2年目で会社を辞めたい時に最善の決断をするための全知識

会社辞めたい 2年目

「2年目なのに会社を辞めたくてしょうがない」「2年めで会社を辞めたらどうなるのか」など社会人2年目で会社を辞めたいと悩む方も多いかと思います。

このページでは、過去に転職エージェント業務の中で100人を超える第2新卒者の転職を支援してきた筆者が、2年目で会社を辞めたいと考えているあなたに知っていただきたいポイントを以下の流れでご紹介します。

  1. 2年目で会社を退職したくなる10の理由
  2. 10の理由別に分類!2年目のあなたは転職すべきか
  3. 2年目での転職を大成功させるための4つのポイント

このページを読んでいただければ、あなたが何で会社を辞めたいのかといった理由別に、最善の意思決定をするために必要な情報をすべて把握していただけます。

反対に、辞めるか否かの選択の中で誤った決断をしてしまうと、あなたのキャリアに傷がついてしまう恐れがあるので注意しましょう。

1. 2年目で会社を退職したくなる10の理由

2年目は仕事にも慣れ、会社のことがわかってくる時期であり、退職を考える人も多くなります。

同時に退職したいといった理由も多岐に渡ってきます。

参考までに、2年目に限らず若い社会人が退職する理由は以下の通りです。

退職理由ランキング出典:VORKERS

以上のアンケートや筆者の経験を元に、新卒1年目での退職理由は大きく10個に分けられます。

  1. 成長できる環境でない
  2. 仕事がきつい(精神的・拘束時間的に)
  3. 仕事がつまらない
  4. 給料が安い・昇給がない
  5. 社風が合わない
  6. 人間関係が上手くいかない
  7. 入社時に妥協した
  8. 結婚したい
  9. 価値観が変化した
  10. 会社方針とのギャップがある

その中でも、下線を引いた2つの理由は2年目になったからこそ感じるようになった不満ではないでしょうか。

あなたはどうすべきかといった私のアドバイスは辞めたい理由によって変わってきます。

また、それぞれの理由別の中でも、2年目で取るべき手段は1年目や3年目とは異なってきます

では次章より、各理由別にあなたはどうすべきかを解説していきます。

2. 10の理由別に分類!2年目のあなたは転職すべきか

2-1. 成長できる環境でないことに悩んでいる

2年目になっても仕事内容に変化がなく、このまま働いていても何も得られない

こんな風に悩んでいる方は以下の2点を参考にしてみてください。

①本当に今の会社に成長できる要素はないかもう一度考えてみる

まずは今の会社で部署異動をすればあなたの納得のいくフィールドでないかはもう一度考えてみましょう。

もし、そういった部署があるのであれば辞める前に異動を申し出てみましょう。すぐに、もしくは次の異動のタイミングで希望を叶えてくれるケースが多いです。理由は以下の2点です。

  • あなたは会社にとって貴重な戦力になりつつあるため辞めさせたくないから
  • モチベーション高く働ける部署でより高い成果を出して欲しいから

②叶わない場合は転職活動を始める

異動ができなそうな場合や、社内に求めるフィールドがない場合は転職を考えましょう。

なぜなら、納得できないフィールドでいつまでも働くことは、あなたにとって時間の無駄であり、大きな損失になるからです。

2-2. 仕事がきついことに悩んでいる

  • 2年目になっても全く仕事に慣れない
  • 1年目から成果が上がらず、精神的に辛い

こういった悩みを持っている方は以下の3点をオススメします。

①限界ならばすぐに退職を考える

肉体的・精神的に限界が来ているのであれば病気になってしまう前に退職をしましょう。身体を壊した後だと、転職活動すら難しくなってしまうからです。

限界の定義は人それぞれですが、例えば以下の2点です。

  1. 心の底から会社を辞めたいと思ったことが入社から3回以上ある
  2. 朝の通勤時間で電車に飛び込みたいと思ってしまう

②”とりあえず”転職活動をしてみる

2年目でも仕事が辛ければ、仕事が合っていないという可能性もあります。そこで、まずは転職活動を始めてみましょう。

転職エージェント等に話を聞いたり、選考を受けることであなたの転職市場における市場価値がわかります。

選考を受ける中で、もう少し現職で経験を積んだ方が良いという結論になる可能性もあり、転職活動を始めることは退職するか否かの判断基準を作れることにもなります。

転職活動は、心の拠り所になる可能性もある
転職エージェントに登録すると定期的に様々な求人を送ってもらえます。
それを是非「私にはこんなに転職のチャンスがある」と捉えてみてください。
仕事が辛いと悩んでいる方の多くが、「今の会社にしがみつかなければならない」と考えているケースが多いです。
そうではなく、「辞めてもなんとかなるさ」と考えることで、仕事の辛い面も和らぐことがあります。

