ドトールコーヒーに転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

「中途採用で、ドトールに転職しようかな…?」と考えていませんか?

いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。

加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、ドトールコーヒー(ドトール)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、ドトールへの転職についてご紹介します。

  1. まとめ|ドトールの特徴と転職のポイント
  2. ドトールの企業情報
  3. ドトールの採用情報
  4. ドトールの求人情報
  5. ドトールに関する口コミまとめ
  6. ドトールへの転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. ドトール転職で必ず登録すべき転職サイト3選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

すべて読んでいただければ、あなたがドトールへ転職すべきか判断できるとともに、ドトールへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。

1. まとめ|ドトールの特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「ドトールに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

ドトールの特徴

  • 大手コーヒーチェーンの1つで、ドトールコーヒーやエクセルシオールなどを運営
  • コーヒー豆の栽培・輸入から焙煎・販売まで自社一貫体制で、高品質なコーヒーを手頃な値段で提供している
  • 若手のうちから一定の裁量を与えられる風土があり、店長から本部への異動も挑戦しやすい制度あり
  • 平均年収は433万円と同業の中では高めで、満足している人も多い印象
  • 平均残業時間は30〜40時間で同業の中では標準的だが、店舗ではサービス残業も一部あるという声も
  • 産休育休をとる人も時々いるが、店舗の場合はシフト制なので育児との両立は難しいという声が多い

ドトールへの転職のポイント

  • 中途採用は随時行なっている
  • 「店舗」「本部」ともに専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 非公開求人も紹介してもらえるように、後ほどご紹介する転職エージェントに登録するのがおすすめ

2. ドトールの企業情報

 概要
 本社所在地東京都渋谷区神南1-10-1
 代表者代表取締役社長 星野正則
 設立1976年1月24日(1962年コーヒー豆の卸売業として創業)
 資本金111億4100万円
 売上連結 822億9600万円(2018年2月期)
 従業員連結 1053名(2018年2月)
 事業内容コーヒーの焙煎加工・販売、飲食店経営、FC加盟店指導など

2-1. 事業内容

ドトールは1976年に設立された大手コーヒーチェーンの1つで、「ドトールショップ」や「エクセルシオールカフェ」などを運営しています。

手頃な価格と店舗数の多さからの最も身近なコーヒーチェーンの1つと言えます。一方で、実はドトールは生産・調達・焙煎・販売など自社で一貫して手掛けており、コーヒーの品質にこだわり抜いています

もともとドトールはコーヒー豆の卸売事業から始まった会社で、「カフェ事業」と「卸売事業」を行なっています

卸売事業については外食チェーンやホテルを中心にコーヒー豆などを販売している他、大手の食品メーカー・製菓メーカーとも提携しながらコンビニ向け商品の開発も手掛けています。

さらに、様々な新しい業態のカフェも展開しているなど、多様な収益基盤が強みです。

参考:ドトールのビジネスフロー

以下の通り、ドトールはコーヒー豆の栽培〜販売まで一貫体制で行なっており、直営店や加盟店の他にも、外食チェーンやコンビニなどにも商材を卸しています。

ドトール企業HPより(筆者で一部修正)

2-2. トップメッセージと事業計画

ドトール企業HPより

ドトールのトップメッセージでは、『ドトールコーヒーは「こだわりと革新」の飲食業であり、立地創造業であり、幸福創造業である』と掲げています。

「立地創造業」とは”安らぎと活力”を与える場を生み出すことで、何もなかった場所でさえ人が集い憩う場への変えていくようなビジネスのことと説明されています。

また、「幸福創造業」とはコーヒーを核とする商材を活用し、”安らぎと活力”を与えることで人を幸せにするビジネスであることを指しています。

さらに、新しい取り組みとして以下の通り、コーヒーを愉しみ方を追求した新業態も展開しています。

2-3. グローバル展開

foodie weiより

ドトールは、2012年にシンガポールに初の海外直営店をオープンし、現在ではシンガポール・台湾・マレーシアで計6店舗を展開しています。

また、ドトールは世界約20ヶ国からコーヒー豆を自社で輸入するとともに、ハワイの自社農園でも栽培するほどコーヒー豆にこだわり抜いています

今後、海外事業に一層注力する方針であり、部署によっては海外出張・派遣の機会は多いため、海外志向の人にもおすすめします

ドトール企業HP:https://www.doutor.co.jp

見るべきポイント
事業概要自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。
採用情報「求める人物像」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. ドトールの採用情報

