帝人に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、帝人に転職しようかな」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、帝人への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、帝人への転職についてご紹介します。

  1. まとめ|帝人の特徴と転職のポイント
  2. 帝人の企業情報
  3. 帝人の採用情報
  4. 帝人の求人情報
  5. 帝人に関する口コミまとめ
  6. 帝人への転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. 帝人転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが帝人へ転職すべきか判断できるとともに、帝人への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|帝人の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「帝人に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

帝人の特徴

  • 国内大手化学メーカーで、「繊維事業」「ヘルスケア事業」「IT事業」を主力とする
  • 国外に111社の関連会社を設立し、海外売上比率は4割を占める
  • 平均給与は700万円台と他大手化学メーカーと同水準。福利厚生が手厚い
  • 平均労働時間は30~40時間と平均的。部署により大きく異なる
  • 大手日系企業らしく保守的な風土で、ぬるま湯体質だと不満を感じる口コミも多い

帝人への転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. 帝人の企業情報

 社名 帝人株式会社
 本社所在地東京都千代田区霞が関三丁目2番1号 霞が関コモンゲート西館
 代表者代表取締役社長 鈴木純
 設立1918年6月17日
 資本金708億16百万円(2013年3月31日現在)
 売上連結:7,844億24百万円(2014年3月期)
 従業員連結:15,756名(2014年3月31日現在)
 事業内容高機能繊維・化成品・複合成形材料、医薬・在宅医療、IT等

2-1. 事業内容

1918年に設立された帝人は、日本の大手繊維メーカーです。本社は東京ですが、本店所在地である大阪にも本社を構えています。

主力事業は繊維関連事業ですが、ヘルスケア事業、IT事業等も成長分野として拡大しています。

引用:帝人企業HP

2-2. トップメッセージと事業計画

引用:帝人企業HP

帝人では、「未来の社会を支える会社」となることを目指し、社会が抱える課題に新たな価値を創出し続けていきたいとメッセージしています。

多彩な高機能素材を有する「マテリアル事業」、医薬品、在宅医療などの「ヘルスケア事業」において成長を図るとともに、IT事業も加え、それぞれの融合を図ることで事業の持続と拡大を進める方針です。

2-3. グローバル展開

帝人は、国外に111社の関係会社を設立し、海外売上比率が約4割を占めるグローバル企業です。

今後も繊維関連事業、ヘルスケア事業ともにグローバル事業を拡大する方針で、働く環境としてもグローバルに活躍するチャンスは増えていくでしょう。

帝人企業HP:https://www.teijin.co.jp/

 見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 帝人の採用情報

業界大手の化学メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、帝人の採用情報についてお伝えします。

3-1. 帝人の採用職種

帝人では現時点では採用HP上で中途採用を募集していないため、参考として新卒採用時の募集職種を紹介します。

一般的なメーカーと同様事務系、技術系の各総合職を募集していますが、中核事業である素材関連と医療関連に分けての募集となっています。

詳細は企業採用HPから確認出来るので、転職を検討している方は、一度チェックすることをおすすめします。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 非公開(おすすめ大手転職エージェントでの公開求人なし)

社員の平均年収 : 775万円(平均年齢42.7歳)

会社四季報より

帝人の給与は、競合の旭化成や東レといった他大手繊維メーカーと比較すると同程度の給与水準です

口コミによる社員の待遇面への評価も高くなっています。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:30〜40時間

帝人の平均残業時間は【30〜40時間程度】です。同業界の旭化成、東レ等と比較しても平均的な残業時間といえます。

ただしメーカーは部署によって労働環境が大きく異なるため、転職を検討する場合は事前にコンサルタント等にしっかりと確認することをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

新卒採用と共通のメッセージになりますが、帝人では「『変化』を糧に成長できる人財を採用したい」とメッセージしています。

特に、今後の事業戦略として、主力事業である「繊維事業」「ヘルスケア事業」「IT事業」の融合による新たなソリューションの提供を目指しており、中途採用においては、自身の専門性を発揮するとともに、他事業とのコラボレーションにも貢献できるような柔軟性が重要といえるでしょう。