2-3. 仕事がつまらないことに悩んでいる

  • 2年目になって仕事に飽きてしまった
  • 入社前に思い描いていた仕事内容と違い、もう我慢の限界だ

こういった悩みを持っている方は以下の2点をオススメします。

①社内で異動を試みる

あなたがやりたい仕事が社内にあるなら、まずは次の異動のタイミングでそこに行くことを試みましょう。

異動のタイミングがない場合や、未定の場合は、上司に異動したい旨を相談しましょう。先ほど申し上げた通り、会社として2年目の社員は大切にしたいため、要望を聞いてくれるケースが多いです。

②叶わない場合は転職活動を始める

異動ができなそうな場合や、社内に求めるフィールドがない場合は転職を開始しましょう。

そして転職を決めた場合はまずは転職エージェント等に登録しましょう。

転職エージェントに登録する理由は、カウンセリングの中でなぜあなたが今の仕事にやりがいを感じられないか分析をし、その上でどの業種・職種ならばやりがいを感じられるかのアドバイスをくれるためです。

焦って転職先を決めるとまた仕事がつまらないということになりかねないため、まずはエージェントに相談しましょう。

2-4. 給料が安い・昇給がないことに悩んでいる

  • 2年目になっても昇給がなく、今後も上がらなそうだ
  • ボーナスの額で学生時代の同期と大きく差がついた

こういった悩みを持っている方は以下の2点をオススメします。

①まずは転職エージェントに登録し、市場価値を知る

2年目になるとある程度のスキルが身についてくるため、給料を上げて転職できる可能性は大きくなります。

しかし、第2新卒の性質上あなたの市場価値は、最終学歴や現職の会社名で左右される可能性が高いです。

そこで、まずは転職エージェントに登録し、選考を受ける中で自分の市場価値を確かめましょう。

そして決して焦らず、納得できる条件で内定がもらえた場合のみ転職を決めましょう。

転職エージェントを利用する際のたった一つの注意点

転職エージェントは完全無料で使えますが、あなたが内定・転職すると企業側から多額の報酬(提示年収の30%前後)を受け取っていますので、言葉巧みに転職へ誘導してきます。

彼らの口車にのせられて焦って転職を決めてしまうことだけは絶対に避けてください。

リクルートエージェント』といった大手エージェントは本気で転職を検討していればおすすめなのですが、コンサルタントが優秀なだけあって注意しないと転職する気にさせられます。

転職検討段階やまだまだ悩んでいるという方は、商売っ気が少なく親身に相談にのってくれる『DODA』や『パソナキャリア』のような中堅エージェントがおすすめです。

②来年給料を上げて転職するために我慢も必要

エージェント経由で選考を受け良さそうな会社がみつかっても、妥協が少しでもあるのであれば転職はオススメしません

理由は以下の2点です。

  • 次の会社もすぐに辞めたくなってしまうから
  • よりスキルがあればより良い条件で転職できる可能性があるから

希望通りの条件の内定がなかったならといって、妥協して入社するのでは次の会社も続きません。短期間で何社も辞めることはあなたのキャリアにマイナスになってしまうため好ましくありません。

それならば、今の会社であと1年スキルや経験を磨き、実績を出すことで、1段階上の条件での内定を取りに行った方があなたのためになります。

2-5. 社風が合わないことに悩んでいる

  • 軍隊のようなブラック企業に慣れてきてしまった自分に危機感を覚えた
  • 1年以上働いて会社の汚い面をたくさん見てしまった
  • サービス残業のオンパレードだった

こういった悩みを持っている方は以下の2点をオススメします。

①限界ならばすぐに退職を考える

肉体的・精神的に限界が来ているのであれば病気になってしまう前に退職をしましょう。先ほども述べましたが、身体を壊した後だと、転職活動すら難しくなってしまうからです。

