オリンパスに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、オリンパスに転職しようかな」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、オリンパスへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、オリンパスへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|オリンパスの特徴と転職のポイント
  2. オリンパスの企業情報
  3. オリンパスの採用情報
  4. オリンパスの求人情報
  5. オリンパスに関する口コミまとめ
  6. オリンパスへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. オリンパス転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがオリンパスへ転職すべきか判断できるとともに、オリンパスへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|オリンパスの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「オリンパスに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

オリンパスの特徴

  • カメラ、内視鏡などの医療機器、顕微鏡等を製造・販売するメーカー
  • 内視鏡では国内外トップシェアで、海外比率も約8割
  • 平均年収は800万円台、平均残業時間は20~30時間のホワイト企業
  • 企業風土は保守的で、閉鎖的。真面目で大人しい社員が多い

オリンパスへの転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. オリンパスの企業情報

 社名 オリンパス株式会社
 本社所在地東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリスビル
 代表者代表取締役社長執行役員 笹宏行
 設立1919年10月12日
 資本金1245億2000万円 (2015年3月31日現在)
 売上連結 7646億7100万円(2015年3月期)
 従業員連結 3万1540人 (2015年3月31日現在)
 事業内容精密機械器具の製造販売

2-1. 事業内容

1919年に設立されたオリンパスは、国内大手の精密機器メーカーです。

フィルム・デジタルカメラや、内視鏡等の医療用製品、また顕微鏡といった「医療」「科学」「映像」関連製品を広く展開しています。

2-2. トップメッセージと事業計画

引用:オリンパス企業HP

オリンパスでは、「”Business to Specialist “Company」「One Olympus」の2つを経営方針として掲げています。

専門性の高い顧客(Specialist)の要求、潜在ニーズを正しく把握し、的確なソリューションをスピーディーに提案・提供できる会社を目指しており、今後、売上高の約8割を占める医療分野では「低侵襲治療」事業への注力、またグローバルでは新興国向けビジネス拡大へ取り組む方針です。

グローバル・グループ全体で価値観・戦略を共有し、経営資源を最大活用することで、全社パフォーマンスの最大化を図りたいとメッセージしています。

2-3. グローバル展開

オリンパスは、国内外に108のグループ会社を設立し、海外売上高比率は約8割にのぼるグローバル企業です。

現在は売上高の約3割を北米、約2割をヨーロッパが占めていますが、今後は他社同様に新興国での事業拡大へ注力する方針です。

オリンパス企業HP:https://www.olympus.co.jp/

 見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. オリンパスの採用情報

業界大手の精密機器メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、オリンパスの採用情報についてお伝えします。

3-1. オリンパスの採用職種

オリンパスでは、現時点で採用HP上で中途採用の募集はされていないため、参考情報として新卒採用時の募集職種を紹介します。

事務系職種技術系職種
国内営業、海外営業、貿易・物流、広告宣伝、経理・財務、人事・総務研究、開発、生産技術開発、品質・法規制、カスタマーサービス、サービス技術開発、知的財産、SE、デザイン

引用:オリンパス企業採用HP

オリンパスでは、一般的にメーカーで募集されている一通りの職種で採用をおこなっています。

特徴としては、海外営業、貿易・物流といったグローバル企業らしい職種で募集がある点、またサービス関連職種やデザイン系職種が技術系職種として募集されている点が挙げられます。

詳細はオリンパス企業採用HPから確認することが出来るので、転職を検討している場合には一度確認すると良いでしょう。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 非公開(中途採用公開求人なし)

社員の平均年収 : 884万円(平均年齢41.6歳)

会社四季報より

オリンパスの給与は、主力製品である内視鏡競合の富士フイルム、HOYA等と比較すると、平均的な給与水準といえます。

基本的に年功序列で安定性のある給与体系ですが、近年は裁量労働制の採用など、成果主義へ変化しつつあるようです。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:20〜30時間

オリンパスの平均残業時間は【20〜30時間程度】です。同業界の富士フイルム、HOYA等と比較すると残業時間はやや少ないといえます。

ただし、営業職や開発職は激務という口コミも多々あり、部署によって残業時間等は大きく異なるので、転職を検討する際には事前にコンサルタント等へ確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

新卒採用時のメッセージになりますが、オリンパスでは、「自分で考えて主体的に動き、最後までやり抜く人」を採用したいとメッセージしています。

顕微鏡メーカーとしてスタートし、現在は医療分野を中心に技術革新を成功させグローバル事業拡大を進める中で、社員1人1人の自由でクリエイティブな発想と主体的な推進力が求められています。

中途採用においては、即戦力となる専門性を持っていることはもちろん、そういった同社の理念や、求める人材像にかなう人物であることを、前職までの経験等から説得力を持ってアピール出来ることが重要となります。

