看護師が企業に転職するのはどう?全注意点と転職のコツまとめ

「看護師で企業に転職するのって実際どうなんだろう」「どうやって企業に転職をすればいいんだろう?」など企業への転職が気になっている看護師さんも多いかと思います。

企業へ転職すると、多くの看護師さんの悩みのタネがスッキリすることから、すごく人気な職種ですが、倍率が高く「狭き門」なので、きちんと対策を立てる必要があります。

このページでは元看護師で、今は人材会社で働く私が看護師さんの企業への転職について以下の流れで解説していきます。

  1. 企業で働くのって実際どうなの?人気な4つの理由
  2. 看護師さんが企業に転職する4つの注意点
  3. 企業の内定を勝ち取るために抑えるべきポイント5選
  4. 企業に転職したい看護師さん向けの紹介会社とは?
  5. その他企業で看護師さんが活躍している仕事4選
  6. 企業へ転職したい看護師さんからよくあるQ&A4選

全て読めば、そもそも企業に転職すべきかから、転職成功のコツまでがわかり、転職の成功率をグッと高められます。

<2018年8月:最新情報>

実は、8月はライバルが少ない上に、7月にボーナスを受け取り退職した人が多いため求人数も多いという転職活動を始めるには最高のタイミングです。

9月に入ると、転職活動を始めるライバルが急増しますので、以下の簡単なステップで早めに転職を開始しましょう。

  1. 看護師の企業への転職に強い複数の転職サイト(『ナースではたらこ』『看護のお仕事』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※8月は担当者も手が空いてる人が多く、親身にサポートが受けられる可能性が劇的に上がります。 登録後は、各サイトの担当者に流れを任せておけば、転職活動を円滑に進められるでしょう。

また、猛暑が続きますが、体調にはお気をつけください。ライバルも面倒だと思っている今がチャンスです。

1. 企業で働くのって実際どうなの?人気な4つの理由

企業で働く看護師さんのことを「産業保健師」などと呼びますが、看護師さんの中では非常に人気な職種です。

そこには下記のような4つの理由があります。

  • 夜勤や残業がほぼなく、土日祝日にしっかり休める
  • 医療ミスなどのプレッシャーが少ない
  • デスクワークが多く肉体的な負担が少ない
  • 給料や福利厚生が恵まれているケースが多い

これらを実際に転職した看護師さんの口コミと合わせて紹介していきます。

看護師さんの悩みのタネがスッキリするものが多いと思いますので、ピンときたら前向きに転職を検討しましょう。

1-1. 夜勤や残業がほぼなく、土日祝日にしっかり休める

口コミ・評判

I・K さん(31歳)
一般病院から企業へ転職して一番よかったと感じたのが、カレンダー通りのお休みを確実に取れること。
予定も立てやすく、周りがお休みなのに働く..ということがほとんどなくなりました。
あとは残業もなく、だいたい決まった時間に帰れるので、仕事後の時間も飲み会や習い事に使えるようになって、仕事とプライベートのバランスがすごく取れています。

企業の営業時間に合わせて働くことになるので、看護師さんの悩みの一つである夜勤が基本的にはありません。多くの会社で9時前後に出社し、休憩を挟み18時頃に退勤の働き方になります。

また、病院のように、すごく忙しくなる..ということがあまりないので、残業も少ない傾向にあります。

休みに関しても、企業によって若干異なりますが、多くの企業では土日祝日がお休みで、それに合わせて看護師さんもお休みが取れます。

1-2. 医療ミスなどのプレッシャーが少ない

口コミ・評判

Y・O さん(28歳)
以前病棟看護師をしていた時に、大きめのインシデントを起こし、そこからミスが怖いとずっと思っていました。
何度も看護師をやめたい、自分には向かない、と考えながら仕事をしていました。
そんな中で誘ってもらえた、今の仕事。
医療処置というよりは、健康管理の仕事が多く、前の職場で感じていた「間違ったらどうしよう」というプレッシャーを今はほとんど感じません。

