薬剤師にとって最高の転職時期とは|正しい7つのタイミング

薬剤師 転職 時期

「薬剤師の転職の時期って、いつがベストなの?」と悩んでいませんか?

最近はドラッグストアの求人が一年中出るようになったので、転職自体は時期を問わず可能になりましたが、「希望職種の求人が無かった…」「職場に迷惑をかけてしまった…」と失敗する人はとても多いのです。

結論から申し上げますと、薬剤師の転職時期は「7つのタイミングを逃さない事」がポイントです。このページでは、転職コンサルタントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、薬剤師転職の時期についてご紹介します。

  1. 薬剤師の転職は7つのタイミングを逃すな!
  2. 「求人が多い」時期
  3. 「ボーナスがもらえる」時期
  4. 「給料をもらい損なわない」時期
  5. 「職場に迷惑をかけない」時期
  6. 「転職がスムーズな」年齢
  7. 「女性ならではの」タイミング
  8. 「辞めたいと強く思った」時期こそが、一番の転職時期

このページを読めば、薬剤師の転職について理解が進み、「薬剤師はいつ転職すべきか?」がわかるでしょう。

<2019年7月:最新情報>

7月は、転職活動を開始するには最高のタイミングです。なぜなら、6月までの転職市場の最繁忙期を超え、より手厚いサポートを利用しながら活動できる時期だからです。

一方で、市場に出回っている求人数は限られている側面もあるため、良い求人を確実に手に入れるために可能な限り早いタイミングで転職活動を開始すべきです。

そのため、以下の簡単なステップで早めに転職を開始しましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『薬キャリ』『マイナビ薬剤師』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※登録後、転職エージェントからの連絡に細目に対応することがポイントです。そうすることで、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が劇的に上がり、転職活動を円滑に進められるでしょう。


1. 薬剤師の転職は7つのタイミングを逃すな!

薬剤師として転職しようと考えています。いつ転職するのが良いのでしょうか?

転職は、人生の中でも最も大きな決断の一つと言えるでしょう。悩みは様々ですが、「いい転職をしたい」と考えている人と同じくらい「失敗しない転職をしたい」と考える人が多いのではないでしょか。

薬剤師の転職は、昔に比べてドラッグストアなどの求人が一年中出るようになったので、転職時期は年中可能になりました。しかし、薬剤師にとって「ベスト」と言える転職タイミングは存在します。どれも逃すと失敗するタイミングばかりなので、必ず参考にした上で転職することをおすすめします。

薬剤師転職、7つのタイミング

  • 「求人が多い」時期
  • 「ボーナスがもらえる」時期
  • 「転職で不利にならない」時期
  • 「職場に迷惑をかけない」時期
  • 「転職がスムーズな」年齢
  • 「女性ならではの」タイミング
  • 「辞めたいと思った」時期

2. 「求人が多い」時期:1〜3月

今の待遇が不満で転職を検討しています。「良い条件の求人が多い」時期が嬉しいですね。

2-1. 1〜3月は魅力的な求人も多い

一年で最も求人が多い時期は1〜3月で、企業サイドも転職者サイドも1年で人の動きが活発になるタイミングです。企業は中途採用といえども4月入社を狙った求人が最も多く、転職者も12月ボーナスをもらった後に退職する人が多いためです。

通常だと求人が出にくい病院・企業からも募集があり、高収入や高待遇の求人もよく見られます。今すぐ転職したいと思っていない人でも、1〜3月は魅力的な求人が出ているケースも多く、チェックすることをおすすめします。

7〜9月も10月入社を狙った求人が出るタイミングですが、1〜3月に比べると求人数は多くありません。急ぎでの転職を希望されない場合は、1〜3月を待った方がより良い条件の求人を獲得できる可能性が高まるでしょう。

2-2. 求人が多い時期は、転職ライバルも多い

一方、求人が多い時期の転職には、転職ライバルも増えることを覚えておきましょう。人気求人には、当たり前のことながら転職者が殺到し、内定獲得することは難しくなります。人気求人にばかり応募して不合格が続き、4月になって求人数が激減してしまうと目もあてられません。

