有している求人の量や質は十分かどうか
  2. 提案力:求職者にぴったりの提案をしてくれるかどうか
  3. サポート力:コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか
  4. コロナ対応:コロナウイルスによる状況の変化に柔軟に対応してくれるか

その結果、おすすめの転職エージェントは、以下の通りとなりました。

  1. マイナビエージェント | 初めての転職に強く20代実績No.1
  2. doda | 10万件以上の求人数が魅力
  3. リクルートエージェント | 求人数の多さは業界トップレベル
  4. パソナキャリア | サポート充実で満足度No.1

それぞれを詳しく紹介します。

7-1. マイナビエージェント | 初めての転職に強く20代実績No.1

『マイナビエージェント』は、20~30代の方におすすめの転職エージェントです

新卒領域で有名な『マイナビ』が運営しており、ベンチャーから大手まで求人数が豊富。エンジニア転職に特化した『ITエンジニア専用サービス』や、銀行・証券会社に強い『金融業界向けサービス』では、業界に特化した求人がそろっています。

そしてなにより、面接対策から職務経歴書の添削をはじめとしたサポート体制が充実しているのが最大の魅力です。

職歴に自信がない方でも、プロのサポートによって選考通過率を高めることが可能です。

マイナビエージェント公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/

新型コロナウイルスへの対応(2020年10月時点)

マイナビエージェントでは、コロナウイルス感染拡大防止のため、電話/メール/Webツールを利用した面談を行っています。そのため、自宅にながら転職活動を行うことが可能です。

7-2. doda | 10万件以上の求人数が魅力

dodaエージェントは、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルを誇ります。

実に10万件以上の求人を保有しており、dodaだけの限定求人や、一般の転職サイトに掲載されていない非公開求人から、あなたにぴったりの求人を見つけることができるでしょう。

さらに、転職のプロである専門のアドバイザーが、エントリーから応募日程の調整、履歴書の添削まで、一貫してサポートしてくれる点も大きな魅力です。

dodaエージェント公式サイト:
http://doda.jp/

7-3. リクルートエージェント | 求人数の多さは業界トップレベル

リクルートエージェントは、案件総数・内定決定数ともにトップレベルの実績を持つ国内最大手の総合転職エージェントです。

大手有名企業から、新進気鋭のベンチャーまで、幅広い求人を20万件以上保有しています。

業界最大手のサービスならではの、手厚いサポートも魅力です。

年収や条件、入社日などを、ベテランのコーディネーターがあなたに代わって、企業に交渉してくれます。したがって、要望が複数ある方でも、希望にぴったりの条件で就職することができるでしょう。

新型コロナウイルスへの対応(2020年10月時点)

リクルートエージェントでは、コロナウイルス感染拡大防止のため、電話での転職相談、メールでの求人案内、アプリの活用など、遠隔での転職活動サポートを実施しています。そのため、自宅にながら転職活動を行うことが可能です。

7-4. パソナキャリア | サポート充実で満足度No.1

パソナキャリアは、人材派遣領域で業界最大手の『パソナ』が運営している転職エージェントサービスです。

手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方には特におすすめです。

16,000社以上と取引実績があるため、求人数も充実。また、『ハイクラス向けサービス』では、年収700万円以上の非公開求人など、幅広い層が満足できる求人がそろっています

転職エージェントについてもっと詳しく知りたい方向け

転職エージェントについての情報をもっと詳しく知りたいという方は、『転職エージェント徹底比較|一目であなたへのおすすめがスッキリわかる』を参考にしてください。

8. いざという時のために、転職の準備だけでもしておこう

コロナショックにより、突然会社の経営が悪化したり、最悪の場合倒産してしまったりする可能性も、ゼロではありません。

今すぐ転職をするつもりがなくても、いざという時に転職ができるように、今のうちから準備しておくことも大切です。

  1. 今の仕事でスキルや能力を身につけておく
  2. 常に情報収集を行っておく
  3. 無駄な支出をなくし、貯蓄を増やすことを意識する
  4. 自宅のオンライン通信環境を整えておく

