人間関係でお悩みの看護師に捧ぐ!相談事例と3つの改善策

看護師 人間関係

「毎日師長に理不尽な叱られ方をして辛い」「命を扱うただでさえ重い仕事に、同僚・上司との関係でのストレスに押し潰されそう」女性が中心となる看護師の業界では、独特な人間関係による悩みが絶えないと思います。

事実、看護師を転職・辞職される理由として最も多いのが「人間関係のいざこざ(パワハラ含む)」によるもので、看護師不足・人の命を扱うことのプレッシャー等あり、人間関係に対しても影響を与える職場であると言えるかもしれません。

そこで本記事では、筆者の転職経験、または転職エージェントとして1,000人の相談を受け転職に導いた経験から、看護師の方が人間関係のお悩みを少しでも解消する方法と、その中でも転職をすると言った場合の職場探し方法についてご紹介したいと思います。

  1. 今の人間関係を少しでも良好にするために必要な3つの習慣
  2. 良い人間関係を築ける職場を見つける3つの方法

このページを通じて、皆さんのお悩みを解決するためのヒントに少しでもなればと思っております。

<2019年3月:最新情報>

3月は、転職活動を開始するには最高のタイミングです。大手から中小まで、病院、企業が募集しており、最も選択肢が広がる貴重な時期です。

一方で、多くの求職者が動く時期でもあるため、人気の求人は短期間で定員に達してしまう場合があります。良い求人を確実に手に入れるために、可能な限り早いタイミングで転職活動を開始すべきです。

そのため、以下の簡単なステップで早めに転職を開始しましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『看護roo!』『ナースではたらこ』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※3月は求職者数が多く、転職エージェントの担当者は、より多くの人のサポートを行います。登録後、転職エージェントからの連絡に可能な限り細目に対応することがポイントです。そうすることで、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が劇的に上がり、転職活動を円滑に進められるでしょう。


はじめに. 人間関係に悩んだ時にまず心がけるべきこと

人間関係に関する心得

まず人間関係の悩みに関しては「絶対に自分1人で溜め込まないこと」が重要です。

一般的に多くの企業でも、従業員が困った時、どうにもこうにもいかなくなってしまった時(それが訪れる前が望ましいですが)には必ず先輩や上司に相談すること、というのを基本動作として指導します。

ですが、人間関係に困ったとき、と言うのは別問題です。

何故なら相談をしようにもその「先輩」や「上司」が悩みの種ですから。

そこで、誰でも良いので人に悩みを話すことがベストです。

友達、兄弟、両親・・・。ご相談できる相手は意外といるものです。

我々のような転職エージェントもその一つになれるかもしれません。

絶対に溜め込まず必ず誰かに相談しましょう。

それでも「人間関係」からは逃げられない

一方で、このように厄介な人間関係ですが、看護師である以上他者と関係しないということは絶対に有り得ません。

入院している患者さんの看護でも、すべてを一人で看ているわけではありません。

大病院であれば、多くの患者さんを手分けして多くの看護師さんで看ているわけで、そうするとAという患者さんの容体がどうであるか、特別治療が必要な状態になってしまったのか、等を上司、若しくは医師の先生に報告・相談する必要が生じます。

ここで、院内の人間関係の必要性が出てきますよね。こんなに逃れられない人間関係から発生する問題をどのように解決すればいいか、次の2点では無いかと筆者は考えます。

・今の人間関係の良好化

・良い人間関係を築ける職場探し

それではその具体的な方法に就いてご説明しましょう。

1. 今の人間関係を少しでも良好にするために必要な3つの習慣

1-1. 「聞き上手」になること

良好な人間関係を築く上で、非常にありきたりですが「聞き上手」になることはとても重要です。

看護師の方々の人間関係が難しい理由として、非常にハードな仕事であるという事が挙げられます、上司や同僚が厳しく人にあたってしまっているからなのではないかと個人的には思います。

いわば先輩であれ上司であれ、ことの大小は違っても、悩みを抱えていると言うことができると思います。

そこで勇気を出して、上司や先輩をご飯に誘ってみる、飲みに行ってみるとお誘いしてみるというのは一つの手だと考えます。

私が過去に転職相談を受けた方で、次のような経験をされた方がいました。

 