企業で働く看護師さんは医療処置をする頻度はそこまで多くなく、病院のように毎日医療ミスの心配をする必要はほとんどありません。

病院から企業に転職した方の多くが、気持ちが楽になったとおっしゃっています。

1-3. デスクワークが多く肉体的な負担が少ない

口コミ・評判

I・K さん(31歳)
正直看護師の立ち仕事はきついと思っていましたが、産業保健師として転職してからは座り仕事が多いので、疲れが溜まりにくいです。そこは嬉しいですね。

看護師の仕事は立ち仕事が多く、肉体的にきついと感じる方も多いかと思います。

企業内の看護師は、病院よりもデスクワーク(座り仕事)が多いので、その分肉体的な負担は少ないです。

1-4. 給料や福利厚生が恵まれているケースが多い

口コミ・評判

O・S さん(34歳)
産業保健師として働いていますが、待遇でいうと病院よりいい印象です。
大手企業で、そこの社員さんと同じ水準の福利厚生を受けられるのが嬉しい。
給料は若干上がり、それに加えて、家賃補助やレジャーなどの補助もある。生活の質は間違いなく上がりましたね。

やはり看護師さんを雇える規模の企業になると、給料や福利厚生は良くなる可能性が高いです。

給料は、病院のように年功序列で上がっていくというよりは、できる看護師さんなら年齢に関わらずしっかりもらえる傾向にあります。

また、福利厚生も大企業は家賃補助や財形貯蓄制度、レジャー補助などがきっちり完備されていて、その面でも待遇は良くなる可能性が大きいです。

※とはいえ企業にもよるので、入社前にしっかりと確認しましょう。

参考. 企業で働く場合はどんな仕事内容になるの?

企業の医務室や健康管理室で、その会社の従業員の健康管理をする仕事で、健康診断や生活指導をしていくのが仕事です。

主に大手企業のオフィスや工場など、従業員が多いところに設置された医務室で働くことになります。

医務室や健康管理室で働く際は主に下記のような仕事があります。

  • 健康診断の企画・準備・実施
  • 従業員のメンタルチェックやメンタルのケア
  • 保健指導の実施
  • 健康教室の開催
  • 緊急時の応急処置

上記の中で、特に重視されているのがメンタルのケアです。

厚生労働省が2015年から従業員が50名以上の会社へ従業員のストレスチェックを義務付けたことにより、メンタルのケアが非常に重要視されています。

看護師さんにもメンタルのケアが特に求められていることを頭に入れておきましょう。

その他にも治験関連企業や学校の保健室など、看護師さんが企業の一員として働くチャンスはたくさんあります。「5. その他企業で看護師さんが活躍している仕事4選」にまとめましたので、その他の仕事が気になる方はチェックしてみましょう。

2. 看護師さんが企業に転職する4つの注意点

上記のように、企業で看護さんが働くのにはたくさんのメリットがあり、間違いなくおすすめしたい転職先です。

ただし、下記のように注意しておきたいポイントもあります。

  • 倍率がすごく高くて狭き門
  • 現場感覚を忘れてしまうケースがある
  • 頼りになる同僚がほとんどいない
  • 新しく覚えることが多い

ここを抑えておかないと、こんなはずじゃなかったということになるので、しっかりと理解した上で転職活動をしましょう。

とはいえ、まとめると、いいことがたくさんある割には、悪いことはあまりないと考えています。最大のネックが1つ目の倍率ですので、迷ったらダメ元でもとりあえず受けてみることをおすすめします。