8-1. 今の仕事でスキルや能力を身につけておく

転職市場にライバルが増えることで、「即戦力かどうか」がこれまで以上に評価対象となるでしょう。

したがって、もし転職をすることになったときのために、アピールポイントとなるようなスキルや能力を身につけておく必要があります。

転職するつもりはなくても、今の職場でキャリアを積み上げるという点を意識して、業務に臨んでみましょう。

8-2. 常に情報収集を行っておく

コロナウイルスが今後世の中にどのような影響を与えていくのか、正確に予測することは不可能です。

状況は刻一刻と変化していき、わずか数日のうちに、国内の景況が様変わりすることも十分に考えられます。

感染の状況だけでなく、転職市場の情報も常に注視しておくべきでしょう。

8-3. 無駄な支出をなくし、貯蓄を増やすことを意識する

生活面では、無駄な支出をなくし、貯蓄を増やすことを意識しておきましょう。

コロナショックの影響を大きく受ける業界で働く方や、非正規雇用の方は、突然収入が途絶えてしまう可能性もゼロではありません。

また、いざ転職活動を行うとなると、希望条件に合致する企業に採用されるまで、数か月もの期間を要するケースもあります。

金銭的な余裕がなければ、悪条件でも妥協せざるを得なくなってしまうでしょう。

できるだけ無駄な支出を抑え、生活コストを削減する習慣をつけておくことをおすすめします。

リストラ・倒産で失職した場合は、失業保険の給付手続きを行う

一定以上の期間雇用保険に加入していた方であれば、失業保険を受け取ることができます。

一般的な自己都合退職の場合は、7日の待期期間 + 3ヶ月の給付制限期間が設けられますが、リストラ・倒産など会社都合の退職の場合、7日の待期期間経過後に、給付を受けることができます。

  • 会社都合退職:7日の待機期間
  • 自己都合退職:7日の待機期間 + 3ヶ月の給付制限期間

失業保険について詳しく知りたいかたは【失業保険の基礎知識】をご参照ください。

8-4. 自宅のオンライン通信環境を整えておく

前述の通り、オンライン面接を実施する企業は増えています。

  • 自宅のネット環境が整っていない
  • オンラインツールに慣れていない

という方は、オンライン面接がスムーズに進まず、採用選考に悪影響となることもあるでしょう。

インターネット回線を整備することはもちろん、ZoomやSkypeの操作にも慣れておくことが重要です。

関連記事

『コロナの影響で仕事がなくなる業界とは? | 失業・休業時に備え知っておくべき基礎知識』では、失業保険や給付金、自治体の制度などについての知識も解説しています。もしもの時に備え、一度目を通しておくことをおすすめします。

9. 実際にコロナ禍で転職を検討している人の声

コロナウイルス感染拡大が懸念され、経済に大きなダメージが及ぶなか、転職活動を検討している人・転職を成功させた人の声を集めました。

9-1. コロナウイルスがきっかけで、転職を始めた人はおよそ15%

転職エージェントを運営する株式会社ワークポートが、転職希望者937人を対象に行った調査によると、コロナウイルスがきっかけで、転職を始めた人はおよそ15%であるということが分かりました。(出典:株式会社ワークポート

一見、それほど多くない印象ですが、回答者の中には、

  • 休業によりシフトがなくなり、転職活動をせざるをえなくなった
  • 業績悪化によりリストラされた

と会社都合退職で、仕方なく転職活動をはじめたという方が多いようです。

景気悪化に歯止めがかからない限りは、今後ますますコロナウイルスの影響で転職することになる人は、増えていくと言えるでしょう。

以下では、SNS上の口コミの中から、コロナがきっかけで転職活動を始めた方の声をピックアップして紹介します。

口コミ・評判

匿名
コロナで出社停止になって営業活動も制限がされていることがきっかけで、転職活動を進める社員がいっぱいいそうな我が社。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
念のため転職サイトには登録した。コロナのせいで仕事もないし…。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
コロナの影響が甚大な為、転職を決意
今の仕事に誇りを持っているし、職場の皆が優しいから本当は転職したくないけど
コロナの影響で両親の収入も減ったし、そもそも定年間近。一人っ子の私が大黒柱になれるよう頑張ります。

