ライオンに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、ライオンに転職しようかな」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、ライオンへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、ライオンへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|ライオンの特徴と転職のポイント
  2. ライオンの企業情報
  3. ライオンの採用情報
  4. ライオンの求人情報
  5. ライオンに関する口コミまとめ
  6. ライオンへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. ライオン転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがライオンへ転職すべきか判断できるとともに、ライオンへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|ライオンの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「ライオンに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

ライオンの特徴

  • 国内大手のトイレタリー、医薬品等のメーカーで、特に歯磨き関連用品ではシェア1位
  • 海外進出も進めており、現在はアジア8カ国で日用品を中心に事業展開している
  • 平均給与は約700万円台と平均的。大手企業らしく福利厚生も一通りそろっている
  • 平均残業時間は20~30時間と業界平均なみ。労働時間に対する給与額への不満は少ない
  • 優しく真面目な人が多い保守的な企業のため、上昇志向のつよい人にはやや物足りない

ライオンへの転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. ライオンの企業情報

 社名 ライオン株式会社
 本社所在地東京都墨田区本所一丁目3番7号
 代表者代表取締役社長 濱逸夫
 設立1918年9月3日
 資本金344億33百万円
 売上連結:3,956億円(2016年12月期)
 従業員連結:6,895名 (2016年12月31日現在)
 事業内容洗剤、石鹸、歯磨き、医薬品

2-1. 事業内容

1918 年に設立されたライオンは、トイレタリー用品、医薬品、化学品等を手掛ける大手メーカーです。

国内では花王が最大の競合となり、参入カテゴリーの多くが花王に次ぐ2位のシェアとなっています。ただし、歯磨き関連製品については、現在もシェア1位を維持しています。

2-2. トップメッセージと事業計画

引用:ライオン企業HP

ライオンでは現在、「国内事業の質的成長」「海外事業の量的成長」「新しいビジネス価値の開発」「組織学習能力の向上」の4つの戦略を主に推進しています。

  • 「国内事業の質的成長」:高付加価値、市場創造型製品の伸張
  • 「海外事業の量的成長」:「クリニカ」「キレイキレイ」等グローバルブランドのアジア展開
  • 「新しいビジネス価値の開発」:通販事業、オーラルヘルスケア事業での消費者QOL向上
  • 「組織学習能力の向上」:自ら成長する企業組織・人材への改革、多様な人材の活用推進

国内外双方での事業拡大に取り組んでいく方針です。

2-3. グローバル展開

ライオンでは、アジア地域8カ国で海外事業を展開しています。洗濯用洗剤やハンドソープ、歯磨き用品といった日用品を主に展開していて、事業売上高全体の3割弱を海外事業が占めています。花王等競合他社と比較すると若干海外売上比率は低めですが、今後も事業を拡大すると思われます。

ライオン企業HP:https://www.lion.co.jp/ja/

 見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. ライオンの採用情報

業界大手のトイレタリーメーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、ライオンの採用情報についてお伝えします。

3-1. ライオンの採用職種

ライオンでは、現状は事務系職種を中心に中途採用募集を行っています。ただし、もちろん理系職種でも募集が出る場合もあり、転職を希望する場合は、希望の職種にエントリーしておくことも可能です。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 :450万円~

社員の平均年収 : 718万円(平均年齢41.4歳)

会社四季報より

ライオンの給与は、花王やP&G、ユニ・チャームといった競合他社と比較して同程度かやや低めの給与です。ただし業界シェア上位企業ということもあり、トイレタリー業界全体で見ると、まずまずの高給与と言えます。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:20~30時間

ライオンの平均残業時間は【20〜30時間程度】です。同業界の花王、P&G等と比較しても平均的な残業時間といえます。

以前は長時間労働の傾向が強かったようですが、数年前よりオフィスの照明が一定時間になると消灯されるなど、企業全体で労働時間短縮に取り組んでいるようです。

ただし部署によって大きく残業時間等は異なるので、転職を検討する際には事前にコンサルタント等へ確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

ライオン採用HPでは、実際に中途入社をした社員の紹介をしており、前職の内容や志望動機、実際に現職でどのようにこれまでの経験を活かしているかといったことを知ることが出来ます。

多くの職種を紹介しているわけではありませんが、転職を検討する参考資料として見てみることをおすすめします。

※ライオンの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. ライオンの求人情報

ライオンへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、ライオンの求人情報をご紹介します。大手転職エージェントである『doda』と『ライオン企業採用HP』を使って求人を調べると、以下の特徴がわかりました。

