介護職の転職で失敗しないための全知識|豊富な事例でプロが解説!

介護 転職

「力仕事が少ないところで働きたい」「未経験でもできる職種はないかな…」など考えている方は多いと思います。

介護職は人手不足で未経験でも積極採用を行っているため、転職活動をしたらすぐに転職先が見つかる場合があります。しかし、転職先選びを間違えると、今よりも状況が悪くなる場合があります。

そのため、このページでは、これまで人材会社で多くの介護職の転職をサポートしてきた私が、転職していいのか、どうやって転職先を選べば失敗しないかを下記の流れで全て解説します。

1.介護職は低賃金?実は改善されてきている
2.介護職の転職でよくある失敗例
3.介護職の転職で失敗しないための対策
4.介護職への転職でおすすめな転職エージェント3選
5.介護施設にはどんな種類がある?
6.体験者から学ぶ「未経験でも介護職への転職を成功させたコツ」3選
7.介護職の転職でよくあるその他の悩み3選

<2019年8月:介護転職の最新情報>

8月は転職活動を開始するのに最高のタイミングです。

なぜなら、夏のボーナス支給が終わって退職者が増え、求人数が増える時期だからです。

そのため、以下の簡単なステップで早めに転職を開始しましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『きらケア』『かいご畑』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※登録後、転職エージェントからの連絡に細目に対応することがポイントです。そうすることで、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が劇的に上がり、転職活動を円滑に進められるでしょう。

このページを読めば、介護職の転職で後悔しない決断ができるようになります。

1.介護職は低賃金?実は改善されてきている

介護職で働く方への待遇は改善されてきています。

高齢化を背景に、国が介護職従事者を増やすための取り組みをしており、さらに、介護業界は未経験や社会復帰の採用を積極的に行っています。そのため、介護職は多くの人におすすめな職種です。

ただし、必ずしも転職により良い職場で働けるわけではありません。なので、まずは転職の失敗例と失敗しないための対策を紹介します。

厚生労働省が発表している平成29年度介護従事者処遇状況等調査結果によると、

介護職員処遇改善加算(Ⅰ)を取得している施設・事業所における介護職員(月給・常勤の者)の平均給与額が、平成28年と平成29年を比較すると、13,660円の増となっています。

平成29年度介護従事者処遇状況等調査結果 – 厚生労働省

2.介護職の転職でよくある失敗例

まずは、介護職の転職でよくある失敗例です。

  • 賃金に納得できなかった
  • 就業時間に問題があった
  • 暴言や感謝されないことで心労が絶えなかった
  • 力仕事が多かった
  • 人の入れ替わりが激しかった

実際に「介護職に転職をして失敗してしまった」という方にどんな点が失敗だったか、話を聞いた中でも多くあった回答をまとめてみました。

それぞれ紹介していきます。

2-1.賃金に納得できなかった

仕事が続くモチベーションのひとつが賃金です。

入職後に気付いた待遇に納得できなかったというのが転職に失敗したと感じるポイントです。

入職前には必ず待遇面を確認しましょう。

口コミ・評判

M.K さん(40代女性・求職中

賃金が上がる可能性があるのが、3年に1度ということを入社してから知りました。それまではなにかと持ちだしもあり、用意する仕事着なども実費で洗い替えを買うなど負担感が大きかったです。

そのせいか、より賃金の低さが気になるようになり、結果労働に見合う賃金ではないと思ってしまって仕事を続けるのが辛くなりました。

いくらこれから賃上げが期待されているとはいえ、現段階での賃金の低さはやはり気になってしまいます。

2-2.就業時間に問題があった

こちらも入職前に待遇面を十分に確認しなかったため起きた問題です。

夜勤があることは知っていたけれど、宿直勤務だった…というのは珍しい話ではありません。

また、夜勤明けの日の仕事もいつもの日勤のようにフルで働く前提だった、と働きはじめて知る人も多く、そういった就業時間に対応できるかどうかも重要なポイントです。

口コミ・評判

Y.K さん(30代女性・会社員

夜勤があるけれど家族の同意や協力は得られますか?といった確認は採用担当者からされました。その時、夜勤があっても次の日しっかり休めば大丈夫かと思い、夜勤は賃金が高いことから積極的にシフトに入りますと言ってしまいました。それが運のツキ。