2-1. 倍率がすごく高くて狭き門

企業の仕事は、そもそもの求人数が少なく、働きやすく人気なので、倍率が非常に高いです。

また、企業で働く看護師さんは1名~少数しかいないので、信頼できる人に..と紹介だけで埋まってしまうケースが多く、コネがないと企業で働くのは至難の技です。

長く厳しい転職活動が予想されるので、企業に転職したい看護師さんは、なるべくたくさん求人を見つけて、きちんと対策を立てる必要があります。

具体的な対策は次の章以降で解説していきます。

2-2. 現場感覚を忘れてしまうケースがある

企業で働いていると、医療処置をする機会があまりなく、それゆえに将来病院に戻った時に、勘を戻すのに苦労する可能性が高いです。

産業保健師としてずっと働ければいいのですが、病院に戻らないといけなくなる可能性もあり、そうなった時は勘を戻すのに時間がかかります。

仕事が違うので、これは仕方がないことですが、スキルが落ちるリスクも理解して転職をしましょう。

2-3. 頼りになる同僚がほとんどいない

企業の医務室などの場合、1名~2名体制のケースが多く、何かあった時に頼りになる人がいません。

周囲に助けてもらいながら看護師さんを続けてきた方にとってはすごく心細いと思いますので、同僚がいない可能性もきちんと理解した上で転職をしましょう。

2-4. 新しく覚えることが多い

企業で働く場合、ビジネスマナーやパソコンスキルなど、病院ではそこまで重視されなかったことが求められるようになります。

特に健康診断の結果などをデータ管理することも多く、パソコンを使うことが増えるので、エクセルなどができない方は勉強する必要があります。

このように仕事内容が変わってくるので、新しく覚えることは山ほどあります。新しいことを覚えることに気が進まないのであれば、考え直した方がいいかもしれません。

3. 企業の内定を勝ち取るために抑えるべきポイント5選

倍率の高い企業への転職を目指す道のりは決して簡単なものではありません。看護師の中で企業で働けるのは0.7%というデータもあり、狭き門であることがお分りいただけるかと思います。(※日本看護協会資料より)

求人を集めるということ以外にも下記に企業への転職を目指す際に大切なポイントをまとめましたので参考にしてみてください。

  • 選考を受けるのは病院ではなく「企業」ということを忘れない
  • 正規雇用にこだわりすぎない
  • できれば資格取得も検討する
  • 即戦力であることを上手にアピールする
  • 企業への転職に合った方法で求人を集める

3-1. 選考を受けるのは病院ではなく「企業」ということを忘れない

企業への転職を目指す看護師さんが一番ぶつかるギャップはここかと思います。

病院ではなく、相手が企業なので、なぜその会社に入りたいのか、なぜその業務なのかなどの入社や業務への熱意を問う質問にきちんと答えられるようにしておきましょう。

こちらはきちんと企業のホームページなどをチェックするなどしっかりと答えられるような準備が必要です。

3-2. 正規雇用にこだわりすぎない

企業の看護師には期間限定の契約社員など非正規での求人も少なからずあります。

必ず企業に転職したいのであれば、正規雇用にこだわりすぎないことも一つのポイントです。そして、業界内に接点ができれば正規雇用の誘いが来るチャンスもあります。

実際、下記のような方もいました。

口コミ・評判

Y・O さん(32歳)
私は現在企業の産業保健師として働いていますが、最初は契約社員でした。
そこから、産業保健師との接点をいくつか作り、そのおかげで誘いを受け、正社員として働けています。
今もたまに看護師を紹介してほしいという話を受けることがあり、いかに企業で働く看護師と接点を持つかがすごく大切だなと感じています。

上記のようなケースもあるので、どうしても企業で働きたいということであれば正規雇用にこだわりすぎないようにしましょう。

3-3. 即戦力であることを上手にアピールする

企業の医務室は、各企業に1名~2名しかおらず、一人で判断しなければいけないことも多く非常に責任のある仕事です。

企業としては、限られたポストなので、頼れる方に来てほしいと考えますから、経験をしっかりとアピールしたいです。

今までの経験を生かしてどうやって看護師として貢献できるのか、自分の言葉で言えるようにしておきましょう。

3-4. 企業への転職に合った方法で求人を集める

企業への転職は倍率が高いので、とにかくたくさんの求人を集めてチャンスを広げることが重要です。

しかし、企業の求人は世の中に出回っていないケースが多く、探し方によっては全く見つからないケースがあります。

そこで、看護師さんが求人を集めるためによく使う下記の方法を比較してみました。

企業の求人の探し方一覧
 得られる求人の量得られる求人の質内定のためのサポート選考や手続きの手間
ハローワーク××
都道府県の看護協会による職業紹介×
知人・母校の紹介
求人情報サイト×
紹介会社(転職サイト)
雑誌や広告××