ポイントは、求人が激増する1〜3月を迎える前、11〜1月に転職サイトで求人を探し、転職コンサルタントに「自分に合った求人」を紹介してもらうこと。「敵を知り己を知れば、100戦危うからず」の通り、早めの情報収集や転職活動を開始することが重要です。

転職をスタートさせようと思う人は、薬剤師必見!ベストな求人が見つかる転職サイト6選と活用法を参考にしてください。

3. 「ボーナスがもらえる」時期:7月・1月以降

どうせ辞めるなら、「ボーナスをもらった後」に転職したいですね。

3-1. 就業規則の確認が全て 今すぐチェックしよう

私に相談に来る多くの薬剤師転職者が「ボーナスをもらった後に転職したい」と言います。が、一部の方は元職場の就業規則を把握されていないばかりに、退職直前にボーナスがもらえない事を知り、そのまま泣く泣く退職というケースがあります。

誰もがボーナスが貰える時期は把握していると思いますが、ボーナスが貰える条件について就業規則で確認される事を強くおすすめします。

3-2. ボーナスをもらった上で退職する事を、しっかり交渉しよう

2つ目のポイントは、ボーナスをもらった上での退職を、しっかり職場に交渉することです。個人経営の薬局では、就業規則がしっかり定まっていないケースがあります。薬局経営者の判断で支給の有無が決まる事もあるので、しっかりボーナスをもらえるよう交渉しましょう。

ボーナス支給後のタイミングは退職者が出やすい時期なので、強く退職引き止めされるケースもあります。転職スケジュールは早めに調整し、職場の状況で退職が難しいような場合は余裕を持って上司に交渉することをおすすめします。

4. 「転職で不利にならない」時期:ブランクを空けない

転職で失敗したくありません。「不利になる」時期やタイミングはありますか?

2・3章では、「求人が多い」「ボーナスが貰える」時期というメリットが多い転職時期についてお伝えしましたが、デメリットが発生する転職時期もあります。その代表的なものが「転職で不利になる」時期で、その最たるのがブランクを空けた後の転職です。

私に相談に来る転職者に「退職して、しばらくゆっくり過ごした後に転職活動をスタートさせたい」という方が一定数いらっしゃいますが、私は「ブランクを空けずに、今すぐ転職活動をスタートさせましょう」とお伝えしています。その理由を2点お伝えします。

4-1. 面接で不利になる

ブランクを空けると、転職面接で不利になります。出産や育児後だとブランクの理由が明白ですが、一般的には「体や心を壊して休んでいたのでは」と人事が疑念を持ってしまうからなのです。

別理由があったとしても人事の疑念は消えないので、自身のキャリアに強い自信がある人以外はブランクを空けずに転職する事をおすすめします。

4-2. 焦って内定承諾してしまう

2点目の理由は「焦って内定承諾してしまう」です。どんなにのんびりしている人でも、ブランク後の転職は思いの外「内定取れるだろうか。取れないと貯金が無くなってしまう」と焦るもの。焦った結果、条件を落としたりやりたい仕事で無い仕事に就職してしまっては転職の意味がありません。

5. 「職場に迷惑をかけない」時期:3ヶ月前がベスト

今いる職場に迷惑をかけたくありません。どれほど前に転職を切り出すと良いでしょうか?

「3ヶ月前には辞職を切り出す」事をおすすめしています。労働基準法上は「退職届を出してから2週間以内」での退職が認められていますが、職場・会社側から不本意な引き止めを受ける事なく円満に離職するためには、3ヶ月前の切り出しがおすすめです。

もちろん「旦那の転勤で」といった理由で3ヶ月前に切り出す事ができない場合もあります。が、基本的には追加で1名採用するためには、求人広告を出し、面接し、内定後に必要書類を揃えてもらい、といったプロセスは1ヶ月以上かかるものです。

会社や職場に必要以上の迷惑をかけないよう、「立つ鳥跡を濁さず」での円満退職をこころがけましょう。

6. 「転職がスムーズな」年齢:25〜30歳

新卒で入って1年目ですが、将来は転職を考えています。何年ぐらい働いた後の転職が良いのでしょうか?