フタを開けてみると、夜勤は宿直勤務で翌朝も日勤同様の勤務が続き、丸々2日働いているかのような過酷さでした。2カ月程度で一気に6キロ痩せ、体調を崩し、結果的にすぐに退職してしまいました。

やる気はあったけれど、身体がついていかなかったという声も多く、いかに自分の体力と気力と向き合い、ベストな就業時間を採用している職場とマッチングするかが転職の成功失敗を握っているともいえます。

2-3.暴言や感謝されないことで心労が絶えなかった

職場環境によっては心労を引き起こします。

介護職は人との距離が近く、感謝の言葉を聞きやすいですが、場合によってこの女性の経験のように、大変な思いをしてしまう可能性があります。

口コミ・評判

S.H さん(30代女性・パート
再就職先がグループホームだったこともあり、日常会話さえままならない方がほとんどでした。仕事ですから割り切らないといけないし、なにを言われても仕方ないので聞き流すほかなかったのですが、わたしも人間ですのでやはり傷つきました。苦手だなと思う方がひとりできてしまうとその方の介助がとても苦痛になりました。心労が原因で続かず、結果辞めてしまいました。

施設のことを事前に把握しておき、だれに対しても思いやりをもって仕事ができる準備をすることが大切です。

2-4.力仕事が多かった

介護職は、採用担当者が「力仕事が多いですが大丈夫ですか?」と聞くほど、力を必要とする仕事があります。介護職に転職しようとしている女性は特に、その仕事の過酷さに驚くとともに体に不調をきたしてしまいます。

口コミ・評判

M.T さん(40代女性・パート

ここまで重労働なのかと、働き始めてわかりました。周囲からは力仕事と汚れ仕事がほとんどだ、とは言われていましたが、想像以上の力仕事の多さで腰、膝を痛め、職場と病院とを往復するような暮らしになり、結果主人に止められ仕事を続けられませんでした

利用者の体重を支え、体に負荷を日常的にかけるのが介護職です。しかし、従業員数が多い施設などであればその負担は分散されるので、体への負担は減ります。入職前には従業員数やシフトの体制など確認しておきましょう。

2-5.人の入れ替わりが激しかった

介護の業界は人の入れ替わりが激しいです。

より望ましい勤務環境とするには、ゆとりある時間と確実な引き継ぎが重要です。しかし、そういった時間を充てるヒマがないほどに忙しく、日々の業務て手一杯というのが現状だということがうかがえます。

口コミ・評判

K.I さん(30代女性・主婦
中年以降の女性が働いている割合が7割くらいの職場でした。多くの方が研修期間内に辞めてしまい人間関係の構築が難しいだけでなく、辞めた人の分も仕事が増えて周囲の人の仕事量が増えて残業も増え、家庭と仕事の両立ができませんでした。人の入れ替わりが多く、引き継ぎに時間を使うヒマもないのでまさに壮絶な現場でした。

これは介護職に限らないことですが、人の入れ替わりが激しくても、引継ぎなどの体制が整っているのか事前に確認しておく必要があります。

自分がやるべき仕事、ほかの人がやることを把握しておくと余計な気を使わなくて良くなります。

では、このような失敗をしないための対策はどうすればよいのか。以下で紹介します。

3.介護職の転職で失敗しないための対策3選

介護職の転職で失敗しないための対策は3つあります。

  • 職場見学に行く
  • 口コミサイトで調べる
  • 相談相手を作る

基本的に入職前には介護業界の職種と施設の種類を知っておくべきです。

なぜなら、事前に仕事内容や職場環境などを知らずに入職すると、前の章で述べた失敗例につながるからです。

それでは説明していきます。

3-1.職場見学に行く

入職する前に一度、職場見学に足を運んでください。

ただ書類を見ただけでは、職場の雰囲気は想像もつかないものです。現場の職員さんから話を聞くことで待遇面などを理解することができます。

職場の雰囲気を掴むには、職員さんの表情や口調はもちろん、施設の清潔さや明るさ、利用者さんの表情も重要な要素といえます。書面に記載された待遇と、採用担当者からの話だけで決めてしまうのはリスクが大きいので気をつけましょう。