以上のように比較をすると、長所と短所がはっきり分かれていて、媒体によっては求人がほぼない..ということも多いです。

企業看護師の場合は、求人が少なく、人気な職種なので公募したらとんでもない数の応募が来てしまうため、基本的に「非公開」で募集しています。

そのため、各企業とパイプを持つ紹介会社や、知人の紹介を使って求人を集めていくしかありません。

下記の考え方で求人を集めていきましょう。

  • 頼れる人がいる企業・・・知人や母校の紹介
  • その他の企業・・・・・・紹介会社

知人に関しては、頼れる人がいればその人に相談したいところですが、紹介会社に関してはそもそもどんなサービスなのか、たくさんある中でどれを選ぶべきなのかがわからない方が多いかと思います。

そこで、次の章で詳しく紹介していくので、理解した上で利用しましょう。

Q. 母校も頼りになるの?

卒業した母校の進路担当や、頼りにできる教授がいれば相談してみるとプラスになるケースがあります。

教授やその周囲の方が産業保健に詳しかったり、卒業生に企業で働く看護師がいれば情報をもらえるかもしれません。頼りになるケースもあるので、活用してみましょう。

3-5. 粘り強く、アンテナを張り続ける

繰り返しになりますが、企業の看護師は非常に求人が少なく、倍率が高い職種です。

また、各企業に1人のケースが多く、その方が退職するケースなど急に求人が出て、すぐに人を決めてしまうケースも多いという特色もあります。

そのため、大切なことは、常にアンテナをあらゆ方向に張りめぐらせることです。

  • 紹介を頼める知人がいても、すぐに紹介を受けられなそうなら紹介会社にも登録し情報を得る
  • 紹介会社をメインにする場合も複数に登録しなるべく多くの求人を集める

上記方法を転職を考えた今から実践し、なかなかうまくいかなくても諦めずに求人を探し続ける、粘り強さが大切です。

4. 企業に転職したい看護師さん向けの紹介会社とは?

紹介会社がいいという紹介をしましたが、この章では実際にどんなサービスなのか、また50以上ある中でどこがいいのかを比較、おすすめしていきます。

4-1. 看護師さん向けの紹介会社って何?

紹介会社は転職サイトと呼ばれることもある看護師さん向けの転職サービスです。

看護師さんは紹介会社に登録すると、以下のように一人一人に担当者がつき希望の条件にあった求人を紹介してくれたり、完全無料で転職活動全般をサポートしてくれます。

紹介会社を使うと世の中に出回りにくい企業の求人がいくつも得られるということ以外に、一例ですが以下のようなメリットがあります。

  • 倍率の高い企業への内定を勝ち取るサポートをしてくれる
  • キャリアを一緒に棚卸ししてくれ、最高の転職先を選べる
  • 転職の面倒な手続きを代理で行ってくれる
  • 紹介会社しか知り得ない情報を教えてくれるからミスマッチも少ない

以上のように紹介会社を使うべき理由は数えられないくらいたくさん存在します。メリットを簡潔にまとめると「転職の成功率が飛躍的に上がり、手間も減る」ということです。

先ほどの「3. 企業の内定を勝ち取るために抑えるべきポイント5選」で紹介した5つのポイントを下記のように全てサポートしてくれます。

内定のコツ紹介会社がしてくれること
3-1. 選考を受けるのは病院ではなく「企業」ということを忘れない相手の企業情報やそれを踏まえた志望動機作成のアドバイスをくれる
「面接」「履歴書」など企業の選考に勝ち抜くテクニックを教えてくれる
3-2. 正規雇用にこだわりすぎないあなたの状況に合わせて、キャリアのアドバイスをくれる
3-3. 即戦力であることを上手にアピールするあなたの経験を踏まえて、自己PRなどのアドバイスをくれる
3-4. 企業への転職に合った方法で求人を集める世の中に出ていない非公開求人を紹介してくれる
3-5. 粘り強く、アンテナを張り続ける希望の条件を伝えておけば、望み通りの求人が出た時に紹介してくれる

