協和キリン(旧 協和発酵キリン)に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

転職 協和キリン

「中途採用で、協和キリンに転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、協和キリン(旧 協和発酵キリン/2019年12月に商号変更)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、協和キリンへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|協和キリンの特徴と転職のポイント
  2. 協和キリンの企業情報
  3. 協和キリンの採用情報
  4. 協和キリンの求人情報
  5. 協和キリンに関する口コミまとめ
  6. 協和キリンへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. 協和キリン転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたが協和キリンへ転職すべきか判断できるとともに、協和キリンへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|協和キリンの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「協和キリンに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

協和キリンのレーダーチャート

協和キリンの特徴

  • 中堅の医療用医薬品メーカー(キリングループの一員)
  • もともと年功序列の風土/近年はグローバル化を積極的に加速中
  • 若手も実力次第で責任ある仕事も任せる文化
  • 平均年収は856万円/大手競合と比べるとやや低め・福利厚生が手厚い
  • 全体としてワークライフバランスは調整しやすいと好評(残業は月平均20時間)
  • 男女関係なく活躍できる環境で、産休育休などをとりやすい

協和キリンへの転職のポイント

  • 中途採用は随時、積極的に行なっている
  • 採用HP・おすすめ大手転職サイトの公開求人ともに、様々な職種で募集あり
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. 協和キリンの企業情報

 概要
本社所在地東京都千代田区大手町1-9-2(大手町フィナンシャルシティ グランキューブ)
代表者代表取締役社長 宮本昌志
設立1947年(2008年に協和発酵とキリンファーマが合併して誕生)
資本金267億円
売上連結3,465億円(2018年12月期)
従業員連結7,242名、単体3,918名(2018年12月)
事業内容医療用医薬品の製造・販売を行う事業持株会社

2-1. 事業内容

協和キリンは中堅の医療用医薬品メーカーです。「腎、がん、免疫・アレルギー、中枢神経」を重点領域とし、特にバイオテクノロジーや抗体医薬(※)を強みとしています。(※病気の原因となっている物質に対する抗体をつくり、体内に入れ、病気の予防や治療を行う薬)

協和キリンの本社

また、赤血球を増やす貧血治療薬、花粉症などに効果がある抗アレルギー薬や抗がん剤をはじめ、50種類を超える医薬品を取り扱っています。

2-2. トップメッセージと事業計画

協和キリンのトップメッセージ

協和キリン企業HPより

協和キリンは、医療用医薬品における新薬事業やバイオシミラー事業(バイオ医薬品の先発品と同じ効果効能・安全性が国によって保証された薬)において高品質な製品やサービスを提供していることなどをメッセージしています。

もともと2008年に協和発酵バイオとキリンファーマが合併して誕生した内資企業で、同社の大切にしている価値観は以下の通りです。

協和キリンの大切にしている価値観

また、足元の中期経営計画では、「グローバル競争力の向上」「イノベーションへの挑戦」「卓越した業務プロセスの追求」などを重点項目として推進中です。

2-3. グローバル展開

協和キリンの海外拠点

協和キリン企業HPより

協和キリンは、欧米・アジア各国に研究開発拠点7ヶ所を有しており、本社や創薬研究などの国内拠点(東京リサーチパークと富士リサーチパーク)とも密接に連携しながら事業を推進しています。

その他にも足元の海外売上比率は4割弱まで伸びていますが、さらに2020年度には同50%に引き上げる計画です。

海外事業にも注力しているため、海外志向の人も前向きに検討することをおすすめします。

協和キリン企業HP:https://www.kyowa-kirin.co.jp

見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 協和キリンの採用情報

中堅の医療用医薬品メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、協和キリンの採用情報についてお伝えします。

協和キリンの採用トップ

3-1. 協和キリンの採用職種

現在、同社の採用HPでは、下記職種で中途の募集があります。

部署募集中の職種
研究開発本部
  • 医薬品開発の統計解析業務
  • 製薬メーカーにおける臨床開発業務
生産本部
  • バイオ医薬品(原薬・製剤)の生産管理業務 および 品質管理
  • 医薬品製造に関する製品等の分析業務、品質保証業務
  • 技術スタッフ(製造、品質)
  • 低分子医薬品に関する製剤研究 および 分析研究
  • 低分子医薬品及び医薬用原薬の品質管理業務など
信頼性保証本部
  • ファーマコビジランス Quality Managementと監査対応
ICTソリューション部
  • システム企画業務(インフラソリューション)
  • システム企画業務(アプリケーションシステムのグローバル展開推進)

