小田急電鉄に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、小田急に転職しようかな…？」と考えていませんか？

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、小田急電鉄（小田急）への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、小田急への転職についてご紹介します。

まとめ｜小田急の特徴と転職のポイント
小田急の企業情報
小田急の採用情報
小田急の求人情報
小田急に関する口コミまとめ
小田急への転職を成功に導くたった1つのコツ
小田急転職で必ず登録すべき転職サイト4選
転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが小田急へ転職すべきか判断できるとともに、小田急への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ｜小田急の特徴と転職のポイント
2. 小田急の企業情報
3. 小田急の採用情報
4. 小田急の求人情報
5. 小田急に関する口コミまとめ
6. 小田急への転職を成功に導くたった1つのコツ
7. 小田急転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
さいごに

1. まとめ｜小田急の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「小田急に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

小田急の特徴

西東京や神奈川が基盤の大手私鉄で、不動産事業、都市開発事業など幅広く手掛けている
運輸業が営業利益の約6割を占めており、鉄道以外の事業拡大に注力していく方針
社会インフラ系の会社なので保守的な風土で、特に現場に近いほど上下関係に厳しい傾向あり
平均年収は740万円と同業の中では高めで、福利厚生も好評なので待遇への満足度が高い
平均残業時間は25〜35時間で、部署によって異なるが、特に若手ほど業務量が多く残業も多め
産休育休などの制度もあるが、特に現場は泊まり・土日勤務も多いため女性には続けにくい

小田急への転職のポイント

中途採用は随時行なっている
「総合職」「エキスパート職」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. 小田急の企業情報

	概要
本社所在地	東京都新宿区西新宿1丁目8番3号（小田急明治安田生命ビル）
本店所在地	東京都渋谷区代々木2丁目28番12号（小田急南新宿ビル）
代表者	取締役会長山本利満取締役社長星野晃司
設立	1948年6月1日（1923年小田原急行鉄道株式会社）
資本金	603億5,900万円
売上	連結5230億円、単独1664億円（2017年3月期）
従業員	連結13,560名、単独3,637名（2017年3月時点）
事業内容	旅客鉄道事業他

2-1. 事業内容

小田急は1923年に創業した大手私鉄の1つで、西東京や神奈川を基盤として「小田急線・多摩線・江ノ島線」を運営しています。

特に小田急線の通勤ラッシュ緩和のために、各駅停車と急行をそれぞれ専用レールで走らせる「複々線化事業」を約30年行なってきましたが、ついに2018年に完成しました。

主力の鉄道部門に加えて、以下のように「生活サービス部門」として不動産業、都市開発事業なども幅広く手掛けています。

	主なポイント
不動産業	ハルク（新宿駅西口）、新宿ミロード小田急センチュリービルコルティ（経堂、成城）新百合ヶ丘エルミロードなど
都市開発事業	下北沢地区の沿線開発海老名駅周辺の開発など

ちなみに、直近数年間の業績は安定しており、特に収益基盤である「運輸業」が営業利益の約6割、次いで不動産業が約2割を占めているため、中長期的にも堅調な推移が見込まれています。

2-2. トップメッセージと事業計画

小田急企業HPより

小田急は、「お客さまのかけがえのない時間と豊かな暮らしの実現」というグループ経営理念のもと、以下の2つのテーマに沿って事業を推進しています。

（既存事業の強化）沿線における複々線完成後のグループ収益最大化
（新規事業の推進）さらなる事業拡大のために、成長の種を蒔き育てる

上記テーマについて、それぞれ具体的には以下の事業を行なっており、鉄道に続く収益の柱を育てていきたいとしています。

	主なポイント
既存事業の強化	ターミナル駅周辺の再開発事業各事業の基盤となる沿線価値の向上など
新規事業の推進	沿線外で、成長が見込める市場への進出を検討 M&Aなどを通じた海外事業への進出など

2-3. グローバル展開

小田急は成長戦略の一環として、海外から日本に訪れる観光客（インバウンド）を増やすためのプロジェクトに取り組んでいます。例えば、以下のような取り組みを行なっています。