実際に紹介会社で企業への転職を成功させた方からは下記のような口コミをいただけました。

口コミ・評判

A・W さん(29歳)
産業保健師になるのは学生の頃からの漠然とした目標でした。
看護師として経験を積んだので、そろそろと思い、探しましたが、求人はなかなか見つかりません。
周りに紹介などをお願いできる人もおらず、看護師仲間の勧めで登録したのが紹介会社です。
紹介会社に登録すると、今まで見たことがない求人がたくさん出てきました。
あとは、サポートも。初めての転職でしたが、履歴書・面接など、企業に内定を取るためのコツをたくさん教えていただけました。
私が、目標を達成できたのは間違いなく紹介会社のおかげ。感謝しかありません。

上記のように、企業への転職を目指していて、知人や母校経由の紹介が難しいという看護師さんは紹介会社メインで転職活動を行えばチャンスは広がります。

検証:本当に企業の求人が多いの?

紹介会社のネットに公開された公開求人だけ見ても、企業の求人はたくさんありましたので一例を紹介します。

※求人は2017年10月に掲載されていたものです。応募する前に各紹介会社の担当者などに条件を確認しましょう。

ケース①大手企業!年間休日127日・土日祝休みのホワイト求人

引用:マイナビ看護師

ケース②超大手企業!「残業ほぼなし」なのに月給30万円以上

引用:医療WORKER

また、公開されているのはごく一部です。企業の求人はほとんどが非公開求人になっているので、紹介会社に登録すればもっといい求人を得られる可能性が高いです。

4-2. どの紹介会社を使えばいいの?

正直、紹介会社によっては一般病院への転職には強くても、各企業とのパイプが必要な求人は全くない..というところも存在しています。

そこで当サイトでは紹介会社を活用し企業に転職に至った方にアンケートをとり、以下の基準で評価してもらいました。

  • 求人の質・量:紹介された求人の量やその内容は良かったか
  • サポート力:必要な時に必要なサポートを受けられたか、親切だったか

上記のポイントで実際のユーザーからの声を分析し、その結果特におすすめできる4社をピックアップしましたので、目的に合わせてなるべくたくさん登録をして、連絡を待ちましょう。