その他の職種でも今後募集される可能性は十分にあるため、採用HPはもちろん、大手転職エージェント等からも随時情報収集しておくことをおすすめします。

ちなみに、採用HPによれば主な職種は以下の通りです。

技術研究職(創薬研究・データサイエンティスト、生産プロセス研究)
開発職(臨床開発・データサイエンティスト、ファーマコビジランス)
IT職(システム開発など)
事務MR職業 営業、コーポレートスタッフ職、事務職

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 600~750万円

社員の平均年収 : 856万円(平均年齢42.8歳)

会社四季報より

協和キリンの平均年収は856万円で、世間一般から見れば十分高給ですが、例えば大手競合と比べるとやや低めです。

社名平均年収平均年齢
第一三共1,103万円42.5歳
エーザイ1,044万円44.7歳
大日本住友製薬862万円42.0歳
協和キリン856万円42.8歳

給与は年功序列で、昇給のチャンスは年1回、賞与は年2回支給される他、残業代もしっかり支給されるようです。

ちなみに、住宅手当を中心に福利厚生は競合と比べても手厚いと好評です。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:20時間

協和キリンの平均残業時間は【月20時間程度】で、競合の大日本住友製薬などと比べても同程度です。

全体としてワークライフバランスは調整しやすいと好評です。例えば、有給は業務の忙しさに関わらず取得しやすい他、年末年始やGWには有給と組合わせて10連休もとれるようです。

ただし職種・部署などによっては慢性的に仕事量の多いこともあるため、事前に大手転職エージェントにもしっかり確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

協和キリンの中途採用の募集

採用HPでは新卒・中途向けに上記の通りメッセージしている他、”新しい価値”について具体的に次の通り説明しています。

  • 「私たちが創造すべき『新しい価値』とは、新しい薬を提供することによって患者さんやその家族、医療関係者の方々の健康と豊かさに貢献するということにほかなりません」
  • 「言い換えると患者さんやそのご家族の『笑顔』が我々協和キリンの創るべき『価値』です」

また、求める人物像は職種別に採用ページでそれぞれ説明されています。

中途採用でも上のポイントを踏まえて、“新しい価値”を生み出せる高い専門性を有していること同社の求める人物像にマッチしていることなどをしっかりアピールするのも良さそうです。

※協和キリンの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. 協和キリンの求人情報

協和キリンへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

おすすめ大手転職サイト『doda』の公開求人では、「研究開発本部、生産本部、信頼性保証本部、ICTソリューション部」で様々な職種で求人がありましたのでこの後すぐ紹介します。

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。

さらに、協和キリンの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

4-1. 研究開発本部では「統計解析業務」で中途の求人あり

協和キリンの中途採用の募集

dodaでは、「医薬品開発の統計解析業務」で中途の募集があり、具体的には臨床試験計画の立案・解析・報告に加えて、各種申請書類の作成や審査対応などを担当します。

必須要件は「①統計解析業務の実務経験、②解析計画書の立案、③SASプログラミングの経験、④英語力ビジネスレベル」をすべて満たすことです。

条件が厳しい分、年収は650~1,000万円程度と高給も十分目指せるため、経験などに自信のある人はぜひチェックしてみましょう。

4-2. 生産本部は「生産管理、品質保証」など様々な職種で求人あり

協和キリンの中途採用の募集

協和キリンの中途採用の募集

協和キリンの中途採用の募集

dodaでは、上記はほんの一部ですが、生産本部では「品質技術スタッフ、生産管理、製造業務、品質管理」など様々な求人があります。

生産にかかわる様々な職種で求人がある他、勤務地も東京(本社)、山口県(宇部工場)、群馬県(高崎工場)、静岡(研究センター)で募集があるため、Uターン、Iターンを検討中の人にもおすすめします

基本的に必須要件は「応募職種の経験」で、英語を使う機会も多いため英語力中級以上もあると特に歓迎されます。(年収の目安は500万円以上で、年収1,000万円近くを目指せる職種もあります)

