NECに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

転職 NEC

「中途採用で、NECに転職しようかな」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、NECへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、NECへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|NECの特徴と転職のポイント
  2. NECの企業情報
  3. NECの採用情報
  4. NECの求人情報
  5. NECに関する口コミまとめ
  6. NECへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. NEC転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがNECへ転職すべきか判断できるとともに、NECへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|NECの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「NECに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

NECの特徴

  •  住友グループの電機メーカーで、現在はICTソリューションによる各事業の展開に注力している
  • 国内外問わず、特に官公庁向けシステムの導入に強みがある
  • 給与水準は同業界の日系企業と比較すると高いが、中堅以上は頭打ちとなることも多い
  • 残業時間は業界内では少なく、職種にもよるがワークライフバランスはとりやすい企業
  • 企業風土は年功序列で非常に保守的、実力主義や、効率性を求める人にはおすすめできない社風

NECへの転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. NECの企業情報

 社名 日本電気株式会社
 本社所在地東京都港区芝5丁目7番1号
 代表者 代表取締役社長 新野隆
 設立 1899年7月17日
 資本金 3971億99百万円(2016年3月期)
 売上 連結:2,821,181百万円(2016年3月期)
 従業員 連結:98,726人(2016年3月期)
 事業内容 システムプラットフォーム、テレコムキャリア、パブリック、エンタープライズ

2-1. 事業内容

1899 年に設立されたNEC(日本電気株式会社)は、住友グループの電機メーカーで、有線・無線機器、コンピュータ、ITサービスを主力事業として展開してきました。

現在は情報通信技術を活用したソリューション事業に注力していて、以下の4分野の事業分野を展開しています。競合と比較して、公的機関やインフラ産業へのソリューション提供に強みがある企業です。

事業分野事業内容
パブリック事業国内外の政府、官公庁、公共機関、金融機関などに向けたソリューション提案
エンタープライズ事業製造業、流通・サービス業を中心とする民需向けにITソリューションを提供
テレコムキャリア事業通信キャリア向けに各種機器、基盤システム、運用サービスなどを提供
システムプラットフォーム事業ネットワーク機器、コンピュータ機器等ビジネス向けハード製品とソリューションの提供

2-2. トップメッセージと事業計画

NECでは現在、「情報通信技術を用いて、社会に不可欠なインフラシステム・サービスを高度化する『社会ソリューション事業』に注力していく」としています。

具体的に実現したいテーマとして、【地球との共生】【安全・安心な都市・行政基盤】【安全・高効率なライフライン】【豊かな社会を支える情報通信】【産業とICTの新結合】【枠を超えた多様な働き方】【個々人が躍動する豊かで公平な社会】の7テーマを上げています。

NEC企業HPより

2-3. グローバル展開

NECは、世界各地29拠点に海外事業所を展開しており、日系企業の海外進出をサポートしています。アジア、アメリカ、欧州圏はもとより、アフリカ各地のインフラ整備も手掛けています

海外事業展開サポートにあたっては、現地法人と日本本社の連携を重視しており、日本本社社員として仕事をする中でも、海外法人と協働で提案する機会は豊富にあるといえます。

NEC企業HP:https://jpn.nec.com/

見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. NECの採用情報

業界大手のITサービス企業なのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、NECの採用情報についてお伝えします。

3-1. NECの採用職種

NECでは、事務系、技術系とも多くの職種で中途採用の募集を行っています。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 :500万~900万円

社員の平均年収 : 833万円(平均年齢42.9歳)

会社四季報より

NECの給与は、富士通や日本アイ・ビー・エムといった競合他社と比較しても同程度か高めの給与といえます。日系企業としては高い給与水準で、残業代等もしっかりと支給されるホワイト企業といえます。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:30〜40時間

NECの平均残業時間は【30〜40時間程度】です。同業界の富士通、日本アイ・ビー・エム等と比較しても少な目の残業時間といえます。

全社的に労働時間短縮の方針が進んでいるようですが、大企業かつメーカーのため職種によってかなりばらつきがあり、特にSE職等は長時間労働の場合も多くあるようです。

転職を検討する際には事前にコンサルタント等へ確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

NECでは、目指すべき企業像を「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現するグローバルリーディングカンパニー」と定義し、「クラウド」「グローバル」「新規事業」3事業に特に注力していくとしています。

各領域で特に事業拡大していく分野は以下の通りとされています。

これまでの中心事業内容新たに注力する分野・求める人材
クラウド 顧客ごとにシステムの設計、SI事業 さまざまなサービスをITを介して利用するモデルへの変革、サービス事業としてのビジネスを開発・構築できる人材
グローバル パソリンク(超小型マイクロ波通信システム)や、指紋認証システムによる入国管理や住民管理などの公共セキュリティソリューション 国内で実績のある病院向けのソリューションや流通業向けPOS管理システム等の海外展開にあたり、グローバル志向の人材
新規事業 – 新携帯端末の開発・EV(電気自動車)に搭載されているリチウムイオン二次電池の技術開発

そこで中途採用ではこれら3領域について、即戦力となる人材を求めています。実際に面接等に臨む際には、前職までのどのような経験・スキルがどの分野において生かされるのか、またどの領域にどのように携わりたいのかということを明確にしておくことが必要です。