②限界でない場合は徐々に転職活動を

すぐに辞めなければどうにかなる場合でなくても、徐々に転職活動を始めてみましょう。

転職エージェント等に話を聞いたり、実際に選考を受けることであなたの転職市場における市場価値がわかります。

選考を受ける中で、もう少し現職で経験を積んだ方が良いという結論になる可能性もあり、転職活動を始めることは退職するか否かの判断基準を作れることにもなります。

2-6. 人間関係が上手くいかないことに悩んでいる

  • 社内のお局さんにいびられるようになった
  • 上司が理不尽な事を言ってくる

こういった悩みを持っている方は以下の2点をオススメします。

①部署の異動で解決するなら部署の異動を申し出る

違う部署に行けば、人間関係の問題が解決するのであれば部署の異動を申し出ましょう。

上司が人間関係の当事者でなければ人間関係で悩んでいるといった相談をしても良いでしょう。

先ほども述べた通り、会社にとって若手社員の流出は大きな損失なので親身になってくれるケースが多いです。

②解決しなければ転職!でも自分を振り返る

部署が異動できない場合や、異動しても解決しない場合は転職を考えても良いでしょう。

しかし、転職前にあなたに問題が無かったか、もう一度考えましょう。例えば以下のような点です。

  • 上司や先輩への礼儀が悪かった
  • 上司が正論で叱っていたのに、理不尽だと捉えていた

振り返りが必要なのはあなたに原因が少しでもあるならばそこを解決しなければ転職後も同じ問題にぶつかるためです。

2-7. 入社時に妥協したこと辞めるつもりだった

  • 就活で失敗し、元々入ってすぐ辞めるつもりだった

こういった悩みを持っている方はまずは転職エージェントに相談してみましょう。理由は、あなたが何で就職活動に失敗したかを分析し、対策を立ててもらうためです。

2年目であれば第2新卒採用でのチャンスも大きく、就職活動の失敗を取り戻せる可能性も高いです。

2-8. 結婚したいから辞めたい

  • 24歳の誕生日に彼氏からプロポーズされたため会社を辞めたい
  • 2年目になって仕事が忙しくなり、恋愛をする時間がない

こういった悩みを持っている方は以下の2点をオススメします。

①社内で自分の条件に合致する部署がないか探してみる

せっかく入って1年以上キャリアを積んだ会社を簡単に辞めてしまうことはもったいないです。

そこで勤務地や労働環境等で結婚生活や婚活に影響がない部署をまずは探してみましょう。

もしそういった部署があれば、上司に相談しましょう。先ほど申し上げた通り、会社はあなたの退職が存在、親身になってくれる可能性は高いです。

②無理なら自分の幸せを最優先する

社内に最適な部署がない、異動をさせてくれないのであれば退職を決めるのも一つの選択肢です。

あなたが結婚することと、いまの会社で働くことどちらが幸せかを考え、自分の気持ちに正直になりましょう。

2-9. 価値観が変化したことで悩んでいる

  • 仕事に求めるものが入社時の「安定」から「成長」へ変わった
  • 目標収入が高くなった

こういった悩みを持っている方は転職活動徐々に初め、自分の求めるフィールドが見つかったら飛び込みましょう。

なぜなら、会社に求める物が変わった今、それが得られない会社にいても時間の無駄だからです。

また、その際は自己分析をした上で転職活動に臨みましょう。

なぜなら、価値観の変化を転職理由にすると、なぜ価値観が変わったのかということは多くのケースで聞かれるからです。

そこで、しっかりと分析をしてから答えられないと、「ただ前の会社に不満があったから辞めたのか」や「採用しても価値観が変わったらすぐに辞めるのではないか」と考えられてしまいます。

2-10. 会社方針とのギャップがあることに悩んでいる

  • 会社に慣れた分、会社のやり方に疑問を感じた
  • 経営陣や周りの社員の姿から会社の将来に不安を覚えた

こういった悩みを持っていて、すぐにでも辞めたいのであれば、転職活動を始めましょう。エージェントに相談しながら、自分が納得できる会社を見つけたら飛び込んでしまいましょう。

理由は以下の2点です。

  • 2年目のあなたが会社の方針を変えられるポジションに就くまでにこの先何年もかかるから
  • 筆者の経験上、2年目になって感じた疑問や不安はこの先どんどん大きくなっていくから

しかし、他の理由と同じように決して焦って転職をしてはいけません。なぜなら、焦って転職をすることで、転職後すぐに辞めたくなってしまうリスクがあるからです。

3. 2年目での転職を大成功させるための4つのポイント

あなたの状況別に転職すべきかどうかを解説してきましたが、転職を決めた場合も、2年目だからこそ心に留めて頂きたいポイントが4つあります。

3-1. 2年目に焦って転職するべきではないこと

2年目は仕事のスキルも付いてきて、さらに第2新卒期間ということで、多くの求人があるでしょう。

しかしながら、このタイミングで焦って転職することは好ましくありません

理由は2点あります。

①妥協して入社した会社をすぐに辞めることになれば、キャリアに大きなマイナスだから

次の会社をすぐに辞めたくなった場合、次の転職活動で以下のように不利になってしまいます。

  • 20代前半で2回転職すると「採用してもすぐに辞めてしまう人」と考えられてしまう
  • 2社ともすぐに辞めてしまっているので、「専門的なスキル等は身についていない人」と考えられてしまう