薬剤師の転職は、一般的に25〜30歳が良いと言われています。その理由を2点ご紹介します。

6-1. 実務経験を積んでいるから

一つ目の理由は、「実務経験を積んでいるから」です。

25〜30歳の転職者は、新卒で入社した職場で最低限のビジネスマナーを学び、実務経験を積んでいます。中途採用で雇った際に、基礎的なマナー研修や仕事の導入をせずとも、現場で活躍してもらえる事がイメージできる事から、25〜30歳は転職で有利になるのです。

6-2. 未経験へのチャレンジができるから

二つ目の理由は、「未経験へのチャレンジができるから」です。

特に未経験の職場や職種にチャレンジする場合は、25〜30歳までに転職すると良いでしょう。ある程度年齢を重ねると、未経験へのチャレンジは本人も難しくなり、人事も敬遠する傾向にあります。

「今は調剤薬局で働いているが、将来急性期病院で働きたい」といった意欲を持っている方は、30歳までにチャレンジする事をおすすめします。

未経験の職場に転職しようと考えている薬剤師の方は、薬剤師が未経験でも転職に成功するためのテクニック4選を参考にして下さい。

7. 「女性ならではの」タイミング

一般的な転職の時期はわかりました。女性ならではの転職タイミングというものは、あるのでしょうか?

女性ならではの転職タイミングには、以下のパターンがあります。ぜひ参考にしてみて下さい。

7-1. 結婚後に、残業が少ない職場に転職する

最も多いケースが、結婚後に残業が少ない職場に転職するケースです。特にドラッグストアや急性期病院といった残業が多い職場に勤めている女性は、結婚後に残業が少なく、家事がしやすい職場に転職する傾向にあります。

7-2. 妊娠後に退職 子育てが落ち着いて転職する

もう一つ多いケースは、妊娠が発覚した後に退職し、子育てが落ち着いた後に転職するケースです。特に個人薬局など、妊娠休暇・育児休暇の制度が整っていない職場に勤めている女性が、このタイミングで退職する傾向にあります。転職するタイミングは子供が保育園入園や小学校入学が多いようです。

8. 「辞めたいと思った」時期こそが、一番の転職時期

今の職場が辛いのですが、転職時期の良い時まで待ったほうが良いのでしょうか?

7章までで、転職にとって良い時期・年齢・タイミングをお伝えしてきましたが、最も大切なのは辞めたいと思った時です。

もし、今の職場がどうしても辛いなら、すぐに転職する事をおすすめします。世の中には多くの職場があり、驚くほど陰湿な職場から、驚くほど楽しく和気藹々としている職場まであります。今の職場を全てと思わず、辛いのであれば次の職場を探しましょう。

「転職したい!」と強く思う時は、進んで求人を探し、面接でも転職意欲をアピールできるので、思いの外内定が出やすいのです。求人が出にくい時期や、ボーナスもらえない時期だったとしても、あなたが転職活動に対して強い意志を持っている時だからこそ、次の良い職場が見つかるでしょう。

「辞めたい…」と悩んでいる薬剤師の方は、薬剤師を辞めたい!7つの体験談と後悔しない働き方のヒントを参考にして下さい。

さいごに

薬剤師転職の時期について、コツやノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

薬剤師の転職は年中可能ですが、時期を間違えると転職後に後悔する可能性があります。ポイントは「ベストな時期を知る」「どうしても辞めたい時は、今すぐ転職する」の2点。これだけで満足いく転職可能性をぐっと高める事ができます。転職成功に向けてトライしてみる事をおすすめします!

※薬剤師が転職する時の注意点

薬剤師は転職率が高く、「年収アップ」などの理由で転職する人が多い業界ですが、職場雰囲気の悪さや長時間労働に後悔するケースが多いのも事実です。薬剤師の転職で失敗しない!体験談と転職ノウハウの全てを見て、後悔しない転職を実現してください。

特に初めて転職する人は、職場雰囲気のヒアリングや面接対策などのため、転職エージェントを活用することをお勧めします。薬剤師のための転職エージェント全知識|1から理解し徹底活用!を参考にすると良いでしょう。

転職活動は、将来のキャリアや待遇などに悩み、すぐに決められるものではありません。しっかり考えた上で、次の一歩を踏み出してくださいね。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。