看護まずはここで紹介する4社の中から最低2~3つ登録をして使ってみましょう。

※総合評価の高い順に並べていますので、迷った場合は上から優先的に登録をしましょう。

⑴マイナビ看護師:手厚いサポートを受けたい方におすすめ

マイナビ看護師』は転職業界大手の株式会社マイナビが運営する看護師・保健師向けの紹介会社です。

電話で要望を聞き案件を紹介するだけにとどまる紹介会社もある中で、マイナビ看護師は一人一人の転職希望者と会うことを大切にしています。

顔の見える担当者が、求人情報の読み方からレクチャーしてくれるため、転職が初めての方でも困ることはありません。

医療関係以外にも「新卒の学生の大半」が利用するマイナビだからこそ各企業とのパイプがあり、独自の企業案件を期待できます。

運営会社株式会社マイナビ
対象地域全国
オフィス全国17箇所
公式ページhttps://kango.mynavi.jp/

⑵アポプラスメディカルジョブ:産業保健師からの評価が特に高い一社

アポプラスメディカルジョブ』は老舗の紹介会社ですが、特に産業保健師に強いことで有名です。

産業保健師の求人が多いこと、また産業保健師の専属チームが面倒を見てくれるため、業界に精通したコンサルタントから豊富な求人と手厚いサポートを受けられます。

一般病院などへの転職の際の評価はそこまで高くありませんが、企業の看護師を目指す方であればマイナビ看護師と合わせて必ず登録しておきたいサービスです。

運営会社アポプラスステーション株式会社
対象地域全国
オフィス全国9箇所
公式ページhttps://www.kan54.jp/

⑶ナースフル:リクルートグループならではの企業とのパイプに期待

ナースフル』は人材業界最大手のリクルートが運営する看護師・保健師向けの紹介会社です。

公開求人はそこまで多くはありませんが、全体のおよそ8割を占めると言われている非公開求人の質が非常にいいと評判です。

交渉力が高く、他の紹介会社より同求人でも提示給与や福利厚生の条件が良いケースが多いです。

転職向けのサービスを幅広く行なっているまさに「転職のプロ」だからこそ、看護師を必要としている各企業とのパイプに期待できます。

運営会社株式会社 リクルートメディカルキャリア
対象地域全国
オフィス全国4箇所(東京・名古屋・大阪・福岡)
公式ページhttps://nurseful.jp

⑷看護のお仕事:お祝い金をもらえる+求人も総合的に多い

看護のお仕事』は日本最大級の看護師・保健師向け紹介会社です。企業案件に関しては他のサービスと比べて若干求人などが物足りないという声もありましたが、それでも評価は高いです。

正直産業保健師だけで見ると、上記3社の方が使いやすい印象を受けますが、「看護のお仕事」経由で転職した方は最大で12万円の転職支援金を受け取ることができます。

とりあえず登録して求人を待ち、いい求人があったら応募して転職支援金を勝ち取りましょう!

運営会社レバレジーズ株式会社
対象地域全国
オフィス全国12箇所
公式ページhttps://kango-oshigoto.jp

5. その他企業で看護師さんが活躍している仕事4選

企業の医務室などが最も多いという話をしてきましたが、他に看護師さんが狙えるポジションはどんなものがあるか見ていきましょう。

  1. 学校などの保健室の看護師
  2. 治験メーカーでのコーディネーターや臨床開発モニター
  3. 医療機器メーカーのクリニカルスペシャリスト
  4. 医療相談のコールセンターでの相談員

企業の医務室など以外にも他にもいくつかありますが、求人数や難易度、資格を活かせることから企業の医務室が最も現実的です。

とはいえ、「いろいろな形で企業で働ける」ということをご理解頂ければと思います。まずは、どんな転職先があるのか紹介会社に確認してみましょう。

職場にもよりますが、ほとんどのケースで先ほどのメリットや注意点が当てはまります。企業への転職のチャンスを広げるためにもチェックしておきましょう。

5-1. 学校などの保健室の看護師

看護師として、学校の保健室で働く方もいらっしゃいます。

小学校〜高校までの保健室で看護師として勤務するためには養護教諭資格が必要なので、看護師さんが学校で働くとしたら主に大学です。

大学の保健室では、体調不良の学生の処置をしたり、健康診断の運営などをします。基本的に大学生は保健室を使わないケースも多く、時間的に余裕があるという声が多いです。

幼稚園や保育園も!

幼稚園や保育園でも看護師さんが配置されるケースが多いです。

園児の急な発熱や怪我などに対応したり、感染症の流行を食い止めるなどの役割を期待されています。

看護師は1人のケースが多く、瞬時の判断を求められることから、子供の病気への深い理解が必要な仕事です。

5-2. 治験メーカーでのコーディネーターや臨床開発モニター

新薬を開発するときに、製薬会社の依頼を受けて治験をする企業があり、看護師さんも活躍しています。

看護師資格が必須というわけではありませんが、知識と経験が武器になるので、多くの看護師さんが活躍しています。

ちなみに、看護師さんが活躍している治験関連のお仕事には大きく2つあります。

治験コーディネーター(CRC)とは

簡単にいうと、病院の依頼で治験をサポートする会社(SMO)に勤務し、主に病院が治験をスムーズに進められるように支援をする仕事です。

スケジュール管理、被験者への説明、関係者間の橋渡しなど、治験が円滑に進むようにすること、また治験後のデータ管理などが主な仕事です。

臨床開発モニター(CRA)とは

簡単にいうと、製薬会社の依頼で治験を監視する会社(CRO)に勤務し、治験の企画から、適正に新薬開発が行われているかをチェックまでをする仕事です。

基本的に被験者と会うことはなく、医師とやりとりしながら治験がきちんと行われているかをチェックします。

基本的に、CRAの方が薬に対する深い知識が必要なので、薬剤師資格を持った方が多いです。給料もCRAの方が高い傾向があり、スキルを持ったライバルが多いので、看護師さんからの転職には努力が必要です。