4-1. 事務系職種は管理部門での求人あり

dodaで検索すると、事務系職種では社内情報システム部での求人が見つかりました。

今回の求人では、社内のあらゆるシステム構築に携わるポジションの募集ですが、製造業向けシステム開発経験は必須ではなく、新たな視点で企画を提案出来る人材が求められています。語学力も必須要件ではありませんが必要とされており、今後グローバル展開を加速させる同社で海外事業に携わる機会も考えられます。

想定年収は入社5年目で450万円となっていますが、交渉次第ではより高年収で転職出来ることもあるので、ぜひ年収アップ交渉をおすすめします。

4-2.技術職では、おすすめ大手転職サイトでの求人なし

技術系職種については、現時点ではライオン採用HP、おすすめ大手転職サイトのどちらでも中途採用の求人は見つかりませんでした。今回は参考情報として新卒採用時の要項等を紹介します。

技術系職種では、他のメーカー企業と同様、研究開発職・生産技術職の2職種で募集を行っています。研究開発拠点は国内では東京、神奈川の2拠点にあり、工場は千葉、神奈川、大阪、兵庫の4工場になります。

海外進出を進める中で、特に生産技術職では海外生産拠点への技術支援の機会も多く、海外赴任、出張等の機会にも恵まれています。

技術系職種でライオンへの転職を希望している場合には、あらかじめ希望職種でエントリーすることが出来るので、活用することをおすすめします。

5. ライオンに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、ライオンの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

ライオンに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

 コメント
給与・福利厚生(待遇)
  •  ほぼ年功序列で昇給するため安定性がある
  • 他メーカーと比較し多くはないが、労働量も多くないため不満なし
  • 住宅手当は転勤を伴う場合のみ支給
  • 中途は新卒より昇進が遅く、給与面では不利
仕事のやりがい・成長
  •  直接消費者が手に取る現場を見る機会がやりがいに繋がる
  • 協力的で穏やかな人が多いため丁寧に仕事を教えてもらえるが、上昇志向に欠ける
  • 研修等は年次別、専門的な研修の両方があるが、特に際立った内容ではない
人間関係・社員の雰囲気
  •  真面目で優しい人が多く働きやすい会社だが、保守的すぎる面もあり
  • 企業風土、制度面ともに年功序列の色合いが濃いが、体育会系の雰囲気はない
  • 社員に優しいので長くのんびりと働きたい人にはおすすめの会社
その他
  •  女性の働く環境には非常に配慮があり、長く働きやすい環境といえる

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与への満足度は、平均的な評価ですが、業界内ではやや低めの評価です。

給与水準は同規模の同業他社と比較して多くはないようですが、残業時間も短くバランスを考えると不満は少ないという意見が多数ありました。基本的に年功序列で昇給するよう制度も出来ており、長く働くための安定性には長けているといえます。中途採用の場合は新卒と比較すると昇進のスピードが遅く、給与面では不利であるという意見も見られました。

福利厚生についてはまずまずの高評価で、住宅手当は転勤を伴う場合のみの支給ですが、その他日系メーカーとして一般的な保養所の利用、社員食堂当整備されており、不満はあまり見られませんでした。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長については平均的ですが、トイレタリーメーカとしてはやや低めの評価です。

やりがいについては、やはり日用品を扱うメーカーだけに、直接消費者の手に渡る現場を見られるという点ではどの職種においてもやりがいに繋がっているようです。

成長環境については、基本的に協力的で穏やかな人が多いため丁寧に仕事を教えてもらうことは出来ますが、年功序列ということもあり、上昇志向の強い人には物足りない環境だという意見が複数見られました。研修制度も年次別、また専門分野別に一通り用意されているようですが、際立って自身のスキルアップに直結するものは少ないようです。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気についても平均的な評価ですが、日系トイレタリーメーカーとしては高めの評価です。

優しく真面目な人が多く、長くのんびりと働きたい人には非常におすすめの会社だという意見が多くありました。ただし、その反面企業風土は保守的で、イノベーションを起こそうという気概に欠けるため、上昇志向の強い人には物足りないだろうという声もありました。

歴史ある日系企業らしく年功序列の風土、仕組みが徹底されているようですが、決して厳しい体育会系の企業というわけでなく、社員同士は和気あいあいとしているという口コミが多く見られました。

※ライオンを志望する人におすすめな他の企業は?

ライオンが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 花王株式会社
  • ユニ・チャーム株式会社
  • ユニリーバ・ジャパン株式会社
  • 資生堂株式会社

 

6. ライオンへの転職を成功に導くたった1つのコツ

ライオンに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

ライオンへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、ライオンの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. ライオン転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

ライオンへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

ライオン志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • ライオンに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • ライオン以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

ライオンへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

スクリーンショット 2016-07-31 23.55.58

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

スクリーンショット 2015-10-11 20.58.42

JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

ライオンでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

ライオンへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知るライオン転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

ライオン転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。