※帝人の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. 帝人の求人情報

帝人への転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、帝人の求人情報をご紹介します。現時点ではおすすめ大手転職エージェント各社では帝人の公開求人は見つからず、グループ会社の求人のみ出ているため、参考情報として新卒採用時の情報を紹介します。

4-1. 事務系職種では法人営業、MR職、管理部門での採用あり

採用HPの募集要項を確認すると、帝人の事務系職種は新卒採用では総合職として募集しており、営業職、スタッフ職と一般的なメーカーと同様の募集職種となります。

ただし、販売ルートの異なる素材事業とヘルスケア事業を展開しているため、営業職もそれぞれ分かれています。素材営業では法人営業が主となり、医療営業ではMR職の他、医療機器営業として医療機関や患者様宅へ訪問するスタイルの営業職もあります。

勤務地は全国各地の営業所から海外まであり、特に営業職では転勤を伴う異動があると考えてよいでしょう。

4-2.技術系職種ではプラント設備保守・メンテナンス業務の求人あり

同じく採用HPを確認すると、技術系職種では素材・医薬品等の研究開発職、技術開発職、また医薬品の臨床開発職等での募集があります。

主な研究所は東京都・千葉県・岐阜県にあり、海外拠点へ赴任・出張の機会も職種によっては多くあるようです。

5. 帝人に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、帝人の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

帝人に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

 コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 競合他社と同程度の給与水準だが、各手当が手厚い
  • 管理職までは年功序列、それ以上は業績で上下あり
  • 金銭面での各種手当が豊富に整備されている
仕事のやりがい・成長
  • 命に関わる仕事でやりがいにつながる(医療事業)
  • 意思決定がとにかく遅く、モチベーションが下がる(素材事業)
  • 大手らしく教育システムは整っており、研修も多い
人間関係・社員の雰囲気
  • 伝統的な日系企業という風土
  • コンプライアンスへの意識がとても高い
  • よく言えば社員に優しい会社だが、ぬるま湯とも感じる
その他
  • ダイバーシティに力を入れており、女性も大変働きやすい

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与への満足度は、企業全体、同業他社どちらと比較してもまずまずの高評価です。

給与水準については、業界全体でみると高く、大手企業と比較すると同程度であるという意見が多くありました。基本的には年功序列で昇給しますが、管理職以上ではボーナス比率が高くなり、業績不振の場合には減給もあるようです。

福利厚生への評価が特に高く、格安で利用出来る社宅制度や、語学研修や旅行など自由に使える手当が年数万円支給されるなど、年収アップにつながる制度が多く用意されており、高い満足度につながっているようです。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長についても他化学メーカーと比較してもまずまずの評価です。

仕事のやりがいについては、事業部ごとに評価が大きく分かれています。全体として医療事業担当社員の方がやりがいを感じているという口コミが多く見られました。繊維事業担当社員については、トップダウンの決定事項が多い上に意思決定の時間も遅く、モチベーションが上がらないという意見が多くあります。

成長環境については、大企業らしく、事務系・技術系ともに基本的な育成制度は整っており、研修も多くあるようです。成長スピードを求める人には向かないようですが、じっくりと力をつけたい若手には好環境のようです。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については企業全体で見ると低評価ですが、化学メーカー内では割と高評価です。

100年の歴史があるだけに伝統ある日系企業らしい風土という意見が多く見られました。基本的には保守的で、トップダウンの意思決定に対してイエスマンとなれる人に向いているようですが、近年は徐々に風土改革が進んでいるという意見もあります。

また、社員に優しい会社だという口コミも多くありました。そこそこの仕事をしていれば会社に守られるため、ゆったりと長く働きたい人には非常におすすめの企業だと言えます。一方、ぬるま湯体質だと感じている意見も多く、特に若手社員には不満を持っている人も多いようです。

※帝人を志望する人におすすめな他の企業は?

帝人が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 東レ株式会社
  • 旭化成株式会社
  • 株式会社クラレ
  • 積水化学工業株式会社

6. 帝人への転職を成功に導くたった1つのコツ

帝人に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

帝人への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、帝人の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 帝人転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

帝人への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

帝人志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • 帝人に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • 帝人以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

帝人へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

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JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

帝人での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

帝人への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る帝人転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

帝人転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。