こんな表現には要注意!
そのほかにも下記のような表現があっても鵜呑みにせずに、裏を取れるといいでしょう。

  • アットホームな雰囲気です♪(本当にそうか職場見学で要確認)
  • 育児をしながら働きやすい(実際に子育てしている人はどれくらいか、託児所はあるか要確認)
  • 教育研修が充実(どんなプランがあるのか要確認)

3-2.口コミサイトで調べる

職場見学に行く方も、行かない方も、合わせて口コミサイトをチェックしておくといいです。

老人ホームマップ

おすすめは「老人ホームマップ」で、実際に利用している方や施設の見学に訪れた方の口コミをみることができ、どんな雰囲気なのか、どんなことに気を付けて職場選びをすればいいのか知ることができます。

介護施設に関する口コミが日本で最も投稿されているので、あなたの気になる施設の口コミが見つかる可能性が非常に高いです。

登録は無料なので登録して、リアルな声が見れるので、気になる施設があれば検索し、覗いてみましょう。

3-3.相談相手を作る

転職の相談相手は誰でもいいわけではなく、以下のような2つの条件を満たすような人でないときっと後悔します。

  • 転職活動について詳しい
  • 介護の仕事(もしくはあなたが目指す職種や業種)について詳しい

転職の相談ですから、人事の方や人材会社に所属しているような転職に詳しい人でないとあまり役に立たないかもしれません。

また、転職に関してだけではなく、介護業界を始めあなたが目指す職種や業種について詳しくなければいいアドバイスがもらえないでしょう。

ただし、職場の人への相談は避けましょう。

注意点:職場の人への転職の相談はNG!!

職場の同僚や上司などへの転職の相談は絶対にしないように注意しましょう。理由は下記のようにたくさんあります。

  • 転職をやめたとしても、一度転職をチラつかせたことで職場で腫れ物扱いされる
  • 引き止められてしまい、正しい判断ができなくなる
  • 仲のいい同期であっても、他の人に漏らしてしまう可能性がある

そのため、転職・退職を決めるその日までは仲の良い同期にもバレないようにしましょう。

正しい答えがないので、人によっては転職が面倒になってしまうケースもあります。

とはいえ、職場の人以外そんなこと相談できる人がいない…と言う方がほとんどかと思います。そんな時は「転職エージェント」というサービスを活用しましょう。

4.介護職への転職でおすすめな転職エージェント3選

転職活動において1人で決断することは良くないことです。なぜなら、自分で集めた情報が不正確で、判断を誤ってしまう可能性が高いからです。

判断を誤り、希望しない環境に身を置くことのないように、介護業界について詳しい人に相談しましょう。

相談する相手がいない場合は、専門の転職エージェントに登録することをおすすめします。ここでは介護職への転職活動におすすめな3つの転職エージェントを紹介します。

4-1.きらケア

きらケア正社員

きらケア』は、「自宅から徒歩で勤務先に通いたい」「人間関係が良い職場がいい」といった一人ひとりのニーズに応えてくれる転職サイトです。

数多くの職種、就業形態、そして提供サービスのなかから最適な求人情報を、介護業界に特化したアドバイザーからスピーディーに紹介してもらえるのが嬉しいサイトです。

面接の予定調整や、労働条件交渉のサポートも受けられるので、場所は良いのに賃金が…といった不満点も解消してから就業することが可能です

また、『きらケア』を通じて転職をした方には福利厚生サービスが受けられ、またキャリアアップのための支援も行ってくれる手厚さが魅力的だといえます。

求人数およそ8,000件
対象地域東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪
サポート(口コミ)4.3
★★★★★
公式ページhttps://job.kiracare.jp

4-2.かいご畑

かいご畑

かいご畑』は介護向けの人材紹介サービスから、資格講座まで、介護業界で幅広い事業を行うニッソーネットの転職支援サービスです。

求人数は1万件と、トップクラスの求人数を保有し、悩みをしっかりと聞いてくれた上で求人を紹介してくださると多くの方から好評でした。

また、正社員の求人紹介の他に、派遣としての紹介も行なっていますが、派遣スタッフとして勤務する場合は以下のような資格の講座を無料で受けることができます。

  • 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)・・・75,000円→0円
  • 介護福祉士 受験対策講座・・・・・・・・・37,000円〜→0円