※オリンパスの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. オリンパスの求人情報

オリンパスへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、オリンパスの求人情報をご紹介します。現状、おすすめ大手転職エージェント各社、また採用HP上のどちらでも中途採用公開求人は出ていないため、新卒採用時の情報を参考までに紹介します。

4-1. 事務系職種では海外営業、貿易等グローバル職種での募集あり

事務系職種の新卒採用時募集職種をみると、海外営業や貿易といったグローバルメーカーならではの職種で募集があります。

もちろん両職種とも現在では多くのメーカーで職種として存在はしますが、新卒採用時にあえて一職種として紹介している企業は多くはなく、グローバルに活躍するチャンスの多い企業だといえるでしょう。

4-2.技術系職種では医療事業関連職種の募集多数

新卒採用時の募集職種をみると、研究・開発・技術開発といった一般的にメーカーで募集されている技術系職種に加えて、品質・法規制、カスタマーサービス、サービス技術開発といった職種でも募集があります。

主力事業である医療機器関連業務が多く、技術的専門性を活かせることの出来る業務が多く存在します。特に医療機器ということで「安全性」や「品質保証」に関連する職種は多く、実際に中途入社した社員でも同業界の他職種から転職している例も多くあります。

技術職の中でキャリアを幅を広げたいと考える人にとっても様々なチャンスが広がっている企業だと言えるでしょう。

5. オリンパスに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、オリンパスの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

オリンパスに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

 コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 給与水準は可もなく不可もなく、昇格試験で昇給
  • 近年裁量労働制、成果主義に移行
  • 福利厚生は手当等充実している
仕事のやりがい・成長
  • 社会貢献度の高い製品を扱うことがやりがいになる
  • 若手の教育には熱心だが、スピード感はない
  • 研修制度等は充実しているが、志気の高い社員は多くない
人間関係・社員の雰囲気
  • 大手かつ医療機器メーカーらしく保守的、閉鎖的
  • 中途採用者の多い部署等では比較的モチベーションも高い
  • 生え抜き社員は真面目でおとなしい人が多い
その他
  • キャリアアップは難しいが、女性も長く働ける職場

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与への満足度は、福利厚生面では評価が高くなっていますが、精密機器メーカーが全体的に高評価の企業が多いため、待遇面全体は競合他社と比較するとやや低い評価となっています。

給与水準については、可もなく不可もなくで、特に高評価、低評価の意見はあまり見られませんでした。以前は残業規制が厳しく忙しい部署、時期ではサービス残業もあったようですが、近年裁量労働制に移行し、成果に応じて賞与に上乗せされるため、この点を高評価に捉えている意見が複数ありました。

福利厚生への評価は業界内でも高くなっています。住宅手当、扶養手当の充実や、カフェテリアプランの選択肢が多く使い勝手が良いという意見が多くあります。また休暇取得についてもとりやすい雰囲気で働きやすいという口コミが複数あります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長についても企業全体と比較すると平均的な評価ですが、精密機器メーカーとしてはやや低評価となっています。

やりがいについては、内視鏡でトップシェアを持つなど、医療機器が主力事業のため社会貢献度の高い製品を開発・製造また販売している点にやりがいを感じるという意見が多くありました。開発職でそういった意見が多く、また営業職でも医療関係者と対等に議論出来、やりがいを感じるという口コミが複数あります。

育成環境については、若手への育成は手厚く行われているようです。ただし、その結果現場での即戦力となるまでの期間が長く、若いうちからバリバリと仕事をしたい人には向かないでしょう。研修制度も種類も多く充実していますが、終身雇用を前提としている社員も多いため、スキルアップへの志気が高い社員はそう多くないという意見が多くありました。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については、企業全体で比較してもあまり高評価とはいえません。

大手企業で、かつ医療機器を扱うメーカーということもあり非常に保守的で、閉鎖的だという意見が多くありました。現場レベルでは風通しも良く人間関係も良好のようですが、経営中枢、上層部に対して不満を持っている社員が少なくないようです。

社員については、真面目で大人しい社員が多いという意見が大半でした。しかし、近年は外資系競合からの転職者も多く、中途社員の多い部署は比較的アグレッシブな雰囲気のようです。

※オリンパスを志望する人におすすめな他の企業は?

オリンパスが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 富士フイルム株式会社
  • HOYA株式会社
  • キヤノン株式会社
  • オムロン株式会社

 

6. オリンパスへの転職を成功に導くたった1つのコツ

オリンパスに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

オリンパスへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、オリンパスの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. オリンパス転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

オリンパスへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

オリンパス志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • オリンパスに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • オリンパス以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

オリンパスへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

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JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

オリンパスでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

オリンパスへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知るオリンパス転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

オリンパス転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。