ここも踏まえて看護師向けの紹介会社に相談すべきですが、「CRCやCRAに強い紹介会社」もあるので、狙いたい人は合わせて登録して相談してみましょう。

CRCやCRAに強い紹介会社:DODA

DODA

DODA』は看護師さん以外の人も利用する国内最大級の紹介会社です。各企業と強いパイプがあり、CRCやCRAの案件も豊富に持っています。

看護師資格が必須ではないこれらの職種だからこそ、こういった看護師以外にも強い紹介会社も合わせて使ってみましょう。

DODA公式ページ:https://doda.jp/

5-3. 医療機器メーカーのクリニカルスペシャリスト

民間の医療機器メーカーでも看護師さんは活躍しています。

主に営業活動の中で看護師としての経験を生かしていくイメージです。

営業活動や、納品時の操作説明など、実際に看護師として働いていた時の知識や経験が活きてくるタイミングがたくさんあるので、メーカーも看護師さんを優遇します。

医療機器メーカーで働きたい場合も『DODA』など、一般企業に強い紹介会社に登録しておくことをおすすめします。

5-4. 医療相談のコールセンターでの相談員

保険会社やセキュリティ会社などが顧客のために、健康に関する電話相談窓口を設置しているケースがあり、そこでも看護師さんは活躍しています。

電話での相談は顔を合わせた診断ができないことから難易度が高く、長い経験がないと苦労するケースが多いです。

また、一日中電話で話し続けなければいけないことから、看護師とはまた違った辛さがあったり、24時間対応のコールセンターだと夜勤もあることから、あまりおすすめはしません。

6. 企業へ転職したい看護師さんからよくあるQ&A4選

ここで、よく企業への転職を目指す方から受ける転職に関する質問に回答していきます。

  1. 保健師などの資格を持っていた方が有利ですか?
  2. 紹介会社に登録した後はどうなりますか?
  3. 介会社はなんで無料で使えるの?
  4. 企業の求人はどんなところをチェックすればいいですか?

6-1. 保健師などの資格を持っていた方が有利ですか?

正直、保健師の資格を持っているケース看護師さんの方が、企業からの人気が高いです。そのため、できることであれば保健師の資格を持っておきたいというのが本音です。

ただし、保健師の資格を取るには長い道のりが必要で、経済的にも年齢的にも資格を取るのが難しい方が多いかと思います。

そこで、産業看護師へのステップのために可能であれば取っておきたいのが「産業カウンセラー」の資格です。

産業カウンセラーとは?

産業カウンセラーは心理学的手法を使って、働く人のメンタルなどをケアするための資格です。

企業がメンタルヘルスなどにも注目している今、企業の看護師でこの資格を持っているのはすごく強みになります。

どうやってなればいいの?

産業カウンセラー養成講座を受けることが受験資格を得るための方法です。※心理学など大学の所定の単位という条件でも可能ですが、現実的なのはこの養成講座の受講です。

受験資格を得るためだけに期間は1年ほどかかり、料金も20万円以上かかりますが「ローン」などもあります。

その上で合格率7割ほどの試験に合格する必要があるので、非常に狭き門ですが、ライバルに差をつけるために前向きに取得を検討することをおすすめします。

産業カウンセラーについて、詳しくは「一般社団法人 日本産業カウンセラー協会のホームページ」をご確認ください。

6-2. 紹介会社に登録した後はどうなりますか?