そのため、資格を取ってキャリアアップしたい!という方がステップアップとして使うのもおすすめです。

求人数5,000件
対象地域
  • 北海道:札幌
  • 東北:宮城・福島
  • 関東:東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城
  • 関西:大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山
  • 東海:愛知・岐阜・静岡・三重
  • 中国:広島・山口・岡山
  • 九州:福岡・佐賀
サポート(口コミ)4.1
★★★★★
公式ページhttps://kaigobatake.jp

4-3.マイナビ介護

マイナビ介護 公式

マイナビ介護』は運営が大手企業で実績のある転職エージェントです。

オススメの求人特集欄には、新しい施設で働きたいオープニングスタッフのみをまとめた求人や、年間休日が110日以上確約されている求人のみなど、希望する条件で求人を探すことができます。

登録すると、元介護士を始め介護の業界に詳しいプロのキャリアアドバイザーから連絡をもらえ、悩みを相談しながら転職について一緒に考えられます。

求人がとにかく多いので、選択肢を増やすためにも上記2社と合わせて登録することをおすすめします。

求人数およそ2万件
対象地域全国
サポート(口コミ)4.0
★★★★★
公式ページhttps://kaigoshoku.mynavi.jp

5.介護施設にはどんな種類がある?

介護施設には大きく9つの種類があります。

施設、サービスごとに仕事内容がガラリと変わるため、自分に合った働き方を実現するためにはまず介護施設の種類について知っておく必要があります。

理想の転職を具体的に描くため、まず一覧表でそれぞれの施設の特徴を掴みましょう。

施設の種類をクリックすると詳細を見れます。

施設種類向いている人夜勤求人数規模
特別養護老人ホーム(特養)公的な施設で働きたい方大きい
有料老人ホーム働く施設の雰囲気を重視する方大小様々
介護老人保健施設(老健)他業種とも関わり合いを持ちたい方大きい
(認知症型)グループホームアットホームな雰囲気が好きな方大きい
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)秘書業など経験のある方、細やかな気配りができる方大小様々
ケアハウス※ボランティア精神が旺盛な方、人のためになりたいという気持ちが強い方A,B型:〇
C型:◎
大小様々
ショートステイ一期一会を大切にできる方小さい
デイサービス企画力がある方、高齢者とのふれあいが好きな方ほぼ日勤小さい
デイケア医療・リハビリに興味のある方ほぼ日勤小さい

※3つの種類があります。 A・B型;身寄りがない、家族がいても何らかの事情で同居できず介護が必要な高齢者を対象とした施設、C型;入居費用がA・B型に比べて高いが食事提供・生活支援・介護提供をする施設です。

施設別に詳しく特徴をチェックしていきましょう。

5-1.特別養護老人ホーム(特養)

利用者の体に触れる作業は資格が必要ですが、それ以外の業務は資格が要らないため、無資格者(未経験者)の採用も随時行っているのが特徴です。

施設種類向いている人夜勤求人数規模
特別養護老人ホーム(特養)公的な施設で働きたい方大きい

介護老人福祉施設と呼ばれることもあり、原則要介護3以上の方が入所します。したがって、仕事内容は入居者の入浴介助や移動、排せつの介助といったように利用者の身の周りに関することが多くなります。

運営元は自治体や社会福祉法人となっており、公的な施設で安心安全な印象が広くもたれている施設です。

5-2.有料老人ホーム

特別養護老人ホームと違い、民間企業が運営しているのが有料老人ホームです。

施設種類向いている人夜勤求人数規模
有料老人ホーム働く施設の雰囲気を重視する方大小様々

この中でも介護付き有料老人ホームと、住宅型有料老人ホームの2種類があります。

前者は介護サービスを受けられる老人ホームとなっており、後者であれば高齢者向けの住居という位置付けになっています。

有料老人ホームに勤務するのであれば、勤務先は介護付きか、住宅型かをチェックする必要があります。

特別養護老人ホームと大きく異なるのが、要介護認定を受けていない高齢者も利用することから、比較的元気な方が多いという点です。

民間が運営しているだけあり、その施設の雰囲気や規則などは様々で、自分の色に合った職場を見つけることが可能です。

5-3.介護老人保健施設(老健)