出典:Twitter

また、中にはコロナウイルスに対する会社の対応に不信感を抱き、転職活動を始めたという方もいらっしゃるようです。

口コミ・評判

匿名
不況だからとりあえず今の会社にしがみつこうとする人が多いのかなと思ったけど、コロナをきっかけに今の会社の体制に愛想を尽かした人たちが転職活動をしてるケースが多いらしい。しかもテレワークだから会社に隠れて転職活動しやすいという。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
今の会社の上の人には不信感しか無いからコロナ収まるまでって思ってたけど転職活動しよう。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
最近の採用面接では、コロナをきっかけに会社への不安や不信感から転職を決めた人が増えているなと感じている。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
今日も同居人は出勤。
意地でも在宅勤務にしないなら、転職を考えている。コロナですらこの対応なら、台風の時にはもっと在宅勤務にしないだろうし。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
テレワークが可能なのに、前例がないからと対応しなかったり、派遣社員だけ出勤させてた企業さんは、緊急事態宣言の延長についてどう思ってるのか…コロナが落ち着いたら、緊急事態にも対応してくれる企業に転職する人が増えそうよね…社員を甘く見たらアカンよ…。

出典:Twitter

9-2. コロナウイルスが自身の転職活動に影響を与えていると感じる人はおよそ90%

転職希望者937人を対象にした調査では、「コロナウイルスが転職活動に影響していると感じている」人はおよそ90%にも達することがわかりました。

転職を考えている人のほとんどが、何かしらの影響を実感しているようです。

具体的には、

  • 選考の中止・延期
  • 選考の遅れ
  • 面接のオンライン化
  • 内定の取り消し、保留
  • 面接の一方的なキャンセル

といった、選考のフローについての回答が多く上がっています。

以下では、SNS上の口コミの中から、「コロナが転職活動に影響を与えている」と感じている人の声をピックアップして紹介します。

口コミ・評判

匿名
第一志望の最終面接がコロナのために延期になり、選考が中止になるリスクなどを考慮すると、他の会社のオファーを断ってまで選考を継続するリスクを選べなかった。こういう理由で辞退せざるを得なかったので自分としてはモヤッとするものが残る転職となった。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
最終面接保留になってた企業からついに正式に選考中止の連絡がきとった…。
第一志望だっただけにダメージでかいっす。
震災の時といい、時期が悪いと言って転職がすんなりいかないのをコロナのせいにしてるのが益々情けない。
こんな時期を選んだのは自分自身のくせに。情けない。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
転職したいんだけどコロナのせいで求人がどんどん減ってるし選考も中止になってく…。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
この市況感で転職活動してるけど、コロナの影響感じる、、

・選考進んでた企業の採用方針変わり、突然の見送り
・書類選考でものすごく時間かかる
・未経験でも入社してからどう貢献できるか深く聞かれる
・この時期に取るべき人材なのかの判断で慎重になってる

結論として、かなり厳しい戦い。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
昨年度までの上司がパワハラすぎて5月末に退職しようと思ってたのに、コロナの影響もあり、ずるずると働き続けている…めっちゃ辞める気満々で転職活動してた分、現状のもやもやが消えない…。いまだ転職先決まってないから辞めれないけども。

出典:Twitter

9-3. 外出自粛中に、転職準備をしようと考えている人はおよそ70%

転職希望者937人を対象にした調査では、「外出自粛中に、転職準備をしようと考えている人」はおよそ70%に達することがわかりました。

内訳をみると、

  • スキルアップ
  • 資格取得
  • 面接対策、資料作成
  • 企業リサーチ

といった回答が多くを占めていたようです。

実際にSNS上でも、時間をうまく活用して、キャリアアップにつなげるための行動をとっている人も散見されます。

口コミ・評判

匿名
自粛期間で転職の為の履歴書と職務経歴書書いてる。新しい会社もエントリーしたし企業調べてるからまあヨシとするか。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
外出自粛の時にexcelなりWordなりで履歴書、職務経歴書作るのもいいよ。
職務経歴書は自分のやってきた事の振り返りになるし、なにせ1日で作るのは大変。で、これを作っておくと転職のハードルが結構下がる。

出典:Twitter

口コミ・評判

匿名
真面目だなと思うけどコロナ終わったら時代も変わってると思うので、自粛期間は連休っていうか何らかの準備の期間に充てたほうがいい。転職とか勉強とか。

出典:Twitter

10. さいごに

コロナウイルスが転職市場に与える影響と対策について、解説しました。

コロナウイルスが与える市場の動向は、日々変化しています。転職活動は、常に最新の情報をキャッチアップして、その都度判断しましょう。

また転職活動を行う際には、できるだけ三密(密閉・密集・密接)の状況を避け、感染リスクを抑えることも心掛けてください。

この記事があなたのキャリアに役立つことを願っています。