※NECの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. NECの求人情報

NECへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、NECの求人情報をご紹介します。大手転職エージェントである『doda』を使って求人を調べると、以下の特徴がわかりました。

4-1. 事務系職種は事業拡大する分野でのコンサルタント、営業職の求人あり

dodaで検索すると、事務系職種については製造業を中心とした顧客のグローバル展開を推進するコンサルタント職や、今後市場拡大する自動車関連技術での営業職の求人が見つかりました。

コンサルタント職については、ITコンサルタント、または製造業等でのIT部門経験者が必要要件とされており、自動車業界向け営業職では自動車関連業界経験者が求められています。これまでの経験を活かし、異業界でよりグローバルな業務に携わりたい人にもおすすめの求人です。

年収は、約500万~900万円で、コンサルタント職の方が給与が高めとなります。

4-2.技術職では、次世代技術に携われるエンジニア職の求人が多数あり

dodaで検索すると、技術職ではNECがグローバル市場でも強みとしている、セキュリティ関連のSE職、コンサルタント職の求人が見つかりました。

こちらの求人では、プレーヤーとして先進的なセキュリティ技術の設計、提案を顧客にするとともに、開発した技術を後継者に継承する、育成者としての役割も期待されています。セキュリティ関連技術の設計、コンサルタント経験者が歓迎されていますが、前職までのプレーヤーとしてのポジションから、一段階キャリアアップしたいという人にもおすすめの求人です。

年収も600万~900万円と、高年収の求人となっています。

5. NECに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、NECの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

NECに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 基本的に年功序列で、昇給・昇格も一定ラインまでは年次でほぼ一律
  • 残業代での年収アップが大きく、中堅以降の裁量労働制となると高給与とはいえない
  • 福利厚生面は十分に手厚い
仕事のやりがい・成長
  • 大企業ゆえに大規模案件に携わり、最先端技術に触れる機会は多い
  • 技術職でも協力会社のマネジメント業務が中心で、専門性を高める機会は少ない
  • 研修体制は整っているが、通り一辺倒なものが多く、特にレベルが高いとは感じない
  • 部署を超えたキャリアチェンジは容易ではない
人間関係・社員の雰囲気
  • 完全に年功序列で、事業部ごとの縦割り意識が強い
  • 社内調整に時間がかかり、会議等もやたら人数が多い
  • 事業部ごとの縦割り意識が強く、連携がとれていない
  • 優秀だが保守的な人が多く、チャレンジスピリットに欠ける
その他
  • 管理部門であれば総合職女性も非常に働きやすく、管理職昇進も可能な環境

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与への満足度は、まずまずの高評価です。

給与については、ほぼ年功序列の体制となっており、35歳頃までは数年ごとに一律で昇格し、付随して昇給もあるようです。特に若手のうちは残業代での年収アップの要素が大きいため他社と比較して高給与と感じる人も多いようですが、マネージャー職以上の裁量労働制となるとみなし残業代となり、給与水準が下がるという不満もありました。安定性は抜群ですが、実力によって給与アップを目指したい人などにとっては物足りない環境かもしれません

福利厚生については総じて高評価です。住宅手当については数万円の支給と、寮制度でさほど手厚くはありません。ただし、各種有休制度の充実や保養所、出産時に一時手当金とは別に50万円支給されるなど、大企業の中でも福利厚生は充実しているといえる様々な制度が用意されており、活用出来れば大きなメリットとなるようです。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長については可もなく不可もなくという評価です。

大企業として、規模の大きな案件に携わり、業界内最先端の技術に触れる機会が多いことはやりがい、成長につながるという意見が多くありました。ただし、大企業ゆえに若手のうちから協力会社を含めたマネジメント業務が多く、社内でのキャリアチェンジも容易ではないため、専門的なスキルを高めたり、自身のキャリアを構築するには良い環境とはいえないという意見もみられました。

研修制度については企業規模に見合った一通りの研修機会は用意されていますが、特に企業として人材育成に熱心というわけではなく、自分自身で意識してスキルアップに努めなければ、他社でも通用するほどのスキルは身に付かないという意見が多数でした

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気についてはかなり評価が低くなっています。

完全に年功序列で、若手のうちに成果を上げたとしても、昇進等に影響することはほぼないようです。また、人気企業なので優秀な人材も多く集まりますが、企業風土として保守的な人が多く、チャレンジスピリットに欠けるという意見もありました。

日系大企業らしく、案件ごとに関わる人間がとにかく多く、会議ひとつをとっても社内調整非常に時間がかかり、非効率だという意見も見られます。また事業部間の壁も厚く、例えば同一顧客へ複数の事業部から提案をする場合でも、連携がとれず三者三様の提案をすることになるという不満も見られました。

※NECを志望する人におすすめな他の企業は?

NECが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 富士通株式会社
  • 日本アイ・ビー・エム株式会社
  • NTTデータ
  • ソニー株式会社

 

6. NECへの転職を成功に導くたった1つのコツ

NECに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

NECへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、NECの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. NEC転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

NECへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

NEC志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • NECに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • NEC以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

NECへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

dodaエージェント

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

JACリクルートメント

JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

NECでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

NECへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知るNEC転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

NEC転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。