こちらは社会福祉法人や医療法人が運営をしている公的な介護保険施設です。

施設種類向いている人夜勤求人数規模
介護老人保健施設他業種とも関わり合いを持ちたい方大きい

急性期の治療を受け終わった高齢者の病状が安定してから、自宅での暮らしに戻れるように随時リハビリなどを受けられる施設です。

医師が常駐していることもあり、リハビリを担当する理学療法士や作業療法士も勤務していることから、たくさんの種類の職業が入り混じった職場だといえます。

担当となる業務によって利用者の要介護度が変化するので、事前に勤務先のみならず、業務内容の詳細確認が必要となります。

5-4.(認知症型)グループホーム

アットホームで、家庭のような雰囲気のなかでの勤務となります。

施設種類向いている人夜勤求人数規模
グループホームアットホームな雰囲気が好きな方大きい

認知症の高齢者が生活する施設となっており、少人数(9人まで)を1ユニットと呼びます。介護従事者と入居者が家族のような関わり合いをもち、食事作りや家事なども出来る方とは一緒に行います。

規模は小さめで、働く人数も必然的に少人数となりますので、仕事を急に休むといったことは難しくなります。ですが、認知症のケアに興味がある方、学びたい方には最適な職場といえます。

5-5.サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

サービス付き高齢者住宅は、前述した住宅型有料老人ホームと同じで高齢者向けの住宅という位置にあります。

施設種類向いている人夜勤求人数規模
サービス付き高齢者向け住宅秘書業など経験のある方、細やかな気配りができる方大きい

一般的には生活の相談といった話相手になることから、食事の提供、コンシェルジュのような対応を求められます。

こちらは介護保険サービスの提供はないのですが、同じ建物内に訪問介護事業所がある場合は介護保険サービスの提供がみられます。

勤務しようか検討しているサ高住がどんな仕事内容で募集をしているのか、見守りサービスについても夜もずっと実施するのかなど勤務形態・時間についても確認をしておきましょう。

5-6.ケアハウス

ケアハウスは地方自治体や社会福祉法人が運営しており、利用料が安いために勤務する方の賃金も低めに推移しやすいといわれています。

施設種類向いている人夜勤求人数規模
ケアハウスボランティア精神が旺盛な方、人のためになりたいという気持ちが強い方A,B型:〇
C型:◎
大小様々

加齢に伴う身体機能の低下をはじめ、日常生活に家族の支援が受けられないといった高齢者を対象とした施設であり、公的な要素が強くなっています。

入居する条件や暮らし方などからケアハウスにはA型、B型、C型の3タイプが用意されており、そのタイプごとに仕事内容が大きく異なってきます。

A型とB型は主に身の周りの手伝いと食事の提供がメインの業務となりますが、C型は介護サービスを主に提供するため、どの型の職員募集なのかをチェックする必要があります。

5-7.ショートステイ

その名の通り、最大連続利用日数30日という短期間の入所で介護サービスが受けられる場所がショートステイです。

施設種類向いている人夜勤求人数規模
ショートステイ一期一会を大切にできる方小さい

ご家族で介護をしている方への介護負担軽減のためのサポートとして宿泊をしてもらうこともあり、慣れない場所での睡眠が難しく利用者の不眠にどれだけ配慮できるかといった優しさ、思いやりが求められる場所でもあります。

利用者の入れ替わりが激しいため、「この人ちょっと苦手だな」という気持ちになっても、1ヶ月の辛抱でまた別の方に入れ替わりますので安心できます。

短期間の利用には人が入れ替わるメリットがあると同時に、環境への順応が難しい利用者との心を通じ合わせる難しさもあると覚えておきましょう。

5-8.デイサービス

クリエイティブな仕事が多い介護施設です。

施設種類向いている人夜勤求人数規模
デイサービス企画力がある方、高齢者とのふれあいが好きな方ほぼ日勤小さい

自宅で暮らしている高齢者が、日中を過ごす施設です。自宅まで迎えに行き、入浴の提供や機能訓練を行うことがあります。

職員はもちろん利用者同士の交流を活発化させ利用者が「通いたいデイサービス」を創造する施設となっています。

自宅で時間を持て余してしまっている高齢者も多いですが、デイサービスでは利用者同士の交流も多くみられ、様々なレクリエーションも実施されています。健康マージャンやカラオケ大会といった、認知症の防止を兼ねたストレス発散も多く、いかに楽しんでもらえるイベントを企画・実施できるかという仕事が主となっています。