紹介会社は選考前から、入職後までとにかく手厚いサポートを無料で行ってくれます。

具体的に、大きく分けて以下のようなサポートをしてくれます。

反対に紹介会社を使わずに転職をすると各ステップで非常に苦労するので、そこも合わせて説明していきます。

STEP1. 面談(希望条件などのすり合わせ)

紹介会社に登録をすると、紹介会社の担当者が連絡をしてくれます。そして、その後時間を合わせて、対面もしくは電話で面談を行います。

「転職しようか迷っている」レベルの相談から「こんな職場に転職したい」などのヒアリングまでを行ってくれます。

またあなたの希望に応じてその後求人をガンガン紹介してくれるようになるので、「企業の看護師がいい」などの転職先の希望があればここでぶつけておきましょう。

また、各社企業案件以外の求人を大量に持っており、良かれと思って紹介してくることがあります。産業保健師以外に興味がなければここではっきりと伝えておきましょう。

STEP2. 求人の紹介

面談の後は、あなたの要望に合わせて求人を紹介してくれます。

要望に合った求人の中から、興味があるものがあれば、紹介会社が応募手続きを代行して行ってくれます。

この時、紹介会社だから知っている企業の実情なども踏まえながら提案をしてもらえます。

また、紹介会社の場合、ネット上などに公開されている公開求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在します。産業保健師はほとんどが非公開求人なので、コネがない限り紹介会社は必要不可欠です。

STEP3. 選考のサポート

履歴書や面接対策などの「受かるためのサポート」も紹介会社は必死に行ってくれます。

紹介会社はあなたが転職に成功し、入職して初めて「紹介料」をもらえます。そのため、紹介して終わりではなく、受かるためのサポートも徹底的に行ってくれます。

産業保健師は倍率も高く、書類などで重視されるポイントも異なります。一人で1から対策するのは困難です。

また、あなた自身ではなかなかしづらい、条件面の交渉も担当者が行ってくれますので希望の条件をしっかりと伝えておきましょう。

STEP4. 内定後のサポート

内定した後もサポートは以下の面で手厚く実施してくれます。

  • 企業側との条件などの調整
  • 入職手続きの代行
  • 現職の退職交渉のアドバイス

以上のように、内定が決まった後も入職するまでサポートしてくれ、面倒な手続きなどもほとんど代行してくれます。

また、紹介会社の中には入職後も困ったことがあれば気軽に連絡できるような仕組みを整えているところも存在します。

6-3. 紹介会社はなんで無料で使えるの?

こんな便利なサービスが無料で使える理由はシンプルで、以下のようにあなたの転職が決まると転職先の施設から紹介料という名目でお金が入る仕組みだからです。

看護師の紹介料は20~30%が相場と言われていて、その紹介料によって紹介会社は運営されています。

中には、紹介料をもらうために無理に転職を勧めてくる人も中にはいますが、それ以外のデメリットはほぼありません。

営業トークを見極めて積極的に使っていきましょう。

6-4. 企業の求人はどんなところをチェックすればいいですか?

企業の求人で特にチェックしておきたいのが「給与」と「福利厚生」です。

これらは企業間によってもかなり差があること、また福利厚生などはその企業の社員とも差が出るケースがあるので、事前にチェックしておきたいです。

あとは「役割」です。企業があなたに何を期待しているのかチェックしておけば面接でも有利ですし、入職後に「こんなはずじゃなかった」ということになりにくいです。

7. まとめ

看護師さんで企業に転職するとどんないいことがあるのか、何が大変かをご説明してきましたが、いかがでしたか?

企業は精神的にも肉体的にも働きやすいケースが多く、人気を集めています。

ただ、企業で働きたい看護師さんはすごく多いのに、求人は少ないので、知人の紹介などがないと非常に苦労します。

そのため、紹介を受けられない方は、企業とパイプがあり、内定に向けた手厚いサポートの受けられる「紹介会社」を使っていきましょう。

特に、企業への転職を成功した方からは下記の紹介会社が好評で、いい転職を実現してくれますのでおすすめです。

まずは気軽に登録し、担当者に要望をぶつけ、いい求人をゲットしましょう!

あなたの転職が良いものになることを心から祈っています。