小田急トラベルの外国語サイト開設
小田急百貨店に訪日観光客向けのカウンター設置
訪日観光客向けに新たな設備投資など

近年は特にフランス人旅行者の増加をうけて、バンコクに続く2つ目の海外拠点をパリに開設（2018年）しています。

今後は、他社との連携やM&Aなどにより海外事業にも進出する方針ですが、同業他社と比べて海外事業はまだまだこれからなので、海外志向の人は慎重に検討することをおすすめします。

小田急企業HP：https://www.odakyu.jp
見るべきポイント
事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報 「求める人物像、業務内容」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

	見るべきポイント
事業概要	自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報	「求める人物像、業務内容」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ	会社がどこへ向かっているのかをチェックします。会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 小田急の採用情報

大手私鉄の鉄道事業者なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか？

3章では、小田急の採用情報についてお伝えします。

3-1. 小田急の採用職種

小田急の採用HPでは現在、中途採用の募集はありませんが、今後随時募集される予定です。

ご参考までに、小田急の採用職種は、「総合職」と「エキスパート職」に大別されます。具体的には、それぞれ以下のような職種があります。

小田急採用HPより

今後、総合職もエキスパート職も随時募集されるため、もし転職を検討している人は採用HPや大手転職エージェント等から情報収集しておくことをおすすめします。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収　：　500〜600万円
社員の平均年収　：　740万円（平均年齢39.8歳）

会社四季報より

小田急の平均年収は740万円で、業界の中ではやや高めと言えます。

残業代はしっかり支給され、福利厚生も十分に完備されています。

首都圏の鉄道各社の平均年収ランキング

他の鉄道会社も検討している人のために、首都圏の鉄道大手の平均年収を比べると、小田急はやや高めの水準となっています。

	平均年収	平均年齢
東京メトロ	766万円	42.3歳
東急電鉄	750万円	40.3歳
京成電鉄	741万円	42.0歳
小田急	740万円	39.8歳
京王電鉄	724万円	40.3歳
西武鉄道	721万円	41.4歳
JR東日本	710万円	40.5歳
東部鉄道	696万円	46.2歳
京浜急行電鉄	653万円	37.9歳

3-3. 労働環境

平均残業時間　月：25〜35時間

小田急の平均残業時間は【25～35時間程度】です。競合の京王電鉄などと比べても同程度となっています。

ただし、本社や現場、さらに職種によっても残業時間などは大きく異なるため、もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

小田急の採用HPでは中途採用向けのメッセージは見当たりませんでしたが、新卒採用HPでは「新しい小田急電鉄の未来を皆でつくっていく」とメッセージしていますので参考までに紹介します。

また、求められる人物像としては、経営理念に共感し、社員一丸となって小田急の未来をつくっていきたい人材が求められています。

そのため、中途採用においては、過去の経験やスキルを棚卸しするだけでなく、「小田急や沿線エリアにどんな魅力や可能性を感じているか？」「その中で何を実現したいのか？」を深掘りして考えておくことが重要となります。

※小田急の採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

企業採用HP：小田急、職種一覧
グループ会社：採用情報

4. 小田急の求人情報

小田急への転職を検討しています。どんな求人がありますか？

現状、おすすめ大手転職サイトの公開求人はなく、小田急の採用HPでも募集はありませんでした。

ただし、今後も随時募集されるため、採用HPや大手転職エージェントから情報収集しておくことをおすすめします。

なお、小田急グループ会社ではいくつか求人がありましたので、ご参考までこの後ご紹介します。

数少ない求人を得るために

小田急は中途採用を積極的には行なっていない印象でしたが、実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします。

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため、数少ない小田急の求人を得られる可能性が増えます。

さらに、小田急の他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

参考. グループ会社では「エンジニア」や「設計士」の募集あり

『doda』で検索すると、小田急グループ会社として、「株式会社小田急エンジニアリング」と「UDS株式会社（設計職）」の中途採用の募集がありました。

グループ会社から小田急への異動はほぼありませんが、小田急グループ会社としての安定性を求める人は検討してもよいでしょう。

小田急エンジニアリングの求人は年収293〜336万円で、通信設備などのメンテナンス業務を担当します。必須条件は「電気工事の経験者」で、電気工事の有資格者は特に歓迎されます。