5-9.デイケア

デイケアは、リハビリテーションの必要がある高齢者や、医療的なケアが必要な方が利用する通所施設となっています。

施設種類向いている人夜勤求人数規模
デイケア医療・リハビリに興味のある方ほぼ日勤小さい

こちらは運営元は様々で、介護職員のほか理学療法士、作業療法士、医師や言語聴覚士といった様々な職業の方が出入りする施設です。

医療やリハビリに興味のある方に最適な職場といえるでしょう。

短時間での利用のみの施設もあれば、入浴や食事が伴う施設もあるので、自分の勤務先となる場所がどういったサービスを提供しているのかを前もって確認しておく必要があります。

6.経験者から学ぶ「未経験でも介護職への転職を成功させたコツ」3選

未経験者の介護職への転職は長く続けられる要素が重要です。

実際に未経験から介護職への転職をし、勤め続けて5年以上になる男女10名の方に転職を成功させたコツを聞いてきました。

ぜひ参考にしてみてください。

6-1.介護職という業界を掴むためにデイサービス・デイケアを選んだ

夜勤なしで時短で働くこともできる施設が多いのはデイサービス・デイケアです。

口コミ・評判

H.N さん(30代女性・介護職員
社会人経験4年程度で結婚して専業主婦になってしまいました。そのため、なんの経歴も資格もなく、介護職なら未経験者でも多くの募集があり、検討しました。ただ、夜勤あり、宿直勤務手当いくら…といったように夜の勤務が大前提となっている求人が多かったためだそういった募集は断念。まずは介護職という業態に慣れ、お年寄りとの関わり合いを持ちながら家庭と仕事を両立することを最優先にしました。そして、デイサービスセンターで1年、その後同じ会社の系列のデイケアで6年働いています

主婦からの社会復帰ということで夜勤は絶対にしない、と日中の勤務で「仕事をする」という感覚に慣れていったそうです。そして、はじめは稼ぎよりも働く時間を優先して考え、時短勤務での採用を狙って転職活動をしたといいます。

子どもも段々と大きくなったことで手がかからなくなり、自分自身も働き始めて「働くこと」になれたというAさん。もう少ししたら、夜勤のある職場への異動も視野に入れているとのことでした。

6-2.入居者に覚えてもらえるケアハウスに就職した

人と接することが久々である方や、お年寄りとのコミュニケーションに不安のある方は、まずは入居者に覚えてもらえる介護度の低い方が利用するケアハウスがおすすめです。

ただし、施設によって、利用者や入居者の介護認定の重さや認知症の進行具合は大きく異なります。

口コミ・評判

R.S さん(40代女性・介護職員
入居者さんに覚えてもらえるよ、頑張り次第で信頼してもらえるよ、と採用面接で言われたのが印象的で、勤務を決めたのが今のケアハウスです。グループホームといった認知症の進んだ入居者さんではなく、日常生活もある程度一人でできる方が多いのが特徴で、会話もしっかり行えます。とある入居者さんからは娘のように慕われ、トイレの介助もご指名していただけるようになりました。信頼関係を築けたことで、社会復帰したわたしに自信がつきました

一方で、情が絡むと精神的な心の負担感が増えるという方もいます。

そういった方は、額に認知症が進んだ入居者の多い施設がオススメです。

毎日同じやりとりをしたり、同じ会話を何度もすることに抵抗がなければ、情が湧かず淡々と仕事をこなすことが出来るでしょう。

6-3.給料、賞与がしっかりしているから頑張れた

仕事量が多くても納得できる賃金だと長く続けられるようです。

介護職はお給料が安いといったイメージが多く、低賃金だから働きたくないという方が多く存在します。

しかし、企業によっては定期昇給が頻繁にあるところやボーナスが年3回支給となるなど、力仕事も心労も、納得できる賃金が確約されているから頑張れているという方が多くなってきています。