口コミ・評判

仮名:佐藤さん( 3年目 )
 

看護師3年目で先輩との人間関係に悩んでいました。

先輩からはいつも、「指導」という名のいじめを受けていました。言われたことをやっても、「ツメが甘い」「やる気が感じられない」とか言われて、いつも家に帰って泣いていました。

私が悩んでいたことに、ある時に実家からやってきた母親が気づいたのか「悩みでもあるの?」と聞かれました。

そこで私は自分の悩みを打ち明けました。すると私の母親は「それは辛いね。だけどきっと先輩や上司ももっと上の人やお医者さん先生から言われているのではないかしら。一度先輩のお悩みを逆に聞いてみたらどう?」と言いました。

「そんな無茶な…。」と思いましたが、その翌週に勇気を振り絞って先輩を飲みに誘ってみました。

そうすると先輩からは更に上の上司、又医師の先生から無理に仕事を渡されていること、部下から陰口を言われていることを聞いてしまったことなどを打ち明けてくれました。

先輩も人間関係に悩んでいたのです。

そして私に対しては本当に何を考えているのかをわからなかったから、自分が正しいと思う指導しかしてこなかったと言われました。

私は自分の思いの丈を初めて打ち明けることができ、私が「いじめ」と感じていた指導も行き過ぎたものだったと認めてくれました。

以後私は他の先輩や先生と飲みに行く機会を作り、同じように先輩の悩みを聞き、自分の本音をぶつけることをしました。すると徐々に私の仕事も認めてもらえるようになりました。

私はその後結婚をし、正直今の大病院での仕事との両立が困難だと思いましたので、働く時間を自分で合わせられるような仕事がないかどうか相談したいです。

この方は本当に人の話を聞くの上手いかただと思いましたので、訪問看護師の仕事を探し、転職することとなりました。

私はこの話を聞いた時に改めて謙虚さが大事であることを認識しました。謙虚に他人の話を聞き、自分で出来ることは助けてあげる、そういった良心を思い出して聞き上手になることは人間関係の良好化には重要だと思います。

1-2.  「褒め上手」になること

「褒め上手」とは、要するに、先輩にできて自分に出来ない部分を見つけた後に、そこを素直に先輩にほめたうえで相談する、ということだと考えます。

私が相談を受け転職をされた方と、転職後に食事に言った際にこんな話をしていました。

 

口コミ・評判

仮名:鈴木 さん( 4年目 )
 

そうそう、エージェントさんからアドバイスもらった「謙虚に人を褒めると仲良くなれる」っていうこと、実際に今の病院で試してみたんです。

私、もともと採血がすごく苦手だったんです。。本当に緊張しちゃって、まともに自分だけで出来なくて、いつも先輩に最終的にやってもらって「あなたには任せられない!」って言われちゃいました。

新人の時から採血は必ず経験していくものなので、本当に恥ずかしかったです。

だけど、今病院で採血をするタイミングがくる前に、先輩に相談しようと思って「こんな時こそ褒めて仲良くならなければ!」と思いました。前の病院では先輩とはギスギスしてて、あまり教えてもらえなかったので。。

でもただ相談するのでは、先輩も忙しいのでまずは褒めることから始めました。

「〇〇さんの採血ってすごくスムーズで、事前の患者さんへの説明も丁寧にされてるって聞きました。私、いつも不安になってしまってうまく出来ないんです。。採血を進める時のコツって教えてもらえますか??」って言ってみました。

そうすると、先輩もすごく親身に教えてくれたり、採血を行うまでのステップをまとめた表を私に見せてくれたりして、今では自分も採血上手になれました!

だけど元をたどると、本当に自分が謙虚になって、自分が出来ないところを褒めたうえで相談をすることって、とっても大事で効果があるんだなって感じました。

私自身も、新人のエージェントだった時に困ったときに抱え込んでしまうタイプだったので、ある時先輩から言われたアドバイスをこの方にもしてみた結果、非常に助かったと言ってもらえました。

1つめの聞き上手でもそうですが、謙虚さを忘れないことはとっても重要です。

1-3.  「自分勝手」になること

もちろん、これは非常に勇気がいることです。看護師という女性社会の中ではとてもむずかしいかもしれません。

ですが、自分の本音をしゃべる環境を作るためには、自分自身がまずは本音でぶつかってみるということが一つの方法になります。それを「自分勝手になること」と表現しました。

