クラレに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

転職 クラレ

「中途採用で、クラレに転職しようかな」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、クラレへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、クラレへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|クラレの特徴と転職のポイント
  2. クラレの企業情報
  3. クラレの採用情報
  4. クラレの求人情報
  5. クラレに関する口コミまとめ
  6. クラレへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. クラレ転職で必ず登録すべき転職サイト4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがクラレへ転職すべきか判断できるとともに、クラレへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|クラレの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「クラレに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

クラレの特徴

  • 国内大手繊維メーカーで、レーヨンの国産化を目的に設立された企業
  • 世界トップシェア製品も多く、海外売上高は6割を超える
  • 平均給与は600万円台と平均的な給与。若手のうちは低く抑えられている
  • 平均残業時間は20~30時間と少ない。ただし部署によって大きく差がある
  • 少数精鋭でやりがいはあるものの、企業風土は官僚的で不満のある社員も多々あり

クラレへの転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. クラレの企業情報

 社名 株式会社クラレ
 本社所在地東京本社:東京都千代田区大手町1-1-3  大手町センタービル
 代表者代表取締役社長 伊藤正明
 設立1926年6月24日
 資本金889億円(2013年3月末現在)
 売上連結4,852億円(2016年度3月末現在)
 従業員連結7,332名(2013年3月末現在)
 事業内容化学、繊維製品等の製造・販売

2-1. 事業内容

1926年に設立されたクラレは、国内大手の繊維メーカーで、創業の地は岡山県にあります。

レーヨンの国産化を目的として設立された企業で、現在はランドセルで有名な人口皮革「クラリーノ」や同社の登録商標である「マジックテープ」など、代表的製品が多くあります。

2-2. トップメッセージと事業計画

引用:クラレ企業HP

クラレでは、2015年に中期経営計画「GO-STEP」を策定し、「世界に存在感を示す高収益スペシャリティ化学企業」を目指し戦略を実行しています。

「コア事業の深耕」「技術革新」「次世代成長モデル」「経営資源最適配置」「環境への貢献」の5つの主要な経営戦略を進めることで、国内外の事業拡大を図る方針です。

2-3. グローバル展開

引用:クラレ企業採用HP

クラレは、海外売上高が6割を超えるグローバル企業で、世界各国に統括会社、生産拠点、販売拠点を設立しています。世界トップシェアを誇る製品も多く、今後は欧州でのコア事業拡大と、中国での加工拠点構築を進めていく方針です。

また、グローバル展開拡大にともなってグローバル人材育成にも力をいれており、「グローバル人材育成プログラム」も用意されています。若手社員については、海外関係会社でのトレーニー派遣制度等があります。

クラレ企業HP:https://www.kuraray.co.jp/

 見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. クラレの採用情報

業界大手の繊維メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、クラレの採用情報についてお伝えします。

3-1. クラレの採用職種

クラレでは、現時点では各事業所採用の技術系職種のみ中途採用を募集しており、事務系職種については、採用HPでは新卒総合職採用のみの募集となっています。

創業の地岡山県内事業所での採用が多く、その他新潟県、茨城県、愛媛県での採用もありますが、詳細は企業HPから確認することが出来ます。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 400万~700万円

社員の平均年収 : 681万円(平均年齢41.2歳)

会社四季報より

クラレの給与は、競合の東レ、旭化成等と比較すると平均的な給与といえます。

工場現場職等の一般職と総合職で給与水準が大きく異なり、満足度にも大きな差が出ているようです。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:20〜30時間

クラレの平均残業時間は【20〜30時間程度】です。同業界の東レ、旭化成等と比較するとやや少ない残業時間でしょう。

ただし部署によって大きく残業時間等は異なるので、転職を検討する際には事前にコンサルタント等へ確認しておくことをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

新卒採用と共通のメッセージになりますが、クラレでは、「失敗を恐れることなく挑戦する気概を持ち、これからの社会に貢献できる事業を創出できる人材を採用したい」とメッセージしています。

同社は企業規模の割に少数精鋭で事業展開しており、若手への権限移譲に積極的な社風です。例えば開発職では、独自素材の開発からプラントの立ち上げ、事業拡大まで一貫して携わるなど、リーダーシップを持って仕事を進められる人材が適しています。

中途採用においては、自らの専門性をアピールすることはもちろんですが、同社の事業拡大へどう貢献していきたいのかという点を明確にしておくことが重要となります。

※クラレの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. クラレの求人情報

クラレへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、クラレの求人情報をご紹介します。大手転職エージェントの『doda』を使って調べると以下のような特徴があることが分かりました。