そのため、あなたの将来のために、妥協して転職をすることは好ましくはありません。

②あと1年間経験を積むことでより良い条件で転職ができる可能性があるから

第2新卒は一般的に3年目以下のことを指します。そのため、あと1年間今の会社で働いても第2新卒として転職活動ができます。

3年目の転職は2年目の転職と比較して以下の2点で好ましいです。

  • 今よりも専門的なスキルや、高い実績をアピールできるようになる
  • 3年続ければ継続力を評価される

以上のことから、2年目の転職では決して焦らず、納得のいく決断をしましょう。

3-2. 自己分析を徹底的に行うこと

転職活動を始める前に、なぜ今回辞めたくなったか、どういった環境なら辞めずに続けられたかを徹底的に分析しましょう。

理由は以下の2点です。

  • 転職活動時に退職理由は必ず聞かれるから
  • きちんと分析をしないと、また会社選びで失敗してしまう恐れがあるから

自己分析をする際は、『プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】』も参考にしていただければと思います。

こちらを参考にしていただくことでキャリアの振り返りから、どんな仕事があなたに向いているのかという分析まで、あなたのキャリアにとって最高の自己分析ができるようになります。

3-3. 転職先を見つけてから転職すること

すぐに辞めなければ精神的・身体的に病んでしまうのであるのであればすぐに辞め、辞めてから転職活動をすべきですが、そうでない場合は転職先を見つけてから転職活動をしましょう。

なぜなら収入がないために焦って転職先を決めることで、また会社選びを誤ってしまうからです。

特に2年目は税金も増え、支出が非常に多い時期だと思います。そのため、仕事と転職活動は並行して進めましょう。

3-4. 第2新卒に強いエージェントを選ぶこと

第2新卒の転職では、紹介してくれる案件数に限りがあるという弱点があります。

第2新卒のそういった特性により、納得できる転職をするために以下の2点が求められます。

  • 案件数の多い転職エージェントを選ぶこと
  • 多くのエージェントに接触すること

そこで読んでいただきたい記事が『第二新卒でキャリアアップするための転職エージェント13選』です。この記事を読んでいただくことで、数あるエージェントの中から、あなたの状況別にどのエージェントに登録すべきかの意思決定ができます。

こちらの記事を参考に、時間が許す範囲で複数社に登録し、多くの求人を貰う事で選択肢が広がり、納得できる転職につながります。

いきなりエージェントに相談するのに気が引ける方は

まずは転職サイトに登録して、試しにどのような求人があるかみてみましょう。

その際は業界最大手の『リクナビNEXT』だけ使えば十分です。

新卒のときに目指していた会社の求人が見つかるかもしれません。

4. さいごに

2年目で会社を辞めたい方向けにエージェントとしてアドバイスをしてきましたが、いかがでしたか。

多くの第2新卒をサポートしてきましたが、会社の欠点のみを見て、焦って転職をされている方が多い印象を受けました。

2年目は会社にも慣れ、色々なことを感じるタイミングです。

しかし、今どうしたいかだけでなく、将来どうありたいかも考えてキャリアを決めていただければと思います。

その際に転職エージェントを使う場合は、決して焦らず、納得できる条件で内定がもらえた場合のみ転職を決めましょう。

転職エージェントを利用する際のたった一つの注意点

転職エージェントは完全無料で使えますが、あなたが内定・転職すると企業側から多額の報酬(提示年収の30%前後)を受け取っていますので、言葉巧みに転職へ誘導してきます。

彼らの口車にのせられて焦って転職を決めてしまうことだけは絶対に避けてください。

リクルートエージェント』といった大手エージェントは本気で転職を検討していればおすすめなのですが、コンサルタントが優秀なだけあって注意しないと転職する気にさせられます。

転職検討段階やまだまだ悩んでいるという方は、商売っ気が少なく親身に相談にのってくれる『DODA』や『パソナキャリア』のような中堅エージェントがおすすめです。

あなたの今後の社会人生活がより豊かなものであることを心から願っています。