私が過去に相談を受けた方のなかにも次のように話す人が居ました。

口コミ・評判

仮名:久米 さん( 4年目 )
 

私は看護師4年目です。

町の病院で働いていますが、看護師という職業上、まわりが女性ばかりで、いつもまわりにどう見られているか、ということばかりをみんな気にしているようです。

なので私自身もなかなか本音で相談したり話すことがしにくいとずっと感じていました。

いつも「〇〇さんが▲▲さんのことが嫌いなんだって」とか「☓☓さんていつもお医者さん先生とご飯行ってて、何を考えてるのかしら」とか。

こういう雰囲気からギスギスしていて、私は自分で耐えられないと感じていました。

だから、私は例えば誰か先輩が間違っていることを言った時にもはっきり「違う」というようにして、何が正しいのかということを説明したりするようにしました。

最初は生意気に思われるんじゃないかと思ったんですけど、実はその後先輩からも意見を求められるようになったり、後輩からもよく相談されるようになりました。

ですが、最終的に私自身の負担が大きくなってしまい、女性社会にも少し嫌気が差してきたのでもう他の業種に転職しようと思いました。

この方は非常に強いこころを持っていた方で、私は一般企業の総合職を勧め、大手企業に転職しました。

こういったことは非常に難しいことで、それによりまたストレスが溜まってしまっては本末転倒です。

もしどうしても今の職場でホンネを言うことがやはり難しいという場合には、次の章での良い職場を見つける方法から考えましょう。

2. 良い人間関係を築ける職場を見つける3つの方法

転職相談

2-1. 別の病院の医師・看護師等の友達に相談する

新しい職場探しのカギは、人間関係が良好に築ける先を探すことです。

一方で、ある職場の人間関係を見つけることは究極的には中に入るまではわかりません。

実際にそこで働く人と接することで、そこでの人が自分に合うかどうかがわかることになりますので、自分一人で転職活動を行うというのは無謀に近いでしょう。

そこで、「はじめに」でも申し上げたように他人に相談することが重要で、中でもインサイダーとして実際に他の病院で働いている人に相談する事が重要です。

そこで生きるのが、学生時代の友人で、他の病院に勤めている方では無いでしょうか。

看護師や医師のお友達で他の病院に勤めている方が居た場合にはすぐに相談するほうが良いでしょう。

まずは最も自分が信頼している人の話を聞き、特にその職場での人間関係がどうか、ということを聞いて判断することが重要です。

事前に病院に入って人間関係を体験することが出来ない以上、人の話を聞くことが現実を知る最良の方法といえます。

2-2. 自分の親に相談する

自身のご両親に相談することが重要である理由は、自分自身が信用出来る相手との相談が重要であるからです。

確かにご両親が必ずしも自分自身の職場を見つけてくれることは無いかもしれませんが、自分自身を最もよく知っている人であり、自分自身がどういう人間であったかを振り返ることが出来ます。

就職活動や転職活動に於ける「自己分析」では、「自己」という言葉からか自分一人で行ってしまう方が多く居ます。

ですが、確かに自己分析の素案は自分しか作れなくても、それを評価してもらう必要は大いに有ります。

従って、自己分析をしてもらう最適な人を見つけましょう。

そこで私が個人的に提案するのがご両親になりますので、ここで御紹介しております。

2-3. 転職エージェントに相談する

もし、両親や友人に相談しても解決策が見つからなかった場合には、転職エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントの中でも看護師の職を専門に扱うものもあり、下記3つのサイトは対応も丁寧なことで評判が高いサイトになりますので、おすすめです。

転職エージェントへの相談の利点は、無料での相談が出来ますので転職活動を開始する前にも相談する価値があることです。

具体的におすすめの転職エージェントについては、『看護師の転職サイト目的別おすすめ8選|17社を口コミ比較』にまとめておりますのでご参考ください。

おわりに

人間関係に関する悩みへの対処法は、現状を打破するか、環境を変えるかの2つしかありません。

何故なら看護師として、社会で生きていくうえで人間関係から逃れることは絶対に出来ないからです。

ここに記載した内容をご参考に、とにかく人に頼ることからはじめましょう。