4-3. 信頼性保証本部は「医薬品安全監視」の職種で求人あり

協和キリンの中途採用の募集

dodaでは、医薬品安全性監視(ファーマコビジランス)に関する中途の募集があります。

具体的には、品質管理業務や監査対応に加えて、国内外の規制関連情報の管理や対応措置などを担当します。グローバル企業であることも実感しやすいやりがいある仕事です。

年収は500~1,100万円で、経験などに自信のある人は年収1,000万円前後を十分狙えます必須要件は「①製薬会社における同職種の経験2年以上、②規制関連情報(GVP省令等)に関する知識、③英語力ビジネスレベル(TOEIC860点以上)」です。

4-4. ICTソリューション部は「社内システムエンジニア」で中途の求人あり

協和キリンの中途採用の募集

dodaでは、ICTソリューション部ではシステム企画業務・アプリケーションシステムのグローバル展開推進を担当する「社内システムエンジニア職」で中途の募集があります。

具体的な担当業務は、研究開発・生産・物流・信頼性保証・営業で利用されるアプリケーションシステムの企画・提案、システム導入、保守改善などです

必須要件は「情報システム部門での業務経験3年以上」「システム開発の上流工程の経験」などで、年収は500~1,100万円と高給も十分目指せます。

5. 協和キリンに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、協和キリンの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

協和キリンに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

協和キリンのレーダーチャート

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 世間一般と比べると高給だが、外資系・国内大手と比べると低め
  • 福利厚生は、競合と比べても手厚いと好評
仕事のやりがい・成長
  • 若手もやる気と実力次第では、責任ある仕事も任せてもらえる風土
  • 頑張って結果を出しても、同年代では昇格・賞与はほとんど横並び
人間関係・社員の雰囲気
  • 社員については真面目な人、真面目な人も多数
  • 2019年に希望退職を募るなど、社内の雰囲気は大きく変わりつつある
その他
  • 近年は女性の登用も積極的に推進中
  • 女性も結婚/出産してからも働き続けやすいと好評

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与は年功序列で、「年収は大手競合と比べると低め」「借り上げ社宅制度・家族手当なども考慮すると、国内大手にも大きく見劣りしない」という声が目立ちます。

例えば年収は20代後半で約600万円、30代半ばで約800万円、40代(マネージャークラス)で約1,100万円が目安です。賞与は競合と比べて低めという声や、営業職の場合は個人成績によっても左右されます。

また、福利厚生は競合と比べても手厚いと好評で、借り上げ社宅・独身寮に加えて、家族手当、財形貯蓄、社員持株会、キリングループ福祉会(見舞金給付、医療助成金など)、大手福利厚生会社のプラン(宿泊費・レジャー費の補助等)などもあります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

ジョブローテーションもある他、若手もやる気や実力によっては責任ある仕事も挑戦させてもらえるようで、やりがいや自己成長を実感している人も目立ちます。

中途採用者が活躍しているという声は競合と比べても多めですが、会社が様々なキャリア開発の機会を提供してくれるわけではないため、自身の手でキャリアを築いていくことが求められます。

ただし、あくまで国内企業なので「昇格は年功序列」という声も目立つため、優秀な人ほどモチベーションを維持しづらいようです。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

上司を立てることがもとめられるような年功序列の風土や終身雇用など、典型的な日本企業という声が目立つ他、社員については穏やかな人、安定志向の人も多いようです。

近年は競争が激化する中で勝ち残るため、そしてグローバル製薬企業への変革を加速するために2019年に1600名の希望退職を募集するなど、社内の雰囲気が大きく変わりつつあるようです(全社員の約4割という大規模なものだったので、将来に対する不安を感じている人も急増したようです)

ちなみに、産休育休・時短勤務に加えてリモートワークも導入されるなど、女性も働き続けやすいと好評です。なお、未婚・子供のいない女性から逆差別という声も一部あるほどのようです)

※協和キリンを志望する人におすすめな他の企業は?

協和キリンが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 中外製薬株式会社
  • 大日本住友製薬株式会社
  • 第一三共株式会社
  • エーザイ株式会社
  • MSD株式会社

6. 協和キリンへの転職を成功に導くたった1つのコツ

協和キリンに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

協和キリンへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、協和キリンの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 協和キリン転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

協和キリンへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

協和キリン志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • 協和キリンに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • 協和キリン以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

協和キリンへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

dodaエージェント

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

JACリクルートメント

JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

協和キリンでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

協和キリンへの転職は待遇・自己成長・やりがいの面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。

ポイントは協和キリンの社風や求める人物像を理解する協和キリン転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

協和キリン転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。