4-1. 技術系系職種ではプラント設計職での求人あり

dodaで検索すると、同社技術研究センターでのプラント設計職の求人が見つかりました。

化学製品を製造する際の生産技術手法、製造工程の開発がメイン業務となり、研究センターメンバーも100名弱と、少数精鋭で量産化の鍵となる技術を開発するやりがいのあるポジションです。同社の技術センターは多くが岡山県にあり、その他愛媛、新潟、茨城県等に勤務の可能性もあります。

想定年収は400万~700万円と同社平均年収を考えるとまずまずの年収ですが、交渉次第で年収アップも十分に可能なので、ぜひ交渉することをおすすめします。

4-2.事務系職種は中途採用求人情報なし

事務系職種では、現状クラレ企業採用HPとおすすめ大手転職エージェント公開求人のどちらにおいても中途採用の求人が見つかりませんでした。参考情報として新卒採用時の募集職種等を紹介します。

クラレ採用HPで確認すると、事務系職種の新卒採用では「営業」「スタッフ」と、一般的にメーカーで募集されている職種での採用があります。

ただし、採用人数を見てみると、例えば2016年度では技術系が48名採用されているのに対し、事務系は18名と3分の1の人数です。企業規模から考えても事務系職種の人数は多いとは言えないので、中途採用についてもかなりの激戦であることが予想されます。

本気で事務系でクラレへの転職を希望する場合には、転職エージェント等を利用して情報収集をしっかりと行い、有利に転職活動を進める必要があるでしょう。

5. クラレに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、クラレの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

クラレに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

 コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 給与水準は悪くないが、若手の昇給が非常に遅い
  • 残業代は部署によって申請しずらい場合も多々ある
  • 福利厚生は一通り充実しており、住宅手当等も手厚い
仕事のやりがい・成長
  • 若手社員の裁量が大きい点がやりがいにつながる
  • 資格取得等にも積極的で、スキルアップの機会は多い
  • どの部署も人手不足なので、実務での成長にはつながる
人間関係・社員の雰囲気
  • 保守的で官僚的な風土、トップダウンが強い
  • 真面目な社員が多く、古風な考え方の人が多数
  • モノづくり第一で、社員よりも製品、株主第一優先
その他
  •  女性登用の制度整備は進んでいるが、意識はまだ古い

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与への満足度は、可もなく不可もなくという評価ですが、化学メーカーとしては低めの評価です。

ネガティブ意見として多かったのは、管理職手前までの若手の昇給が横並びではあるものの、非常に上がり幅が少なく業務量に見合わないというものでした。一部海外赴任等を除くと満足度が低い要因となっているようです。また、残業代についてもPCでの出退勤管理等されているにも関わらず時間通りに申請出来ない部署もあるようで、不満に繋がっています。

福利厚生については大企業らしく一通りそろっており、住宅手当等も手厚く支給されるようです。ただし、地方では借上げ制度でなく社宅制度の場合があり、老朽化が気になるという意見はありました。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長については企業全体、業界内どちらと比較してもまずまずの高評価です。

少数精鋭を企業として掲げていることもあり、1人あたりの裁量が大きく、特に若手でも大きなプロジェクト等に携わる機会も多いため、やりがい・成長につながっているという意見が多くありました。入社直後からひとつの職種においても幅広い業務を担当することになるため、バリバリ働きたい若い人材には適した環境のようです。

研修制度等についても、資格取得の補助制度や企業内の育成制度等が充実しており、企業としてもスキルアップに積極的なため満足度が高くなっています。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気についてはあまり評価は良くありませんが、化学メーカーとしては平均的な評価です。

歴史ある大企業らしく、保守的で官僚的な風土、またトップダウンの指示は絶対という意見が多くありました。仕事の裁量は与えられるものの、何かボトムアップで意見することは難しい雰囲気のようです。

社員は真面目で愛社精神の強い人が多く、企業側も社員も終身雇用を前提として働いているという意見も多数見られました。モノづくりに誇りを持っている企業なので、社員の利益や働きやすさよりも製品、株主を第一とする考えもあり、働き方改革はまだまだ進んでいない状況だと言えます。

※クラレを志望する人におすすめな他の企業は?

クラレが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 東レ株式会社
  • 旭化成株式会社
  • 三菱ケミカル株式会社
  • 株式会社カネカ

 

6. クラレへの転職を成功に導くたった1つのコツ

クラレに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

クラレへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、クラレの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. クラレ転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

クラレへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

クラレ志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • クラレに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • クラレ以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント外資・技術系は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

クラレへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

dodaエージェント

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

JACリクルートメント

JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

クラレでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

クラレへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知るクラレ転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

クラレ転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。