業界大手の大手コーヒーチェーンなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

3章では、ドトールの採用情報についてお伝えします。

3-1. ドトールの採用職種

現在、ドトールの採用HPページでは以下2つの職種で中途の募集があります。

  • 店長候補
  • コーヒー工場の総合職

上記の他にも、今後中途の募集がでる可能性は十分あるります

もし転職を検討している場合は採用HPや大手転職エージェント等から随時情報収集しておくことをおすすめします。

ちなみに、入社後は本人の希望や能力次第では、「社内公募制度」と「選抜での人員配置」による他部署への異動も可能とされています。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 330〜430万円

社員の平均年収 : 618万円(平均年齢40.0歳/※ドトール・日レスホールディングスとしての参考値)

会社四季報より

ドトールの平均年収は618万円で、同業のスターバックスやタリーズよりも高いと言えます。

残業代は支給されますが、仕事量も多く部署や店舗によっては残業をつけづらい空気もあり、サービス残業もあるという声もありました。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:30〜40時間

ドトールの平均残業時間は【30~40時間程度】です。同業のタリーズなどとほぼ同程度と言えます。

ただし、店舗や本部かによっても、職種などによっても勤務時間も大きく異なります。もし転職を検討する際には大手転職エージェントにしっかり確認することをおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

ドトールの企業HPでは、新卒・中途に向けた採用メッセージとして、「“こだわりと革新”という言葉はドトールの採用テーマであるばかりではなく、社員一人ひとりにおいても、常日頃から大切にしている姿勢です」と発信しています。

また、「ドトールは『商品の魅力、店舗の魅力、人の魅力』という3つの魅力を徹底的に高めることで、いつの時代も成長し続けることができると考えている」という基本的な考え方についても、企業HP上に書かれています。

そのため、選考においては、ドトールの志望動機はもちろん、「商品、店舗、人材」の観点からどのような貢献ができるか前職までの経験を交えながらしっかりアピールすることが重要と言えます。

※ドトールの採用情報をもっと知りたい人は…

下記サイトを参考にして下さい。

4. ドトールの求人情報

ドトールへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、ドトールの求人情報をご紹介します。大手転職エージェント『doda』で検索すると中途の求人は1件のみでしたので、採用HPの求人と合わせてこの後すぐ紹介します。

世の中に公開されていない求人を得るために

実は企業採用HPや転職サイトには載っていない「非公開求人」がある可能性があるため、後ほどご紹介する大手転職サイトに登録することをおすすめします

もし登録しておけば、非公開求人の紹介はもちろん、今後募集があればすぐに連絡をもらえるため便利です。

さらに、ドトールの他にも、同じくらい優良企業の中から条件にあった求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。

4-1. おすすめ転職サイトでは「ドトールやエクセルシオールの店長候補」の求人あり

doda』で検索すると、各地のドトールやエクセルシオールにおける「店長候補」の中途の募集がありました。

主な業務は店長候補として、店舗管理・運営・企画など店舗マネジメント全般を担当します。

応募条件は32歳までですが、前職までの経験は問われないため未経験でもやる気があればチャレンジすることができます。

4-2. 採用HPでは「新業態の店長候補」の中途の求人あり

中途採用ページでは、「新業態の各ブランド」の店長候補の募集がありました。

主な業務は「売上管理、在庫管理、スタッフ教育などの店舗運営全般」です。店長アシスタントから徐々にキャリアを積み、将来的には本部の仕事にも挑戦できます。(商品開発、店舗開発、管理部門など)