口コミ・評判

Y.A さん(40代女性・介護職員
宿直勤務もありますし、正直楽な仕事ではありません。しかし、仕事ってどんなことをやってもキツいものでしょう。だからこそ、求人欄に昇給が年2回あること、そしてボーナスが年3回支給され合計が4ヶ月分になることなどをチェックして採用試験を受けました。仕事中心の生活となったのですが幸い当時は子どももおらず、転職して4年目で妊娠してから部署を異動してもらい、産休をもらったあとまた復帰して今も働いています。辛いことはあります。もっといい仕事があるのでは…と考えたことも何度もあります。でも、結局自分が頑張った分しっかり稼げていると思えているので、辞めようとまでは思いません。

仕事量と賃金のバランスを考え、自分が納得できるかどうかでまず求人情報を精査する必要があります。

そして、自分の望む勤務形態の範囲で納得できる賃金が保障されている企業に採用面接を申し込んでみましょう。

7.介護職の転職でよくある悩み3選

その他、介護士さんの転職でよくある下記3つの悩み、疑問です。

  • 介護職の現場で人の入れ替わりが多い理由は?
  • 介護職から他の業界に行きたい場合は?
  • 面接が苦手なので、転職うまくいかないかも…

それぞれ、私なりの解決策を紹介します。

7-1.介護職の現場で人の入れ替わりが多い理由は?

低賃金、仕事量の多さが多くの理由です。

しかし、多くは職場を変えることで解決されるため人の入れ替わりが他の業界よりも多いです。

自分が求める条件は職場選びが重要です。

『5.介護職の転職先って他にどんなところがある?』を参考にして選びましょう。

7-2.介護職から他の業界に行きたい場合は?

総合転職サイトで利用者満足度が高い以下の3つに登録しましょう。

他にも各業界に特化した転職エージェントがあります。

特化型の紹介をまとめたのが下の表です。

他の業界に行きたい場合は基本的にその業界に特化したエージェントの利用をおすすめします。

 おすすめエージェント業界別解説サイト
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※名前をクリックすると公式ページにリンクします。詳しく知りたい方は、解説サイトをご覧ください。

JACリクルートメントは基本的にハイキャリア向けの転職エージェントですので、現時点でご自身のキャリアに自信がある方や転職を意欲的に検討されている方にはおすすめですが、そうでない方は他社をおすすめします。

7-3.面接が苦手なので、転職うまくいかないかも…

口下手だったとしても、転職に成功している人はたくさんいます。

特に営業の仕事のようなトーク力の求められる職種を目指すわけでない限り不安にならなくてもいいでしょう。

先ほど紹介した転職エージェントは模擬面接を始めとする面接対策をきっちりやってくれるので、面接が苦手な方はしっかり頼るようにしましょう。

また、面接が苦手な方は、転職エージェントへの相談と並行して「転職のプロ直伝!1000人以上を面接合格に導いた面接完全ガイド」をご一読ください。

最低限のマナーから、99個のよくある質問とその答え方まで受かる面接の全てがまとまっています。

まとめ

介護職の転職について悩んだ今知っておいていただきたいことをまとめましたが、いかがでしたか?

介護人材はまだまだ人手不足であること、今後も待遇が改善される業界のため今の悩みを改善できる職場はたくさんあるはずです。

悩んだ今、一歩踏み出してほしいですが、下記のポイントで後悔している人も多いのも現実です。

  • 職場の雰囲気を知らずに転職を決めてしまった
  • 労働条件をよく確認していなかった
  • どんな転職がしたいのかあなたの考えが整理できていなかった

このページを踏まえ、しっかりと転職先・求人票・あなたのことを考慮して転職に踏み出しましょう。まず最初の一歩目としておすすめなのが、頼れる相談相手を作ることです。

下記の転職サイトに登録し、担当者からの連絡を待ちましょう。

このページがあなたの転職の成功にお役に立てることを心から祈っています。