また、UDS株式会社の求人は、年収400〜700万円でホテル・商業施設などの企画や設計を担当するものです。必要条件は「ホテルや商業施設等の設計業務経験」とされており、一級建築士の有資格者は特に歓迎されます。

ちなみに、グループ会社の求人も随時更新されるため、転職候補先を効率的に見つけるためには大手転職エージェントに登録することをおすすめします。

5. 小田急に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、小田急の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

小田急に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

	コメント
給与・福利厚生（待遇）	待遇に関する満足度は、首都圏の同業他社と比べて高い給与は低めだが、手厚い手当や賞与でカバーされる形となっている福利厚生は一般の大企業並みに完備されていて好評
仕事のやりがい・成長	都心の交通インフラを担っている実感がある業務は規則や上司の指示に従ってミスしないことが重要特に鉄道部門で身につく知識は、異業種では活かしにくい
人間関係・社員の雰囲気	社会インフラ系の会社ということもあり、保守的で古い体質特に現場ほど、上下関係に厳しい体育会系のような雰囲気がある
その他	まだまだ男社会だが、女性社員も増えている現場は泊まり・土日勤務もあるため、結婚・出産を機に退職する女性も多い

5-1. 給与・福利厚生（待遇）

年収は同業の中で高めで福利厚生も充実していることから、同業他社と比べても待遇への満足度はかなり高くなっています。

給与は年功序列で、特に若いうちは基本給は低めですが、手厚い様々な手当や賞与（約6ヶ月分）でカバーされる形となっています。

20代で約400〜500万円、30代で約600万円、30代半ばに管理職になると年収800〜900万円が目安です。その後昇進すれば、40歳前後の課長クラスで1000万円以上になるようです。

また、福利厚生は一般の大企業並みに完備されています。独身寮や社宅はありますが、家賃補助がないことについて不満の声が目立ちました。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがいとしては、東京や神奈川の交通インフラを担っているという実感に加えて、お客さんに感謝された時に感じるという声が多数でした。

業務は規則や上司の指示に基づいてミスしないことが特に求められます。加えて、若手ほど雑用を含めて業務量が多い傾向もあって、スキルアップへのモチベーションは上がりにくいという声も目立ちました。

また、安全教育など研修は充実していますが、特に鉄道部門は専門性が高く、身につくスキルは異業種で活かしにくいため留意しましょう。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については、社会インフラ系の会社ということもあり、保守的で古い体質という声が目立ちました。

また、特に駅の弁がでは年功序列で上下関係に厳しいという声も多いですが、人によってはアットホームな雰囲気で慣れれば居心地が良いという声も一部ありました。

基本的に真面目に仕事をしていればある一定レベルまでは横並びで昇進しますが、定量評価しづらい仕事なので昇進は上司と良い関係を築くことも大切となります。

※小田急を志望する人におすすめな他の企業は？

小田急が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
京王電鉄株式会社
東京急行電鉄株式会社
京浜急行電鉄株式会社
西武鉄道株式会社
東日本旅客株式会社（JR東日本）
東京地下鉄株式会社（東京メトロ）
首都高速道路株式会社

6. 小田急への転職を成功に導くたった1つのコツ

小田急に転職することを決めました！転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

小田急への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

独自の非公開求人をもらえる可能性がある
業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能
年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、小田急の非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか？」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策（職務経歴書・面接など）が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…？」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 小田急転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

小田急への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい！

小田急志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

小田急に関する求人（非公開を含む）を保持する可能性が高いか
小田急以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。（登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません）

	登録必須度	特徴
リクルートエージェント	すべての方に◎	業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
doda	すべての方に◎	業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア	初めて転職は◎	サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント	外資・技術系は◎	スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。

7-1. リクルートエージェント｜求人数No.1・コンサルタントが優秀

『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

内部に圧倒的なノウハウの蓄積
信頼による非公開求人の獲得

小田急へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト：https://r-agent.com/

7-2. doda｜求人数No.2・転職サポートが評判

『doda』は、パーソルキャリア（旧：インテリジェンス）が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト：https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア｜最高評価のサポート体制

『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

親身に転職相談にのってくれる
誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト：https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント｜ハイキャリア転職で実績No.1

『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」（＝最後にコンタクトを取った日）なのです。

「更新日が古い＝もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか？」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。