また、転勤ありの『総合職』と、地域限定で転勤なしの『一般職』から選ぶことができます。

年収は総合職(大卒)は月約21万円〜、一般職(大卒)は月約19万円〜です。ただし、上記の給与はみなし残業代12〜14時間分を含むため留意しましょう

4-3. 採用HPでは「コーヒー工場の総合職」の中途の求人あり

中途採用ページでは、「コーヒー工場の総合職」の募集もありました。

主な業務は「包装ラインの生産管理や商品の品質管理など」で、入社後研修や先輩によるサポートもあるため、ものづくりが未経験の人でも応募が可能です。

待遇は月給約23万円〜で経験や年齢を考慮して決定されます。

※勤務地:関東工場(千葉県船橋市高瀬町)、関西工場(兵庫県加東市南山)

5. ドトールに関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、ドトールの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

ドトールに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • 給与は同業の中では高め
  • ほぼ満足している人は多いが、不満の声も一部あり
  • 福利厚生は満足している人が多い
仕事のやりがい・成長
  • 仕事のやりがいや成長を実感している人が多い
  • 若手のうちから一定の裁量を与えられる風土がやりがちに繋がっている
  • 研修制度は充実していおり、ハワイ研修や通信教育補助もある
人間関係・社員の雰囲気
  • 人間関係は良好で、協力し合う風土がある
  • 社長の意見が強く、トップダウンという声も目立つ
  • 店舗はアルバイトの人手不足があると、残業が多くて肉体的にハード
その他
  • 店長を含めて女性社員は多く、本部で活躍している女性もいる
  • 産休育休は比較的取りやすいという声が目立つ
  • ただし、現場の仕事はシフト制でハードなので、育児との両立はかなり大変

5-1.  給与・福利厚生(待遇)

給与は同業のスターバックス、タリーズなどより高めで満足している人は多い印象でしたが、一部には給与への不満の声もありました。

給与の目安は店舗では20代は250〜300万円、30代は400万円で、本部では口コミが限られましたが係長で500〜600万円のようでした。

また、福利厚生は基本的に好評で、産休育休はもちろん、短時間勤務や再雇用制度もあります。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがいについては、満足しているという声が目立ちました

店舗の場合、お客さんに「ありがとう」と言われた時の他に、売上を達成した時やアルバイトの人の成長を実感した時にやりがいを感じるという声が目立ちました。

また、管理部門においても、若手のうちから担当業務では一定の裁量を与えられるため、やりがいや成長に繋がっている印象でした。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

会社の雰囲気については、人間関係は良好で、協力し合う風土があるという声が目立ちました。

また、社長の意見が強くトップダウンという声が目立つ他、業績も安定しているため言われたことをこなすタイプの人もやや多いという声がありました。

また、店舗は店長と社員1人であとはアルバイトなので、人手不足になると早朝から深夜まで働くケースもあるなど、肉体的にも精神的にもハードという声もありました。

※ドトールを志望する人におすすめな他の企業は?

ドトールが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • スターバックス コーヒー ジャパン株式会社
  • タリーズコーヒージャパン株式会社
  • UCC上島珈琲株式会社
  • カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
  • 株式会社良品計画
  • 株式会社ユニクロ

6. ドトールへの転職を成功に導くたった1つのコツ

ドトールに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

ドトールへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。

  • 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
  • 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

大手の転職エージェントであれば、ドトールの非公開求人を保有している可能性があります。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。

公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. ドトール転職で必ず登録すべき転職エージェント3選

ドトールへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

ドトール志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • ドトールに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • ドトール以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
  • 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)

 登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めて転職は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

※注意事項

求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。

そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント-トップ画面

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

ドトールへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

スクリーンショット 2016-07-31 23.55.58

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります
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例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

ドトールでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

ドトールへの転職はやりがい・成長の面でメリットが大きいですが、多様なビジネスを行なっているため職場によって雰囲気や労働環境が大きく異なる点に留意しましょう。

ポイントはドトールの社風や求める人物像を理解するドトール転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

ドトール転職に強く、必ず登録すべき転職サイト3選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。